インフィニット・エグゼイド~意志を継ぐ医者~   作:ルオン

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大変長らくお待たせいたしました。
やっと見直しを終え、今後のストーリーを考え終えました。
この作品を待っていてくださった皆様、ご迷惑をおかけしてすみませんでした!!

前のペース…………でできるか分かりませんが、書いていきますので、これからもよろしくお願いいたします!!

今回は短いです。
意外な人物が、ゼロたちへ協力します。
それでは本編どうぞ!!


Stage61:ショッカーバグスターの力と賭け

ゼロside

 

俺の名はゼロ。永流から生まれたバグスターだ。俺は今、永流の父親である宝生永夢と肩を並べ、ショッカーバグスターを睨み付けている。

だが1人、永流が心を許している女、葛葉恋が、宝生永夢を見て驚いている。

 

「お、おじさま!?どうして!?」

 

「久しぶりだね恋ちゃん♪綺麗になったね♪」

 

「あ、ありがとうございます…………じゃなくて!!何故、死んだ筈のおじさまが、永流の精神世界にいるんですか!?」

 

「まぁその話は今度にしよう。今は、永流を助けるのが先決だよ」

 

「わ、分かりました」

 

そう言われた葛葉恋は、弓型の武器を構え、宝生永夢はガシャコンブレイカーを構えた。

俺も、刀を構えていつでもいける体制を整える。

 

「テメェらまとめて、潰してやるぅうう!?」

 

俺たちが攻撃を仕掛ける前に、ショッカーバグスターが背中から蜘蛛の足のような形をした刃が数本出てきて、俺たちへ襲いかかる。

 

「2人とも散らばって!!」

 

「指図するな!!」

 

「くっ!?」

 

宝生永夢の指示に従った訳ではないが、俺は蜘蛛の足を回避する。葛葉恋、宝生永夢も攻撃を回避する。

だが、回避はできてもショッカーバグスターには近づけなかった。

 

「くっ!!このままじゃ近づけない!!」

 

「なんとかして、アイツに近づかないと!!」

 

「下がっていろ。俺が奴の()()を暴く」

 

「ま、待ってゼロ!!」

 

葛葉恋が俺を止めようと声をかけてくるが、俺は無視してショッカーバグスターへと突っ込む。

ショッカーバグスターは、俺に狙いを定めて蜘蛛の足で攻撃してくる。俺は刀で防ぎながら少しずつ進んでいく。その時だ、俺は奴の攻撃のあることに気づいた。

 

(コイツまさか…………試してみるか)

 

俺は賭けに出てみることにした。

一発の攻撃を防いだ俺は、奴の腹めがけて跳んだ。

 

「なっ!?」

 

「やはりな!!」

《ガッチョーン キメワザ!!》

《ガッチャーン!!》

《darkness critical burst》

 

「ハァッ!!」

 

「ぐっ!?」

 

俺は刀にエネルギーを蓄積し、奴の腹を斬り裂く。

 

「やった!!」

 

「よし!!」

 

俺がショッカーグリードに攻撃を決めたことに喜ぶ2人だが、俺は喜べない。何故なら

 

「ラァッ!!」

 

「がっ!?」

 

「っ!?ゼロ!?」

 

ショッカーバグスターには、全然ダメージになっておらず、俺は【ゲキトツロボッツ】のバグスター、【ガットンバグスター】の右腕に変化させたショッカーバグスターに殴り飛ばされる。

刀を地面に突き刺し、体勢を整えた俺へ、ショッカーバグスターは【ギリギリチャンバラ】のバグスター、【カイデンバグスター】の持つ刀を左手に持ち、俺へ斬りかかってくる。

俺はすぐに地面から刀を抜きとり、ショッカーバグスターの攻撃を防いで蹴り飛ばす。

蹴り飛ばした際、ショッカーバグスターは肩からマシンガンのような物を出して撃ってきたが、闇の魔法癖を作って防ぐ。

 

「ゼロ!!」

 

「大丈夫!?」

 

「問題ない。それより気づいたか?奴のあの蜘蛛の足での攻撃の弱点」

 

「弱点?」

 

「奴は蜘蛛の足を伸ばせる範囲が決まってるため、奴の腹にめがけて跳べば、奴に近づける」

 

「そうなの!?でも、近づけても必殺技ぶつけてもケロッとしてるアイツを、どう倒せばいいのよ?」

 

「正確に言えば、奴に必殺技は効いている。だが奴の能力、超再生のせいで奴には効いてないも同然なんだ」

 

「じゃあどうするの!?そんな厄介な能力があったんじゃ、倒せないじゃない!?」

 

「だからこそ、コイツの力を使う必要がある」

 

俺は葛葉恋の質問に答えると同時に、宝生永夢を指さす。

 

「僕?」

 

「そうだ。貴様のリプログラミングで、ショッカーグリードの再生能力を無力化し、一気に叩く」

 

「分かった!!…………と、言いたいんだけど、残念ながらリプログラミングを使うための【マキシマムマイティXガシャット】がないんだ」

 

「なんだと!?」

 

俺は驚いた。唯一の頼みの綱であるリプログラミングがなければ、奴を倒すことができないからだ。

 

「くっ!!リプログラミングがなければ、奴を永流の中から出せない!!」

 

「ねぇ、あなたは永流のようにガシャットを生み出せないの?」

 

「最初はできたが、奴が永流の体を乗っ取ったせいで、その力が使えない」

 

「こんな時……永流が手伝ってくれれば」

 

葛葉恋は、十字架にくくり付いている永流を見上げる。

そんな葛葉恋の言葉で、あることを思いついた。

 

「葛葉恋、お前はなかなか良いことを言うな」

 

「え?どういう意味?」

 

