インフィニット・エグゼイド~意志を継ぐ医者~   作:ルオン

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登録してくださった皆様、ありがとうございます‼
今後も、『インフィニット・エグゼイド~意志を継ぐ医者~』を、よろしくお願いいたします‼

今回の話は、永流……というより、あの人が永流たちについて話します‼
そして、クラス代表が決まり、最後にある人物が現れます‼
おまけで、永流たちと別れてからの鎧武の話があります。

それでは本編スタートです‼


Stage15:説明とクラス代表と現れる異世界人

財団Xがはなったガメルとクズヤミーを倒した永流たちは、千冬を先頭に学園長室に向かっていた。

学園長室に向かう途中、誰1人として口を開くことはなく、沈黙を貫いていた。

それから数分後、永流たちは学園長室の前に着き、千冬がドアをノックする。

 

『はい?』

 

「織斑です。宝生永流及び、関係者を連れてきました」

 

『どうぞ、入ってください』

 

「失礼します」

 

学園長に許可をもらい、中に入る永流たち。

中に入ると、学園長室には、裏の学園長である轡木十蔵と表の学園長である妻の轡木江梨子、副担任である真耶と黎斗、ユリシアとセシリア、楯無と簪、虚と本音、亜夢とマドカがいた。

 

「わざわざ来ていただいて、ありがとうございます」

 

「お気になさらず。それより、何故亜夢たちまで?ユリシアとセシリアは当事者だから分かります、楯無と虚、本音も生徒会の人間なので分かります。しかし、亜夢にマドカ、簪は関係ないのでは?」

 

「それなら心配ないよお兄ちゃん‼私とマドカと簪の3人も生徒会のメンバーになったから‼」

 

「いつの間に⁉」

 

「お兄ちゃんが1週間トレーニングしてる間に♪」

 

「そ、そうか」

 

「さて、話をしてもよろしいでしょうか?」

 

「あっ、すみません。どうぞ」

 

学園長に謝る永流。

そして全員の視線が、十蔵に集まった。

 

「先ずはお礼を言わせてください。学園を守ってくださったこと、学園を代表してお礼を言わせてください。ありがとうございました」

 

「気にしないでください。俺たちは当然のことをしたまでです」

 

「そう言っていただけると助かります。それで、聞きたいことがあるのですが」

 

「俺たちが何者か……ですよね?」

 

「はい」

 

その場にいた者たちが、今度は十蔵から永流に視線を向ける。

自分たちについて説明しようと思った永流だったが、先に黎斗が口を開いた。

 

「では、私から我々について説明しましょう」

 

「あなたは確か……幻夢コーポレーションの壇黎斗社長。それでは、説明してください」

 

「分かりました。その前に、皆さんに聞きたいことがある。都市伝説にある【仮面の戦士】についてはご存知ですか?」

 

「【仮面の戦士】…………確か、人知れず異形と戦ってるとか聞いたことがあるな」

 

「私も織斑先生と同じですね」

 

黎斗の質問に、千冬と真耶が答える。

永流たちライダー組以外は、ほとんど黎斗の質問の意図が分からないでいたが、十蔵だけは違った。

 

「……まさか、あなた方が?」

 

「そう‼我々が都市伝説にある仮面の戦士‼【仮面ライダー】だ‼」

 

「仮面ライダー…………」

 

「仮面ライダー…………実在していたのね」

 

「おや?君は知っていたのかね?楯無くん?」

 

「だいたい情報は得ていました。ですが、どの情報も曖昧でした。永流の専用機の名前が仮面ライダーエグゼイドと聞いた時は、都市伝説に絡めてつけた物だと考えていましたが、まさか本当に仮面ライダーだったとは」

 

「あはは……まぁ俺は2代目だけどね」

 

楯無から言われたことに、苦笑いする永流。

すると、永流の言葉にマドカが反応した。

 

「2代目ってことは…………兄さん、もしかして」

 

「うん。父さんが初代エグゼイドだよ」

 

「えぇええええええ⁉お父さんが仮面ライダー⁉」

 

