騎士と魔術師   作:朱莉

6 / 15
亀更新ってなんだろうね。でもホントはこんな高頻度で更新するつもりなかったんや!

このお話は主人公の心境と喋ってる温度差が酷いお話です

ところどころ厨二スタイルになるのは我慢してください。変な能力に目覚めてるほんまもんの厨二がだいたい悪い。

ちなみに魔法、呪術、奇跡は媒体がなくても出せます。でも素手でやると威力や効力は微量になります
でもエフェクトはそのままという 変な設定
一部効果の違う魔法がありますが主人公が改良しました…ということにしておいてください

少し戦闘があります

では6話です




六話

 

《大型魔力反応発見しました》

「……グラーフアイゼン」

「深追いはするなよ?」

「わかってる」

 

 

 両の指に嵌めている指輪は4つ。

 ハベル、墓荒らし、再生者、よい香りの指輪。

 ハベルは装備重量をあげる、

 墓荒らしは特殊な敵に認識されにくくなる、

 再生者は体力を永久的に回復させる、

 よい香りは魔力を永久的に回復させる、

 正直な話、人間相手には効かないが無いよりマシ……というかほとんど癖に近いものである。

 

 私はあの日から変わった。

 はやてと会う時の私と今の私。

 その二つを出すようになった。

 最近はやての友達も増えて私の一人でいられる時間も増えたせいでもあるだろうか。

 今度紹介してもr……いや今はどうでもいいことか……。

 

 

「那由多」

「…今日は飛竜で行く、気をつけろ」

「あぁ」

 

 

 あれから特訓の末出せるMOBの制限が殆どなくなった。

 蒐集の時にはとても心強い能力だった。

 今回呼んだMOBは飛竜ヘルカイト。

 どちらかというとデーモンなのか…?

 結界の中で働かせるのには向いている巨大種だった。

 管理局が言う「管理世界」で使うのにも取り回しの効くいいMOBだった。

 管理局というのはこの地球以外を管理している組織らしい。

 軽くだがザフィーラからきいた。

 

 

「結界を張れ、余り顔は見られるな」

 

 

 防具は暗銀一式。

 流石にプラムドは隙が大きいので背負ってはいない。

 魔法防御が高く、物理防御も高いが重いというのが難点。

 私の防御レベルは底辺の底辺なのであんまり意味なかったりするのは気にしてはいけない。

 個人的な趣味で付けているとか絶対に言えない。あとこんな事を考えていても顔が見えないのも魅力的……。

 

 

「もしもの時だけ動け、いいな?」

「でもよ……」

 

 

 武器は私の記憶が選出してくれる。

 

 

「私なら見られても平気だろう?」

 

 

 私はヘルカイトの背に乗り、ヘルカイトはすぐさま飛び立った。

 

 

「手に負えない相手だったら絶対に呼ぶさ」

 

 

 声だけ残し、竜は飛び去った。

 

 

 

 

 結界の中でビルの屋上に少女を見つけた。

 はやてと同い年くらいの少女だった。

 

 

「見た目にそぐわず立派な魔力反応だな……」

【Gii……】

「ヘルカイト、お前はブレスで援護だ」

【Giii……】

 

 

 少女は私たちを見つけ驚いている。

 他の世界に行ったことがないのだろうか……それとも戦闘慣れしていないのか。

 だとしたら驚くのも無理はない。

 悪いとしたら今その魔力反応を私たちに感知されたこと……か。

 

 

《いました》

「ど、ドラゴン?」

 

 

 少女の前に降り立つ。

 金属が擦れる音を響かせ月明かりの大剣を振り上げる。

 

 

「っ!」

 

 

 少女は咄嗟に障壁を張って防ぐが、

 

 

「それは悪手だ」

「え、あっ!」

 

 

 月明かりの大剣は実体のない奇跡の剣故に防ぐことはできず。

 刀身は徐々に障壁を貫いていく。

 私の信仰値が高ければもっと切れ味が上がるのだろうか……。

 

 

 少女は障壁の意味がないことを察すると後ろに下がるが、そこにはヘルカイトがブレスを放っていた。

 凄まじい爆音のあと少女は空へ落ちる。

 

 

「レイジングハート、お願い!」

《スタンバイ、レディ、セットアップ》

 

 

 空中に杖をもった白い魔術師(先ほどの少女)がいた。

 空戦魔道士……なら……。

 最近編み出した技巧。

 

「MOBで足場作戦」

 

 ガーゴイルたちを空中に待機させて運んでもらったり、足場にしたりして移動する

ヘルカイトにはブレスを溜めさせ私は少女の方へ向かう。

 

 

「いきなり襲いかかられる覚えはないんだけど……なんでこんなことを?」

「こちらのエゴだ。おとなしく倒されてくれ……殺しはしない」

「そんなことがききたいんじゃない!」

 

 

 少女は私にめがけ魔力弾を放つ。

 

 

「だろうな」

 

 

 月明かりの大剣を逆手に構えその魔力弾を切る。あの魔力量の弾なんて受けたら死んでしまう。

 その動作をやっている間に少女は杖の形を変化させる。

 もし彼女が砲撃系の魔道士なら足は遅いか……っと今は防ぐ事を第一だな。

 

