容姿は最悪、キモ教師はモテている。   作:変態太郎

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今回はシリアス…ごめんなさい。出来ませんでした。


妹襲来

キモ教師「今日は休みだー…黒ギャルも家族旅行だし、久しぶりに1人でゆっくり…「ピンポーン」出来ないか…」

 

??「開けろーーーー!」

 

ドンドンと玄関のドアを叩く音が家に響く。鬼気迫るその様子にキモ教師は、出る事を余儀なくされた。

 

キモ教師「はい…だれ「お兄ちゃん!」なんだ、妹か。」

 

妹「なんだってなにさ!超絶美少女の妹がわざわざ会いに来たってのに!」

 

キモ教師「それは…すまない。可愛い妹がわざわざ俺に会いに来てくれる幸せが分かってなかった」

 

妹「相変わらずシスコンだねー、まあそんなお兄ちゃんが大好きなんだけどね♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

キモ教師「この前付き合った彼氏ってのはどうした?順調か?」

 

妹「あー…別れた」

 

キモ教師「はあ!?2日しか経ってないぞ!」

 

妹「お兄ちゃん離れしたかったけど、いざ手を繋ぐまで行ったらお兄ちゃんが頭に浮かんで手繋げなかった…いけないって分かってるけど、やっぱりお兄ちゃんしか居ないよ」

 

キモ教師「お前なー…まあ、正直お前が無理してる感はあったから何時かは別れさせたけどな」

 

妹「このシスコン」

 

キモ教師「うるさいブラコン」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンポーン

妹「お兄ちゃーん」

キモ教師「ああ、すまない、代わりに出てくれないか。今、昼ご飯作ってるから」

妹「はいはーい」

 

 

 

 

ドタドタドタ

妹「お兄ちゃん!?」

キモ教師「なんだ?」

妹「何か美人なスレンダーなダイナマイトな凄いボインボインの女の人が!」

生徒会長「ここがキモ教師の家か…(広いな…家族10人位なら…キモ教師と私の子供達…ふへへ)」

妹「で!お兄ちゃん!この人だれ!」

キモ教師「あー、俺が務めてる東桜高校の生徒会長だ。気を許せる友人だ」

生徒会長「そう!友人だ!今はな!」

妹「…雌豚…」

生徒会長「それより、どうだキモ教師!私は今日予定が無くてな!一緒に買い物でもしないか!」

妹「お兄ちゃん、今日は妹と仲良くする日なんですー!残念でしたー!」

キモ教師「そんな日は無いけどな…」

妹に鋭くキモ教師は睨まれる。

キモ教師「忘れていた。今日はそうだったな」

生徒会長「そうだったの。じゃあ私も妹さんと仲良くしたいからお邪魔していいかしら」

妹「へっへーん、今日はお兄ちゃんと2人「いいぞ」お兄ちゃん!?何言ってんの?!」

キモ教師「良いじゃないか。2人より3人の方が楽しいぞ、きっと」

 

 

 

 

 

 

 

妹視点

 

私は、お兄ちゃんが大嫌いだった。気持ち悪い容姿でいつも友達にからかわれてたからだ。お兄ちゃんの妹と思われるのが嫌でずっと無視していた。

 

そんなある日、私は深夜に起きた。

水を飲む為に階段を降りると、お兄ちゃんとお母さんの声が聞こえた。

「施設に預けるってそんな」

「仕方ないでしょ、あんたは金を入れてくれるけど…あの子は中学生。金が掛かってしょうがない…」

「それでも親か!」

「あんたは、あの子が学校に通える様に四六時中働いて…それなのにあんな態度とる様な子にいつまで金を出すの?あんただって苦しい生活なのに」

「俺は…どんな妹でも妹だ。好かれたくてやってる訳じゃない。お願いだ、妹を育ててくれ…親として…金も上乗せするから」

「はあ…分かった。私もパート増やすわ。そうすれば何とかなるでしょ」

「ありがとう…」

 

私は言葉を失った。確かにお兄ちゃんはいつも汗臭く、やつれた顔で家に来ていた。そんなお兄ちゃんが大嫌いだった私はバカだった、お兄ちゃんは私の為に一生懸命働いていたんだ。それなのに一方的に嫌って…私は…

 

 

 

 

 

 

あの後、お兄ちゃんを尾行してみると…お兄ちゃんはずっと働いていた。一日中ずっと働いて、夜遅くに寝た。寝る時間が少ないせいでよろけたり…風呂に入る時間もなかった。

容姿のせいでマトモな職につけない。

 

お兄ちゃんは、頑張り屋でかっこよかった。

 

私は、初めて自分を殺したいと思った。

自然と涙が溢れ出し目の前の光景が滲んで見えた。周りは嫌悪感を隠そうともせずにお兄ちゃんを嘲笑っていた。そして、私がお兄ちゃんにしていた仕打ちを目の前で体験した。

 

私は…最低だ。

 

キモ教師「妹じゃないか…どうした…ああ、金か。すまんな、今は財布が無いんだ…俺と一緒に居たくないだろうが、付いてきてくれないか」

妹「違う…」

キモ教師「ああ、ごめんな。話しかけるなだよな。これから気を付ける」

妹「違うよ!」

キモ教師「!」

妹「何で!何で私はお兄ちゃんに!お兄ちゃんの大切にしていた宝物を壊したり、皆で騙して嘲笑ったり…酷いことしたのに!何で優しくするの!」

キモ教師「なんだそんな事か」

妹「え?」

キモ教師「覚えてるか?お前が5歳の頃な、「お兄ちゃんは何があってもお兄ちゃん」って言ってくれたの。その言葉にどれだけ救われたか」

妹「それだけ?」

キモ教師「俺にとっては、凄く嬉しかった」

妹「…きもーい…」

キモ教師「あ、ああ、確かに。すまん」

妹「このシスコンド変態。汗臭くて気持ち悪くてシスコン。救いようが無いよね」

キモ教師「そうだな…」

妹「だからね、私が面倒見てあげる。一生、ずっとお兄ちゃんの妹だからさ」

キモ教師「?」

 

妹「大好きだよ、お兄ちゃん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キモ教師「おーいご飯出来たぞ」

 

妹「はーい、お兄ちゃん!」

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