テンプレチートオリ主のテンプレな物語   作:masakage

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テンプレその20

 あ…ありのまま、今起こった事を話すぜ!

『A's編の始まりである(キリッ』とか前回言ったがもうほぼA's編は終わっていた。

 な…何を言っているのかわからねーと思うがおれも何が起こったのかわからなかった…

 頭がどうにかなりそうだった…

 催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ

 もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

 

 まあ結果から言ってしまうと

 

 おそらくだが闇の書直ってました!

 

 ヴォルケンズは自身が夜天の書の騎士である事を自覚したのだ。

 まあ本の中の人はまだ出てこれていないんですけどね。

 あれは魔力集めないと出れないのかな? ……それは置いておこう。

 とりあえず登場シーンまで状況を巻き戻そう。

 

 

 

 

 

「闇の書の起動を確認しました」

 

「我ら闇の書の「すごいすごい!ホンマに人が出てきた!」…えーと」

 

「ちょ、はやて!空気、空気読もうよ!今はやてへの忠誠を誓っているんだから」

 

「待ちわびたぞ!ロリッ子ォ!」

「おいおいカメラ回してるんだから、前に出てこないで」

 

「手前らもフリーダムだな!オイ!」

 

 困惑するヴォルケンリッターをよそに俺たちマイペース、平常運転である。

 興奮する俺にはやてに早乙女を吉良は何とか落ち着かせ

 どうにか話し合いができる状況になった。のでまずは自己紹介からスタート

 

「うちの名前は八神はやて、よろしゅうなー」

 

「我が名は技の一号、遠藤和也!」

「俺は力の二号、早乙女アキト!そして…」

 

 和也「チラッチラッ」

 早乙女「<●><●>」

 

「何もしねぇよ!? 何期待してるんだ君たちは!

 …僕の名前は吉良大和だよ」

 

 和也→(´・ω・) (・ω・`)←早乙女

 

「漫才はそこまでやで、向こう唖然としちゃってるし

 …皆さんのお名前はなんていいはるんですか?」

 

「あっ、はい、失礼しました。

 夜天の王が守護騎士、ヴォルケンリッターの将、シグナムです」

 

「同じくヴォルケンリッターのシャマルです」

 

「…ヴィータです」

 

「守護獣のザフィーラです」

 

 自己紹介も終わったので……今からパーティの本番だぜ!

 と言う事で俺は張り切り早乙女は別の事で張り切り吉良はそれに身構えた。

 ……のだが

 

「ふわあぁ…なんでやろ、めっちゃ眠いわぁ」

 

「なん…だと…ああ、闇の書起動したからじゃね?」

 

「ああ、そうかもね。じゃあ色々明日に回そうか」

 

 とまあ吉良と話をしていたんだ。するとシグナムさんが

 

「何を言っている貴様ら、闇の書ではなく

 

 夜天(・・)の魔導書だろう? ……む?」

 

 と言った。

 

 

 …………

 

 

「勝った!第二部完ッ!」

 

 バァーーーン!

 

 

 A's編終わり

 

 

 

 

 

 

 

「ち、ちょっと待った!ええ? えー!?」

 

 吉良がメッチャ動揺している。まさかこれだけで直るとは思ってもいなかったのだろう。

 

「まあとりあえず落ち着け、まずはやてを寝させてあげるべき

 はやてのベッドはでっかいからさ、ヴィータとやら、一緒に寝てあげなよ

 後ザフィーラさんは狼モードではやての部屋に待機すべき」

 

「な、なんで見ず知らずのテメェに決められなきゃならねえんだよ!」

 

「それええなーヴィータちゃん、一緒に寝よ〜」

 

「え? あの……うん

 ザフィーラ、行くぞ」

 

「分かった」

 

 こうして一匹と三人がはやての寝室へ向かった。

 

 ……三人?

 

「行かせねぇよ!?」

 

「離しやがれェ!俺は川の字の二画目になって寝るんだよォ!」

 

 吉良が急いで早乙女を止めたので事件は未遂に終わった。

 危ない危ない……せっかく守護獣を配置したのに無意味になるところだった。

 

 

 

 吉良が早乙女を鉄拳で気絶させいよいよ本題

 現在八神家のリビングでは俺+吉良とシグナム+シャマルが向かい合っております。

 さっきまでの和気あいあいした空気と違い圧倒的重さ…ッ

 シャマルさんには不審な目を、シグナムさんには思いっ切り睨まれてます。

 

「主はやてをこの席から外してもらったことは感謝する。

 だが…貴様ら何者だ? 何が目的だ!」

 

「ちょ、シグナムさん、声のボリューム抑えて、はやてが起きるでしょうに」

 

「む、気をつける」

 

「それからさ、質問に答えるからこっちも質問させてくれい」

 

「質問次第だがな」

 

「すまないがまずは僕らの質問に答えてくれないか?

 そうじゃないと話が進まなくてね……

 

 もう闇の書から夜天の書に戻った、と見ていいのかな?」

 

「ああ、それについてはこちらも疑問に思っていた。

 今まで我らは闇の書の守護騎士として長い間存在していたのだが…

 今回目覚めたときは何故か夜天の守護騎士だと自覚できたのだ」

 

「じゃあ俺らの目的答えるぜ、夜天の書はバグって闇の書になってましたとさ

 その闇の書のページが埋まった時に暴走して世界がヤバい、だから直した、以上」

 

「…貴方はもうちょっと真面目にお話しできないの?」

 

 すみませんシャマルさん、これが素なんで

 

 俺と吉良でひたすら悪意とかありませんアピールを繰り返し

 少し分かって貰えたところでちょっと痛いところを突かれた。

「何故闇の書の事をそんなに詳しく知っている」と言うことだ。

 これは俺が適当に誤魔化した。

「俺は時間をちょっと止めたり戻したりする能力持ってるから

 その能力の延長線上でたまたま暴走で世界が滅ぶ未来を垣間見た」

 と言ったのだ。シグナムさんには

「リンカーコアもない上絵空事を…」と馬鹿にされたがザ・ワールドを使い証明した。

 どう証明したのかと言うと

 

「シ、シグナム!あなた頭が…」

 

「なっこれは…」

 

「「ツインテール…だと(ですって)…ッ!」」

 

 髪に触れられた感触も無かったでしょーと言えばしぶしぶ納得した。

 後どうやって直したのかもクレージーダイヤモンドを実践して納得してもらった。

 こうして説明も完了した!後は明日に備えておやすみなさい。

 

「いやはや、説明御苦労御苦労ォ!」

 

 実は狸寝入りをして説明をブン投げた早乙女を吉良がまた殴って今度こそおやすみなさい。

 


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