【更新停止中】ダンジョンにペルソナ全書を持っていくのは間違っているだろうか?   作:トト&ソティス

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 P3はエリザベスとアイギス
 P4は雪子
 P5は双葉ちゃんだね!
 ペルソナは男はヨシツネ、女はアリスですね


第2譚 御母様と訓練場はこちらでございま~す。

 

 エリザベスがロキファミリアに入団した翌朝、起きてみると其処には混沌が蔓延って居た。

 食堂のテーブルの上で倒れ付している者、床に体を投げ出し意識を手放している者、椅子から落ちず絶妙なバランスで寝ている者、そして酒瓶を抱き枕にして寝ている主神。

 言葉にするとしたら、とにかくカオスだった。

 

(此は皆に重くない朝食でも作ってやるか)

 

 そうと決まれば早いものだ。もと独り暮らしを嘗めるなよ。てかコックたちも酔いつぶれているってだけなんだが……。

 とりあえず、レモンのリゾットでいいか、作り方は

 

 ①!

  レモンを半分に切りにし、果汁を絞る。残りの半分はスライス。玉ねぎ、にんにくはみじん切りで置いとく。

 ②!

  鍋に水カップ4とブイヨンの素を入れてブイヨンを作る。

 ③!

  お米は作る直前にざっと洗い、水気を切る。洗いすぎないよう注意!

 ④!

  厚手の鍋を熱し、オリーブオイルを入れて、玉ねぎ、にんにくを炒める。

 ⑤!

  ④にお米を入れてさらに炒め、透き通ってきたら白ワインを加え、中火で煮詰める。

 ⑥!

  煮詰まったらブイヨンを4回に分けて足しながら、強火で15〜20分蓋をせずに炊く。火加減は米が踊るくらい強火。米何ぞに容赦はしない!

 ⑦!

  弱火にして味見をしながら塩、こしょう、バター、レモン汁大さじ2を入れて味付けする。

 ⑧!

  器に盛り、パセリをふってレモンスライスをのせて出来上がり。

 

 因みに四人分で、

  レモン        一つ

  米        1カップ

  玉葱         ¼個

  ニンニク       ½個

  白ワイン      50㏄

  ブイヨンの素     一個

  バター      大さじ1

  塩コショウ      少々

  オリーブオイル  大さじ3

  パセリ      好きな量

 

 だぜ! 皆も作ってみろよな!

 と言うわけでこれを人数分(大人数過ぎて困る)を作ってテーブルの上で死んでるやつをちゃんと椅子に座らし、全員を起こして食べさせるため動く。

 

『バタンッ!!』

「今帰ったぞお前たち」

 

 扉を開けて入ってきたのは美しいエルフだった。

 

「はぁ、何をやっているんだ」

「初めまして。エリザベスと申します」

「新入りか?」

「そうでございます」

「そういうことか私はリヴェリア、副団長なんだがすまない、君の持っている鍋は?」

「これですか?」

 

 リヴェリアが見えるようにテーブルの上に置く。

 

「皆様が飲み倒れていらっしゃいますのでサッパリとしたレモンのリゾットをと思いまして」

「ありがたい。新入りなのにしっかりしている。感謝する」

 

(原作知識だけだったけどこう見るとマーガレットみたいだな)

 

「フィン、こんなになるまで飲んでいたのか?」

「いつものことだよ、朝御飯まで作ってくれたのかい?」

「コックの方まで空へ登っていらっしゃいますので」

「面白い表現だな」

「リヴェリアも最初来たときはこんな感じだったよ」

「そんなことはいい、とりあえず起こして食べさせよう」

「そうだね」

「起きなければお仕置きですね?」

 

 そこからが大変だった特にガレスとティオナだ。なかなか起きなかった。全員起きたのが起こしはじめてから一時間たったあとだった。

 

「すまんかったなリズ。申し訳ないで」

「私は構いません」

「ママもお使いありがとうな」

「野暮用のついでだ気にしていない。あと誰がママだ」

「其にしてもリズ、あんためっちゃ料理上手いな! コックの方で働くか?」

「ロキ、彼女のステイタスを見てそんなこと言っているのかい?」

「そうやったな、このあと訓練場で試してみときや」

「僕が付き添うよ」

「私もするぞ」

「よろしくお願いします、フィン様。マーガレット」

「誰のことだ?」

「申し訳ございません。姉と雰囲気が同じだったので、リヴェリア様」

「お姉~さんも綺麗なんか?」

「リヴェリア様の髪を上でまとめた感じでございます」

 

 そうなんかとロキは呟き執務室へ消えていった。

 

 (*ノ゚Д゚)八(*゚Д゚*)八(゚Д゚*)ノィェーィ!

