今回は、鈴の涙の理由が分かり、それを聞いた永流が怒り、あの人と組んで奴等と戦います。
それでは本編スタートです‼
鈴が永流の前で泣いているのを見た恋と楯無は、直ぐ様鈴に駆け寄った。
「ちょっとどうしたのよ鈴⁉酷い顔よ⁉」
「恋…………あたし……どうしたら……」
「とにかく落ち着いて。永流、悪いんだけど、あなたの部屋に」
「分かった」
永流は部屋のカギを開け、鈴たちを部屋に入れた。
「ぐすっ…………ひっぐ…………」
「鈴……どうしたの?なんで、そんなに泣いてるの?」
「恋……ひっぐ……あたし…………あたし……」
「鈴、ゆっくりでいい。少しずつ、俺たちに教えてくれ」
「永流…………実は…………」
それから永流たちは、鈴から理由を聞いた。
永流たちと別れた後、鈴は織斑の部屋に行き、そこで織斑と篠ノ之が同室だと知って口論になった。
その際、ふと鈴が昔のことを思いだし、織斑に聞いた。
鈴は転校してきたばかりの自分をいじめッ子から助けてくれた織斑に惚れていた。しかし、家の事情で中国に行かなくてはならなくなり、鈴は日本で言う『毎日私の作った味噌汁を食べてくれる?』の、女性からプロポーズを自分風にアレンジして『料理の腕が上達したら、毎日酢豚を食べてくれる』と言った。
普通なら、それがプロポーズ兼告白だと気づくのだが、織斑は『ただ飯を食わせてくれる』と間違って思いだし、しっかり思い出すよう鈴が言うと、ようやく思い出すものの『まるでプロポーズみたいだな‼でも、鈴が言うはずないか‼』と言った。
ショックを受けた鈴は、涙を流しながら織斑の頬を叩き、織斑の部屋から出ていった。
そして悲しさのあまり、途中で走るのをやめ、永流の部屋の前で体育座りして泣いていたのだ。
それを聞いた永流たちは、体の底から怒りが沸いてきていた。
「何よそれ⁉織斑の奴ふざけてるの⁉」
「乙女の勇気を出して言った告白を、なんて子なの⁉」
「いくら鈍感でも、言葉を聞けばだいたい察しがつくだろうに」
「もう人間として最低レベルだよ」
「あの問題児、友人にまでそうするか…………」
「ぐすっ…………私………バカだったよね…………付き合い長いのに、アレじゃ伝わらないって分かってた筈なのに…………バカみたい…………」
「鈴……」
永流たちが怒る中、鈴は再び悲しくなり、涙を流し始める。
恋は、そんな鈴を心配して見つめる。
するとその時
「鈴…………ごめん」
―ギュッ―
「え……え、永流?」
突然、永流が鈴の顔が自分の胸に当たるように抱きしめた。
突然のことに、鈴は頭の回転が追いつかないでいた。
「ごめんな鈴。本当はこういうの、好きな人にしてもらった方がいいんだろうけど、今は…………今だけは、俺の胸で泣け。悲しみ全部、吐き出しちまえ」
「う……うぅ…………うわぁあああああああん‼」
永流に言われた鈴は、永流の胸の中で思いっきり泣いた。
猛たちは、声をかけず、見守っていた。
数分後、思いっきり泣いていた鈴は泣き止み、永流の胸から離れた。
「ぐすっ…………ごめんね永流?服汚しちゃって。それから……ありがとう」
「気にしないで。むしろ、これくらいしか出来なくてごめん」
「ううん……十分すぎるわよ。ありがとう永流♪恋たちもありがとう♪」
「ふふ♪友達だもの、これくらい当然よ♪」
「そうそう♪」
「可愛い後輩のためですもの♪」
「友人として、当然だよ」
「それで鈴、聞きづらいけど、織斑のことはどうするんだ?」
「……………………」
永流に聞かれた鈴は、顔を俯かせる。
そして鈴は顔を上げ、何かを決意した顔になっていた。
「今度のクラス代表戦であいつをぶっ潰す‼あいつのことは、それから考えるわ‼」
