【更新停止中】ダンジョンにペルソナ全書を持っていくのは間違っているだろうか?   作:トト&ソティス

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第3譚 冒険者登録と主はこちらでございま~す。

 

 フィンにメギドラオンをぶちかました後、自分はリヴェリア、アイズの二人とギルドに向かっていた。

 

(いきなりメギドラオンはやばかったかな? まぁLv.6だし大丈夫だよな? それに全書最後のページ……)

 

「リズ、先程の魔法を詳しく説明してもらえないか?」

「ペルソナのことでございますか?」

「私も気になる」

「畏まりました。あの魔法はこの本が無ければ扱うことは出来ません」

「必要なものなのだな」

「今のレベルでは同時に5体……いや、6体が限度でしょう。アリスレベルでは4体、この本の最後に載っているものを出すのは今の魔力では出せたとしても攻撃できないでしょう」

「リズは体術も出きるの?」

 

 後ろを歩いていたはずのアイズが横まで来ていた。

 

「多少はいたせますが、常に本を持ち合わせていないと行けませんので、瞬間的にペルソナを出しながらの体術となります」

「後で、模擬戦……する?」

「私は構いませんが、リヴェリア様?」

「私が見るから後でしていい。着いたな」

 

 ヾ(゚д゚ )三( ゚д゚)ノ"?

 

「換金頼むわ」

「嬢ちゃん後で遊ばねーか?」

「リヴェリア様綺麗!」

「おい、剣姫の横のやつ新入りか?」

 

「何時来てもここは騒がしいな」

「は、はいぃ。なんかすみません」

「そういうところだからな。チュール、この子を冒険者登録したい」

「わかりました。お名前は?」

「エリザベスと申します」

「エレベーターガールの格好、良いですね!」

「昔使えていた主からいただいた大切なものでございます」

「その話は一旦終わりにしてもらおう」

「すみません。ではエリザベス様、こちらの用紙の記入事項に従ってお書きください」

 

 黙々と書進めるのを見ながらリヴェリアは先程の話を思い出す。

 

(前の主、今の主がロキだとしたら誰だ? 移籍してきたわけでもなかった。だがあの能力。すでに技のすべてを知っているような話し方……何かあるはず)

「どうしたの? リヴェリア」

「何でもない、考え事だ」

「そう」

「すまんな」

「大丈夫」

「ありがとうございます。リヴェリア様、専属の職員はどうなさいますか?」

「いい、私達が教える」

「了解しました。ではお気をつけて冒険を」

「ありがとうございました」

「Lv.2に成るまではソロでの探索は禁止だ」

「畏まりました」

「では戻ろう」

 

 ヽ(*´^`)ノ

 

「彼女は別の意味で危険じゃないかな?」

「そうやな、だからこそあの娘はうちらにとっての切り札(ジョーカー)になる」

「彼女を監視しつつってことかい?」

「まぁフィンとリヴェリアやな」

「そうなるよね……問題のもう1つは彼女を遠征に連れていくとして、ポジションをどこにするかだよ」

 

『バタンッ!』

「ロキ! 団長!!」

「どうしたんやティオネ」

「アイズとエリザベスが訓練場で」

「なんだって!」

 

 3人は急いで訓練場へ向かう。

 

「何があったんだい?」

「私にもわからないんです団長」

「そういえばリヴェリアはどこ行ったんや」

「訓練場に結界を張っていました」

 

 3人が訓練場につくとギャラリーが二、三重の壁になっていた。

 

「すまない、通らせてもらうよ」

「すまんすまん、ちょっと通らせてな」

「どう……なっているんだい?」

「来たのかよ、見ての通りあのエレベーターガールが押してんだよ」

 

(右のジャブから袈裟斬り、反転して回し蹴りからの突き、速すぎだろ攻撃)

(当たってる? 当たってない? ギリギリで読まれてる。しかも、召喚を一瞬一瞬で出してくる。あの本を閉じさせないと)

(たしかこんなのだったっけな?)

 

 上にジャンプしつつガンダムエクシアのグルグルで距離を詰め、地面を叩く。それを察知したアイズが後ろへ体を引いた瞬間更に突っ込む。

 

(来た!)

