イナズマイレブン ~『必殺技』に憧れて~   作:@ドラゴン

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今回は繋ぎ、なんで短い&駆け足展開です。

普段が3000前後のヤツが何言ってんだ?と思うかもしれませんが………。

因みに風丸回はカット、あれは主人公が関わっても何も変わらないので。


活躍報告にて、アンケート?技等の募集があるので、良かったら目を通してみて下さい。




後書き結構ふざけちゃった(;・ω・)


第20話 蘇る伝説

場所は雷々軒、俺達はそこを貸し切りで祝勝会をしていた。

 

……帝国戦との試合後もやったんだが皆ヘトヘトで飯食いながら寝る、なんて事になった為、今日改めてやっているのだ。

 

最初は円堂がやるって言ったんだが、俺は昨日の祝勝会で皆が食いきれなかった分を食って満足してるから、アイツを座らせて代わりに厨房に立っている、やってんのは皿洗いや配膳だけどな。

 

「しかし、帝国学園も全国大会に出られるとはな。」

 

「大舞台でまた戦えるなんて、今からワクワクするぜ!」

 

帝国といえば、鬼道は度重なるシュート技のせいで足を痛めてしまったらしい。

 

暴王(メルゼー)技は消耗はマシだが身体の負担がヤバいからな、それに加え皇帝ペンギンもかなりキツいらしいし、鬼道には暫く療養に努める様に言っておいた。

 

「それは決勝まで勝ち進むという宣言と伺って宜しいかしら?」

 

それを聞いて疑問顔になる円堂……オイ、何でだ。

 

「前年の優勝校と同地区の優勝校はトーナメントの組み合わせが別ブロックになんだよ……パンフレットに書いてあったろ?」

 

お前パンフレット片手に「フロンティアー!」って叫んでる時があったろ、あれ握ってただけかよ。

 

「そうね、だから彼らと戦うなら決勝以外では有り得ないわ。」

 

「また、帝国と決勝戦か!」

 

「おいおい、気が早過ぎるぜ?」

 

「先を見据えるのも悪かねぇが、あまり遠くばっか見て足元疎かにすんなよ?」

 

おっと?木野と音無がなんでそんな詳しいかを聞いてるが、あれは藪蛇っぽいな、顔引きつらせてら。

 

というかコイツら食うなー、やっぱ育ち盛りって凄ぇや。

 

あっという間に残り一人分、誰が食うか話し合いになってる時に土門が夏美をちゃん付けで呼んだ瞬間、さっきまで騒がしかった室内が嘘の様に静まりかえった。

 

本人が真剣なのか、からかってるのかは分からんが理事長代理としての敬意を込めていればいいそうな、自分の言葉は理事長の言葉も同義ねぇ……子とはいえ代理、それも結構な権限を与えられていたのか……俺なら責任重すぎて胃に穴開くよ。

 

「それじゃあ、理事長ならどんな言葉をコイツらに贈るかね?」

 

急に顔つきが代わった……理事長modeか。

 

皆も空気の変化に気付いて真剣な面持ちになっている。

 

「貴方達サッカー部は雷門中の名誉を背負っています。

 

必ず全国制覇を成し遂げて頂戴。」

 

「おう!任せとけ!

 

よーし、やろうぜ皆、絶対に、全国制覇!」

 

「「「絶対に、全国制覇!!!」」」

 

 

 

 

 

「「「伝説のイナズマイレブンと練習試合!?」」」

 

あの日、俺達が帰った後に訪れた客の一人が40年前のイナズマイレブンの一人だったらしく、練習試合をする事になったらしい。

 

ただ……

 

「何で今言うんだよ!?」

 

「サプライズさ!驚いたろ?」

 

「当日に言うなよ!心の準備とか出来てねぇよ!」

 

そう、俺達は今日凄い事がある、と聞いて集まっただけで何があるのかは今知らされたのだ。

 

「え?つまり何か、向こうでユニフォーム着てる喫茶店・服屋・理髪店の主人や生活指導の先生、他にもこの街のどっかで見掛けた事のある、あの人達が――――」

 

「そう、伝説のイナズマイレブンだ!」

 

マジかぁ……にしても大丈夫か?40年前ってのもあるが、この町で俺達と稲妻KFC以外でサッカーをしているなんて聞いた事が無い。

 

つまり、今のあの人達は少なくともここ数年サッカーをやっていない可能性が高い……試合どころか練習にすらならないんじゃ……?

 

 

俺の懸念は的中してしまった。

 

彼らはミスをしても仕方ない・こんなものといった仕草が見えるし、そもそもどのプレーをとってもやる気が感じられない。

 

唯一やる気のあるのが響監督だが、GKである以上此方のプレーに関わる機会が少ない為、どうしてもダメな方へ目がいく。

 

皆も落胆し始めていたその時

 

「お前達、なんだそのザマは!

 

伝説のイナズマイレブンを夢見た子供達がいる、なら俺達はその責任を背負う必要があるんだ、その思いに答えてやろうじゃないか!

 

()()()()()()()()()()()()()()!」

 

響監督の発破を受けると、大人達から発せられる空気が変わっていく。

 

「――――俺達は無敵の、イナズマイレブン!