 

「ディヴァイィィン・バスタァァァ!!」

「ヘルカイトォ!」

【Giiiii!!】

 

 

 溜めさせたブレスと少女の放った砲撃が撃ち合い相殺した。

 砲撃の威力は十分。

 

 

「ほう……ならば」

 

 

 剣をしまい両手に混沌の大火球を出して投げつけた。

 

 

《プロテクション》

「!?」

 

 

 べちゃりと障壁にへばりつくように火球が当たる。

 あの状態では相手から私の姿が見えない。

 その一瞬の隙に私は少女の懐に潜り込んで竜骨砕きを呼び出し側面で思い切り叩きつけ地面に落とす。

 殺すために戦っているわけではないのでそれだけで十分な威力なのだ。

 要はあの魔法を叩き込む隙ができるだけの……。

 

 

「あぐっ!」

「すまない」

 

 

 地面に叩きつけて怯んでいる間に吸魂を唱え鳩尾に叩き込んだ。

 

 

 

 

「またせたな」

「そんなにまってねーよ」

 

 

 那由多は吸魂したリンカーコアをあたしのところまで持ってきていた。

 那由多の力は異常だ。

 殺傷設定で非殺傷の戦いをするのも、

 魔術を使いつつ質量兵器を使うのも、

 召喚術を使役するのも、

 全てにおいて異常だった。

 あの最後にぶちかました魔法は本来相手の生命力を全て抜き取るものらしいが、あいつはリンカーコアの反応だけ抜き取っている。

 勿論抜かれても後遺症はでない程だが。

 

 

 狙われた方はたまったもんじゃねぇ。

 後遺症はでねぇが喰らえばしばらくは満足に動けなくなる……。

 ……っとやべぇ蒐集しねぇと……。

 

 

「闇の書、蒐集」

《接敵まで、あと23秒》

「……蒐集は頼んだ」

「りょーかい」

《将たちを確認しました》

「シグナム、シャマルとザフィーラも来たのか……」

「今回の敵は速そうだな……私では追いつけなさそうだ」

「シグナムたちにそう伝えとく」

「では私は仕掛けをしておくよ。終わり次第私は家に戻る」

 

 

 そういって那由多は彫刻の怪物と共に空へ飛んだ。

 

 

 

 

 

「あなたは……?」

「……先の少女と近しい年齢だね……これは胸が痛い」

「ならやめたらどうですか?」

「それでやめるくらいならこんな行動などしないさ」

 

 

 ブルーブラッドソードを両手に出して黒い魔術師に突っ込む。

 持ち主の運で威力の上がる剣だが、私が使うと全く切れないが折れもしない面白い武器だ。

 武器はいいんだ……武器は……私の性能が悪いんだ……というか……。

 さっきの魔道士よりもだいぶ速度が速い……目で追えない、追いつけない。

 きっとこの魔術師はさっきの少女の所に向かうのだろう。

 だったら……罠に誘い込むくらいならできる。

 できるなら私一人でケリをつけたかったが取り逃すよりはだいぶましだ。

 

 幾合か打ち合いシグナムを少女の元に待機させる。私で無理でも彼女ならば追いつける。

 

 

『そっちへ向かったぞ』

『任された』

 

 

 あとは彼女たちに任せよう。

 

 

 

 

「ただいま、はやて」

「おーおかえりーにいちゃん」

 

 

 この笑顔が守れるなら私は喜んで悪役になろう……。

 

 

「体調はどう?」

「特に変わりないかなぁ。どうしたん?」

「兄が妹の心配をしちゃいけないのかな?」

「んー。……それもそっか」

 

 

 はやては優しくて勘の鋭い子だから、きっといつか……いやもうバレているかもしれない。

 でも、それでもいいんだ。

 これは私のエゴだから。もしもはやてに嫌われてもいいんだ。

 

 

「にいちゃん、今日h」

「今日は私がご飯を作るよ」

「ほんまかー? そんなら何作ってもらおうかなぁ」

「ヴィータ達にも聞いてみようか?」

「そやね! せっかくにいちゃんが作ってくれるんやからそうしよか」

 

 

 今の平穏はいつか終わりが来るだろう。

 

 いつか天罰が下って私は死ぬかも知れない。

 

 いつかはやてを泣かすかも知れない。

 

 

 でもあの四人がはやてと一緒にいてくれる。

 そうすればはやては一人じゃない。

 

 

 そう、思っていたんだ。

 

 





管理局に関して説明が拙いのも、
ところどころ話の溶接がおかしいのも、
バグです。誰がなんと言おうとバグです。

吸魂に関しては救済を足して2で割った感じと思っていただけたらいいかと。
一言で言うとご都合主義です。

こういうところでしか役に立たない魔法? だと思ったので。好きなんですけどねぇ
それで私はよく使うんですけどね。友達に使うと全力で回避されますけど……。


ダークソウルをオンで久しぶりにLv1からやったらフルセットスモウの木目指輪でドッスンなしに侵入されました。

Lv5のビビリプレイヤーに未来はなかった。パリィしたけど3しかダメはいらなかった。
でもたのしぃ…ビクンビクン。

そんなお話。



になるといいなー?


2015/1/23 改行、空白、文章、記号追加。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。