死を視る王   作:水天宮

9 / 20



割とご都合主義です。





9

 

 

 

アイリスフィールと共に未遠川へ急行した。

 

 

 

 

 

すでにいた男を見つめる。

ぎょろりと濁った瞳が私を射抜いた。

 

 

 

「ようこそ。よくぞいらっしゃいました聖処女よ。再びお会いできたこと、お慶び申し上げます」

「一応聞いておこうか。キャスター、今宵は何をするつもりだ?」

「ですが、申し訳ありません。ジャンヌ、主賓は……私がもてなすのは貴方ではないのです。されど──ええ。貴方がこうして列席して頂けるのなら、至上の幸福に他なりません」

 

 

死と退廃の腐った臭いがはびこっている。

 

 

 

 

あぁ、まどろっこしい。

 

 

 

「面倒きわまりない。これは聖杯戦争。サーヴァントが殺しあう場。要は、貴様を殺せばいいだけの話だ。その首、私に明け渡す覚悟はいいな?」

「おぉ、おぉ……! 未だ呪いに縛られし唯一の貴方。ですがご安心召されよ。確かに主賓は貴方ではないが、貴方もれっきとした客人。この饗宴にて貴方を今度こそ解放いたします!」

 

 

そういうや否や、キャスターの足元で触手が蠢きを大きくした。

同時に、膨大な魔力が奴を中心に放出される。

 

 

 

 

 

 

 

「今、ここに!!! 我らが救世の旗を掲げよう──────!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

触手がキャスターに絡みつき、背後で巨大な影が持ち上がる。

次の瞬間にはキャスターは吸収され、影に同化していく。

 

 

 

 

 

百年戦争における英雄の朗々とした、されど慟哭があふれた声が冬木の夜に木霊する。

 

 

 

 

 

 

「御座より引き摺り降ろす、か……」

 

 

 

最後にキャスターが言い放った言葉を繰り返した。

 

 

 

 

 

 

 

次の瞬間、轟音と共に何かが近くに降り立った。

 

 

 

 

 

「もう来ていたか、騎士王」

「ライダー」

「ああ、此度は休戦だ。あんなものを放ったままでは殺し合いも果し合いも出来ん。一応、呼びかけて回っておるのだ。ランサーとそのマスターは承諾した。直にここまで来るだろう」

「了承した。こちらも共闘に異存はない。マスターは知らないが……さすがに今回は大人しくしているだろう。むしろそうしてほしい」

 

 

 

 

あるいはどこかでキャスターのマスターを始末するかな、と小さくつぶやいた。

 

 

 

 

 

「アインツベルン、策はないのか。キャスターと戦うのは、初めてじゃないんだろ?」

「速攻て倒すに限るわね。あの怪物、今はキャスターの魔力で動いているけど、自給自足を始めたら手におえない」

「そうなる前に止めるべきだ。加えて再生・増殖能力がある。生半な攻撃では無意味だ。一応、私の魔眼と宝剣の真名開放ならば再生を潰せるがそれでも限度がある。アレは大きすぎる」

「なるほど……岸に上がって食事を始める前に倒すと。しかし、当のキャスターは分厚い肉の内部に籠っておる」

「聖剣ならばまるごと潰せる。だが発動前に隙が大きい。それと、確実に当たり、なおかつ周辺被害を抑える十分なスペースが欲しい」

「うぅむ……それは最終手段だな。他の手段はないものか……」

 

 

 

 

 

 

困ったように頭髪をかきむしるライダー。

そこに、新たな声が響いた。

 

 

 

「無論、引きずり出すしかあるまい」

 

 

 

 

 

現れたのは、麗しい青年槍兵。

よく見ると、そのマスターの姿もある。

 

 

 

 

