インフィニット・エグゼイド~意志を継ぐ医者~   作:ルオン

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お待たせしました‼

今回は、アリスが永流に説教じみたことをし、永流が壊れかけます。そして、未来の戦士が現れます。

それでは本編スタートです‼


Stage52:アリスと壊れかける永流と未来の戦士

「父さんの知りあい?」

 

突然目の前に、現れた少女アリス。

 

「君はいったい…………それにエグゼイドの真の意味を知ってるってどういう意味だ?」

 

「……………………」

 

「ちょっと!?聞いてるんだから答えなさいよ‼」

 

「黙っていろ、尻軽娘」

 

「し、尻軽ですって!?」

 

「だってそうだろ?簡単に好きな奴を乗り換えるんだからな」

 

「あんたね~‼」

 

「落ちついて鈴‼」

 

アリスの言葉に怒った鈴は、アリスに襲いかかろうとするが、ユリシアに止められる。

 

「まったく、こんなことで怒るとはな…………お前もそうだが、最近の奴等は怒りやすいな。まぁ、親の教育が悪いんだろうな」

 

「なんだと?」

 

今度は永流が、アリスの言葉を聞いてオルゴンソードを構える。

それを見たアリスはため息をつく。

 

「怒ったら武器を構える。永夢が見たら悲しむぞ」

 

「どういう意味だ!?」

 

「そのままの意味だ。お前は、永夢の意思を継ぐと言いながら、永夢とは正反対の行動をしてる。あいつは、エグゼイドの力を人には向けなかった」

 

「俺だって人に向けては!?」

 

「いやお前は向けた。そこの金髪の女2人とあの男にな」

 

「セシリアとユリシア、織斑に?」

 

言われた永流は、セシリアとユリシア、織斑にエグゼイドとなって攻撃したかを考える。

だが、心当たりがない。

 

「分からない…………俺は3人に攻撃など」

 

「ISだったか?それのバトルで、お前は3人に攻撃しただろ?」

 

「あ、アレは、ISバトルで、このエグゼイドもISだから」

 

「だから仕方ないと?笑わせるな。エグゼイドは…………永夢が目指した仮面ライダーは違う。あいつは、人とその人の笑顔を取り戻すために戦った。だがお前はどうだ?お前はエグゼイドを、ただ相手を倒すために使ってる。そんな奴にエグゼイドになる資格も、永夢の息子になる資格もない‼」

 

「ッ!?」

 

アリスに言われた永流は、頭に痛みが走る。

そんな永流の様子に、アリスは何の反応をすることなく、話を続ける。

 

「お前は、恥ずかしくないのか?昔、永夢からエグゼイドがなんなのか聞いたのにも関わらず、エグゼイドをただ戦うだけの存在にして、恥ずかしくないのか?」

 

「父さんから、エグゼイドがなんなのか聞いた?俺は、父さんにエグゼイドがなんなのか聞いた覚えはないぞ!?」

 

「現実逃避か?お前は間違いなく聞いている。エグゼイドがなんなのか。どんなライダーなのか。それでも永夢に言われたことないと言うのなら、お前は永夢をバカにしているようなものだぞ?」

 

「俺が…………父さんをバカに…………?……父さんから、エグゼイドがなんなのか……聞いている……?…………ぐぅ‼」

 

「「「「「永流(さん)!?」」」」」

 

アリスの言葉を聞いて、永流は更に頭が痛くなり、両手で頭を押え、心配になった楯無たちが駆け寄る。

 

「まだ認めようとしないのか…………なら、何度でも「おい‼」ん?…………なんだ?」

 

永流に再び話しかけようとしたアリスだったが、織斑が話しかけられた。

 

「いきなり現れたと思ったら、訳の分からないこと言いやがって‼お前の目的はなんだ!?」

 

「誰が、お前みたいな慢心している奴に教えるか」

 

「なんだと!?俺は慢心なんてしてない‼」

 

「い~や、お前は慢心してる。慢心してるからこそ、周りを傷つけ、友人を失うんだ」

 

「う、うるせぇえええ‼」

 

アリスの言葉に怒った織斑は、雪平弐型を構えて斬りかかる。

だが

 

「ふん」

 

「がぁ!?」

 

織斑は、アリスの手から放たれたエネルギー弾により、吹き飛ばされてしまった。

吹き飛ばしたアリスは、特に織斑に声をかけることはせず、再び永流に話しかけようと、永流の方に顔を向けるが、永流の状態を見て、目を見開いた。

 

「なんだ…………それは?」

 

「永流‼永流、しっかりして‼」

 

「俺が…………父さんを………父さんをバカにした……俺が…………父さんを……殺した……」

 

「何を言ってるの永流!?あなたはおじ様を殺してなんかいないわ‼」

 

「俺が…………俺がいたから……父さんは……」

 

「永流さん‼しっかりしてください‼」

 

「「永流‼」」

 

永流は、かつて永夢が、自身がバグスターウィルスに感染したことを聞き、消滅しかけた状態になっていた。

そんな状態の永流を見て、アリスは驚くしかなかった。

 

「なんだ……コレは……‼」

 

「やってくれたな‼」

 

驚くアリスに、剣崎が文句を言うように言った。

 