「よく言った鈴‼流石俺たちの友人だ‼」
「鈴、練習なら付き合うわ」
「えっ?でも、私あんたたちの敵だよ?優勝したらデザートフリーパスが手に入るのよ?」
「あいつが代表じゃ無理だろう」
「「「うんうん」」」
「そ、そう。それじゃあ恋、お願いね」
「ええ。任せてちょうだい♪それじゃあ私、鈴を送ってくるわね」
「ああ。またな鈴。ゆっくり休めよ」
「うん‼またね皆‼」
鈴は、恋と共に永流の部屋から出ていった。
「それにしても織斑の奴、いい加減にしてほしいものだ」
「ホントね。あんな子のために、簪ちゃんの専用機の開発が中止されるなんて、どうかしてるわ」
「ん?簪の専用機の開発が中止って、どういう意味だカナ?」
楯無の言葉に、疑問を持った永流が聞いた。
「実はね、簪ちゃんの専用機なんだけど、織斑くんが現れたことにより、簪ちゃんの専用機を開発していた倉持研が、簪ちゃんの専用機開発を凍結して、織斑くんの専用機を作ってたの。作り終えた今でも、簪ちゃんの専用機を開発しようとしないから、簪ちゃんが機体を引き取って、放課後に整備室で開発してるのよ」
「なんだそれ⁉そんなこと普通ありえねぇぞ⁉」
「だったら、ゲンムたちにお願いしてみたらどうだ?」
「「「「えっ?」」」」
「よっ‼」
「「「「パラド⁉」」」」
永流たちが楯無から話を聞いていると、いつのまにか、いないはずのパラドが永流のベッドの上に座っていた。
「パラド、どうやってこの部屋に入ったんだよ⁉」
「おいおい永流、俺はバグスターだぜ?こんな面白みもないセキュリティなんて、簡単に突破できるぜ」
「そ、そうか」
「それより簪の機体だけど、俺から頼んでみたらどうだ?永流の友人ということで、簡単に組み立ててくれると思うぜ?」
「そうね……簪ちゃんに聞いてみるわ。永流♪紘助、猛、パラド、またね♪」
「ああ。またな楯無」
楯無は永流の部屋から出ていき、簪の部屋へ向かった。
その時、ふと永流が思い出した。
「そういえばパラド、何しにきたんだ?」
「実はな永流、お前に新しいガシャットを届けにきたんだよ」
そう言ってパラドは、1つのケースを取り出し永流に渡した。
渡された永流は、ケースを開けて中身を見た。
中には、2つのガシャットギアデュアルが入っていた。
「ガシャットギアデュアル⁉」
「新作のな。だけど、あまり無茶して使うなよ?作ったばかりだからな」
「分かった。ありがとうパラド」
「そんじゃ、俺も帰るぜ」
そう言ってパラドはその場から消えた。
それに続くように猛と紘助も、永流の部屋から出ていった。
翌日、7時頃に目を覚ました永流は、制服に着替えて食堂へ向かった。
途中で猛、紘助、恋、珠美、セシリア、ユリシアたちと合流し、食堂で朝食を食べていた。
「はい紘助♪あ~ん♪」
「あ~ん♪」
「ふふ♪おいしい♪」
「おいしい♪」
「甘い……空気が甘すぎる」
「…………ブラックコーヒー取ってくる」
「でしたら私が取ってきますわ‼永流さん‼」
「いいえ‼私が取ってくるわ‼」
「ふふ♪はい2人とも。ブラックコーヒーよ♪」
「ありがとう、恋」
「ありがとう恋。やっぱ恋は気配りがうまいな」
「ふふ♪ありがとう永流♪」
((先を越された⁉))
などと、楽しく(?)食事をしている永流たち。
その時、空気を読まない女泣かせの織斑と、ワガママ娘篠ノ之の2人が永流に近づいてきた。
「おい‼宝生‼」
「ん?…………織斑と篠ノ之か。何のようだ?今、甘い空気を認識しないように、ブラックコーヒーを飲んでるんだが」
「そんなことどうでもいい‼おまえ、恥ずかしくないのかよ⁉」
「…………質問の意図が分からないんだが?」