 

証明しようぜ、伝説は真実だと!」

 

それを皮切りに今までの動きとは大違いの魂のこもったプレーを始まった。

 

 

 

おいおい、気持ちの変化だけでここまで変わるかよ、油断してると直ぐボール盗られ―――おお、スッゲェ鮮やかなパスカットだ。

 

ボールを取った民山選手が放った必殺技『クロスドライブ』は円堂の熱血パンチをものともせずゴールに入った。

 

今度は此方の番と染岡がドラゴンクラッシュを放つも、響監督の元祖ゴッドハンドに止められる。

 

「さあ浮島、見せてやれい!」

 

放られたボールは浮島選手の元へ行きそこへ合流した備流田選手との合体技『炎の風見鶏』が炸裂、円堂のゴッドハンドを破るあの技、あれが元祖イナズマイレブンの最強シュートらしい。

 

と、今の技を受けた円堂が、本来は無いタイムまで要求して俺達を集合させた。

 

何でもさっきの技は円堂の持つ秘伝書にあった技の一つで、お手本もあるから修得してしまおう、という事らしい。

 

「で、やるにしても誰がするんだ?」

 

「えっと……この技はスピードがビューン、ジャンプ力がビヨヨーンか。」

 

いつもの擬音語、しかし前よりは分かりやすいな、ん?風丸が一瞬此方を見たな、直ぐに逸らしたが

 

「スピードとジャンプか、陸上部の出番だな!」

 

「なら、もう一人は豪炎寺が適任だな。」

 

そうやって話が進んでいき、試合が再開する。

 

しかし、何度も繰り返すが一向に技が完成しそうにない、何か足りない要素があるのか…?

 

二人の手助けに大人達は再び炎の風見鶏を出してきた、お!今度はゴッドハンドWで止めたか。

 

―――影野?

 

「……この技の鍵は、二人の距離にある!

 

二人がボールを中心に同じ距離、同じスピードで合わせないとダメなんだ。」

 

へぇ……影野が存在感が薄いのは知ってたが、観察眼も優れてるのか、これは嬉しい誤算だ……!

 

俺は影が薄くないから使えなかったアレだが、影野ならやれるか……?

 

俺がそんな事を考えている間に試合は開始され、豪炎寺と風丸は一発で成功させた。

 

………へ?いくらコツが分かったからってセンス凄過ぎね?

 

その技がゴールに入ると、試合終了の笛が鳴った。

 

……この世界って本当にタイミング図ってんじゃないのかって位、ゴールと同時に試合終了するなぁ。

 

 

「よーし、次は全国大会だぁ!」 「「「おう!!!」」」

 

 

 

 

 

さて、影野はっと……いた!

 

「影野、お前の影の薄さを強みにしたプレーがあるって言ったら……どうする?」

 

「!?……そんな物が存在するのか……?」

 

「まあな。だが、それを身に付けられる保証は無い、徒労に終わるかもしれねぇ。」

 

「それでも……!可能性があるなら……やらせてくれ!」

 

よし!黒子ならぬ"影野のサッカー"始動だ!

 

 

 

 




影野の運用については、炎の風見鶏の件で観察眼に優れてると考えて幻の6人目の真似事をしてもらいます。

感想でも見掛けたし、察してる人は居たかもしんないですね。

―――――――――――――――――――――――――――

ちょっと番外

一度思いついたら、書きたい衝動を抑えられなかったんだ……。








俺はプロリーグで活躍している天願 想叶。

久々に日本へ帰り、飲み屋で酔い潰れ、近くのホテルに泊まり……何故か実家で目が覚めると

―――身体が縮んでいた!

家の中には俺が半年前から行方不明になったという新聞や雷門中の入学証が!?

なんやかんやで雷門中サッカー部へ行く事を決め、家を飛び出すと、其処にはかつて出会った松風少年が!

しかし、俺達と一緒にサッカーをする前の頃の様だ。

馬鹿正直に天願 想叶と言うと、見た目が似てるから自分を天願選手と思い込んでいる痛いヤツだと思われる事を危惧し、正体を隠す事にした俺は、自分の見た目のモチーフと思われるキャラ「ギンコ」と名乗り、天馬と一緒に雷門中へ向かった。

雷門中に着いた俺は天馬と別れ、かつての部室へ向かった。

もし、今の俺と同じ状況のヤツがいるなら、此処に集まる可能性が一番高いと考えて来たのだが、どれだけ待とうと誰も来る事は無かった……。


部室前で項垂れている時、此方にとてつもない勢いで飛んでくるボールが―――

以下ダイジェスト


「危ねぇな……人が居たらどうすんだよ?

わざとじゃねぇなら良いが、あれはイナズマイレブンが使ってた大切な場所だ、意図的に壊すのは許さねぇぞ……!」

銀蠱(ギンコ)!?」

「アイツが今のシュートを……!?」

「え!?天願さんの子供の頃にそっくり……!」





「『デスソード』!」

「何だ………強そうなのは見た目だけか?」

「あれを技を使わずに片手で!?」

(ホントはこっそり技使ってるけどね!久遠監督は気付いてるっぽいなぁ……。)

「(『鋼皮(イエロ)』だと?)あの少年、まさか……!」






「【剣聖 ランスロット】」

「化身!?噂じゃなかったのか……!」

「へぇ……なら【No.23 冥界の霊騎士 ランスロット】!」

銀蠱(ギンコ)も……化身を…!」

「馬鹿な……シードでもないヤツが化身を、しかも姿は違えど俺と同じランスロットだと!?

消えろ……『ロストエンジェル』!」

「―――――『縛鎖全断・過重湖光(アロンダイト・オーバーロード)』」

(消耗ヤベェェェ!?体力は中学時代に戻ってるぅ!)

「俺の化身がいとも容易く……!?」

「あの化身、それにあの技……もしかして本当に……?」



これは天願 想叶が新たな仲間達と織り成す未来の物語。











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