優しきプレデター
西暦2004年 南極
「コルルルル…コルル…クコォォォ…!」
その日3人のプレデターが儀式の途中で死んだ。1人は不意打ちで、1人はグリッドエイリアンとの壮絶な白兵戦の末に。そして最後の1人は人間のレックスと共闘し、クイーンエイリアンを沈める寸前に尾に貫かれたのが致命傷となり、最後はレックスに看取られながら絶命した。
その後すぐに遺体はプレデターの船団に引き取られた…はずが
(ココハ一体?)
目を覚ました所は周りを木々に囲まれた場所だった。
(クイーンニ貫カレタ所ガフサガッテイル?)
(ソレニバーナーヤ自分ノ装備シテイナカッタ物モイクツカアル…)
「コルルルルル」
そのプレデターは不意にマスクをはずす。
(傷ハ…直ッテイナイカ)
自分のマスクを見てそう思い再びマスクをつける。
(ココガドンナ所カ確カメナケレバ)
(今ノ所動物ノ気配ハシナイガ念ノタメ使ウカ)
そう思ったプレデターは光学迷彩装置を使い姿を消す。
(微カニダガ波ノ音ガシタ…嫌ナ予感ガスルナ)
20分程歩いた所で彼の目の前に海が現れる。
(ヤハリココハ島カ…ソレモ無人島)
(水ニ濡レルト光学迷彩ハ充分ニ発揮デキナイカラ泳グ場合ハハズサナケレバ)
そう考えていると
「ドゴォォォン!ドゴォォォン!」
「!?」
突然の爆発音に音の方がした方を見ると沖の方でいくつもの水柱がたっているのが見える。
(戦闘ヲシテイルノカ?)
プレデターは水柱のたっている方を見て、マスクにより強化された視力で確認すると
(アレハ人カ?ソレニ女性…攻撃シテキテル方は…ドウヤラ人間ジャナイラシイナ)
プレデターはマスクに搭載されているサーモグラフィーを使い人とそれを攻撃している方を確認した。
(アノ生物、満身創痍ノ人ヲ、ソレモ女性ニ攻撃スルトハ…!)
(幸イニモ距離ハソレ程ナイ…行ケルカ?)
プレデターは足に力をいれ、そして
「バシャバシャバシャ!」
水飛沫をあげながら海上を走り出した。
海上
「マズイな…」
「あら?長門がそんなこと言うなんて珍しいわね?…でもほんとにこの状況はまずいわね」
「長門!駆逐艦どもの燃料が無くなりそうだ!」
「ほんとか天龍!?」
「あぁ、残念なことにな」
「こうなったら私がしんg…あれはなんだ?」
長門が島の方を見ながらそう言うと全員島の方に視線をやる。そこには銀色のマスクと防具に身を包み海上を走りながらこちらに向かってきている人?のような物がいた。
「ッ!全員足止め出来ればいい!撃ち方用意!!」
(敵だと思われてるな…仕方ない彼女達に攻撃してた奴らの方に方向転換すr)
プレデターはそう思い方向転換した時、水面から駆逐イ級と呼ばれるものが出てきた。しかしプレデターはそんな事知る訳もなく。
(アレハ新種ノ虫カ!?ジャア他ノ奴ラモエイリアンカ!)
(マスマス奴ラヲ生キテ帰ス訳ニハ行カナクナッタナ)
プレデターは壮大な勘違いをしたのである。
「コルルルルル!」
雄叫びをあげながらリスト・ブレイドを〈両腕〉のガントレットから出す。
「ナンダアイツ」
「ワカリマセン」
「マアイイ殺セ」
そう言うのはル級とタ級と言われるもの達だ。
そして深海棲艦はプレデターに向けて砲撃を放ってくる。しかしプレデターはその砲撃を深海棲艦の周りを走ることで回避しつつ距離を詰めていく。そして
「ナンダコノアカイセンハ?」
ル級がそう言った直後「シュゥボォン」と音と共にル級の上半身は消し飛びそのまま沈んでいく。
「!?」
タ級達が驚いて砲撃の手が緩んだ瞬間にプレデターは間合いを詰
「コルルルル!」
「ヒッ」
タ級の首を左手のリスト・ブレイドではね、左手を振り上げる時にレイザー・ディスクを投げてホ級とチ級を切断し沈める。
残ったのは駆逐イ級2隻は動けずにいた。
「コルルルル」
プレデターはリスト・ブレイドをしまうとセレモニアル・ダガーを取り出し
「コルルルルル!」
イ級2隻を刺し殺す。
(?新種ノ虫ノ血液ハ酸性デハナイヨウダナ…少シ残念ダナ)
プレデターはそう思いながら女性達の方を向き走って近づく。
(ど、どうするんだ長門?)
(敵ではないようだが…)
そんな事しているとその人?がすぐ近くにいた。
(今思ッタガ人ノ言葉喋レナイナ…ドウシタモノカ)
スカー・プレデター 人の言葉は理解できるが喋れない。騎士道精神を重んじる。弱いものを助けたりする。
次回からは武器の名前省略したり、途中からプレデターではなくスカーと表記します
。
プレデターの声のこれじゃない感とキャノンの音の表現のしにくさ。
エイリアンはさらに調べたら蛇ではなく、虫や硬い肉、サーペントでした。このssでのプレデターはエイリアンの事を虫という事にします。度々の修正すみません。