インフィニット・エグゼイド~意志を継ぐ医者~   作:ルオン

38 / 67
メリークリスマス‼

いや~何とかクリスマスイブに投稿できました。
最近仕事が忙しくて、投稿は難しいかなと思ってましたが、何とか間に合いました‼

今回は予告通り、クラス代表戦です‼

それでは本編スタートです‼


Stage34:クラス代表戦と乱入者

とあるビルの屋上

そのビルの屋上で、2人の男が立っていた。

 

「アレの準備は整いましたか?」

 

「はい、整いました。いつでも出せます」

 

「では…………出しなさい」

 

「はい」

 

男の一人が返事をすると、ビルの屋上が左右に開き、そこから10体のISのようなロボットが飛び出していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃、IS学園のアリーナでは生徒たちであふれかえり、盛り上がっていた。

理由は1つ、本日行われるクラス代表戦である。

永流は、学園に戻ってきた猛と学園に来た英志、紘助と恋、珠美と共にアリーナに向かっていた。

 

「まさか英志くんまで学園に来るとは、ビックリしたよ」

 

「俺もビックリだよ猛。行方不明だった君が、永流の護衛をしてるとはね。しかも、ライダーとして帰ってくるとは」

 

「あはははは…………色々あってね」

 

「はいはい、その話はここまでにして、皆は簪と鈴は決勝であたると思う?」

 

「当たると思うぜ?簪と鈴の動きを見切ることなんて、素人には無理だろうよ」

 

「そうね。鈴と簪、センスいいし」

 

「2人が決勝であたるのが楽しみだ」

 

そう話ながら、アリーナに着いた永流たち。

その時

 

―ドゴォオオオン―

 

「ッ⁉な、なんだ⁉」

 

「あっちから聞こえたわ‼」

 

着いた途端、大きな音がアリーナの外に響き渡った。

気になり、その音がするところへ向かう永流たち。

音の発生地に着くと、右手にISの部分展開した鈴と、腰を抜かしてへたりこむ織斑、唖然とする篠ノ之がいた。

状況を理解しきれない永流たちだったが、すぐに鈴に声をかけた。

 

「鈴‼」

 

「ッ⁉……永流……みんな……」

 

「何があったの鈴?」

 

「実は…………」

 

恋に聞かれた鈴は、何が起きたのか説明した。

 

「つまり、鈴は織斑にこないだの事を反省したか確かめて、反省してないことに怒って織斑と悪口の言い合い。その時に1番気にしてる身体に関する悪口を言われて、ISを部分展開して織斑にギリギリ当たるところで地面を殴りつけたと」

 

「うん…………」

 

「まったく。鳳さん、いくら頭にきたからといって、校舎にある物を殴りつけるのはいけないことよ」

 

「すみません……名護先生」

 

「まぁ、明日にコンクリートの整備士が来るからついでにやってもらうからいいけど、鳳さん、代表戦が終わったら反省文10枚、明後日までに提出すること」

 

「はい……」

 

珠美に注意され、俯いてしまう鈴。

その時、空気を読まない奴が口を開いた。

 

「ち、ちょっと先生、反省文はやりすぎじゃ」

 

「織斑くん、あなたがとやかく言える立場じゃないわよ」

 

「えっ?」

 

「理由はどうあれ、あなたが鳳さんの身体に関して悪口を言わなければ、こうはならなかったのよ?」

 

「そ、それは……」

 

「それにね、人の身体をバカにするのはクズのすることよ」

 

「………………」

 

「とにかく、織斑くんも代表戦が終わったら反省文10枚書いて、明後日までに提出すること。いいわね?」

 

「…………はい」

 

珠美に注意され、どこか納得できないような顔をしながら返事する織斑。

そして珠美は、再び鈴に顔を向けた。

 

「鳳さん、いつまで顔を俯かせてるの?」

 

「えっ?」

 

「今日は代表戦よ?貴女はクラスの代表なんだから、怒られた事を今は気にせず、集中して挑みなさい」

 

「…………はい‼」

 

珠美に言われた鈴は、元気良く返事をし、ピットへ向かって走って行った。

それを見届けた永流は、生徒会副会長として管制室で念のために待機しておくため、猛と英志を連れて管制室に向かい、紘助と恋、珠美の3人はセシリアたちが待つ観客席に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後