「ランサーか」

「奴の宝具さえむき出しにできれば、俺の破魔の赤薔薇(ゲイ・ジャルグ)で術式の破壊が一撃で可能だ」

「……そういえば、キャスターは貴様の黄槍を喰らっていたな。それでも根性であそこまで行動できるものなのか」

「あの魔術師にしてみれば些細なことにすぎんのだろう。お前と同じだ」

「心外だ。────それで、ランサー。槍の投擲で、キャスターの宝具は狙えるのか?」

「標的さえ見えているのなら造作もない。的確に狙って見せよう」

 

 

 

 

 

得意げに真紅の槍を見せつけるランサー。

 

 

 

「では、私とライダーが先鋒だ。それでいいな?」

「構わんが……余の戦車はともかく、貴様は川をどう攻めるというのだ?」

「歩く。もしくは飛ぶ」

「それはまた大きく出たものだ。ますます余の軍門に加えたい。どうだ、これが終わったら……」

「この国には、取らぬ狸の皮算用、という諺があるらしいな? ……今は海魔から奴を出す」

「応とも。では行くぞ坊主! 一番やりは────この征服王が頂こう!」

 

 

 

 

そう言って、稲光を走らせながら、ライダーは戦車を動かし始めた。

少年の叫びが尾を引いている。

 

私も魔力で武装を編んだ。夜天の羽衣(グェン)は出さない。

 

 

 

「セイバー、武運を」

 

アイリスフィールの声掛けに無言でうなずき、魔力放出で一気に川まで飛び出す。

その勢いのままに、剣を触手に突き刺して抉り斬った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔眼を起動。向かってくる巨大な触手に走る青い線を宝剣でなぞった。

 

両断され、ボトリと川面に水しぶきを上げて落ちる。

 

 

 

「再生を防げるのは私だけ……ライダーはどうしても不可能だろうな」

 

 

 

 

 

視線を向けると、どれだけ斬ろうとたちどころに修復される触手に苦戦している姿が見えた。

 

 

 

 

 

 

「せめて、「そういう武装」でもあればいいのだが────ん、武装……?」

 

 

 

 

ふと、手にもつ宝剣を見た。

……私の聖剣がこの巨大海魔に有効なのは、単純に火力でまるごと潰せるからだ。

もしこの場にいるサーヴァント全員が同様の宝具を持っていれば、この事態はすぐに解決していただろう。全員で宝具をぶつければいいのだから。

だが、恐らくは私とアーチャー位しか火力で押し切れるサーヴァントはいない。

そしてアーチャーはこの戦いに真面目に参加するとは思えない。実質、私一人だ。

 

 

 

「ライダー。少しここを任せてもいいか?」

「どうしたというのだ騎士王」

 

 

 

 

思いついたら即行動。

一気にライダーの元に近付いて声をかけた。

 

 

 

 

 

「貴様でもあの無限再生触手を潰せる武装を今から作る。なるべく手早く終わらせるつもりだ」

「なっ────そ、そんなことができるなら早く言えよ!!」

「今しがた思いついたところだ。それで、やれるか?」

「然り。騎士王の奇策、愉しみにしておるぞ。さあ行くぞ坊主! 存分に、余の勇姿を見ておれい! ────AAAAAAAAAAAAlalalalalalalalalie!!」

 

 

 

 

苦戦が嘘のように、呵呵大笑と共に触手へ臆せず攻撃を加える征服王。

それを見届け、すぐさま岸に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

「セイバー? 一体どうしたの?」

「すこし、な。まぁ、すぐ終わらせるさ」

 

 

 

 

アイリスフィールの問いかけに短く答え、掌を胸の前で横に並べる。

そして、眼を閉じ、意識を掌の上に集中させる。

 

 

 

 

 

「な────」

 

 

 

 

 

 

 

驚愕の声が聞こえる。

私は、静かに武装をつくる。

 

 

 

 

 

火力重視、ということはやはり約束された勝利の剣(エクスカリバー)をベースにするべきだろうか。

しかし、これは魔力の消費が激しい。一回放ってそれっきり、というザマでは意味がない。

連発が可能、という点ではかの竜殺しや関係者が扱う幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)があげられる。

