モブ男視点
どうも、モブ男だ。
突然だが、俺には好きな人が居る。それは今、本を読んでる真面目女ちゃんだ!
そして、俺は彼女を遊びに誘う…
止めたって無駄だぜ
モブ男「ま、まま、真面目女ちゃん!」
真面目女ちゃんは俺を見た後に少しため息を吐いて
真面目女「はい、何か用ですか?」
モブ男「そ、そのー、今日って空いてる?」
真面目女「ありませんが」
モブ男「じゃ、じゃあ!一緒に帰りどこか寄りませんか?」
真面目女(うーん…今日は父さんと電話しながら過ごしたかったけど…誰かと遊んでみなさいって言われてたし…まあいざとなれば、スタンガン使って逃げよ)
真面目女「ええ、いいですよ」
モブ男「本当ですか!?やったー!」
ふっ、やはり俺はモテ男だったんだな。
クラス内の人気2位の真面目女ちゃんとデートとはな。罪な男だぜ。
おっと、子猫ちゃんが来たようだ。
ここはモテ男として華麗な挨拶を
モブ男「おほお、お、お、で、ではは、行きましょー!」
真面目女「え、ええ…」
ゲームセンター
来たぜゲームセンター!ここで真面目女ちゃんとプリクラを!
真面目女「凄くうるさいですね」
モブ男「そ、そうですね…あ、プリクラ撮りましょう!そこの!」
真面目女視点
クラスの…名前何だっけ。こんな性欲丸出しの男と一緒に歩きたく無いのだが…父さんは私が友達を作り、青春を謳歌する事を望んでいる。
まあ、友達止まりで彼氏なんか作る気はありませんが。
モブ男「え、あれって…キモ教師…」
真面目女「父さん!?」
私は素早く振り返ると、そこには父さんと知らない女がUFOキャッチャーをしていた。楽しそうに談笑していて私はイライラしていた。
真面目女「次はUFOキャッチャーをやろう」
モブ男「え?ああ、うん」
キモ教師「おお、取れた。」
黒ギャル「わあ!凄い!」
雌豚が父さんに触れるな…ちくしょう…なんだあの胸…牛かよ。でも流石父さんだ…あんな大っきい景品を軽々と…。
モブ男「僕が取りましょう!」
何か張り切ってるが、別に要らないのだけれど…「真面目女じゃないか」はわわ//
キモ教師「真面目女がゲームセンターなんて珍しいな…本屋ってイメージが強いが、そうやって…うん?彼氏か?」
真面目女「違います。なんで彼氏なんですか、いつも言ってますが、私は彼氏を作りせん。それより父さん…誰ですかその女」
黒ギャル「おー、この娘がキモちゃんの娘かー…キモちゃんの言う通り可愛いね」
真面目女「はわわ//父さんが私を可愛いって…そんな…私達は親子だから…ふへへ」
モブ男「真面目女ちゃーん!取ってきたよー」
ちっ、良い所で…
モブ男「…キモ教師…」
モブ男は露骨に嫌な表情をすると、真面目女に耳打ちした。
モブ男「真面目女ちゃん…あいつとどんな関係か知らないけど…関わらない方がいいよ…」
真面目女はキッと睨みつけると
真面目女「何も知らないくせに!私がどんな人と付き合おうが勝手でしょ!?父さんは貴方より素晴らしい人間なの!」
私は呆然とする父さん達を置いて、何故走っていた。
モブ男「なんなんだ…お前のせいだぞ!」
キモ教師はモブ男を睨みつける。モブ男は後退した。そんなモブ男に向かって
キモ教師「人に八つ当たりする前にする事があるだろ!」
ゲームセンターに響く声は木霊して、モブ男は小さく悲鳴を上げると尻餅をついた。
キモ教師「第三者の人間関係への口出しは毒にも薬にもなる…無責任に口を出して…良いか、言葉は最低限の責任を背負って喋らなければいけない。失言をしたら謝り、責任を取らなければいけない。そうやって責任を持たない者の言葉は軽い。軽すぎる。俺はモブ男に言葉に責任を持てる男になって欲しい」
モブ男「キモ教師…」
キモ教師「黒ギャル…すまない」
黒ギャル「また?」
キモ教師「うっ…」
黒ギャル「冗談だよ。行っておいで、その代わり…今度、お泊まりデートしようね」
キモ教師「わ、分かった…」
黒ギャル「よろしい♪」
キモ教師が行った後
モブ男「黒ギャルさん…俺はどうすれば」
黒ギャル「知らないよ。てか、それキモちゃんに教えて貰ったでしょ。言葉に責任を持てって。」
モブ男「分かんないですよ…」
黒ギャル「違うでしょ、分かろうとしてないんでしょ?そうやって逃げてるんでしょ」
モブ男「…」
黒ギャル「まあ、真面目女は諦めな。」
モブ男「嫌です。振り向かせます…絶対」
黒ギャル「ふーん…キモちゃん相手に勝てる見込みは無いけどね。まあ、私はライバルが減るのは嬉しいから応援するよ」
真面目女「…父さん」
キモ教師「なんだ?」
真面目女「私って…何か間違ってますか?」
キモ教師「間違ってるな」
真面目女「!」
キモ教師「だけどな、お前の間違いは若い子なら皆間違える事だ。お前だけじゃない。それに、何もかも完璧な娘より少し抜けてる娘の方が育てがいがあるだろ?」
真面目女「…ふふ」
キモ教師「笑うと更に可愛いな…流石俺の娘だ…絶対に嫁にやりたくない」
真面目女「私は父さんのお嫁さんになりたいな」
キモ教師「お?ならなるか?」
真面目女「ええ…」
キモ教師「へ?」
真面目女「ファーストキスですよ」