「とぼけるな‼昨日の放課後に、女子生徒たちを叩きのめして、夜に女子を泣かせてたんだろ⁉」
「男の風上にもおけん奴だ貴様は‼」
「「「「「「……………………はっ?」」」」」」
―ザワザワ―
織斑と篠ノ之の話を聞いて、頭がフリーズした永流たち。
そして、それを聞いていた周りの女子生徒たちがざわめきだした。
最初に頭が動き出した永流は、織斑たちから話を聞いた。
「織斑、その情報どこから聞いたんだ?」
「さっき廊下で先輩から聞いた‼お前が女子生徒たちを叩きのめして、部屋で女の子を泣かしたってな‼今すぐその女子たちに謝れ‼」
「そうすれば許してやる‼」
「はぁ…………まるで成長してないな。織斑、他の女子生徒たちも言ってたのか?」
「そんなもの必要ない‼早く謝りに行け‼」
「…………悪いけど、俺は謝らない」
「「なに⁉」」
永流の返事を聞いた織斑たちは、自分たちの予想した答えと違ってたのか驚いていた。
そんな2人を無視して、永流は話を続けた。
「そもそも、悪いのはその女子生徒たちだ。無断でISを使用して、ISを纏ってない鈴ごと、俺を殺そうとしたんだからな」
「なっ⁉鈴も……だと⁉」
「そうだ。そして、俺の部屋から聞こえた女子の泣き声だが、それは鈴が泣いたからだ」
「なっ⁉テメェ鈴を泣かしたのかよ⁉」
そう言った織斑は、永流の胸ぐらを掴んで、永流を席から立たせた。
「永流さん⁉」
「織斑、あなたいい加減に「待ちなさい2人とも」れ、恋?」
織斑を止めようとしたセシリアとユリシアを、恋が腕を掴んで止めた。
セシリアとユリシアが恋の顔を見ると、恋は笑顔でいて、その表情から『大丈夫』と語っているようだった。
猛たちにも目を向けるが、3人とも普通に食事をしていた。
そしてセシリアとユリシアは、再び永流のいる方へ顔を向けた。
「謝れ‼今すぐ鈴に謝りに行け‼」
「なんで鈴が泣いたのか聞かないのか?」
「うるせぇ‼どうせテメェが泣かせたんだろ‼」
「…………本気で言ってるのか?」
「ああ‼だからさっさと鈴n「ふん‼」がぁっ⁉」
「い、一夏⁉」
永流は織斑を殴り、無理矢理胸ぐらを掴む手を放させた。
そして篠ノ之は、殴られた織斑に駆け寄り抱き起こした。
「大丈夫か一夏⁉」
「あ、ああ」
「貴様‼一夏になんてこと―――ひっ⁉」
「ッ⁉」
篠ノ之は永流に文句を言おうとしたが、永流の顔を見た途端、小さく悲鳴をあげて何も言わなくなった。
それは殴られて永流を睨んだ織斑だった。
それもそのはずだ。今の永流は、無表情かつ周りの人間が浴びたら気絶するであろう殺気を、気絶するかしないかのギリギリまでに抑えて殺気を2人にぶつけていたのだから。
「テメェ…………ふざけてんのか?」
「えっ?」
「鈴が泣いてたのは、昨日のテメェが鈴に向かって言った発言が原因なんだよ」
「お、俺の発言?」
「テメェ鈴に『まるでプロポーズみたいだな‼でも、鈴が言うはずないか‼』って、言ったらしいな」
「そ、それがなんだよ⁉それで鈴が泣くわけないだろ⁉」
「救いようがないな…………いいだろう。織斑、放課後俺と戦え」
「なにっ⁉」
「「永流(さん)⁉」」
永流の発言に、織斑はもちろん、セシリアとユリシアが驚いた。
「お前が勝ったら、お前の言うように女子生徒たちに謝って、白式ガシャットを渡してやるよ。逆に俺が勝ったら、人が言った言葉の意味をちゃんと考えろ。どうだ?」
「いいぜ‼その話乗ってやるよ‼」
「決まりだn「待て‼」……なんだ篠ノ之?」
「私も一夏と共に戦う‼女性に手を上げた卑劣な貴様を成敗してくれる‼そして、私たちが勝ったら今までの一夏への無礼を謝れ‼」
「……なら貴様は、今後周りに迷惑をかけるな。それでいいな?」