 

「う~……緊張してきたわ」

 

「なんでカナが緊張するの?」

 

管制室で待機していた永流たち。

その中で楯無が、第一試合に出る簪のことを思ってか、緊張していた。

 

「だって、簪ちゃんの晴れ舞台なのよ?クラスの思いを背負って戦うのよ?プレッシャーでいい動きできないんじゃないか心配で心配で」

 

「大丈夫だって。簪なら勝てるよ」

 

「その通りだよ楯無」

 

「簪ちゃんなら大丈夫だよ」

 

「……そうよね。簪ちゃんなら大丈夫よね‼」

 

「ああ…………おっ?出てきたよ」

 

楯無の不安を取り除いた永流たちは、ピットに出てきた簪に視線を向けて、簪が勝つことを祈るであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わりアリーナのグラウンド。

ピットから出てきた簪は、相手である3組の代表を見つめた。

 

「今日はよろしくね」

 

「こちらこそ」

 

互いに挨拶をし、睨みあう2人。

 

『ではこれより、3組代表と4組代表による代表戦を開始します。両者構えてください』

 

アナウンスの言葉により、3組の代表は纏うラファールからアサルトライフルを、簪は夢現を構える。

 

『試合開始‼』

 

―ブー―

 

「「ッ‼」」

 

試合開始のアナウンスとブザーが鳴ると同時に、簪は相手に向かって飛び、3組の代表はアサルトライフルを連射する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃観客席では

 

「かんちゃ~ん‼頑張れー‼」

 

「簪様‼ファイトですよ‼」

 

「いけ簪‼そこだ‼」

 

「危ないわよ簪‼しっかり避けて‼」

 

「そこですわ簪さん‼攻めてください‼」

 

「簪ちゃん‼やっちゃえ~‼」

 

「簪‼負けちゃダメよ‼」

 

「負けるな簪‼」

 

「もう、皆少しは落ちついて」

 

紘助たちが必死に簪を応援していた。

 

 

 

 

 

 

 

場所は戻りグラウンド側

簪は銃弾に当たるものの、徐々に3組の代表を追い詰めていた。

 

「くっ‼流石は日本代表候補生‼やはり強いわね‼」

 

「あなたもね……でも負けない‼」

 

そう言った簪は、夢現を再び構えて突っ込む。

 

「いい返事ね‼なら‼」

 

すると3組の代表は25mm7連砲身ガトリング砲【クアッド・ファランクス】を取り出し、簪に向かって放つ。

 

「くっ⁉」

 

簪は何とか回避するが、3組の代表に近づくことができなくなってしまった。

 

「近づけない⁉どうしたら…………そうだ‼ストライクモード‼」

 

簪がそう言うと、打鉄弐式がストライクモードへと変わり、簪は紅蓮と月下を取り出した。

 

「色が変わった⁉」

 

「行く‼」

 

簪はブースターを吹かせ、一気に3組の代表に接近する。

 

「は、速い⁉」

 

「ハァッ‼ヤァッ‼」

 

「ぐぅ⁉」

 

簪の速さに驚いた3人の代表。

すぐに対応しようとするが、簪の速い攻撃に対応できなかった。

そして紅蓮の炎と月下の氷の力によって、3組の代表のシールドエネルギーが大幅に削られてしまう。

 

「な、なんて武器なの⁉数回しか受けてないのに、エネルギーがあとわずかだわ⁉」

 

「コレで決める‼行って‼山嵐‼」

 

簪は3組の代表が動揺している隙に、山嵐を放つ。

 

「なによこのかz―――きゃぁあああああ⁉」

 

動揺して、対応するのを忘れてしまい、山嵐を直撃で喰らってしまう。

そして地面に激突し、3組の代表のISが解除されてしまった。

 

―ブー―

 

『試合終了‼勝者‼4組代表、更識簪‼』

 

『『『『『おぉおおおおお‼』』』』』

 

簪の勝利を知らせるアナウンスにより、アリーナ全体から歓喜の声が上がる。

簪はその歓喜の声を嬉しく感じながら、落ちてしまった3組の代表の元に向かう。

 

「大丈夫?」

 

