のんびり天使は水の中 作:猫犬
「ほんとに来ちゃったね」
「いいんじゃないの?入園無料になったんだから」
「すごい強運だよね」
「うん。二人も当たるとはね」
ヨハネがAqoursに入って数日。僕とヨハネ、ルーちゃん、マルちゃんの四人で遊園地に来ていた。
どうして来たのかと言えばコンビニパンに付いているシールを集めて応募したら、僕とマルちゃんが見事に当選して遊園地のペア券を手に入れたからだった。と言っても当選したのはひと月近く前で行くタイミングと一緒に行く相手がいなかった結果、ちょうど練習が休みの今日となったんだけど。
ペア券二枚だから四人しか行けず、千歌さんは旅館の手伝い、曜さんは飛び込みの練習、梨子さんに関しては「四人で行って来なよ」と気を使われてしまった結果このメンバーとなった。
そして、このメンバーになったことで僕とマルちゃんとでとある目的が生まれたのだった。
「それで、何から乗る?」
「もちろん、ジェットコースター!」
「ルビィは絶叫系じゃなければ……」
「いきなり真逆の提案が起きたずら」
「うーん。僕はあれ以外ならどれでも構わないけど、じゃんけんしかないかな?勝った方が先で負けた方が後ってことで」
入場口の待機列に並びながら僕たちは最初に何から乗るかの話をした結果、いきなりヨハネとルーちゃんの間で意見が割れてしまった。だから、手っ取り早くじゃんけんで決めてもらうことにする。話し合いじゃルーちゃんがヨハネに押し負けてヨハネの方に決定しちゃう未来しか見えないし。
「ふっ、私にじゃんけんを挑むというのね、黒澤さん」
「うゅ。挑むなんてことは」
「さっさか決めちゃお?と言う訳で、最初はグー、――」
さっさか決めるために僕は急かしてそう言い、二人はそれぞれ出した結果、ルーちゃんがパー、ヨハネがチョキだった。ヨハネがチョキしか出さないの伝えてなかった……。こうして、ヨハネが勝ったことでジェットコースターに乗ることになってしまったのだった。
~ル:ジェットコースター~
うぅ、なんでこんなことになっちゃったんだろ?
今ルビィたちはジェットコースターに乗っていて、ガタゴトとゆっくりと登り始めていた。ルビィの隣は津島さんで前の座席に沙漓ちゃんと花丸ちゃんが座っている。なんで、沙漓ちゃんと花丸ちゃんの二人で座って、ルビィはまだあまり関わりがない津島さんが隣に……?。
「悪いわね」
「え?」
いつまで登るのかわからなくて不安を募らせていると、いきなり津島さんが謝った。何を謝ったのか、いきなりだったからルビィは首を傾げて小さく疑問の声を出すことしかできなかった。
「こういうの苦手なんでしょ?」
「……うん」
「だったら下で待ってればよかったのに」
「それは……一番怖いのじゃなくて、割とマシな物を選んでくれたでしょ?」
「なっ!なんのこと?流石に朝一で一番は後に響くからウォーミングアップよ」
津島さんは顔をプイッと逸らす。そう言うけど、たぶんルビィに遠慮してくれたんだと思う。これでダメならこの後に乗るかもしれない他のジェットコースターに乗らなくて済む理由になるから。
そんなことを考えていると、天辺までたどり着き一度止まる。
そして……
「ぴぎゃぁぁー」
「「「わぁぁー」」」
一気に下り始めると、下る勢いで叫び、そこからの左右へのカーブ、捻りとすさまじかった。ジェットコースターがスタート地点に戻る頃にはルビィは目を回していて、降りてからもフラフラした足取りでなんとか歩いた。
「大丈夫……ではなさそうね」
「うぅ」
「はい。ゆっくりでいいから行くわよ」
津島さんはそんなルビィの様子を見て心配したのか、手を握るとゆっくりと歩き出して出口まで連れて行ってくれた。津島さんは少しぶっきらぼうな言い方なところがあるけど、やっぱり優しいよね?