「こうなる可能性があったから、俺は永流の記憶を“封印”したんだ‼」

 

「封印…………だと?」

 

「そうだ‼永流はあの場で“暴走”し、“消滅しかけた”‼だから俺が、記憶を封印したんだ‼」

 

「ど、どうにかできないんですか!?」

 

「永夢は、自身から生まれたパラドがいたからなんとかなったが、永流にはパラドの代わりがいない‼」

 

「ぐぅ…………がぁああああああああ!?」

 

なんとか永流を救おうと、考える剣崎たちだったが、永流に限界が訪れ、消滅し始めた。

なんとかしようとする剣崎たちだが、いまだに思いつかない。

その時

 

《RESET》

 

「ハッ‼」

 

「うっ‼…………あ……」

 

「「「「「永流(さん)!?」」」」」

 

どこからか音声が流れた直後、永流に光弾が命中し、永流の消滅が止まった。

そして永流は、その場に倒れ込み、楯無たちが駆け寄る。

剣崎は、光弾が飛んできた方向に顔を向ける。

そこには

 

「か、仮面ライダークロノス!?」

 

かつて、永夢たちと激しい戦いを繰り返し、自らの意思で消滅した戦士―――【仮面ライダークロノス】がいた。

そしてその隣には、1人の女性がいた。

クロノスがいることに驚く剣崎。

その時、一台の巨大なトラックが、何故か停止していたホッパーたちを引き壊し、剣崎たちの前で止まった。

 

「と、トラック!?」

 

「な、なんでトラックが!?」

 

突然のことに、驚く真耶と鈴。

するとトラックから、2人の男女が出てきた。

 

「早く後ろ荷台に乗れ‼」

 

「急いでください‼」

 

「の、乗れって言っても」

 

「敵かもしれないし」

 

現れた2人の男女の言葉を、信用できないユリシアと簪。

すると荷台から、恋と猛が出てきた。

 

「皆‼早く乗って‼」

 

「恋さん!?何故乗ってるのですか!?」

 

「説明は後だ‼早く乗って‼」

 

「猛まで!?」

 

「…………皆、恋たちを信じて乗りましょう‼」

 

「「「「…………了解‼」」」」

 

楯無の言葉を聞いたセシリアたちは返事をすると、剣崎と共に永流を連れて荷台へと入っていき、その場から逃げ去った。

それを見ていたアリスはその場から消え、クロノスと謎のライダーも消えていた。

残された織斑は、ISを解除して、地面を殴る。

そしてその織斑に、1人の男が近寄る。

 

「ちくしょー‼あと少しだったのに‼」

 

「焦ってはいけないよ、織斑くん。チャンスはまた来るよ。それまで、体を休めよう」

 

「はい‼分かりました、志村さん‼」

 

織斑は、近寄ってきた男―――志村と共に、どこかへと消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからしばらく経ち、猛たちは廃工場に身を隠していた。

 

「ここなら、しばらく大丈夫だろう」

 

「ありがとう。手伝ってくれて」

 

「気にしないでください。とう……永流さんを助けるのが、俺らの役目ですから」

 

「それより、おと…………永流さんの様子は?」

 

「まだ意識を取り戻さないわ」

 

「仕方ないだろ。消滅仕掛けていたんだからな」

 

「ッ!?お前は!?」

 

永流が目覚めないことを心配している猛たちの元に、先程いた、クロノスと女性がやって来た。

クロノスを見たか剣崎は、警戒してブレイバックルに手をかける。

だがそれを、恋が止めた。

 

「待ってください、剣崎さん。あの2人は味方です。トラックを運転していた2人の仲間です」

 

「そう……なのか?」

 

「はい。その2人は私たちの仲間で、家族です」

 

「ほら兄貴、変身解除しろよ」

 

「ああ」

 

兄貴と呼ばれたクロノスは、変身を解除し、男性の姿へとなった。

気になった剣崎は、4人に質問する。

 

「なぁ、君たちは何者なんだ?クロノスに変身できるのは、消滅した檀正宗か、花家大我だけのはずなんだが?」

 

「どうする兄貴?教えるか?」

 

「別にいいだろう。教えたところで、“この時代”が“俺たちの時代”にそこまで影響を及ぼすとは思えん」

 

「だな。そんじゃ俺からだな‼俺は宝生 烈(れつ)‼よろしくっす‼」

 

「私は宝生 咲(さき)といいます。よろしくお願いします」

 

「あたしは宝生 由美(ゆみ)。よろしくお願いします」

 

「俺は宝生 零(れい)…………仮面ライダークロノスだ」

 

「宝生?永流さんのご親戚の方ですか?」

 

「いや、俺たちは父さん…………宝生 永流の子供です」

 

『『『『『えっ?』』』』』

 

その場に、冷たい風邪が吹き、剣崎たちは動かなくなる。

そして

 

『『『『『えぇえええええ!?永流の子供ぉおおおおおおお!?』』』』』

 

剣崎たちは、盛大に驚いた。

 

to be next stage




今回はここまでです‼

次回は零たちが、過去にいる理由と、剣崎と永流の関係が明らかになる予定です‼

次回も是非読んでください‼
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