「ふん‼どうせ勝つのは私たちだがな‼」
「なら、放課後n「待って永流」恋?」
今まで黙っていた恋が、急に永流に声をかけた。
「その勝負、私も混ぜてくれないかしら?正直私も腹がたってるの♪」
「俺はいいが?」
「いいぜ‼」
「1人増えたところで、結果は変わらん‼」
「だってさ」
「なら放課後にアリーナで勝負ね♪」
「ああ‼絶対謝らせてやる‼」
「今のうちに首を洗っておくのだな‼」
そう言って、織斑たちは食堂を出ていった。
永流は席につき、残っていた食事を食べ終え、猛たちと共に教室へ向かった。
数時間後、チャイムが鳴り、教室へ千冬と真耶が入ってきてホームルームが始まった。
「授業に入る前に、皆に伝えなければいけない事がある」
「先日、宝生さんが放課後に、女子生徒たちを叩きのめしたと噂が流れているのは、皆さん知ってますね?」
真耶の言葉に、生徒たちが頷く。
「その噂は嘘だ。確かに宝生は女子生徒を倒したが、それは正当防衛でだ」
「正当防衛って、何があったんですか?」
「放課後、アリーナを使用して宝生と鳳が戦っていてな、戦いが終わり、ピットに戻ろうとしたところを、無断でISを使用した女子生徒の1人が、鳳ごと宝生を狙って銃を撃った」
『『『『『⁉⁉⁉』』』』』
千冬の言葉に、生徒たちは驚きを隠せなかった。
すると、黒板の上からモニターが現れ、映像が流れた。
その映像は先日、アリーナで起きた出来事であった。
「このように宝生さんは、女子生徒の発砲にいち早く気づいて鳳さんを庇い、観客席で見ていた葛葉くんと幻夢コーポレーションの方と協力して、女子生徒たちのISを使用不能にしたんです」
「因みにその女子生徒たちは、殺人未遂及び銃刀法違反、並びに他の罪状で退学、逮捕された」
『『『『『うわぁ…………』』』』』
「ということで、宝生の放課後にした噂は嘘だ。分かったな?疑うなら、私がみっちり教えてやる♪」
『『『『『わ、分かりました‼』』』』』
千冬の不気味な笑みに、誰もが恐怖した。
「それと、宝生の部屋から女子の泣き声が聞こえた件だが、あれは偶々宝生の部屋の前で泣いていた鳳を、宝生と宝生と共にいた葛葉たちが見つけた」
「そして鳳さんの顔があまりにも酷い顔をしていたので、宝生さんの部屋で一度休ませようと部屋に入れ、耐えきれなくなった鳳さんが、大声で泣いたとのことです。ですよね葛葉さん?」
「そうです。私と、一緒にいた生徒会長が、永流にお願いして部屋に入れてもらい、慰めていたら大泣きしてしまったんです。泣いた理由ですが、鈴のプライベートに関することなので、言えませんが」
「という訳だ。お前たち、変な噂を流すなよ?」
「流したら、どうなるか分かってますね♪」
『『『『『は、はい‼』』』』』
真耶の不気味な笑みに恐怖しながら、生徒たちは返事をした。
この後、永流たちは普通に授業を受けた。途中、紘助が居眠りして千冬の出席簿による制裁を喰らったが、起きることはなく、変わりに恋が紘助を殴って起こした。
因みに、織斑と篠ノ之は、放課後のことを考えていて、千冬と真耶の話を聞いていなかった。
放課後、永流は恋と共にアリーナへと来ていた。
来る途中、恋は永流と腕を組ながら歩き、2人の戦いを見ようと、一緒に歩いていた。楯無に虚、簪に本音、セシリアにユリシアの計6名から睨まれていた。
猛と紘助は、冷や汗を流しながらついていった。
そして、永流と恋がグラウンドに出ると、織斑が白式を、篠ノ之が打鉄を纏って待っていた。
「やっと来たな宝生‼」
「さっさとISを纏え‼」
「うるさいなぁ…………行こうか恋?」
「ふふ♪あなたとならどこまでも行くわ♪」