 

 待ってました! と言わんばかりにカウンターアタックがリズへ炸裂する。

 

「アイズ様、レベル差が有りすぎでこれまでが限界でございます」

「ありがとう、勉強になったよ。歩ける?」

 

 そんな二人をよそにロキ、フィン、リヴェリアの3人はリズについての再認識を始める。

 

 ( ,,-` 。´-)ヽ(*´^`)ノ(*^3^)/~☆

 

「リヴェリア、真横でリズとアイズの模擬戦見てどう思うた?」

「得たいの知れない何か? としか私には言い表せない」

「フィンはどう思う」

「逸材ではあるが、彼女を見るといつも親指がね」

「疼くんか、はぁ、リズをどう使うかってことやねんなー」

「彼女の能力は何処でも使えるからね」

「フィン、次回の遠征に連れていく気か?」

「僕はそのつもりだよリヴェリア、彼女には一刻も早く強くなってもらわないといけない」

「まあ、二人ともあの子をよく見張っといて、必要に応じて報告してちょーだい。んじゃ夜も更けてきたし解散~」

 

 二人はロキの部屋から自分の部屋へ戻っていく。 

 

「ウチも寝よ寝よー」

 

 月と街灯の灯りだけが仄かに真っ暗な街を包み込むなか、一人の女神も夢の中に沈んでいった。

 

「何処やここ、ウチはどこにおるんや」

 

 辺り一面真っ青な通路のなか、一人ポツンとたっている。

 コツコツとリズムのいい足音が背後から聴こえてくる。

 

「誰や!」

「お待ちしておりました。ロキ様。私の名はテオドアと申します。我主からの命によりお迎えに上がった次第でございます」

 

 後ろを振り向くと体格の良いベルボーイ姿の青年が立っていた。

 その青年はロキを一つの部屋まで案内した。

 

「お入りください。主が待っておられます」

「なんかウチ薄気味悪い寝んけどなー、お兄さんずっと仏頂面やし」

「悩みの種なのですよ、そこが。姉にも言われましたし」

「ありがとな~、おおきに」

 

 後ろで腰を90度に曲げているテオドアを無視し扉をあけて中へ入っていく。

 

「ようこそ、我ベルベッドルームへ。神ロキ」

「あんたがここの主か?」

 

 細い目を開けながら注意深く観察する。

 

「左様。私目の名はイゴール。ここの主であり、エリザベスの主でもある」

 

 イゴールがそういうと横で控えるようにエリザベスが出てくる。

 

「ロキ様、私自身とは初めましてでございますね」

「えっ? いつものリズとは違うんか?」

「左様でございます。今私の中に居る彼は云わば姿と力だけ私なのです」

「……まてまてまて! 中身は男ってか?」

「彼は表と裏がごさまいます。私の力を使いながら過ごす表と、彼自信が知らない彼の二つでございます」

「云わばワイルドカードであり、ジョーカーなのです」

 

 イゴールが付け加える。

 

「決して彼を、裏を表に出さぬようお願いします。そのときは良きことの方が起こるか、悪しき方が起こるか、道すらわからないのです」

 

 タロットカードを混ぜながら更に言葉を話す。

 

「だが、彼が出てきたときワイルドは開き、ワールドヘ繋がる、私たちはそう願っている。そろそろ時間のようだ、今日は帰りなさい。今度は二人とも来るといい、我々は何時でもあなた達を待っております」

 

 そうイゴールに告げられると白い靄がかかり、ロキは目を覚ます。

 

「ワイルドは開き、ワールドヘ。裏のリズが居ってしかも男って」

 

 ロキは呟くと鶏が遠くで鳴いてるのも気にせず、またベッドの中へ入っていった。




 イゴールとテオドアを出させましたww。
 まさかのリズの中身は覚醒がある?
 今さらですが、イゴールの声を担当されているかたがおなくなりになってたから5のと気の声が違うと思ってたら最後のタイミングで戻ってきて「神かよ!!」って二ヶ月前に思ってました。
 3を久しぶりにしていきなりみつるさんを攻略中ですww
 (戦闘描写って書くの難しいですねww)
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