ポケモンの世界に転生したと思ったら元の世界に帰って来た! 作:みかん@
「あの、イオリさん」
「なんだいリカちゃん?」
「一緒に学校いきませんか?」
「…ほわい?」
どうも。行く宛がない私をご好意でしばらくの間、泉家に居候しているイオリさんです。
この世界に来て一週間たちましたがシロナの情報はさっぱりです。ラミリスのお願いも平行しながらなので時間が掛かりますね。
そんな事よりリカちゃんに学校に誘われました。二日前に遅刻しそうなリカちゃんをリザードンで送りに行ったのが不味かったか?
「イオリさんってポケモンに詳しいですし、トレーナーとして強いですよね」
「そうだね、自信はあるよ。後は私自身も強いよ」
「そんなイオリさんにお願いがあって学校に来て欲しいの」
さらっと流された。
とにかく、学校に行ってなにすれば良いの?
カチコミ?
「この前リザードンに乗せてもらったじゃないですか」
「リカちゃんが遅刻した時だね」
「え、ええそうですねその日です」
「私は学校に行ってなにするのさ」
「実は…」
話をまとめると、リザードンに乗った私とリカちゃんを学校の生徒や教員に見つかった。
その事をリカちゃんに問い詰めて、私の事を知った学校はポケモンのことを教えて欲しいとの事。
「私、トレーナーだけど専門的な事は解らないよ」
「注意点とか捕まえ方とか、子供が教わるような事でもいいから」
「それなら構わないけど」
そのくらいなら私でも教えられる。それに授業という名目でバトルしても良いよね。
最近バトルしてないからフラストレーションが溜まってるし。
「という訳で早速行きましょう」
「え、今すぐ行って大丈夫なの?」
現在は午前7時。なので準備ができ次第出発できるぜ。
「ところでバトルはダメですからね」
「そりゃあないぜリカちゃんや…」
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「という訳でおはよう諸君!」
「「「…おはようございます」」」
「今日は私、イオリが君たちにポケモンについてレクチャーしていくぜ」
…あれれーテンション低いなー皆。
向こうの子供達は返事してくれるのになー。
学校に着いたイオリさんは、リカちゃんに職員室へ案内して貰って挨拶しました。
何事も挨拶からです。取り敢えずリカちゃんのクラスから教えていくことになりました。先生方も教室に入ってレクチャーを受けることに。
…なんか変な目線を感じるけども気にしません。
「まずは自己紹介からね。私の名前はイオリです。現在リカちゃん家に居候させてもらってます」
皆一斉にリカちゃんを見ました。狼狽えているリカちゃん面白。
「まあなんやかんや省くけど私の手持ちポケモンを見せた方がいいわね。出て来てイーブイ!」
出したのはしんかポケモンのイーブイ。
ニンフィアにしようと育成中です。結構新入りだけどガッツはあります。
「「「可愛い!」」」
女子生徒には人気だね。男子生徒も声は出さないけど顔に書いてあるよ。
だけど一人だけちょっと目付きが違うね。
なんというか…品定めみたいな感じでイーブイを見ているね。
あの子もラミリスに選ばれたトレーナーかな?
「この子はイーブイってポケモンです。可愛いでしょ。でも人には危険な力を持っています。」
「例えばどんなのですか?」
「良い質問だ。だけど室内でやると危険だから外に出ようか」
どうせだから他の子も見せちゃおう。