 

 やっと全員が動き始めたお昼時、エリザベス、フィン、リヴェリアの三人が訓練場にいた。

 

「その本は何かな?」

「こちらの本ですか? ペルソナ全書でございま~す」

「ペルソナ全書? 魔法を使う為にいるのか?」

「そのようなもとお考えください」

「とりあえず魔法を発動してもらおうかな」

 

 とりあえず魔法を発動させようと一歩前に出ると回りにギャラリーがたくさんできていた。

 右手に持っていた本を前にだし詠唱する。

 

【我は汝、汝は我】

 

 詠唱すると、右手の本がかってにめくられあるページが垂直で止まる。

 

「アリス」

 

 呟くとページが消え、エリザベスの後ろに金髪の可愛らしい女の子が出てきた。

 

召喚魔法(サモンバースト)か」

 

 フィンもリヴェリアも驚いている。

 

「その娘はなにか技が出きるのかな? できるのだったら僕にかけてくれ」

 

 フィンが自分の向かい側2メドルの位置に立つ。

 かしこまりましたとだけ告げると、前々から言いたかったあの台詞を言う。

 

「メギドラオンでございま~す!」

 

 言葉に反応して少女がクルリと一回転する。

 フィンの目先5メドル先に薄紫の球体が表れる。

 

「全員! 防御か待避! 急いで!」

 

 フィンの号令を聞き、装備を着けていた者が装備のない者の前に立ちカードする。

 球体は全員がガードするのを待ってたかのように爆発する。

 ガードしていたはずのフィンはたちまち飛ばされ壁に激突する。

 

「リヴェリア様の結界が……割れた」

 

 フィンが叫んだタイミングで結界を張っていたリヴェリアだったがメギドラオンの強さを吸収しきれず、割れた。

 

「マジで!」

「すごい」

「リズ、エグ」

「団長!!」

 

 周囲が呆然としているなか一人だけ動いていた。

 

「団長!! 大丈夫ですか?」

「あ、ああ、大丈夫だよティオネ」

「よかった、わだし、しんばいじでぇ」

「泣きながら喋ると顔がぐちゃぐちゃになっちゃうから顔は拭こうね? 君は笑顔か一番なんだから」

 

 ティオネをあやしつつフラフラと立ち上がる。

 

「まさかこれほどの威力とは、あばら骨が2、3本持っていかれたよ」

「これっぽっちの威力で、でございますよ?」

「それはどういう意味だい?」

「もう少し扱いになればこれの二倍ほどは出せると思います。ですがその前に」

 

 右手と本を前にだしページがめくられていく。

 

「カグヤ」

 

 衣を纏ったような女性が出現する。

 

「何をする気!」

 

 今にも襲いかかってきそうなティオネ。

 

「大丈夫でございますよ? ティオネ様。ただ回復をと、このままではフィン様が痛いだけですので」

「それは回復魔法か?」

「それ以外にありましょうか? リヴェリア様」

「やってくれて構わないよ」

「団長!!」

「では、メシアライザー」

 

 カグヤがフッとフィンに息を吹きかける。

 

「此は凄いな! すべて治っていく」

「フィン痛むところはあるか?」

「どこもないよ、其にしても反則技だね、此は」

「なんやなんや! さっきのすごい音は!」

 

 ズカズカとロキが歩いてくる。

 

「ロキ、リズはスゴいよ」

「まあ、こんだけ美女やしなぁ!」

「容姿の話じゃないんだけどね?」

「もう、よろしいでしょうか?」

「ああ、大丈夫だよありがとう。だるさとかは無いかな?」

「あと5体出したらしんどくなると思われます」

「ありがとう。そうだね、アイズ! リヴェリア! 二人ともリズの冒険者登録に付き添いして」

「わかった」

「了解した」

「リズの魔法についてはここのファミリアだけの秘密とするよ! 他のファミリアに知られたら取られるかもしれないからね」

 

 何時もはふざけている皆がこのタイミングだけは団長の言葉をしっかり受け止めていた。

 

「それじゃロキ、少し話そう」

「おう! エエで」

「それじゃ皆探索にいくのなら気を付けて、解散」

 

 そうしてリズはリヴェリアとアイズに連れられてギルドに向かった。

 それを見送る団長は苦笑を浮かべ、主神は悪巧みを思い付いた子供のような笑顔で。




 アイギスを出そうか悩む今日この頃。
 お読みくださりありがとうございます。
 皆さんの好きなキャラはなんですか?
 僕は前書きの通りです! 
 メギドラオンのところは言わせたかっただけ。
 では次回もよろよろ~
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