途中で寝てしまい、いつもの時間に更新できませんでした。
今回は、未来の子供たちの目的と、剣崎と永流の関係が明らかになります。
それでは本編スタートです‼
「そ、そんな!?いつのまに結婚していたの永流!?」
「そんな…………永流さんが……結婚……」
「そんな…………がっくし……」
「あちゃー……皆、元気なくしてるよ」
恋を始め、その場にいたIS操縦者全員が膝と手を地面につく。
だがその時、恋があることに気づいた。
「ちょっと待てよ…………烈くん、あなたたちの年齢は?」
「俺すか?俺は17歳ですよ。ちなみに咲も17歳で、兄貴の零と、姉の由美は18歳ですよ」
「だったらあり得ないわ‼18年前に零くんたちが生まれた時、永流は1歳よ‼」
「流石だな母さん」
「えっ?…………母さん?」
「そうだよ。“俺の”母さんは恋さん…………あなただ。ただし、未来のあなたの息子だがな」
「れ、恋さんが……あなたのお母様!?」
「それに未来ってどういうこと!?」
「簡単な話です。私たちは、未来から来たのですから」
『『『『『み、未来ぃいいい!?』』』』』
由美の発言に、その場の全員が驚いた。
「み、未来って本当なの!?」
「はい。証拠が必要なら、コレをどうぞ」
咲はそう言って、1枚の写真を恋に渡した。
その写真には、永流を中心に、恋たちや零たちなど、たくさん人が写った写真であった。
「コレは…………家族写真?」
「そうです。私たちの時代で撮った家族写真です」
「私たちも写ってるわね?」
「そりゃそうです。ユリシアお母様たちも家族なのですから」
「えっ?私が…………咲のお母さん?」
「はい。お父さんは未来で、ユリシアお母様を含めて、複数の女性と結婚してます」
「な、なんですって!?」
「じ、重婚してるってこと!?」
「そうです。因みに私の母は刀奈……楯無お母さん、烈の母親は鈴お母さんです」
「私と鈴ちゃんも!?」
「ええ。簪お母さん、セシリアお母さん、真耶お母さんも、私たちの家族です」
「わ、私たちも!?」
「え、永流さんの!?」
「お、奥さんなんですか!?」
「ああ」
『『『バンザーイ‼バンザーイ‼』』』
零たちの話を聞いて喜ぶ恋たち。
だが
「でもそれは、あくまで俺たちが来た時間軸での話だ。この時代の母さんたちが、本当に父さんと結ばれる保証はない」
『『『『『………………』』』』』
―ズーン―
零の『結ばれる保証はない』という発言に、恋たちは一気に暗くなった。
その恋たちを見て、苦笑いする猛と剣崎。
「そ、そういえば、何故君たちは、未来から過去に?」
「実は、父さんが未来で消えかかったんです」
「なに?」
「詳しく教えてくれ」
「はい。普通に生活をしていた父さんは、ある日突然、先程の父さんのように消滅しかけたんです。俺はすぐにクロノスに変身し、リセットの応用で父さんの消滅を防ぎ、父さんをコールドスリープ装置にいれ、冷凍休眠させました」
「そして私たちは、未来にあるスーパーコンピューターで何があったのか調べたら、この時代で父さんの未来がなくなるのを探知したんです」
「可笑しいと思った我々は、タイムマシンのような物に乗って、この時代に来たんです」
「なるほどな」
「それにしても、コールドスリープ装置にスーパーコンピューター、タイムマシン、君たちの時代の技術は進んでいるんだね」
「ですが猛おじさま、今言った装置は全て、猛おじさまがお作りになられたのですよ♪」
「お、俺が!?」
「はい♪」
零たちが言った装置が、全て自身が作った物だと聞いて驚く猛。
そんな中、零は剣崎に近づいていき、話しかけた。
「剣崎一真さん、父さんが消滅しかけた原因を、教えてください」
「……分かった、教えよう」
そう言った剣崎は、近くに置いてあったパイプ椅子に座る。
そして猛たちは、その剣崎の周りに立ち、話を聞く。
「俺と永流が出会ったのは、十数年前だ。俺はあの頃、財団Xのアジトを潰し回っていた。だが俺は、財団が仕掛けた罠に引っ掛かり、財団が放棄した基地ごと、爆発で吹き飛ばされた」
「財団X…………」
「そんな前から奴等、動いていたのかよ」
