テンプレチートオリ主のテンプレな物語   作:masakage

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テンプレその22

 月 曜 日 が や っ て き た。

 だから学校へ行かねばならない

 よって今はバスの中、俺とすずかの二人です

 ちなみにアリシアとフェイトは日直だから先に行ってます。

 

「何か学校行くの久々な感じだぜ、休日に遊び過ぎた」

 

「最近吉良君と早乙女君と仲良いね、3人で遊んでたの?」

 

「うんにゃ、プラス八神はやてって子」

 

「はやてちゃんと友達なの? …もしかして、はやてちゃんが気にしてる男の子って」

 

「それ吉良だぜ!」

 

「そうなんだ!吉良君は…なのはちゃんが関わらなければむしろ良い人だもんね」

 

「すずかにカズ、おっはよー!なんの話?」

 

 ここでアリサ合流、しかしアリサよ……

 

「乙女の話に首を突っ込むとは、野暮だなぁ」

 

「アンタは男でしょうが」

 

 アリサから軽いチョップを食らう

 痛くない、なんだろう……平和だ

 

「遅れたがおはようアリサ、じつはかくかくじかじかでだな」

 

「ほほーう、もっと詳しく聞かせなさいよ!どういう出会い方したとか」

 

「話では変質者予備軍に迫られてたはやてを吉良が助けたとか」

 

「へぇーアイツもやるわね!」

 

「吉良君勇気あるなぁ」

 

「ちなみにその変質者予備軍は早乙女だそうだ」

 

「……ハァ」

 

「あはは…その光景想像出来ちゃうね…」

 

 ……イカン、このままじゃ吉良の評価が上がったのはいいが早乙女を下げてしまった。

 ここは俺がフォローせねば!

 

「早乙女ってさ、『変態キャラって楽しいな!』とか言ってたから

 あのキャラ実は作りモノという疑惑が…」

 

「何よその情報!? 何故か聞きたくなかった、すごーく聞きたくなかった!」

 

「詳しく触れてはならない気がするよ…」

 

 多分フォロー失敗、早乙女との付き合いは短いからいい所がまだ分からないんだよ……

 

「まあそれは置いておくとしてはやては吉良が、吉良はなのはが好き…

 そしてなのはとはやては友達になりそうな気がするし…オラワクワクしてきたぞ!」

 

「三角関係ね!今度はやてって子私たちに紹介しなさいよ!

 カズもすずかも友達になってるのに、不公平じゃない!」

 

「うん、はやてちゃんいい子だからすぐみんなと友達になれると…」

 

「アリサちゃん、すずかちゃん、カズ君、おはよう!」

 

 高町なのは合流、これはイカン

 

「三角関係に期待という結論でこの話題しゅーりょー!

 おはよう!なのは」

 

「今日はここまでね、おはようなのは」

 

「なのはちゃんお早う」

 

「目の前で思いっ切りはぐらかされた!? なに?何の話をしてたの?」

 

「全く…アリサ、何か言ってやれ」

「乙女の会話に首を突っ込むなんて」

「野暮なんだよ? なのはちゃん」

 

 私も乙女だよーっ!という叫びがバスに響いた。

 そして学校に着いた時、なのはが真っ先にしたことはフェイトに泣きつくことだった。

 

 

 

 

 なのはを適当になだめて学校に到着、学校にはすでに吉良と早乙女がいた。

 今日の朝の話題の影響だろうか、アリサがニヤニヤしながら吉良の背中を叩き

 

「おっはよう吉良!」

 

 挨拶した、つられてすずかも

 

「お早う吉良君」

 

「あ、ああ、おはよう」

 

 思わず吉良は困惑、いきなり態度が軟化されたらそりゃあ焦るわな

 

「おはよう、吉良君!」

 

 流れでなのはも吉良にあいさつ、これには流石の吉良も――

 

「くぁwせdrfおおおおかしい…何が起きた…僕の知らない間に何ががっががg」

 

 ――壊れた。

 

「う…うろたえるんじゃないッ!ゆかりん王国民はうろたえないッ!」

 

「素数を数えろ吉良ァ!1、2、3…あれ? 1ってどっちだったっけ?」

 

 俺と早乙女がフォローに回るという八神家でとは逆の状況となりましたとさ。

 


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