今回は、永流たちの実技の授業の風景と永流が色んな意味で暴走してしまいます。
そして最後に、あの中国娘とある人物たちが現れます‼
それでは本編スタートです‼
Stage21:実技と永流の暴走と訪れる新たな3人
永流とマドカがIS学園で向かっている頃、一年一組のクラスでは亜夢と猛が千冬に詰め寄っていた。
「どういうことですか織斑先生‼何故篠ノ之が今日だけ謹慎して、明日から授業に出席するんですか⁉あの女、人を斬ったんですよ⁉しかも、無断でIS使って‼その罰が今日1日懲罰室に謹慎して反省文100枚なんておかしいでしょ‼」
「亜夢ちゃんの言う通りです‼彼女は人を斬ったんですよ⁉それが牢屋行きや退学じゃないなんて、納得いきません‼」
「お前たちが言う事はよく分かる。だが、IS委員会の指示でそうなった。この決定はくつがえせない」
「そんな⁉」
「くっ‼」
「納得できないわね」
「うん…………」
「そうですわね」
千冬からの話を聞き、納得いかず顔をふせる亜夢と猛、ユリシアと本音、セシリアの5名。
その時
「どうしたのこの空気?」
「ッ⁉永流君‼」
「お兄ちゃん‼」
「「宝生(さん)⁉」」
「「「永流(さん)(エルルン)‼」」」
「何かあったのか?」
「「「「「マドカ(マド/マドマド)(ちゃん/さん)‼」」」」」
永流とマドカが教室に入ってきて、その場にいたメンバーが駆け寄る。
「永流くん‼鬼崎くんは⁉助かったのか⁉」
「大丈夫だよ。無事に助けることができて、今朝には帰ったよ」
「良かった~」
「とりあえずは一安心ね」
「うん‼」
「そうですわね♪」
永流の話を聞いて、安心する5人。
「ところで、なんであんなに空気が重かったんだ?」
「実は」
永流とマドカは猛から事の次第を聞いた。
だんだん聞いていくと、マドカが我慢の限界を超えた。
「なんだそれは⁉じゃあなにか、私たちは犯罪者と一緒に授業を受けろと言うのか⁉」
「おい‼箒を犯罪者呼ばわりするな‼」
先程まで黙っていた織斑が、マドカに食って掛かった。
「何を言ってるんだお前は?あいつは生身の人間をISを無断で使って斬ったんだぞ‼そのせいで陽太郎さんは生死の境をさまよったんだぞ‼」
「でも結果的に助かったからいいだろ‼」
「お前‼「マドカ、落ちついて」に、兄さん⁉」
織斑に怒り、今にでも飛びかかる勢いのマドカを、永流が手で止める。
「兄さん、何故止めるんだ⁉奴は」
「マドカの気持ちは分かる。だけど、お前が織斑に手を出したら、篠ノ之と同じだぞ?」
「ッ⁉……ごめんなさい、兄さん。少し頭に血がのぼりすぎた」
「気にしなくていいよ。好きな人が斬られれば、そうなるのは必然だから」
「なっ⁉に、兄さん⁉」
「ち、ちょっと⁉どういうことマドちゃん⁉」
「え、えっと、これはだな」
「どういう事か」
「説明してもらうよ~」
「お覚悟は、よろしくて?」
「に、兄さん⁉た、助けて⁉」
「さて、織斑、お前の発言だが」
「兄さぁ~ん‼」
永流は大変な事になったマドカを無視して(見捨てて)、織斑に話しかけた。
「お前の言ったことは結果論でしかない。もし陽太郎くんがあの状態でドクターヘリが来なかったら、血が足りなくて死んでいた。それにお前、他人にそんなこと言うが、もし織斑先生が同じ目にあったら、同じ事言えるのか?」
「千冬姉がそうなる訳ないだろ⁉」
「はぁ……」
織斑の発言に呆れ、ため息をつき頭を抱える永流。
「あのな、織斑先生だって状況によっては怪我するんだぞ。その状況については、一番お前が知ってるはずだが?」
「な、なんの事だよ⁉」
「駄目だなこれは。織斑先生、授業の時間が迫ってるので、早く始めましょう」
