幻想入りしたので普通に生活してみることにした   作:masakage

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その19

 毎日グダグダと過ごしているうちに気が付けば夏になっていた。

 さて、自分がいるのは美少女率の非常に高い幻想郷

 夏と美少女、この二つの単語から皆様は何を思い浮かべるだろうか?

 

 そうだね、水着だね。

 

 ましてや文化が進んでいないこの幻想郷

 涼をとる手段といったら水浴びだろう!

 

 

 

 

 そう考えていた時期が俺にもありました

 

 

「このインドア派どもめ!

 貴様らには水着に着替えてキャッキャウフフするという

 サービス精神が無いのかぁ!」

 

「いきなり立ち上がったと思えば…早くサイコロ振れ、次はレンの番だ」

 

「私吸血鬼だから流水は駄目なんだー」

 

「うるさいわねー寝てるんだから静かにしてよ」

 

 現在俺の家で俺と魔理沙とフランで桃鉄を、霊夢は昼寝をしております

 ちなみに電力は太陽光、知ってて良かったソーラーパネル

 

「まあフランは仕方ないとしてだ、暑いから泳ぐとかいう発想は無いのか?」

 

「どうして泳がないといけないのよ、ここならじっとしてるだけで涼しいじゃない」

 

「お前の家は涼しいし暇つぶせるしな、ここで事足りるぜ」

 

「原因は俺だったァァァ!」

 

 俺自身がおいしいフラグを潰してしまうとは何たる不覚

 …ふとここでちょっとした疑問が浮上した。

 

「そもそもお前ら水着持ってるのか?」

 

「失礼な、私も女だぜ?持ってるに決まってるじゃないか」

 

「私も一応持ってるよ、何故か!」

 

「わっふるわっふる、…で霊夢は?」

 

「女だけど持ってないわよ、悪い?」

 

「さらしで泳ぐと申したか、流石霊夢、格が違っt「封魔針」痛え!」

 

 霊夢は針を投げたら昼寝にシフトした、フリーダム過ぎるぜ…

 桃鉄組の方に振りかえると何故か魔理沙は俺のトラウマ、八角形の物体を持っていた

 

「ちょ!それやめれ、この前聞いたんだがマスパって山を吹っ飛ばせる威力持ってるらしいじゃねえか」

 

「お前が変な動向をし始めてるから持ってるだけだ

 変な動向をしなければ、何の問題もないぜ」

 

「ネタ振りですね、わかりm「マスt…」嘘ですさーせん!」

 

「…全く、こいつに勉強を教えられてるフランが心配だぜ

 フラン、こんな教師で大丈夫か?」

 

「大丈夫だ、問題無い」

 

 …念のため書いておくが今のはフランの台詞である。

 

「お前絶対フランに何か仕込んだだろ」

 

「ドヤ顔でやってくれるとは流石我が生徒d…何故ばれたし」

 

「とりあえず一発マスパいっとくか」

 

「…愛があれば痛くなーい!」

 

 久々のマスパは痛かったです。

 愛が足りなかったか…

 

 

 

「痛てて…あ~あ、家がボロボロじゃねえか。

 すぐ直せるからいいけどさ」

 

「あはは!本当にレンってマスパくらっても平気なんだね!」

 

「撃つごとに威力を上げてるのにお前へのダメージが減っていくって…おかしいぜ」

 

「まあ俺だからな、ハッハッハ

 

 

 

 さて現実逃避はやめて後ろの殺気に立ち向かおうか」

 

 俺の後ろには鬼の形相をした霊夢が!

 あなたも魔理沙のマスパが直撃したのですね分かります。

 

 

 

 俺たちオワタ\(^o^)/

 

「私はね…結構大雑把な性格なの…

 

 だから面倒くさいこと考えず全員ぶっ殺す!!」

 

「フラン、逃げるぞ!スタコラサッサだぜ!」

 

「ちょ待てよ!」←キムタク風

 

 魔理沙もフランも霊夢より逃げ足が速かったようだ

 残されたのは俺と霊夢の二人っきり

 

「その…あれだ…やさしくしてね♪」

 

 御祓い棒で俺が泣いても殴られ続けました


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