今回は恋たち、永流の仲間の話です。
それでは本編スタートです‼
永流が消えてしまった後、恋たちは英志たちに傷の手当てをしてもらっていた。
「ありがとう、アン」
「気にしないでください、恋さん」
「平気か猛?」
「なんとかね」
「なら良かった…………猛、何がどうなった?何故永流が攻撃したりしたんだ?」
「………………」
英志に聞かれた猛だが、俯き何も答えずにいた。
するとそこへ、手当てをしてもらった剣崎と零、烈に咲、由美が近づいていく。
「それについては、俺たちが説明する」
「あなた方は?」
「俺は剣崎一真、仮面ライダーブレイドだ」
「俺は、宝生 零。後ろにいるのは、弟の烈、妹の咲に由美です。俺たちみんな未来から来た父さんの…………宝生永流の子供です」
「な、なんだって!?」
「え、永流さんのお子さん!?」
「え、えぇええええええ!?」
「に、兄さんの子供ぉおおおおおおお!?」
永流のことを知り、零たちのことを知らない英志たちは、盛大に驚く。
「ま、待ってくれ‼永流に子供がいたのか!?」
「お、落ちついてください英志さん‼(オロオロ)」
「お兄ちゃんが結婚お兄ちゃんが結婚お兄ちゃんが結婚お兄ちゃんが結婚お兄ちゃんが結婚お兄ちゃんが結婚」
「し、しっかりしろ亜夢」
「お父さん…………私、引きこもりたい」
「何言ってるのレイナ!?落ちついて‼️」
零たちが永流の子供だと知り、パニックを起こす英志たち。
ただ1人、進ノ介だけは冷静だった。
「落ち着くんだ皆。彼らは未来から来たと言っていた、だからこの時代の永流が誰かとの間に作った訳じゃない」
「その通りです。流石は泊警視総監ですね」
「えっ?警視総監?」
「いえ、こちらの話です。では、説明させていただきます」
そう言った零は、剣崎たちと共に英志たちに説明を始めた。
永流と剣崎の関係のこと、永夢の知り合いであるアリスのこと、永流が消滅しかけたこと、零たちが来た目的、永流が何故、別のライダーになって攻撃したのか、今自分たちが知りえることを説明した。
「なるほど、永流は剣崎さんを守るため、織斑と戦闘を行おうとした所に、アリスと名乗る少女が現れ、彼女の言葉で剣崎が封印した記憶がよみがえり、消滅しかけた」
「それを零さんが止め、助け出すものの、永流さんはエグゼイドへの変身することを拒み、あのエグゼイドに似たブレイクというライダーになり、織斑さんと戦い、織斑さんを殺そうとしたと」
「それを止めようとした恋ちゃんたちは、返り討ちにあったんだね?」
「そうです。恐らく父さんは、爺ちゃんの意志を、エグゼイドを汚した罪悪感から、エグゼイドではない、圧倒的な力を持つブレイクの力で、危険分子を排除し、皆さんを守ろうとしたんだと思います」
「ただやり方は、完全にダークライダーだけどな」
「…………ッ‼」
話を聞いたアンは1人立ちあがり、歩きだした。
そのアンの腕を英志は掴み、歩くのを止めた。
「何処に行く気だアン?」
「決まってます‼そのアリスとかいう少女を探しだし、永流さんに謝らせます‼永流さんは、間違ったことをしてません‼ISのバトルで人を攻撃したというのなら、ライダーだって同じことです‼怪人だって、中には元人間だった敵もいます‼」
「落ちついてアン。今は、永流を取り戻す事が先決よ」
「そうだよアン。それに、エグゼイドの意味に関しては、あながち間違ってないしね」
「でも……でも私、悔しいです‼誰よりも辛く、苦しい経験をした永流さんが、誰かに責められ、永夢さんの息子を名乗る資格はないだの、エグゼイドになる資格がないだの…………悔しくてたまりません‼️」
「分かってる…………分かってるから」
涙を流しながら言うアンを、英志が優しく抱きしめる。
すると英志は、何かを決意した者の目をした。
「必ず、永流を連れて帰ろう‼たとえ殴ってでも‼」
「問題は、エグゼイドの息子が何処にいるのかだな」
どうやって永流を見つけるか考える英志たち。
その時、亜夢が笑いだした。
「ふふふ…………フハハハハハハハ‼」
「あ、亜夢?どうした?」
「皆、安心して。こんなこともあろうかと、さっきお兄ちゃんのベルトに、超小型発信器をつけておいたんだよ‼」
「な、なんだって!?」
「本当か亜夢!?」
「うん♪きっとお兄ちゃん、行っちゃうと思ったから、つけておいたんだ♪」
「亜夢ちゃん……永流が行くと分かってたの?」
「分かってたっていうよりは、お兄ちゃんなら家族のためになんでもするから、なんとなく予想できたんだ」
「兄貴のこと、信じてるんだな」
「勿論だよスティンガーさん♪だってお兄ちゃんは、世界で1番、ううん、宇宙で1番、優しいお兄ちゃんだから♪」
「そうか♪」
「では皆さん、父さんを…………この世界の戦士を連れ戻しに行きましょう‼」
『『『『『おう(はい)‼』』』』』
零の言葉に返事をした英志たちは、マシンがある者はマシンに、ないものは烈が運転するトラックに乗り、亜夢がしかけた発信器の反応を追った。
その頃、永流たちと別れた貴利矢たちはというと
「ホントにここに永流がいるんすか?」
「間違いねぇ、永流のガシャットに仕掛けておいた、発信器の反応がここからしてる」
ショッカーのアジトの前まで来ていた。
あの後、貴利矢たちはなんとかショッカーを撃退することに成功し、黎斗が永流のガシャットを預かった際に取りつけた発信器の反応を辿って、永流を追っていたのだ。
「それにしても、汚い廃工場だね」
「油断するな。奴等とてバカじゃないも簡単に入れないよう、何か仕掛けをしているはずだ」
「とりあえず、辺りを捜索してみましょう」
「だな。何か見つけても、何もしないでおこう」
「じゃあ3分後ぐらいに、ここに集まろう」
『『『『『了解(オッキュー)』』』』』
ハミィの言ったことに返事をした貴利矢たちは、その場で別れ、辺りを捜索し始めた。
場所は代わり、とある崖。
その崖に、1人の男と青い狼のような二本足で立つ生物が、双眼鏡で辺りを見渡していた。
「どうだガルン?仲間は見つかったか?」
「まだじゃ…………何処に行ってしまったんじゃろか?」
「まぁ、気長にやるしかねぇわな。少し移動するか」
「分かったじゃき」
男はそう言って、近くに置いていたバッグを肩に背負い、歩き出す。
「しかし、ホントにいるのか?その永流っちゅーやつは?」
「間違いねぇ。俺の勘がそう言ってる」
そう言った男は、右ポケットから、1つのガシャットを取り出した。
「待ってろよ。見つけるからな…………相棒」
to be next stage
今回はここまでです‼
次回は恋たちが乗り込みます。
次回も是非読んでください‼