だが、それもそれで大きな魔力消費は避けられない。戦闘より武装で疲弊など、笑えない。

 

 

つまり────高い火力、連発可能、そして魔力消費が控えめ、という三点を備えた武装だ。

このような誰もが喉から手が出るほど欲しがりそうな武装。果たして本当にあるのか……────

 

 

「────あったな。「アレ」が」

 

 

とはいえ、アレもある程度の負担は避けられないと思う。

その辺りは、こちらの作成技術にかかっている、ということだろう。

 

 

 

 

私の掌の上で漂うだけだった魔力の塊が、明確なカタチを持つ。

なるべく使用者に負担がかからない、それでいて高い性能を誇る一品。

恐らくあの男のことだから、外見もそれなりに美しいものがいいだろう。

 

 

 

そんなものを作り上げる。

 

 

 

 

「……こんなところか」

 

眼を開けば、私の掌には一本の剣が乗っていた。

刀身は向こうが透けるほどに透明な真白。随所に、七色に輝く石が埋め込まれている。

そして、金と銀の装飾が切先から柄頭まで絡みついている。

 

 

 

「セイバー、それは一体……?」

「ライダーのためにつくった。一応、私や貴様らでも使用は可能だ」

 

 

 

 

試しに使ってみるか、と一言こぼして川に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな影が巨大な海魔と触手に挑んでいる。

 

 

「あの剣……サーヴァントの宝具に並ぶ。セイバー……一体何を作ったというのだ」

 

 

 

ランサーの疑問に答える者はいない。

アイリスフィールも、ケイネスも、答えられないからだ。

 

 

 

 

瞬間。

 

 

 

 

 

 

 

────────────────ッ!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ────な、何?!」

 

 

 

突如、純白の光が海魔にぶつかり、夜空に爆ぜた。

よく見ると、光の端々に七色の燐光が煌めいている。

 

 

 

崩れていく触手。すぐさま再生が始まるが、続けて光が放たれた。

またしても崩れ、そして修復され、光に消されていく。

 

 

 

 

 

「再生が、間に合っていない……これなら……!」

「だが、あれは一体……?」

 

 

 

 

アイリスフィールとランサーの疑問を解消する真実を持つ男が呟いた。

 

 

 

 

 

「あれは……宝石剣だ」

「え──!?」

「宝石剣ゼルレッチ。かのシュバインオーグの系譜に連なる魔術師のみが扱える魔術礼装。なるほど、確か騎士王は直弟子だったか。ならば、作り出し扱うのも当然だ」

「で、でも、あれはライダーのために作ったのでしょう? じゃあ、意味がないわ」

「恐らく……宝石剣は「ベース」だ。あれはあくまで似て非なる……されど贋作ならざるモノ。セイバーやライダーはおろか、私でさえ扱える代物だろうね」

 

 

 

 

 

ケイネスの言葉に同意するように光が横殴りに海魔へ叩きつけられる。

よく目を凝らすと、その剣はすでに征服王が扱っていた。

 

 

 

 

 

「まったく……恐ろしいことをしてくれるな、騎士王」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「悪いなロード・エルメロイ。時計塔の君主(ロード)としては頭が痛いだろうが……これでも緊急事態なのでな。そのあたりの気遣いまでは手が回らない」

 

 

 

魔力で飛行しながら征服王が潰し損ねた触手を斬りおとす。

時に死点を穿てばたちどころに触手は消滅していった。

 

 

「それにしても……嬉しそうだな。そこまで喜ばれるとは予想しなかった」

 

 

 

視線を向けると、満面の笑みで体ごと剣を振り下ろしている征服王。

極太の純白が発せられ、触手をなぎ倒していく。

傍らで悲鳴をもらしながら怯えている少年のことは目に入っていないらしい。

 

 

 

「ん────」

 

 

 

不意に、視線を感じて見上げた。

そこには、黄金色の飛行物体があった。

 

 

 

 

 

 

「あれは……アーチャー? と、いうことは────」

 

 

 