そう言うと永流はゲーマドライバーを、恋は紘助が使う戦極ドライバーを強化型ドライバー【ゲネシスドライバー】を腰に装着した。
「さぁ‼行こうか‼」
《マイティアクションX》
「ふふ♪心が踊るわ♪」
《ピーチエナジー》
ドライバーを装着した永流は、マイティアクションガシャットのスイッチを押して、ゲームエリアを展開し、恋は紘助が使うロックシードの強化型【エナジーロックシード】の【ピーチエナジーロックシード】のスイッチを押した。
すると上空にクラックが現れ、中から【ピーチエナジーアームズ】が出てくる。
「「変身‼」」
《ガシャット‼ガッチャーン‼レベルアップ‼》
《マイティジャンプ‼マイティキック‼マイティマイティアクションX‼》
《ロック・オン》
《ソーダ‼ピーチエナジーアームズ‼》
永流はゲーマドライバーにガシャットを挿入し、レバーを引いて、仮面ライダーエグゼイドレベル2へと変身した。
そして恋は、ゲネシスドライバーにエナジーロックシードをはめ込み、ゲネシスドライバーについている右側のハンドルを押し込んだ。
すると、エナジーアームズが恋の頭に被さり、恋の体にライダースーツが装備され、エナジーアームズが展開される。恋は【仮面ライダーマリカ ピーチエナジーアームズ】へと変身した。
「仮面ライダーエグゼイド‼」
「仮面ライダーマリカ‼」
「ノーコンティニューで‼」
「クリアしてあげるわ‼」
「行くぞ箒‼」
「ああ‼」
永流と恋はハイタッチ(永夢とパラドがしたように)すると、永流は織斑に、恋は篠ノ之に向かっていった。
永流side
「こんのぉおおおお‼」
「いい加減学べ‼」
「があっ⁉」
永流は、相変わらず突っ込むことしかしない織斑に文句を言いながら殴り飛ばした。
「クソッ‼なんで当たらないんだ‼」
「前も言ったが、まともに練習してないお前が悪い」
「うるせぇええええ‼」
永流に言われた織斑は、怒りのまま永流に突っ込んでいった。
「だから少しは学べ‼」
「があっ⁉」
永流は突っ込んできた織斑を、今度は蹴り飛ばした。
「く、クソッ‼なんで武器を使わないんだ⁉」
「お前に使う必要はない」
「なにっ⁉」
「さぁて、長いゲームを始めるか」
永流は武器を展開せず、織斑へと向かっていった。
永流sideend
恋side
「ハァッ‼」
「がぁあああ⁉」
一方恋は、専用武器である【ソニックアロー】で篠ノ之を斬り飛ばしていた。
「はぁ…………はぁ…………強い……」
「ちょっと拍子抜けね。あなたは織斑と違って強いと思ってたのに」
「何故だ?何故そこまで強い貴様が、あんな男の側にいる⁉」
「何故?決まってるじゃない♪彼が好きだからよ♪それに、彼の側にいると、心が落ち着くのよね♪」
「そんな理由でか⁉」
「あら?あなたも同じじゃないの?」
「そ、それは……」
「でも、あなたとは違うわね」
「なに?」
恋の言葉に反応した篠ノ之は、鋭い目で恋を睨みつけた。
「あなたは織斑を、自分が思う通りにしようと支配しようとしてる。でも私は違うわ。私は、彼を彼のまま愛し、共に生きたいもの。あなたみたいに、ワガママじゃないわ」
「黙れぇええええええ‼」
怒った篠ノ之は、ブレードを構えて恋に向かっていく。
「無駄よ‼」
「がっ⁉」
恋は、向かってきた篠ノ之に蹴りを喰らわせた。
そして
「フッ‼ハッ‼ヤァッ‼」
「ぐっ⁉があっ⁉がはっ⁉」
恋はソニックアローで篠ノ之を斬りつけていき
「これでお終いよ♪」
《ピーチエナジースカッシュ》
「ハァッ‼」
「がぁあああああああ⁉」
恋は右側のハンドルを押し込み、エネルギーが蓄積されたソニックアローで篠ノ之を斬りさいた。
