一応 場面転換が多いと注意書きで書きましたが、酷い場合は一話ごとにまとめるように注意しておりますのであまりに酷い自体は免れていると思います。多分
一話一話が短いのはそれのせい…だったらいいな
では九話始めます
名前は明かした
それを使って闇の書の後をつけるのも彼女たち次第だ
彼女たちになら私では到底及ばない素敵なことを成し遂げる可能性がある
それは多少の悲劇はあるだろうが、全体から見ればハッピーエンドなのだろう
次に会うときは敵同士になるだろう
闇の書はもう完成形に近い
あと数頁というところまできた
もう、戦うこともなくなるだろう
そう思うと寂しいと思えた
はやてが元気になるのはいいことの筈なのに
それからしばらくして、はやては病状が悪化して入院した
そしてすずかちゃんにそれを伝えた
病院の名前も伝えたし、面会時間も伝えてある
友達も連れてきてとも言った
そうしたらその日のうちに二人で来た
すずかちゃんと一緒に来たその子はアリサという名前らしい
その子ともはやては仲良くなった
次はあと二人連れてきます。そう彼女は言った
きっとその二人があの二人だろう
▽
はやての入院から数日経ったある日、それはクリスマス・イヴの出来事だったか
すずかちゃんから連絡が来た
その内容は今日もお見舞いに行ってもいいですか?といったものだった
私は了承の有無を伝え準備をした
今までプレゼントを渡す相手が一人だったが今回は沢山増えた
結果的には8人増えたのか…増えたものだな
渡すものは小物というか指輪がメインだ
そのほうが邪魔になることもないだろうし身につけてもらえたら万々歳だろう
特にあの二人には付けていてもらいたい。そう願うだけだった
▼
最近はやてちゃんの体調が悪化してしまった
石田先生の頑張りも項を得ず麻痺が広まり急遽入院することに…
今日はすずかちゃんが学校の友人を連れて見舞いに来てくれることになりました
闇の書蒐集も引き上げ今日もはやてちゃんの病室に向かいました
シグナムがはやてちゃんの病室の扉をノックするとはやてちゃんはいつも以上に元気な声で「どうぞ」といってくれました
「失礼します」
「「こんばんはー」」
「すずかちゃん、アリサちゃんこんばんは」
四人組でお見舞いに来てくれたらしく奥の二人に目線を向けると
「「「「ぁ」」」」
「「…」」
なんと黒と白の魔術師の子達
でもそれに驚いているのは私たちだけのようでした
「こんばんは、確か…なのはちゃんにフェイトちゃんだったね?」
「あ、はい…こんばんは」「こんばんは…那由多」
…あれ?那由多さん名乗っていたんですか?
私たちに伝えていればこんなに驚くこともなかったのに
そんな風に彼を見ていると申し訳なさそうに笑った
「ヴィータ、シャマル」
「んだよ那由多」
「なんでしょうか那由多さん?」
「みんなのコートとか掛けてあげて」
「あ、あぁ」
「…どうかしたの?」
那由多さんは未だに戸惑っていた二人に優しく声をかけて落ち着かせようとしていました
まるで初めて会ったんだろう?といいきかせるように
「さて、今日はクリスマスだね。ということで私からみんなにプレゼントだ」
「にいちゃん奮発しすぎや、最近頑張ってたんはこれが理由やったんやな」
「さぁさぁ、遠慮せずに受け取っておくれ」
那由多さんは、はやてちゃんとすずかちゃん達4人、それに私たちにまでプレゼントを用意していた
小ぶりな箱ながら丁寧に包装されたそれをみんなに渡していく
蒐集以外にも行動していたことに私達は驚き戸惑いながらもそれを受け取った
クリアケースに入れられていて開けなくても中身が見えたが、気付けば私を含め全員が開けていた
私たち4人には鈍い金色の指輪で仄かに香りのついた指輪だった
私の指にはクラールヴィントがいるので私にはネックレスにできるチェーンもついていた
はやてちゃんとあの二人には銀色で石の装飾が軽くあしらわれていた
すずかちゃん達には緑の石がはめ込まれた指輪を
「おまじない…というわけではないがそれぞれ願いが込められているんだ。気兼ねなくつけてくれると嬉しいな」
「…シグナムたちが驚いとるんを見ると私以外も内緒やったんな?」
「こういうのはバレないように内緒で行動したほうが嬉しいと思うんだ」
「そうやね。それは言えとるわ」
楽しい時間はすぐに過ぎ、はやてちゃんとの面会時間も終わりに近付く
那由多さんが小声で私に話しかけてきた
「みんなにその指輪を付けるよう伝えておいてくれ。きっと役に立つ」
私にそれを伝えたあと那由多さんはみんなに「そろそろ帰る時間だよ」と優しい声で言っていた
自分用に書いたものと載せるために書いたものが全く違う進み方で終わり方が同じというなんか面白いものに
無駄に後書きをいじりたいそんな私です
ちなみに、はやてはプレゼント貰った瞬間に装備しました
そんなお話