さらに天を仰ぎみて、雲の向こうを凝視する。

二つの影が、高速でこちらに向かっているのが視認できた。

 

 

 

 

「どうしたセイバー。何か感じたか?」

「少し用心しろライダー。さすがのこの事態、完全な秘匿はほぼ不可能だ」

「え────じゃ、じゃあまさか……」

「あぁ。……早い到着だな、自衛隊!」

 

 

 

 

 

一気に高度を上昇させ、自衛隊機を目指す。

それに何を思ったか、ライダーが付随してきた。

 

 

 

 

「お、おい! 何をする気だよ! あの怪物を放ってどこに────」

「あの二機を帰らせる。不可能であっても、パイロットの救命ぐらいする。貴様らは触手を潰していればいい。では、任せたぞ。武運を祈る、征服王」

「な────おい、待てってば、おい!」

 

 

 

 

 

ライダーのマスターの制止を無視して夜空を駆ける二機のF-15戦闘機を目指す。

吐息が白んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そこまでだ、そこの二機」

 

 

 

 

魔術でパイロット──小林と仰木だったか──に呼びかける。

目に見えてうろたえているのが分かるが、今は時間がない。

何としてでもこの二人をこの腐臭にまみれた戦場から遠ざけなくてはならない。

 

 

 

 

「仰木一等空尉。小林三等空尉。すまないが、撤退してもらう。もはや、これは貴方たちの手に負える事態を超えている」

『な、────それよりも、アンタは一体────』

「頼む。撤退してくれ。さすがにこれ以上は安全を保障できない」

 

 

 

 

上司の方は、どうも話を聞いてくれそうだが……。

 

 

 

『こんなところでは、帰れない……! もう少し高度を下げて、接近してみます!』

『なっ!? 小林! 待て! ディアボロ2!』

「────チッ……仰木一等空尉! 貴方は撤退しろ!」

『だ、だが……!』

「小林三等空尉は、私が何とかする!」

 

 

 

 

高度を下げ、海魔に近付く戦闘機を追尾する。

毒々しい紫の霧を抜ければ、すでに海魔の触手が待ち構えていた。

 

 

 

 

『ヒ、ヒギャアアアア……ッ!』

『小林!?』

「っ──キャスター……!」

 

 

 

 

衝突する勢いで小林の操縦する機体へ着地した。

絡みつく触手を魔眼が映す線をなぞって斬り伏せていく。

 

 

だが、一際太い触手が機体の動きを止めてしまった。

 

 

 

 

『こ、小林……! 小林!』

「ああもう、止むを得ん……!」

 

 

 

 

コックピットのガラスを一気に破壊して、中のパイロットをどうにか引きずり出した。

この一連の作業の間にも、触手は私と小林を捕食しようと向かってくる。

完全に気を失ってしまった小林を抱えて、どうにか戦闘機から離脱した。

 

 

 

振り返れば、先ほどの機体を海魔が捕食している光景だった。

 

 

 

 

「聞こえているな仰木一等空尉。貴方の部下は生きている。彼はこちらで保護するから、貴方は撤退しろ。今すぐだ。いいな?」

『あ、ああ……しかし、アンタも、あの怪物も、一体何者なんだ……?』

「世の中には、知らなくていい──否。知らないほうがいいことも数多く存在する。それだけだ」

『でも、何と報告すればいいのか……ま、きっとなるようにな──────ヒィィッ!?』

「どうした!?」

 

 

 

突然悲鳴を上げた仰木に思わず機体を振り返る。

みれば、見慣れた人影が戦闘機に張り付いていた。

 

 

 

 

「────っ、貴様かランスロット!」

 

 

 

 

抱えている小林の負担にならないような速度で一気に機体まで近づく。

その勢いのままに落とそうと横から蹴りを打ち込んだが、多少揺らめかせた程度だった。

再び私はコックピットのガラスを割り、中の仰木に呼びかける。

 

 

 

「こちらだ! 急げ、手遅れになる前に!」

「っ、う……あぁ、わかっている……!」

 

