幻想入りしたので普通に生活してみることにした   作:masakage

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その9

 フランが寺子屋に編入してから数日、今日も幻想郷は平和です。

 慧音はフランに対する警戒を解いて普通に授業をしている

 今日は慧音が教師をやっているのでつまり暇なのである

 

「ああ暇い暇い、暇すぎて死にそうだ」

 

「それは丁度良かった。斎藤蓮さん、あなたを取材しに来ました!」

 

 声が聞こえたので玄関を見ると黒い羽根が生えた女の子がいた。

 これはあれだ…この人の名前は…

 

「確か射命丸さんだっけ?」

 

「あやや、知っていらっしゃいましたか。まあ一応自己紹介させてもらいますね。

 清く正しい射命丸、幻想郷で文々。新聞を書かせてもらってます。」

 

「ああそうそう新聞書いてる人だっけ。俺は斎藤蓮な、まあとりあえずあがりなよぉ。お茶入れるから」

 

「お気使いありがとうございます、しかし今日はもう一軒行きたいので長居するわけにはいかないのですよ」

 

「もう一軒?ネタ二つあったんだ、どんなネタ?」

 

「そりゃあフランドール・スカーレットを寺子屋に入れた噂の熱血教師の事ですよ!」

 

「それ俺な」

 

「本当ですか!?あやややや、それは手間が省けてよかったです!」

 

「つまりネタは二つとも俺に関する事なんだから長居してもOKだな、甘いの嫌いか?嫌いだったら煎餅出すけど」

 

「甘いのでお願いします」

 

「うむうむ女の子はかくあるべきだな。どっかの巫女と魔法使いは煎餅って言ったけど」

 

「ふむふむ霊夢さんと魔理沙さん認識あり…と、さあ取材を始めましょうか!まずはこの不思議な部屋から…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「質問だけでここまで時間を使わせるとはブン屋恐るべし」

 

「本日はどうもありがとうございました!」

 

 長かった取材も終了し気付けば昼も過ぎていた。

 射命丸も帰ろうとした時、我が家に珍しい客が来た

 

「レンいるー?」

 

「ん?フランか。どした?遊びに来たのか?」

 

「う〜ん今日は魔理沙が弾幕ごっこしてくれる約束があるからいいや

 じゃなくてあの塗り薬が欲しいの。帰る途中で効果切れそうだし」

 

「さよか、だったら俺がフランの肌と言う肌に塗りつくしてやるぜ!たまにはロリコンもいいよね!」

 

「うん!ありがとう!」

 

「と思ったけどフランが無垢すぎて俺には無理だったぜ!ごめんなフラン…後は…任せた…ぞ……射命丸さん」

 

「ここで私に振るのですか?<噂の教師実はロリコンだった!!>という記事が書けると思ったのですが残念です

 …という訳なのですが構いませんか?フランドールさん?」

 

「いいよ!」

 

「…弾幕ごっこか、見たことないな

 フラン、弾幕ごっこってやつを見てみたいから俺も連れて行ってくれないか?」 

   

「別にいいけど危ないよ?」

 

「俺には補正がかかってるので大丈夫です、魔理沙のマスパは何回かくらったことあるけどすぐ復活したぜ!」

 

 フランは「すごーい」とつぶやきこちらを…やめて!そんな綺麗な目で俺を見ないで!

 多分魔理沙が手加減してるだけど思うから!

 

 

 

 

 

 

 

 

「目がチカチカする…」

 

「大丈夫ですか?」

 

 紅魔館近辺の森にてフランVS魔理沙、友人は「東方の弾幕は芸術(キリッ」とか言っていたがそんなことはなかったぜ…

 でもドラゴンボールみたいな派手な戦闘で見ごたえがあり良しとすることに

 お茶を啜りながら弾幕ごっこを眺めてました。

 

 

「…お茶飲みながら戦闘を見るってどうなんだろう?」

 

「まあ変でしょうね」

 

 認めたくないが俺は変人だったようだ

 …だが私は認めないィィ!


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