「少し待て…………ふん!!」

 

俺は今できる力で、3つのロックシードを生み出した。

 

「これは……エグゼイドにゲンム、ブレイクのロックシード?」

 

「そうだ。このロックシードを使って、奴のレベルを下げ、永流とコンタクトするための権限を取り戻す」

 

「永流とコンタクトするための権限?でも永流は、あの十字架に」

 

「あれはニセモノだ。本当の永流の心は、もっと深い深層にある。そこへ行くための権限を奴に奪われた。そうとは知らず、奴は俺の罠に引っ掛かってくれた」

 

「なるほど。それでどうすればいいの?」

 

「まず、お前のベルトにゲンムのロックシードを填めろ。アームズは出てこないが、レベル0のゲンムの力で、奴のレベルをさげる。だがそのためには、奴に直接触れなければいけない」

 

「その隙を、僕とゼロで作ればいいんだね?」

 

「ああ。そしてレベルをさげたら、奴の額にクリスタルが出てくる。そのクリスタルを破壊したら、お前はブレイクのロックシードをベルトへ、エグゼイドのロックシードをその弓型の武器に填めて、あの永流に向かって放て」

 

「え、永流に!?」

 

「そうだ。あれはニセモノであると同時に、永流の深層へ行くためのゲートでもある。あれに今繋がりが強い俺と永流のロックシードで強制解放させる」

 

「え?レベルを下げて、クリスタルを壊せば深層に行けるんじゃないの?」

 

「そのためには、永流の許可も必要なんだ。だが永流のことだ、入れようとしないだろう」

 

「そういうこと…………でも、レベルを下げて皆で攻撃すれば、ショッカーバグスターを倒せるんじゃ?」

 

「奴に再生能力があるかぎり、奴には勝てん。奴を倒すには、永流の力が必要だ」

 

「分かったわ」

 

葛葉恋への説明を終え、俺はロックシードを葛葉恋に渡し、刀を構える。その隣へ、宝生永夢が立つ。

 

「覚悟はいいな?」

 

「うん」

 

「…………行くぞ」

 

俺の言葉を合図に、俺と宝生永夢は奴へと駆け出す。

ショッカーバグスターは俺たちへ向けて、蜘蛛の足やマシンガンで攻撃してくる。俺たちは回避に専念し、ショッカーバグスターの視線を惹き付ける。

その間に葛葉恋は奴の背後へと移動した。

 

「今だ!!」

 

「はっ!!」

《ゲンムスカッシュ!!》

 

「ぐぅうううう!?き、貴様~!!」

 

俺の言葉を合図に、葛葉恋はレバーを押し込んだ後にショッカーバグスターに触れる。それにより、奴は苦しみながら膝をつき、レベルがダウンしていく。

だが

 

「ち……調子に乗るなぁあああああ!!」

 

「きゃっ!?」

 

「っ!?葛葉恋!!」

 

ショッカーバグスターは暴れ、葛葉恋を弾き飛ばし、葛葉恋に向かって刀で攻撃しようと刀を振り上げた。

その時だった

 

「ふん!!」

 

「がぁああああああああ!?」

 

「っ!?なんだと!?」

 

「え?……っ!?あ、あなたは!?」

 

「シャドームーン!?」

 

ショッカーの幹部であるシャドームーンが、ショッカーバグスターを攻撃し、葛葉恋を助けたのだ。

更に

 

「しばらく止まっていろ」

 

「ぐっ!?」

 

「アリス!?」

 

謎の女アリスが現れ、ショッカーバグスターの体を鎖で拘束した。

 

「ど、どうしてあなたたちが!?」

 

「そんなことより、奴のレベルを下げろ、葛葉恋」

 

「わ、分かったわ」

 

葛葉恋は驚きながらも、シャドームーンの指示に従い、ショッカーバグスターの体に触れて、レベルをダウンさせていく。すると、ショッカーバグスターの額から黒いクリスタルが出てくる。

 

「今だ砕け!!」

 

「ハァッ!!」

 

「がぁああああああああ!?」

 

葛葉恋が奴のクリスタルを砕いたおかげで、自分の中の力が戻ってくるのを感じた。

 

「葛葉恋!!今がチャンスだ!!永流とリンクしろ!!」

 

「了解!!」

《ロック・オフ》

《ロック・オン!!》

《ロック・オン》

《ブレイクスパーキング!!》

 

「行って!!」

《エグゼイド!!》

 

葛葉恋は、俺に言われた通りにベルトへブレイクのロックシードを、弓型の武器にエグゼイドのロックシードを填めて、永流に向かって放つ。

エネルギーでできた矢が永流に当たると、永流の腹辺りに丸い穴が出現する。

 

「今だ葛葉恋!!あの穴に飛び込め!!」

 

「分かったわ!!」

 

「恋ちゃん!!永流をお願い!!」

 

「はい!!」

 

俺と宝生永流の言葉に返事をした葛葉恋は、開いた穴へと入って消えた。それと同時に、穴も消えた。

 

「これで永流が来れば、奴を倒せる」

 

「そうだね」

 

「き~さ~ま~ら~!!」

 

「「っ!?」」

 

葛葉恋が永流の元に向かって安心したのも束の間、ショッカーバグスターが鎖を砕き、先程よりも化け物じみた姿へと変わった。

 

「貴様ら全員!!地獄に送ってやるぅううう!!」

 

「ち、楽には行かんか」

 

「恋ちゃんが来るまで、なんとかもたせよう!!」

 

そう言って向かっていく宝生永夢に続くように、俺は刀を構えて奴へと向かっていった。

 

to be next stage




今回はここまでです!!

次回は永流の説得話になります!!

次回も是非読んでください!!
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