「あ、ああ。しかし宝生、お前は怒ってないのか?」
「怒ってますよ?でも、俺まで怒ってたら収集つかないでしょ?それに、IS委員会がそういう判断を下すのも想定してましたし。理由も分かりますし」
「そ、そうか」
永流の冷静でありながら、怒っている事を本人に言われた千冬は、永流に少し恐怖した。
「でもまぁ、それも近いうちになくなるでしょうし」
「……どういう意味だ?」
「いずれわかりますよ。いずれ」
「……………………」
千冬は永流の言葉の意味が理解できず、考えるのをやめ授業を初めた。
数分後
「ではこれより、ISの基本的な飛行操縦を実践してもらう。宝生、オルコット、ファランドール、織斑、試しに飛んでみろ」
「「「はい‼」」」
「は、はい‼」
現在永流たちは、ISの実技授業を受けていた。
と言っても、今回は専用機持ちが纏うISの動きを見るだけである。
セシリアとユリシアは千冬に言われた通り、それぞれのISを展開して身に纏う。
対して永流は、ゲーマドライバーを腰に装着して、マイティアクションと爆走バイクのガシャットを取り出した。
《マイティアクションX‼》
《爆走バイク‼》
《ガシャット‼》
「大・大・大変身‼」
《ガッチャーン‼レベルアップ‼》
《マイティジャンプ‼マイティキック‼マイティマイティアクションX‼アガッチャ‼爆走‼独走‼激走‼暴走‼爆走バーイク‼》
永流はゲーマドライバーにガシャットを挿入し、レバー引いてエグゼイドバイクアクションゲーマーレベル0へと変身した。
「宝生、お前のはそうしないと展開できないのか?」
「ええ。俺の使っているエグゼイドはこうしないと起動しません」
「そうか。それにしても織斑、貴様はいつまで時間がかかってるんだ?」
「くっ‼こ、来い‼白式‼」
白式の名を叫び、ようやく展開した織斑。
「よし、飛べ‼」
千冬の言葉を合図に、一斉に上空へ飛ぶ永流とセシリア、ユリシアの3人。対して織斑は一足遅れて飛んだ。
先に飛んだ3人の中で永流だけがだんとつに早く、バカみたいな速さで飛んでいた。
そして出遅れた織斑は、空を飛ぶのに慣れてないのか、フラフラと飛んでいた。
「何をしている‼宝生のISはともかく、他の2機と比べたら白式の方が速いぞ‼」
「そんなこと言っても、どうやって飛んでるのか分からないし…………」
千冬の言葉に文句を言いながら、永流たちが待っている地点まで飛ぶ織斑。
織斑が着いたのを確認した千冬は、次の指示を出す。
『お前たち、今から急降下と急停止をやってみろ。目標は地上から10cmだ』
「了解です。さて、誰から行く?」
「じゃあ先は私が行くわ。この中じゃ一番私がISの起動時間長いし」
「分かった。じゃあ先はユリシアで」
「ええ。ねぇ永流?」
「何?」
「もし上手くできたら、何かご褒美くれないかしら♪」
「なっ⁉ユリシアさん⁉」
「?別にいいけど?」
「ふふ♪約束よ♪」
永流に約束を取りつけたユリシアは、急降下を始める。
そして地上に近づいていき、「ここだ‼」と思ったところで急停止する。
だが
「……11cmだな。後少しだったのだがな」
「くっ‼」
(ほっ、安心しましたわ)
結果が11cmで悔しがるユリシアと、内心ホッとするセシリア。
『では、次の者降りてこい』
「では私が行きますわ♪あ、永流さん?」
「なに?」
「もし成功しましたら、何かご褒美くださいまし♪」
「えっ?まぁ、いいけど」
「ふふ♪それではお先に‼」
ユリシアと同じように、永流に約束を取りつけたセシリアは急降下を始める。
そして段々と地上に近づいてきたところで急停止する。
結果は
「……12cmだな」