「その事については、今度俺が教えるから」

 

「分かったよ、お兄ちゃん」

 

「さて、今度は財団Xについて説明しなくてはいけませんね」

 

「はい。お願いします」

 

再び全員の視線が黎斗に集中する。

 

「これは私も聞いた話でしかないからさだかではないが、彼らは死の商人と呼ばれる者たちだ」

 

「そういえば、あの時も言っていましたわね」

 

「彼らは先程現れた怪人たちを研究したり、民間人や軍人に危険な兵器を売りさばいている」

 

「そんな⁉」

 

「我々が知っているのはここまでです」

 

「そうですか…………私から以上です」

 

「他に質問のある人はいるかい?」

 

そう言って周りを見渡す黎斗。

すると1人、手を上げた者がいた。

 

「では、1つ質問をさせてくれ」

 

「おや?織斑先生ですか。何を聞きたいんですか?」

 

「あのIS…………白式はなんなんだ?」

 

「ああ……【ISゲーマ】のことですか」

 

『『『『『【ISゲーマ】?』』』』』

 

黎斗の言葉に、千冬だけではなくその場にいたメンバー全員が首をかしげる。

 

「黎斗さん、【ISゲーマ】って、何ですか?」

 

「エグゼイド、ブレイブ、スナイプ、レーザー、そして私が変身するゲンムのレベル3にレベルアップする際に出てくる【ゲーマ】のISバージョンだよ。ある科学者に協力してもらって急遽作ったのさ」

 

「では、あれはISであってISではない物……と、いうことでしょうか?」

 

「その通りだ‼」

 

どや顔で肯定する黎斗。

黎斗を詳しく知らないメンバーは、急な変わりように驚く。

知ってるメンバーは、一斉にため息をつく。

 

「すまん。こういう奴でな」

 

「い、いえ、お気になさらず」

 

「ああ、そういえばオルコット君、ファランドール君、国から連絡きたかな?」

 

「え、ええ。国から永流さんに協力するようにと」

 

「私も大統領から言われたわ」

 

「実は君ら2人のデータを元に、白式に続くガシャットを開発することが決定してね。それを使って得られる戦闘データを、君たちの国に提供する条件でね」

 

「なるほど……」

 

「さて、他に質問はあるかな?」

 

黎斗が周りを見ながら聞くが、手をあげる者や口を開く者はいなかった。

 

「では、我々は帰らせていただいてよろしいだろうか?」

 

「ええ、ありがとうございました」

 

「では永流くん。ガシャットができ次第、君に送るから」

 

「分かりました。あっ、門まで送りますよ。いいですか学園長?」

 

「いいですよ」

 

学園長の許可を貰い、黎斗たちを門まで送り届けた永流。

 

 

 

 

そして翌日、1年1組の教室で

 

「1年1組のクラス代表は、織斑一夏に決定しました~‼1繋がりでいいですね~」

 

「はぁっ⁉」

 

クラス代表が決定し、選ばれた織斑が驚いていた。

 

「ち、ちょっと待ってください‼俺は誰にも勝ってないんですよ⁉ここは普通、一番勝ってる永流がやるべきでしょ‼」

 

「はぁ……やっぱりバカだ」

 

「なにっ⁉」

 

「あのな、俺はあの時『一番多く勝った奴が、代表を決める』って言ったんだよ。誰も『勝った奴がする』とは言ってない」

 

「ぐっ‼な、なら、オルコットやファランドールがやれば」

 

「2人は代表候補生や家のことで忙しいとのことだ。そんな2人にさせる訳にはいかない」

 

「と、いう訳で、専用機持ちで一番暇なお前が選ばれた訳だ。敗者は大人しく勝者のいうことを聞け」

 

「ぐっ‼」

 

永流と千冬の言葉に、何も言い返せない織斑。

するとその時、1人の女子生徒が千冬に質問した。

 

「あの、織斑先生、昨日現れた怪物について聞きたいんですが」

 

「ッ‼そうだ永流‼なんであの時俺を殴り飛ばしたんだよ⁉」

 