「ああ。奴等が怪人関係の実験をしていると聞いてな。爆発で深傷をおった俺は、町中を徘徊していた。そんな時、運が良いのか悪いのか、知り合いの家ノ前で倒れ、その知り合いの子に、俺は助けてもらった」
「もしかして、その知り合いの子って」
「永流くんのこと…………ですね?」
「そうだ。小さかった永流は、俺から流れていた緑色の血を見て一瞬驚いたが、すぐに家から救急箱を取りに戻り、手当てをしてくれたんだ」
「ふふ♪永流らしいわね♪」
「ああ。それからしばらく、俺は傷が癒えるまで宝生家に世話になっていた。その間、俺は永流と遊んだりして、絆を深めた。そして俺たちのライダーになった理由や、何のために戦ったか教えると、永流は『僕、将来はお父さんのようなお医者さんになって、お父さんや一真お兄ちゃんのような、人と笑顔を守れるような仮面ライダーになる』と言っていたんだ」
「永流さん、そんな幼少の頃から、仮面ライダーを目指していたんですね」
「ああ。そして傷が癒えた俺は、宝生家を後にしたんだ。…………だがあの日、白騎士事件の日に、永流は壊れた」
懐かしむような顔から一変し、剣崎は悲しそうな顔になって語りだした、
「久々に永流の町へと訪れた俺は、宝生家に土産を持って向かったんだ。だがその途中で、ミサイルの破片やミサイルが落ちてきた個とにより、辺りは火の海になった。そんな中、誰かが永夢に何かの破片を突き刺したのを目撃したんだ」
「なんですって!?」
「本当ですかそれは!?」
「ああ。俺は危険を感じ、変身して永夢の元に駆けつけた。そこには、永夢に何かを突き刺した赤い怪人と、涙を流す永流がいたんだ」
「永流くんが……泣きながら!?」
「ああ。俺はすぐに怪人に斬りかかったが、一撃で変身解除にまで追い込まれてしまった」
「一撃で変身解除!?」
「ああ。それを見て、永流は怒り、力が覚醒したんだ」
「力?」
「永流は目の前に、エグゼイドの武器であるガシャコンブレイカーと、ガシャットを造りだし、怪人に一撃を喰らわせた」
「幼少の永流が、怪人に一撃喰らわせた!?」
幼少の永流が、怪人に一撃叩き込んだことを知り、恋たちは驚いた。
「事実だ。叩き込まれた怪人はその場から逃げ去った。残された永流は、俺の怪我と永夢の死体を見て、再び泣き出した。そして永流は泣きながら言ったんだ。『僕の……僕のわがままで、お父さんは死んじゃった……一真お兄ちゃんに怪我させちゃった…………この力があるのに…………何もできなかった』とな」
「「永流(くん)」」
「そして永流は、自身への怒りと罪悪感により、力が暴走すると同時に消滅し始めたんだ」
「そんな!?」
「まずいと思った俺は、一か八か、ジョーカーの力とラウズカードの力を利用して、俺と事件に関する記憶を記憶の奥底に封印したんだ」
「そして永流は、記憶を封印されたまま生き抜いて、今に至ると」
「ああ。だが、あの少女の言葉が引金となって、記憶を封印していた鎖が、壊れたんだろう」
「やっぱりあの子の言葉が…………やってくれたわね」
「でも……間違ったことは言ってないと思う」
『『『『『永流(くん/さん)‼』』』』』
「父さん!?」
「お父さん‼」
「父ちゃん!?」
「お父様!?」
先程まで、意識を失っていた永流が、荷台から出てきた。
それを見た恋たちは、すぐに永流に駆け寄る。
「大丈夫なの永流!?」
「ああ…………なんとかね……」
「永流くん、いつから聞いてたんだ?」
「剣崎さんが……一真兄ちゃんが、俺のことを話始めたところからだ」
「永流……お前記憶が…………」
「うん……全部思い出したよ…………あの時、何があったのか……力があったのに…………何も出来なかった…………自分の無力さをね……」
永流はそう言うと、マイティアクションXガシャットを取り出し見つめた。
その様子に違和感を感じた恋は、永流に声をかける。
「永流?」
「俺は…………もう……エグゼイドには…………変身………………しない……」
to be next stage
今回はここまでです‼
次回は永流たちの前に、奴等が現れる予定です。
次回も是非読んでください‼