「きぃ~‼あと少しでしたのに‼」
「残念ねセシリア♪」
「ッ⁉そちらこそ、残念でしたわね?ユリシアさん♪」
「うふふふふふ♪」
「おほほほほほ♪」
結果が12cmだったため、ご褒美を請求できなくなったセシリア。
そのセシリアに挑発するユリシアと、やり返しでユリシアを挑発するセシリア。
2人は火花を散らしながら睨みあう。
そんな2人をほっといて、千冬が指示を出す。
『次、宝生か織斑‼降りてこい‼』
「そんじゃ俺からでもいいか?」
「えっ?あ……はい」
織斑の気のない返事を聞き、急降下を始める永流。
そのスピードは、先程の上空に上がる時のスピードよりも早く、見ていた千冬を始めとする真耶と猛、生徒たちはどぎまぎしながら見守る。
そして、「ここだ」と思ったところで急停止する。
結果は
「……ジャスト10cmだ。見事だ宝生」
「よっしゃ‼」
「よし次、織斑‼降りてこい‼」
『はい‼』
千冬に言われ、急降下を始める織斑。
段々と地上に近づいてきた織斑だが
―ドゴォオオオオン‼―
織斑は急停止せず、グラウンドへと突撃し、グラウンドにクレーターを作り上げた。
「バカ者‼誰が穴を作れと言った‼」
「す、すみません」
「開けた穴は、授業が終わった後埋めておけよ」
「ひ、一人じゃ流石に」
「やれ。いいな?」
「……はい」
千冬の眼力負け、承諾する織斑。
「では次に武装を展開してもらう。織斑、やってみろ」
「は、はい」
千冬に言われ、展開しようとする織斑。
だが、なかなか展開できず、少し経ってから雪平弐型を出した。
「遅い‼0.5秒で出せるようにしろ‼次、ファランドー……ルは元々出ているんだったな」
「はい。私のクロスの武装は最初から出ているので」
そう言って腕を上げるユリシア。
「では宝生、貴様が常に使うハンマーを出せるか?」
「はい」
《ガシャコンブレイカー‼》
千冬に言われ、ガシャコンブレイカーを取り出した永流。
「変身同様、そうしないと出ないのか?」
「ええ。基本止まっている時はこうしないと出せません」
「分かった。では次、オルコット」
「はい‼」
千冬に言われ、横に手を持っていきスターライトMk-Ⅲを展開するセシリア。
「速さは問題ないな。だが、横ではなく正面に展開するようにしろ」
「で、ですが、これは私のイメージでして」
「直せ。でないと宝生に攻撃されるぞ?」
「えっ?」
千冬に言われ、横にいる永流に顔を向けるセシリア。
その永流は、セシリアにフロント&リアアームドユニットの銃口を向けていた。
「え、永流さん?」
「ん?あ、ごめんセシリア。武器向けられたから、つい条件反射で」
「というわけだ、直せ」
「は、はい」
「では次に、近接武器を展開してみろ」
「は、はい」
千冬に言われ、返事をして近接武器を展開しようとするセシリア。
だが、なかなか展開されない。
「まだか?」
「ああもう‼インターセプター‼」
セシリアが叫ぶと、永流との戦闘で使用したダガーを取り出した。
「遅い‼それでは試合中、相手に懐に入られるぞ」
「ほ、本番では入られませんわ‼」
「ほぅ……クラス代表を決める戦いでは、宝生に懐に入られていたが?」
「そ、それは…………そうですが」
「早く展開できるようにしろ。いいな?」
「わ、分かりました」
千冬に言われ、しぶしぶ納得するセシリア。
その時、学園のチャイムが鳴った。
「本日の授業はここまでとする‼織斑は開けた穴を埋めてから教室に戻るように。解散」
千冬に言われ、教室に戻っていく生徒たち。
織斑は永流に手伝わせようとしたが、永流は既にいなく、一人で穴を埋めて教室に戻った。
それから時間が経ち、放課後の食堂では
