テンプレチートオリ主のテンプレな物語   作:masakage

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テンプレその27

「ねぇなのは、なのははどうしてなのはなの?」

 

「い、いきなり意味不明だよっ!カズ君!

 ……どうしたの?無言で頷いて」

 

「いやあこちらの話、魔法少女勢は純粋でいいリアクションを…」

 

「わーッ!わーッ!か、カズ君、私の部屋に行こっ!ねっ?ねっ!?」

 

「ハッハッハ、仕方がない子だなあ、なのはは」

 

「……むー、何か納得できないよ」

 

 ジト目で見られつつもなのはの部屋へお邪魔します…の前に、

 もちろん士郎さんへの挨拶も忘れない。

 

「士郎さん士郎さん、お宅の娘さん弄りがいがあって可愛いねぇ

 目に入れても痛くないとはこのことでしょう?」

 

「全くだね、なのはを嫁にするとかふざけた事をぬかした子供相手に本気になってしまうほどだよ」

 

「待って!今カズ君よりお父さんの方が突っ込むべきだよねっ!

 お父さん何したの!?子供相手に何したの!?」

 

「ちょっとOHANASHIをね…」

 

「…お話?」

 

「なのはがフェイトとやったみたいなもんだよ」

 

「そうなんだ……でもお父さんの雰囲気から考えると違う気がするよぅ」

 

「…なんか話がかみ合ってない気がする……あっ!」

 

 今更思い出したがこのなのは、フェイトにもヴィータにも砲撃撃って無いじゃん。

 だったらこのネタでからかえないな、残念。

 

「魔王が無いとかもうなのはに残された選択肢は正統派ヒロインのみ…許せん!

 このままではナノハサンの『少し頭冷やそうか』が見れないじゃないか!

 これは何事かあ!なのはといえばレイハさんでドカーンな感じだろうが!」

 

「どこからそんなイメージが出てきたの!?」

 

 ごめんなさい、ソースは生前の二次創作巡りです。

 『お前の勝手なイメージを押しつけるな』というやつだな。

 

「ところでなのは、レイハさんとは誰だい?友達かな?」

 

「えと、友達というよりも……パートナー、かな?」

 

「…パートナー、それは異性かい?そうだったら一度家に招待してくれないかな?

 ちょっと二人っきりで色々OHANASHIしたいしね

 …いや、恭也も呼んでいいかもしれないな」

 

「は、話が色々ややこしくなってきた……

 とにかくっ!カズ君、早く私の部屋に行こっ!」

 

「はいはーい、ではお邪魔します」

 

「ゆっくりしていくといいよ」

 

 すでに疲れているなのはと違い俺と士郎さんはいつも通りピンピンしている。

 

 ――そう、いつも通り(・・・・・)

 

 店内を後にし、残った物はなのはに向けていたお客さんの暖かい目線であった。

 常連客からしてみればなのはが弄られているのは一種の名物光景

 今日も翠屋は繁盛していて平和です。

 

 

 

 

「何故かすでにすっごく疲れたの…」

 

 すでにぐったりしているなのはである。今日の士郎さんは絶好調だったからなー

 

「ほう?ならば俺(のスタンド)がマッサージをしてやろう!

 女の子の体という体を触りまくってやるぜー!」

 

「漏れてるっ!すっごく邪な意思が漏れてるよっ!」

 

「まあ俺(のスタンド)がマッサージするからHENTAIにはならないけどね」

 

「あれ?何故か納得できるような……にゃ!重いよー」

 

 すでにベットにうつ伏せになっていたのでその上に馬乗りになる。

 

 …ふと思ったが

 現在の状況→女の子の上に馬乗りになるなど…けしからん!

 じゃあ逆になれば?→女の子に馬乗りしてもらうなど…ご褒美です!

 

 男って得な生き物よな

 

「ふっふっふ、父さんと母さんから絶賛だった精密機動Aのマッサージを受けるがいいわ!」

 

「うにゃああぁぁ…」

 

 唯一Aランクを持つスタプラさんのマッサージである。気持ちよくない訳が無い。

 

「ククク…あまりの気持ちよさに『らめええ!』とか叫ぶがいい!」

 

「ふにゅうぅ…」

 

「フハハ!どうだ!艶っぽい喘ぎ声でも出したらどうだ!

 あぁん!ええのんか?ここがええのか?…ってあれ?」

 

 勝手にテンションを上げているとなのはは寝てしまった。

 気絶したとかではなく寝息も立てている。こりゃあガチ寝だ。

 

「……夏だからとはいえクーラー効いた部屋で寝りゃ風邪ひくぞ?」

 

 上布団をかけてやり今日のところは退散した。

 後、我ながら今日はかなりハイテンションだった。

 どうやらアパシー状態は終わったようだ。

 

 …まあテスタロッサ家で遊んだのは昨日の話だが

 


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