 

 

手を伸ばして仰木を引っ張り、両手にしっかりと二名の自衛隊員を抱えた後、すぐに飛び降りる。

視線を向ければ、すでに戦闘機はランスロットの宝具と化していた。

 

 

 

 

「あのクソッタレ……!」

「なぁ、おい! アンタ、これからどうする気だよ! こんな高度じゃ……」

「案ずるな。耳を塞げ」

「……?」

 

 

「────ライダァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

 

 

私の出せる精一杯の大声でとにかく呼んだ。

すぐさま見慣れたあの戦車が天を走ってくる。

立ちやすそうなところに着地した。

 

 

 

 

「セイバー。さすがに定員だぞ」

「わかっている。一時の辛抱だ。──それで、その剣。使い心地はどうだ」

「ああ、じつに爽快である! 敵を剣の一振りで殲滅する快感、たまらんわい。こりゃ癖になりそうだ。中々に優れた剣をつくるのだな!」

「作り手冥利に尽きる。それと、そろそろこの場から離れろ。ランスロット(あのバカ)が来ないとも限らないし、アーチャーの方かもしれない」

「分かっておる。貴様も十分、気を付けるのだぞ」

「無論だ。……仰木一等空尉。もう一度飛び降りる。舌を噛まないよう気を付けろ」

「な────ちょ、」

 

 

 

 

返答を聞かないで再び飛び降りた。

振り返ると、空中戦を繰り広げている二つの飛行体を確認することが出来た。

 

 

 

 

 

 

 

どんどん速度を緩めていき、静かに飛行を始める。

向かってくる触手は回避しながら、時に魔術で潰していった。

 

 

 

 

 

「大丈夫か仰木一等空尉。理性はあるか。精神は潰れていないか。意識を飛ばしてもいいぞ。全部夢みたいなものだからな」

「……飛ばせるなら飛ばしてぇよ……」

「そういうと思った」

 

 

 

 

 

 

 

どうにか海魔から距離をとり、アイリスフィールたちが待機している河川敷に降り立った。

 

 

 

 

 

「まったく……職務に真面目なのはいいことだが、こういう状況だと考え物だな」

「俺だってもう帰りてぇよ……何なんだよもう……」

「いいから寝てしまえ」

 

 

 

私がそういうと、やはり色々と限界だったのか、気絶したように眠り始めた。

思わずため息をつく。

 

 

 

 

「神秘の秘匿……とはいうものの、自衛隊機が二つも潰されている時点でほぼ不可能に等しいな。余程の苦しい言い訳でも作らないとどうにもならんぞ。諦めも肝心やもしれんぞ、ロード?」

「言いたいことは理解できるが、それでも秘匿は魔術師(我々)の義務だ。確実に行う」

 

 

 

 

 

そう言って、横たわる二人に近付くアーチボルト。

暗示か何かでもかけるのだろう。

 

実際のところ、彼等の心情としては、忘れてしまいたいぐらいだろう。

 

 

 

 

 

「さて、どうしたものか」

 

 

 

 

 

振り返り、海魔を見つめる。

上空で争う王と騎士。七色の燐光を纏う純白の光を放つ王。

 

 

 

 

 

 

 

 

戦いは、終わらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーー

 

 

 

小林&仰木救済。

さすがにこの二人は……うん……助けたいよね。

 

 

 

 

宝石剣(偽)

もちろん第二魔法。一応、誰でも扱える。

出力の細かい調節が可能。

魔力消費はほぼゼロだけど、肉体に負担がかかる。

最大火力(聖剣レベル)は三日~一週間気絶。

 

色々違い過ぎて贋作の域を逸脱している。

 

征服王から引き継いだウェイバー君が

10年後とかでこれを巡った騒動に巻き込まれるかもしれない。

 

 

 

敵の戦力を自分が増加させるという行為。

だがシキトリアさんは構わない模様。

 

 

 

次回あたりに聖剣で決着つけると思います。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。