「ええ、大丈夫よ。強いわね、更識さん。流石は日本代表候補生ね」

 

「あなたも強かったよ。あの力がなかったら、多分負けていたのは私の方だった」

 

「ありがとう♪決勝戦、必ず勝ってね‼」

 

「うん‼」

 

簪は3組の代表と握手をし、ピットへと戻った。

ピットへ戻ると、鈴が準備体操して待機していた。

 

「鈴……」

 

「あら簪、1回戦突破、おめでとう♪」

 

「ありがとう♪次は、鈴と織斑だったよね?」

 

「ええ。あたしを怒らせたこと、後悔させてあげるんだから‼」

 

そう言った鈴は、拳を強く握りしめる。

その鈴の拳を、簪が優しく包み込んだ。

 

「簪?」

 

「鈴……私は決勝で鈴と戦いたい。だから必ず勝って‼そして、私の分まで織斑を叩きのめして‼」

 

「簪…………ええ‼任せてちょうだい‼」

 

簪の想いを受け取った鈴は、新たな覚悟を胸に甲龍を纏う。

 

「簪…………必ず決勝で戦いましょう‼」

 

「うん‼頑張って‼」

 

簪にそう言われた鈴は、そのままピットから出ていく。

ピットから出ると、グラウンドには既に、白式を纏った織斑が浮かんでいた。

 

「鈴…………さっきのこと」

 

「言っとくけど、許す気ないから」

 

「…………なら、俺が勝ったらなんであの時怒ったか教えてもらうからな‼」

 

「……いいわよ。ならあたしが勝ったら、1つ言うこと聞いてもらうわよ?」

 

「いいぜ‼」

 

『これより、1組と2組の代表戦を始めます』

 

アナウンスにより、鈴は双天牙月を、織斑は雪平弐型を構える。

 

『試合開始‼』

 

―ブー―

 

「うぉおおおおおおお‼」

 

試合開始のアナウンスとブザーが鳴ると、織斑は鈴に向かって突っ込む。

だが

 

「甘い‼」

 

「があっ⁉」

 

鈴は簡単にかわし、双天牙月で織斑を斬り飛ばす。

 

「くっ⁉こんのぉおおおおお‼」

 

「永流の言う通り、突っ込むしかしないわけ?なら、コレでも喰らいなさい‼」

 

「がっ⁉」

 

鈴は、突っ込んでくる織斑を、龍砲で吹き飛ばした。

喰らった織斑は壁に激突した後に地面に倒れ、何とか立ち上がる。

 

「い、今のはいったい」

 

「休んでる暇はないわよ‼」

 

「ッ⁉がぁあああ⁉」

 

織斑が何をされたのか考えている間に、鈴が接近し、双天牙月で織斑を斬り飛ばした。

 

「ぐっ⁉負けるかぁああああああ⁉」

 

「ふん‼」

 

「おわっ⁉」

 

頭に血がのぼり、再び突っ込んできた織斑に、鈴は片方の双天牙月を投げ飛ばした。

投げ飛ばされた織斑は驚き、慌てて回避する。

 

「危ねぇ…………武器を投げるなんてなに考えてんだよr「ハァッ‼」がはっ⁉」

 

鈴に文句を言おうとした織斑だったが、鈴による片方の双天牙月で地面に向かって斬り飛ばされた。

そして鈴は、投げ飛ばした双天牙月を確保し、織斑を見下ろす。

 

「はっきり言って、期待はずれよ一夏。今日までいったい何をしてたの?」

 

「な、何をしてたって…………」

 

「どうせ、本を読んだり、あの箒って奴と剣道してただけでしょ?」

 

「……………………」

 

「図星みたいね…………まぁ、勝つのは私だけどね」

 

図星をつかれ、押し黙る織斑に龍砲を放とうする鈴。

だがその時

 

―ドゴォオオオン‼―

 

「「ッ⁉」」

 

突然、アリーナのシールドを破って、巨大なエネルギー弾が地面にぶつかり爆発する。

アリーナにいた全員が、爆発した地面に視線を向けていると、上空から10体のISのようなロボットが降りてきた。

 

to be next stage




今回はここまでです‼

次回は永流たちが大活躍‼
しかし鈴の身に危険が…………

次回も是非読んでください‼
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。