~花:メリーゴーランド~
「ずら丸。なんで私だけ馬なのよ」
「マルに文句を言わないでほしいなー」
「僕も馬の上だよぉ。それと余ってた場所にそれぞれ座った結果なんだから。それともフラフラ状態の二人をそんな不安定な場所に座らせる気なの?悪魔なの?」
「私は堕天使よ!」
「ふぎゅー」
マルたちは続いてルビィちゃんの乗りたかったメリーゴーランドに乗っていた。善子ちゃんと沙漓ちゃん馬の上で、マルとルビィちゃんは馬車に乗っていた。さっきのジェットコースターでフラフラになったマルとルビィちゃんの為に一回ベンチで休憩しようとしたけど、マルたちのせいで二人を待たせるのは嫌だということでこうなった。馬車の上なら十分休めるずら。
「ルビィちゃんはこの後どうする?善子ちゃんの事だから他のジェットコースターに乗りたがると思うけど」
「うーん。できればルビィは乗らないで待ってようかな?」
「そうずらか。マルもできたら待ってたいかな?」
ルビィちゃんはさっきのジェットコースターで相当参ったようで苦笑いを浮かべてジェットコースターには乗らないつもりのようだった。マルとしても、あれが一番軽いやつなら乗りたくないずら。
~ヨ:シューティング~
続いて沙漓の乗りたいものということで比較的列の少ないシューティングで列に並ぶこと三十分程で私たちの番となった。このシューティングはゆっくり動くカートに乗って、カートに付いている銃で的を撃ってポイントをためるというものだった。これなら絶叫系でもないからみんなで楽しめるかしら?
「ところでずら丸」
「どうしたの、善子ちゃん?」
「あんた、今日何か企んでないかしら?」
「ん?なんのこと?マルは特に企んでなんてないけど」
私はちょくちょく沙漓とずら丸がこそこそと喋っているのを目にしていたから聞いてみたら、ずら丸はそう返答した。てっきり何か企んでいるのかと思って警戒したけど、問題なさそうかしら?何も無いのならそれでいいんだけど。
私は腑に落ちないながらも番が来たからカートに乗る。このシューティングも二人乗りのようでずら丸とペアだった。このペアの理由にもちゃんと理由があるが、今は割愛。
「さて、やるからにはハイスコアよ」
「うーん。マルはこういうのはやったこと無いからあまり得点は期待できそうにないかな?」
私は銃を手に持って的のある場所に移動し終えるのを待つ。ずら丸はずら丸でいまいちピンと来ていないようで、そわそわしていた。
そんなこんなで的が見え始めると、早速私は的に向かって銃を撃つ。赤外線で的の中心にあるセンサーを撃てば得点になる訳で、早速的に当てると的が反応して光る。
「おお、未来ずら~」
「感心してないで撃ちなさい。もう始まってるわよ」
「あっ、それもそっか」
銃に反応して的が光ったことでずら丸は反応し、私は銃で撃ちながらツッコむ。すると、ハッとして遅れながらも銃で撃ち始める。まさか、これにまでそんな反応をするとは。まぁ、的に当たるたびに喜んでるから楽しめているってことかしら?
私は着実に当てられる場所を当てていき、時々ある高得点の的も撃っていく。ずら丸はのんびりと楽しみながら撃っていく。
そうしてゴールまでたどり着くと、最終スコアが表示され、結果はハイスコアでは無かった。流石に全ての的を撃つことはできないし、必ずしも一発で的を撃ち抜くこともできなかったけど、まずまずの結果だとは思う。
私たちはカートを降りると、出口近くで二人を待つ。
「んー、楽しかったずら」
「ええ。楽しめているみたいで何よりよ」
「うぅ、あんまりいい結果じゃなかったよぉ」
「ふぅ。撃った、撃った」
すると、後ろのカートに乗っていた沙漓たちが戻って来る。黒澤さんはあんまり的に当たらなかったようで残念がっており、沙漓は満足のいく結果だったのかいつも通りのテンションだった。
「ルビィちゃん、マルたちには難しかったね」
「うん、そうだね。花丸ちゃんもダメだった?」
「うん。マルにはこういう未来のゲームは難しいよ」
「別に未来のゲームじゃないでしょ」
「津島さんは満足のいく結果だった?」
「ええ。できればハイスコアを出したかったところね」
ツッコミを入れたらこっちに話を振られ、返答する。なんか黒澤さん私とだけは距離がある気がするわね。
「ヨハネは一応できたんだ」
「一応ね。それで沙漓の結果はどうだったの?」
「ん?結果はあれ」
沙漓はたぶんこういうのが苦手ではなさそうで、だから私と沙漓は別々になった。同じカートだと一度撃った的が戻るまでのラグでスコアがあまり稼げなくなる心配があったから。
その心配の通り、沙漓もそれなりに点が取れたみたいだから聞いてみたら、沙漓は何故か入り口近くの掲示板を指差した。そこには今日のハイスコアランキングが表示されており、沙漓の指差した先は……
「え!?まさかハイスコア?」
「うん。まぁ、運が良かっただけだよぉ。高スコアの的がちょうど障害物の消えるタイミングで来てくれたおかげだし」
「わぁ、すごい。ハイスコアなんて」
「うん、今日一番の記録を出しちゃうなんて」
沙漓はハイスコアを取ったのに全く誇ることはせず、いつも通りだった。もしかして、当然の結果とでも思ってるのかしら?