―パンパパン―
『『『『『織斑くん‼クラス代表就任、おめでとう‼』』』』』
「あ、ありがとうみんな」
織斑のクラス代表就任のお祝いのパーティーを開催していた。
テーブルには、様々な料理やお菓子が並べてあり、皆が次々と口に運んでいく。
そして少し離れたところで、亜夢、本音、セシリア、永流、ユリシア、マドカ、猛の準で席について並べてあった料理を食べていた。
「しかし以外でしたわ。まさか永流さんと猛さんが、織斑さんの就任パーティーに出席なさるとは」
「織斑はともかく、こういったパーティーは、クラスの皆と絆を深めるのに良いからね。参加しない訳にはいかないよ」
「そういうこと。まぁ、織斑くんとは仲良くする気はないけどね」
「あ、あははははは」
「それにしても、このお料理美味しいですわね♪」
「お口にあったようで何よりだよ」
「えっ?もしかしてこのお料理全部、永流さんがお作りなったのですか?」
「正確には、俺と猛だけどね」
「凄いわね」
永流と猛の料理の腕に関心するユリシア。
すると食堂に、一人の女子生徒が来た。
「はいは~い‼新聞部の黛 薫子(まゆずみ かおるこ)で~す‼話題の織斑一夏君と宝生永流さんにインタビューに来ました~♪」
「新聞部?」
「あったんだね、IS学園に」
IS学園に新聞部があることを以外に思う永流と猛。
そして入ってきた薫子は、織斑に近づいていった。
「改めて、2年生の黛薫子です。新聞部副部長なの♪はい、コレ名刺♪」
「ど、どうも」
((名刺あるんかい⁉))
織斑に名刺を渡す薫子に、心の中でツッコム永流と猛。
すると薫子は、ポケットからボイスレコーダーを取り出し、スイッチを押して織斑に向ける。
「それじゃあ早速だけど織斑くん、クラス代表になった意気込みを一言‼」
「えっと…………なんというか、頑張ります」
「普通だなぁ。もっとこう、『俺に触れたら火傷するぜ』みたいなさ」
「自分……不器用ですから……」
「うわぁ……前時代的~‼まぁ、そこは適当に捏造しておくからいいや♪」
((捏造するんかい⁉))
薫子の発言に、再び心の中でツッコム永流と猛。
その時、永流を見つけた薫子が、永流に近寄ってくる。
「どうも~♪新聞部副部長2年の黛薫子で~す♪コレ名刺で~す♪」
「これはどうも。では俺も渡しますね」
そう言った永流は、懐から名刺入れを取り出し、中から1枚の名刺を抜きとり、薫子に渡す。
「改めて、聖都大学附属病院に勤めている宝生永流です」
「これはどうも♪では、代表候補生と戦ったご感想は?」
「そうですね。とても戦いがいがありました。2人とも、最後まで闘志が消えることなく、気持ちよく戦えました」
「「永流(さん)……」」
「なるほどなるほど。では、宝生さんが目指す医者の形とはなんですか?」
「父のような、患者さんに笑顔を取り戻せるようなドクターになりたいですかね」
「ほうほう、素晴らしいですね♪では最後に、ズバリ‼好きな女性のタイプは‼」
『『『『『ッ⁉』』』』』
薫子の言葉に、その場にいた女子たちが反応する。
「ん~…………ノーコメントで」
「えぇええ~‼教えてくださいよ~‼」
「だめ」
「まぁ仕方ないか。そこら辺は捏造s「ああ、黛さん」?なんですか?」
「知り合いに警察関係者いますので、捏造したりしたら、それなりのリスクを負うということを理解しておいてください♪」
「は、はぃ~‼」
永流の目が笑っていない笑顔を見た薫子は、まずいと思いその場から逃げ出した。
逃げて行く薫子を呆れながら見て、飲み物を口にする永流。
「まったく、簡単に捏造しようとしないでもらい……たい……な…………」
