黒ギャル「お待たせー」
キモ教師「あ、ああ」
金持ち女誘拐事件から3日後。キモ教師は約束通り黒ギャルとのデートをしていた。
黒ギャル「スーツ?」
キモ教師「で、デートは初めてだからな…緊張して、こんなのを着てしまった…」
黒ギャル「まじで!?キモちゃんの初デートは私なんだねー♪えへへ」
キモ教師「で、では行こうではないか」
キモ教師「服屋なんて何年ぶりだろうか」
黒ギャル「キモちゃんの選んであげる!」
キモ教師「こ、これは少し奇抜な…」
黒ギャル「いいよ、似合ってるよ」
店員「何かお探しでしょうか?」
キモ教師「ああ、もう少し控え」
店員「お客さんこちらはどうですか」
店員はキモ教師を無視して、黒ギャルに服を勧めた。それに腹を立てた黒ギャルは
黒ギャル「あんたなんなの!?キモちゃんを無視して何で私の相手するの!?」
店員「え、えーっと、それは…」
ザワザワと、周りから声が聞こえ始める。
「あの店員、客の差別したらしいよ」「えーやばーい」「ここで買い物すんの辞めようかな」
店長「お客様!どうされました!?」
事情説明中
店員、店長「誠に申し訳ございません」
キモ教師「ああ!大丈夫ですよ!はい、気にしてませんから!頭上げて下さい」
店長「これ、商品券です。店員には厳重注意をしっかりしてお客様に不快感を感じさせない様に教育して行きますので」
キモ教師「分かりました!分かりましたから頭を上げて下さい!」
黒ギャル「これ…ネックレス…可愛い…げっ、60万…手が出せない…」
キモ教師「おーい、クレープ買ってきたぞ」
黒ギャル「おお、お、おかえりー早かったねーじゃあ次はどこに行こうかー!」
キモ教師「すいません。これ下さい」
キモ教師「ボーリングか」
黒ギャル「急にやりたくなった」
キモ教師「唐突過ぎる」
ガタンっ(ガーターの音)
黒ギャル「2回連続…」
落ち込む黒ギャルにキモ教師は近づくと
キモ教師「教えてやろうか?」
黒ギャル「そ、そんな…密着して…キモちゃんの身体が…へへへ」
黒ギャル「キモちゃんの息が…いい匂い…ずっと嗅いでたい…えへへ」
黒ギャル「今日は楽しかった」
キモ教師「ああ、楽しかったな」
黒ギャル「また来週デートしない?」
キモ教師「まあ、俺は構わ…雨か?」
ポツポツと降っていた雨は勢いを増した。咄嗟に近くのホテルへと入った。
黒ギャル「はあ…少し濡れた…ってここって!」
キモ教師「ら、ラブホテルじゃないか」
黒ギャル(これはチャンス!)
黒ギャル「キモちゃん!一回入ろうよ!」
キモ教師「だがな、ここはラブホテル…」
黒ギャル「雨宿りするだけだって!ほら、早く早く!」
黒ギャルはキモ教師の手を引き、ラブホテルの部屋へと消えていった。
キモ教師「な、なんて事だ…」
黒ギャル「はあはあ…なんでそんなに上手いの…キュンキュンしちゃうよ…」
キモ教師「そ、そうだ。避妊具を付けても避妊率は100%じゃない!黒ギャル!」
黒ギャル「は、はい…」
キモ教師「責任は取る」
黒ギャル「え、それって付き合ってくれるの?」
キモ教師「何を言うか。婚約だ、黒ギャルが嫌じゃなければ俺に責任を取らせてくれ」
黒ギャル「で、でも良いの?キモちゃんの生徒…あの娘たちキモちゃんの事好きだよ?」
キモ教師「それは…知っていた。だが、俺は黒ギャルに手を出した…これは大人として」
黒ギャル「それなら駄目だよ」
キモ教師「え?」
黒ギャル「私はキモちゃんと付き合いたいし結婚もしたい。けどね、手を出したから結婚なんて義務的な感じがして嫌だ」
キモ教師「だ、だがな、妊娠してたら」
黒ギャル「キモちゃんとそんな結婚の形をするぐらいなら1人で育てる」
キモ教師「駄目だ!母子家庭の苦しさは…」
黒ギャル「私はキモちゃんが私を本気で好きになって欲しい。手を出したから結婚じゃなくて好きだから結婚にして欲しい。それにね…」
黒ギャル「キモちゃんは絶対に私を好きになるから、妊娠してても大丈夫。だから待ってて、絶対にキモちゃんが私を好きになるから。その時にまたプロポーズして下さい」
結果から言えば、黒ギャルは妊娠していなかった。その代わりに黒ギャルのキモ教師へのアプローチは激しくなり、キモ教師の頭痛の種が一つ増えた形となった。
キモ教師「これ…」
黒ギャル「うそ!?まじで!?大好きー!ありがとう!でも、欲しいって何で分かったの?」
キモ教師「まあ、このネックレスをショーケース越しにガン見してたからな」
アイオライト、石言葉は初めての愛