「だから、呼び捨てに「いい加減にしなさい‼織斑さん」「いい加減、学習しなさいよ」セシリア?ユリシア?」

 

毎度のことで注意しようとした永流だったが、セシリアとユリシアに遮られた。

 

「な、なんだよ2人とも?」

 

「いい加減にしたらどうですの織斑さん?永流さんは呼び捨てにするなと言ってるんですのよ?」

 

「年上の永流に対して、注意されたことを変えないなんて、常識がないにも程があるわよ?それに、名前で呼ぶなって言われてるのに、なんで呼ぶのよ?」

 

「ふ、2人だって永流の名前呼んだり、呼び捨てにしてるじゃないか⁉」

 

「私たちは永流さんに呼んでいいと言われたから、呼んでるまでです」

 

「そ、そんな⁉なんでだよえ『バンッ‼』あだっ⁉」

 

再び永流に突っかかろうとした織斑を、千冬が出席簿で黙らせた。

 

「お前は少し学習しろ」

 

「……はい」

 

「それとオルコットにファランドール。怒るのは分かるが、少しはおさえろ」

 

「はい、申し訳ありませんでした」

 

「すみませんでした」

 

「よし。それでは先程の質問に答えよう」

 

「「「「「…………」」」」」

 

千冬の言葉に、周りの生徒たちが黙る。

 

「あの怪物については、詳しくは分かっていない」

 

「…………えっ?分からないんですか?」

 

「ああ」

 

千冬が嘘をつくのには、理由があった。

黎斗たちが帰った後、学園長との話し合いで、財団Xのことは伏せておくことにした。

余計な情報を与え、外部に永流の事などについて漏れないようにするためである。

もし聞かれたら、どこかのテロリストと答えるようにした。

ライダーについては、幻夢コーポレーションの新たなパワースーツということにしてある。

コレは、永流も黎斗も了承している。

 

「じゃあ、あの財団なんとかはって人たちは何ですか?」

 

「奴等がテロリストだというのは間違いないが、それ以外は分かっていない」

 

「じゃあ、あの仮面の人たちは何ですか?宝生さんのISに似てたけど」

 

「アレは幻夢コーポレーションで開発を進めてるパワースーツだよ。可能ならテストしようと思ってうちのスタッフたちが持ってきていたんだ」

 

「そうだったんですか~」

 

「それなら納得だね」

 

永流の言葉に、とりあえず納得してくれた生徒たち。

 

「とにかく、この事は、家族や学園外の友人に喋らないように。余計な心配をかけるからな」

 

「「「「「はい‼」」」」」

 

「では、授業を始める‼」

 

それから何事もなかったかのように、生徒たちは授業を受けた。

 

 

 

 

その頃、あるビルの屋上に、1人の青年が立っていた。

 

「久しぶりだな。“この世界”に来るのも」

 

青年は景色を見ながら、呟く。

 

「さて、そろそろあの人に会いに行こうかな。永流先生、元気かな?」

 

永流の名前を呟き、青年はその場を後にした。

 

to be next stage

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

永流のピンチを救い、共闘して怪人たちを倒し、IS学園から離れた二代目仮面ライダー鎧武はというと。

 

「あんたって奴は‼どこで油売ってんのよ⁉」

 

「ギャァアアアアアア⁉や、やめてくれ~‼」

 

栗色の髪をした女性に、コブラツイストされていた。

それを、2人の男女が暖かい目をして見ていた。

 

「相変わらず、仲がよくて安心したわ♪」

 

「そうだな♪」

 

「た、助けて‼おじさん‼おばさ「ふん‼」ギャァアアアアアア‼」

 

「いい加減白状しろー‼」

 

「だったら、ちゃんと話をさせて「おりゃ‼」ギャァアアアアアア‼」

 

再びきつくされた二代目鎧武は、街全体に響く程の悲鳴をあげ、1日気絶することになった。




今回はここまでです‼

次回はある方とのコラボ回になります。

次回も是非読んでください‼
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