「?永流君?」
話をしていた永流が、急に顔をふせた。
心配なった猛が顔を覗こうとする。
その時、急に永流が立ち上がった。
「永流?」
「永流さん?」
「エルルン?どうしたの~?」
「お兄ちゃん?」
「兄さん?」
「…………ふっ‼」
立ち上がって動かない永流を、ユリシアたちが心配していると、急に永流がその場から跳び、通路側に着地する。
「え、永流くん?」
「ッ⁉」
永流を心配する猛。
次の瞬間、永流はテーブルにあった料理の皿を手に取り
「ガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツ‼」
勢いよく食べ始めた。
急な永流の行動に、驚く猛たち。
「お、お兄ちゃん⁉どうしたの⁉」
「え、永流?」
「おい‼え……宝生…………さん、何してんだよ⁉」
永流が一人で料理を平らげている事に腹を立てた織斑は、永流を止めようと近づいた。
だが
「ホワチャー‼」
―キーン―
「ハウッ⁉」
ドサッ
永流が男の急所に蹴りを入れ、織斑はあまりの痛さで急所をおさえながら気絶し、見ていた猛も急所をおさえる。
「な、何をしているんだ兄さん⁉」
「猛さん、なんかヤバそうだから、お兄ちゃん止めて‼」
「わ、分かった‼」
亜夢に言われ、永流を止めるため近づく猛。
しかし
「え、永流くん?大人しく「笑いのツボ‼」『ピス』アハハハハハハ‼アハ、アハハハハハハ‼」
「た、猛さん⁉」
永流が猛の首を突いた瞬間、猛は笑いだしてしまい、周りが心配する。
そこに、千冬と真耶、珠美の3人がやって来た。
「ど、どうしたんですか⁉この騒ぎは⁉」
「なんで猛は笑ってるのよ⁉しかも織斑くんが倒れてるし⁉」
「おい宝生、いったい何が……なっ⁉」
永流に事情を聞こうとした千冬だったが、永流が千冬の足を足払いし、千冬をお姫様抱っこで受け止める。
急なことに一瞬フリーズする千冬だったが、自分の今の体制に気づくと顔を赤くした。
「ほ、宝生⁉////き、貴様、自分が何をしているのか分かっているのか⁉//////」
「分かってますよ。美しく、強い、綺麗な乙女を抱きしめてます」
「き、綺麗⁉//////き、貴様⁉////何を言ってるんだ⁉////私は別に乙女などでは⁉////」
「そんなことない。あなたは乙女ですよ。少なくとも、俺にとってあなたは綺麗な乙女ですよ」
「なっ⁉////ななっ⁉////」
永流の言葉に、先程より赤面していく千冬。
そして
「可愛いですよ。千冬さん」
「ッ⁉//////////////」
プシュ~
『『『『『織斑先生⁉』』』』』
永流が千冬の耳元で囁き、頭から煙を出して千冬は気絶した。
「ち、ちょっと織斑先生⁉大丈夫です……きゃっ⁉」
千冬を心配し、近づこうとした真耶だったが、何もないところでつまづいてしまう。
だが
「大丈夫ですか?山田先生?」
「えっ?ほ、宝生さん⁉////」
千冬を床に寝かせた永流が、真耶を抱き止めて助けた。
すると永流は、急に真耶の眼鏡を外した。
「ち、ちょっと宝生さん⁉何するんですか⁉」
「やはり、眼鏡を外しても可愛いですね。山田先生」
「か、可愛いだなんて////か、からかわないでください⁉////」
「からかってなんかいませんよ。あなたは本当に可愛い。ドジなところも、真面目に取り組むとこも、全て可愛いですよ」
「永流…………先生////」
見つめ合う永流と真耶。
そして顔と顔を近づいていく。
しかし永流は、近づけるのをやめ、真耶の唇に指を当てる。
「えっ?////」
「この続きは部屋でしましょう?俺の真耶?」
「はうっ‼////////」
プシュ~
