※後書きにて誤解を招く言い分があったので追記しました。
とりあえず言えることは、はやてがとてもエセな関西弁になってしまったという……。
おかしいなー 関西生まれなんだけどなー おかしいなー?
今回はのんびりなお話。
誤字、または不明な文がありましたら曖昧でもいいので気軽にどうぞ。
「はやて、今日もリハビリ頑張ろうね」
「了解やーにいちゃん」
はやての足が悪いのは原因もわからずじまい。
医者からは原因不明で治らないかもしれないとまで言われてしまった。
でもリハビリは心身ともにいい運動になるのです。
治らないとか言われたとしても無駄にはならないはず……。
カラカラと音を立てながら車椅子を押して近場の公園まで行く。
「なぁにいちゃん?」
「んー、なんだいはやて?」
はやてと雑談していたが神妙な面持ちで訪ねてきたので落ち着いたように返す。
「ホントにいやじゃないん?」
「いやなことあるわけないだろう?だって私にとって大切な妹なんだから」
最近のはやてはこの顔になると決まって「嫌じゃないか?」ときいてくる。
親がいないということで私は学校にも行かず働いている。
その休みをはやてのリハビリのためにあてているのだが、
「せっかくの休みを私のためにつかうことないんやない?」
と言いたいのだ。
……そんなわけないじゃないか。
「どんな名目であれ私は、はやてと一緒にいれて嬉しんだよ?」
「うぅ……そんなこといわれても……」
見るからに赤くなってはやては吃る。
「それよりもこんな女男なんかと一緒のはやての方が嫌じゃないか?」
「そ、そないなことない!にいちゃんが嫌いなんて…あぅ」
車椅子を押しながらはやての頭を撫でる。
撫でられて恥ずかしいのかはやてはさっきよりも赤くなっていた。
こういうのはずるいが意地っ張りなはやてを納得させるためだ。
「好きでやってるんだから気にしないで、ね?」
「うん……」
「このあとは図書館へ行くんだろう?」
「うん!」
話を変えてはやてを落ち込ませないようにする。
それに最近仲良くなった子がいるらしく、その子の名前を出して話を反らせることにした。
「確かすずかちゃん……だっけ?私にも紹介して欲しいな」
「ええで!すずかちゃんにも話して、にいちゃんに会いたいゆうとったし」
「こらこら、暴れない暴れない」
「その時になるのが楽しみだ」というようにはやては車椅子の上ではしゃいでいた。
リハビリの内容としては10mの距離を補助しながら歩くといった内容。
二往復程度しかしていないがそれだけではやては疲労困憊なのだ。
それが終わったあと一息ついて図書館に向かう。
読書スペースに一人の少女が座っていた。
それに気付いたはやては一人で車椅子を漕いで行ってしまう。
「すずかちゃん!」
「こらはやて、図書館では静かにしなさい」
小声で注意するとはやては声を抑えつつ足早に少女のもとへ向かう。
私はあまり邪魔しないように控えめにそれに付いて行く。
「こんにちは、はやてちゃん。その人がお兄さん?」
「こんにちはぁすずかちゃん。うんそうやでー」
「初めましてすずかちゃん。八神 那由多って言います」
自己紹介を軽く済まして私は一人本を読んでいた。
二人はもちろん見える位置にいるがそれだけだ。
せっかくはやてにできた友人だから、邪魔しないように心がけている。
だから話し声が聞こえてもしょうがない。
「本当にお兄さん女の人みたいだね?」
「しかも女心までわかってまうんやで?」
「男の人なのか疑っちゃうくらいだね……」
「昔一緒にお風呂入ってなかったら私も信じられへんよ」
話している内容が内容なだけに本に熱中するように本を睨む。
そもそもどう反応したらいいっていうんだ……。
「お兄さんいくつ?」
「私と9歳差だから17やね」
「へー」
和気藹々と話す姿は姉妹のようだった。
話している内容が私のことだけなので弄られている気分にしかならなかったが。
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私をネタにした会話が終わると二人は次に遊ぶ約束をしていた。
一応ここは図書館で、そんな話をする場所ではないのだが……。
でも私ははやての幸せそうな顔をみて叱る気にもなれなかった。
幸せそうに話す二人を微笑ましく思うのはいけないことだろうか。
関西生まれの九州育ちの関東住まいで戸籍も関東だから変な方便なんだろう。
――と自己解釈することにしました。オカシイナー。
私自身は原作を知らず友達から教えてもらい知った……というレベルです。
※最初に知った理由……というのを述べたかったから書いたものです。
そんなお話。
―追記―
句読点、または三点リーダーの追加。
それに伴い文の改行。
2015/1/23 改行、空白、記号追加。文章の追加。