斬りさかれた篠ノ之は、悲鳴をあげながら地面に激突し、エネルギーが0になってISが解除された。
「ふふ♪これこそ、愛の力ね♪」
恋sideend
永流side
「ほ、箒⁉」
「余所見をしてる場合か?」
「がぁっ⁉」
篠ノ之が倒されたことに気を引かれた織斑は、永流に蹴り飛ばされた。
「ぐっ⁉クソッ‼」
「さて、恋も決めたことだし、俺もそろそろ決めるか」
すると永流は、パラドから受け取った、ガシャットギアデュアルの2つの内1つを取り出した。
「な、なんだよそれ⁉」
「俺の新しい力だ」
《ブーストブレイク・アックス》
永流は受け取ったガシャットギアデュアル――【ガシャットギアデュアルγ】のダイヤルを回す。
すると、永流の背後に画面が現れ、画面からサポートユニット【ブーストゲーマ】が出てきた。
《ガッシューン ガッチョーン》
《デュアルガシャット‼》
「レベル50、大変身‼」
《ガッチャーン‼デュアルアップ‼》
《敵をブレイク‼物をブレイク‼パワー全開ブースト‼ブーストブレイク~アックス~》
永流はガシャットギアデュアルγを、マイティアクションガシャットを引き抜いた後挿入し、レバーを引いた。
すると、ダイヤルを回した際に画面から出てきたブーストゲーマが永流のボディに装着され、永流の目の部分にバイザーが装備され、体中に装備されたアーマーにブースターが装備され、永流は【仮面ライダーエグゼイド ブーストアクションゲーマーレベル50】へと変身した。
そして
《ガシャコンサックス‼ 》
「はっ‼」
永流は新たなガシャコンウェポン【ガシャコンサックス】を展開した。
(見た目は、仮面ライダーチェイサーのシンゴウアックス似)
「そ、そんな姿になっても、俺が勝つ‼零落白夜‼」
織斑は零落白夜を発動し、永流に向かって突っ込んだ。
だが
「ラァアアアア‼」
「がぁあああ⁉」
永流のボディに装着されたブースターが火をふき、一気に織斑に近づいてガシャコンサックスでぶっ飛ばした。
「ぐ、ぐぅうううう⁉」
「スゴい…………予想以上だ。(でも、体がしんどいな)一気に決める‼」
《ガッチョーン キメワザ‼》
「ハァアアア…………」
永流はレバーを閉じ、ガシャコンサックスにエネルギーを溜め
《ガッチャーン‼》
《BOOST CRITICAR AXE》
「ハァアアアアアアア‼」
「ぐわぁあああああ⁉」
永流はエネルギーの溜まったガシャコンサックスで織斑を斬りさき、吹き飛ばした。
吹き飛ばされた織斑は壁に激突し、エネルギーが0になってISが解除された。
そして立ち上がろうとしたが、力が入らなかった。
「これで文句ないな?」
「クソッ‼」
《ガッチョーン ガッシューン》
「うっ‼」
織斑にそう言った永流はレバーを閉じ、ガシャットギアデュアルγを引き抜いた。
すると永流は、体に相当負担がかかったため、倒れそうになる。
だが
「おっと……危ないわよ永流♪」
「恋……」
倒れそうになった永流を恋が支えた。
「ふふ♪お疲れ様永流♪」
「うん。恋もお疲れ様」
「ふふ♪ありがとう♪それより大丈夫?」
「体に相当負担がかかったみたいでね。まだ俺にはレベル50は早すぎたみたいだ。でも、もう大丈夫。少し立ちくらみしただけだから」
「そう、良かった♪なら、こうしてもいいわよね♪」
「おっと」
永流が大丈夫だと分かると、恋は永流の腕に抱きついた。
「中までリードしてね♪私のナイトさん♪」
「はいはい」
永流は恋と腕を組ながら、アリーナの中へと歩いていった。
to be next stage
今回はここまでです‼
次回は永流がある3人と、ある場所に行きます。
次回も是非読んでください‼