「沙漓、もしかして当然の結果とか思ってる訳?」
「え?どうして?運が良かっただけだよ。それにまだ午前中だからすぐに記録が塗り替えられちゃうよ」
「でも」
「そういうわけで、こんなところにいつまでもいないで次行こ?」
「ええ」
沙漓はあいかわらず誇る気もなく、別段当然の結果と思っている訳でもないようで、次の乗り物に行こうと急かすのだった。
それからいくつかのアトラクションに乗り、私と沙漓はジェットコースターの列に並んでいた。黒澤さんとずら丸はパスとのことで、お昼時にもなるから待つ間に席を取りに行った。
「それで、ルーちゃんとの距離を感じると」
「ええ。沙漓とずら丸は名前で呼ぶのに私だけ名字だし」
並んでいる間に私は沙漓に相談してみた。正直なところ今の状態は居心地が悪いし。それに、出会って間もないのに仲良くなっているから、何かいいアドバイスがもらえるかもしれないしね。
「なるほど……そもそもヨハネだって黒澤さんって名字呼びじゃん。名前で呼んでみたら?」
「いきなり名前で呼ぶのはハードルが……」
「僕は呼び捨てだし、マルちゃんはあだ名?だからなんとかならないの?」
「あんなたちは幼稚園で会ってるからなんとかなるけど……」
結局、名前で呼ばないことにはどうにもなら無さそうであり、どうしたものかしら?いきなり友達の呼び方を変えるのは、割とハードルが……。
「ヨハネ。ヘタレてないでちゃんとしなよ。それとも、ヨハネは怖気づいちゃうの?」
「それは……」
「ルーちゃんはいい子だよね。わざわざヨハネモードを見てもバカにしたりしないでくれて」
「わかってるわよ。あの子がいい子なんてことは」
私が堕天しても呆れること無く普通に接してくれる。だからこそ、もっと仲良くなりたいと思った訳だし。
「と言う訳で、この遊園地の間に呼んでみれば?親睦を深めるにはいい機会でしょ?」
「それはそうだけど……って、もしかして――」
「さて、順番が回って来たから乗るよぉ」
私はもしかしたらと思うことがあってそれを聞こうとしたら、その前に私たちの番になり聞けなかった。
後で聞けばいいやと思ったんだけど、一番やばいと聞いていたジェットコースターによってすっかり忘れたのだった。
~ル:飲食スペース~
「それで、善子ちゃんと距離を感じると」
「うん。名字呼びだし、二人と比べると壁を感じるし」
「うーん。付き合いが短いから仕方ないかもしれないけど……ここはルビィちゃんから行くのもありかもしれないかな?」
「ルビィから?」
飲食スペースが混む前に席取りに来たルビィは花丸ちゃんに相談していた。せっかくAqoursのメンバーになったのに距離があるのは今後に関わりそうだし、何より仲良くしたいという気持ちがあった。
だから、津島さんと付き合いのある花丸ちゃんに相談すれば何かいい方法がわかるかもしれないと思った。
すると、津島さんから来てもらうんじゃなくてルビィから行くのが提案された。
「うん。ダイヤさんに言ったみたいにルビィちゃんの気持ちをちゃんと伝えれば、善子ちゃんはちゃんと返してくれると思うよ。普段はぶっきらぼうだけど、根は優しいから」
「うん。それは知ってるよ。でも、ちゃんと言えるかな?」
「もちろん、マルがしっかりお手伝いするずら。マルも二人には仲良くなってもらいたいから」
「花丸ちゃん……」
花丸ちゃんはそう言って背中を押してくれて、だからこそルビィもちゃんとしようと思った。
「あっ、二人が戻って来た。ルビィちゃん、焦らずにゆっくりと自分のペースでやろ?目指すは今日の遊園地の間ずら」
「うん。ルビィ頑張ってみる!」
~ヨ:お化け屋敷~
「うぅ、津島さん置いてかないでね」
「ええ。それにしても大丈夫?」
お昼を食べ終えて午後の一発目。私たちはお化け屋敷の中にいた。ペアか一人で入るのが基本みたいで、偶然前に並んでいた私と黒澤さんがペアになり、中に入ると真っ暗で黒澤さんはビクビクしながら私の服の裾を掴む。そんなに怖いのなら、外で待ってればよかったんじゃ?いや、行けると思ったのかもしれないけど。
とりあえず、ゆっくり歩いていると死角からお化けが現れて私たちを驚かせにかかる。
「ピギッ!」
「うわっ!」
黒澤さんは驚いて悲鳴(鳴き声?)を出して反応し、私も死角からだったから驚いた。それに、結構暗いからどこに潜んでいるかわからないから、常に気を張ってなきゃいけないわね。
死角からまたお化けが現れれば、
「ピギャッ!」
「きゃっ!」
突然音が鳴れば、
「ピギッ!」
突然ぴかっと光れば、
「ピギィー!」
黒澤さんはその度に驚き、私も最初は驚いていたんだけど途中から自分以上に驚く人がいるからかあまり驚かなくなっていた。これは自分より驚く人がいると落ち着くというか冷静になるあれかしら?だからこそ、私は行動に移す。
「……ルビィ。私がちゃんと出口まで離れずに一緒に行くからゆっくりでも行くわよ」
「……うん。ありがと、津島さ――」
「――ヨハネ!」
「え?」
私から名前呼びにしたのに、相変わらず名字で返されてしまった。せめて何かしらの反応があればそこから繋げられるんだけど。
「ヨハネって呼びなさい。あなたとは距離を感じるのよね。これからはルビィって呼ぶから」
「……うん。わかったよ。善子ちゃん!」
「だからヨハネ!」
「あはは。ありがとね。励ましてくれて。それとルビィも善子ちゃんと距離を感じてたから」
「何言ってるのよ。リトルデーモンを助けるのは当たり前のことよ」
「ふふっ」
真正面からお礼を言われて照れくさくなったから、そっぽを向いてそう言う。まさか同じように距離を感じてて悩んでたとは。ヨハネ呼びをしてもらうことは敵わなそうなのは残念だけど。
てか、今思えばルビィと一緒なのは偶然では無くて、沙漓が早速動いたのかしら?