永流に耳元で囁やかれ、千冬同様煙を出しながら気絶する真耶。
「永流‼いい加減に……きゃっ⁉」
永流を止めようと近づいたユリシアだったが、千冬と同じように足払いされ、お姫様抱っこされてしまった。
「ち、ちょっと永流⁉離してよ⁉」
「俺は離したくない」
「えっ?」
「ユリシアのような美しい人、離したくない」
「え、永流////////」
抵抗していたユリシアだが、永流の言葉に赤面してしまう。
そして
「ずっと離さないよ、可愛いユリシア」
「もう、ダメ////////」
プシュ~
「ゆ、ユリシアさん⁉」
ユリシアまでもが、頭から煙を出して気絶してしまい、セシリアが心配する。
「え、永流さん。少し落ち着いてくださ……きゃっ⁉」
セシリアも永流を止めようとしたが、永流に足払いされ、お姫様抱っこされてしまう。
「え、永流さん?////この体制は……その////」
「恥ずかしがるセシリア、とても可愛いいよ」
「そ、そんな可愛いだなんて//////は、恥ずかしいですわ//////」
「セシリア」
顔を赤面したセシリアの唇に手をおく永流 。
「え、永流さん?//////」
「美しいよ、セシリア」
「はうっ‼//////」
プシュ~
永流の言葉で、セシリアまでもが頭から煙を出して気絶した。
セシリアを床に寝せた永流は、目を光らせながら、次のターゲットを探すかのように辺りを見渡す。
しかし
「いい加減にしなさい‼」
「うっ‼」
ドサッ
珠実が永流に手刀をいれ気絶させた。
「まったく、なにやってるのよ永流は?」
「も、もしかしたら、コレが原因かも」
「猛?」
珠実が猛の声に気づき、そちらに顔を向ける。
そこには、永流が使っていたコップを持ち、笑いがやっと終わった猛がいた。
「猛、それは?」
「永流くんが使ってたコップ。コレからアルコールの匂いがする」
「アルコール?じゃあ永流は、酔っぱらって?」
「たぶん」
「でも、誰が永流にお酒を?」
「もしかしたら、私かも」
そう言って、亜夢が手を上げる。
「どういうこと?」
「えっと、今日パーティーするためにコンビニでジュースを買ってきたの。もしかしたら、その中にお酒があったのかも?」
「そのジュースの缶ある?」
「はい」
珠実に言われ、缶を渡す亜夢。
缶を調べた珠実は、頭を抱えた。
「永流が酔うのも分かるわ。アルコール度80だもの」
「マジで?」
「マジよマジ。とりあえず皆はパーティーを続けてちょうだい。猛、永流を部屋まで運んで」
「分かった」
珠美に言われた通り、猛は永流を部屋まで運んでいった。
その頃、IS学園の校門では、1人の少女が立っていた。
「此処がIS学園ね‼待ってなさいよ、一夏‼」
織斑の叫びながら、IS学園に入っていく少女。しかし、その足はすぐに止まった。
「総合事務受付ってどこよー‼」
総合事務受付がどこにあるか分からず、叫ぶ少女。
すると
「総合事務受付の場所なら知ってるぜ?案内するか?」
「えっ?」
少女に声をかける者がいて、後ろを振り返る少女。
そこには、2人の男女がいた。
「お、男⁉なんで男がここに⁉」
「なんでって、明日からこの学園に通うからだよ」
「えっ?てことは、まさか3人目の男性操縦者⁉」
男性がいるのことに驚く少女。
2人の男女は少女を無視して、歩き出す。
「ち、ちょっと⁉」
「総合事務受付に行くんでしょ?案内してあげるわ」
「ホラ、行こうぜ?」
「ま、待ちなさいよ‼」
少女は2人の男女を追って、総合事務受付へと向かった。
to be next stage
今回はここまでです‼
次回は、最後に現れた男女の正体が分かります。
次回も是非読んでください‼