「さぁ、この調子で――」
『にゃぁーーー!!』
「何この悲鳴?なのかしら?」
『わぁぁー』
ルビィを励ましてさっさか進もうと思うと何処からか叫び声?鳴き声?がお化け屋敷に響いた。反響しているせいで前からなのか後ろからなのかわからないけど、そうとうな怖がりが入ったみたいね。
「さぁ?でも、ルビィ以上に驚いている人がいるみたいだね」
「あら?もしかして、自分よりも驚く人がいて落ち着いたとか?」
「うん。なんか大丈夫な気がしてきたかも」
ルビィが落ち着きを取り戻したからか、私たちはそれから順調に進み、でもお化けが来るとやっぱりルビィは驚きながらもゴールにたどり着いたのだった。その間に何度も悲鳴が反響していたけど。
~沙:観覧車~
「わー、夕焼けが綺麗だね」
「ふっ、もうすぐ堕天使の時間ね」
「そんな時間は来なくていいずら」
「あはは。でも、夕焼けは綺麗だね」
僕たちはお化け屋敷を越えて、その後も色んなアトラクションに乗って、時間的にラストだからと観覧車に最後に乗った。
お化け屋敷以降は色々なことがあった。コーヒーカップでひたすら早く回してみたり、ヨハネがゴーカートでドリフトをしたり、ヨハネと二人で他のジェットコースターに乗ったり、その間にルーちゃんとマルちゃんがショー型のアトラクションに行って、人混みで探し回ったり。
観覧車からの夕焼けで染まった景色は綺麗で、それぞれ目を奪われていた。
「それにしても、お化け屋敷から出てきたら二人の呼び方が変わってるとは思わなかったよ」
「あー、マルも驚いたずら。てっきり今日中には無理かもって心配してたから」
「そんなこと思ってたわけ?それと、もしかして、こうなるようにずっと考えてたの?」
「そう言えば、今の口ぶりだとルビィが花丸ちゃんに相談する前から考えてたってこと?」
「うん。四人で行くって決まった後に、マルちゃんと考えてたよ」
二人がなんとなく察したみたいだからネタ晴らしをする。
今日の予定が決まった日の翌日にちょうどマルちゃんが図書の仕事で図書室に居てそれを手伝っている時に二人の距離感について話をした。
正直、せっかく同じグループのメンバーなんだから、仲良した方がパフォーマンスもよくなるし、何より楽しくなると思ったから。マルちゃんも同意見で、だからこそ二人が会話をする時間を増やそうと勘付かれない程度にアトラクションの席を自然な流れで隣同士になるようにしていた。流石にずっと、二人を一緒にし続けるのは怪しまれそうだから時々にしてたけど。
「二人の掌の上だったって訳ね」
「いや、きっかけしか作ってないし、結局二人でどうにかしてもらわないことにはね」
「うんうん。言われて名前呼びにしてもあれだから自然に呼び合えてよかったよ」
「まぁ、二人も色々と考えてくれてたことには感謝するわ」
「うん。ありがとうね」
僕とマルちゃんは二人が仲良くなったことに安堵した。これで、より一層きずなが深まったと思うし、楽しかったからね。
「それに、今日の収穫はもう一つあったからね」
「あっ、そう言えばそうだね」
「ああ。マルは大変だったずら」
「あー、あれはもう忘れてよ」
「嫌よ。あんな面白いものがわかったんだから」
どうやら、二人の仲を深めた代わりに、僕は三人にいじられるみたいです。まぁ、別にいいんだけど。
やった理由は、ルビィの善子の二人が仲良くなるきっかけのお話が書きたかったので。
では、ノシ