また新しいライダーが誕生していた頃、天夏達は完全に場違いな存在に出くわしてしまったのであった。
言っておこう、天夏を入れて男性は合計で四人いるのにも拘らず空中で飛行している金髪碧眼の少女の際どい格好をまともに見れないのであった。
「うふふ(>_<) わたくし、ユリシア・ファランドールと申します」
「朝宮弥生と」
「双子の妹の紗季です」
「御子神なぎさです」
「更識簪」
「門矢士だ。おまえはいつもそんな格好なのか?」
空から降りてきた金髪碧眼の少女は「ユリシア・ファランドール」というらしく、未だに本人は武装のつもりだろうが完全にそれで大丈夫のかと言いたいと思うほどの格好をしていたので弥生達が前に出て、男性陣は後ろに下げられたのであった。
門矢士はユリシア・ファランドールに普段もそんな格好で戦っているのかと質問したのであった。
「そうですわよ」
『この世界に「仮面ライダー」という概念はないみたい。どうして?』
『今回も厄介な案件に遭遇したんじゃないかな?』
【そうですね。後で本部に駆け寄ってみます】
【その方がいいだろ】
ユリシア・ファランドールは笑顔で未だに武装(?)を解除しないで笑顔で答えたので、顔が引きつったのは言うまでもなく、弥生達は念話で会話して今回の目的を模索することにしたのであった。
「そうですわ。ご案内しましょうか?」
「いいんですか?」
「行こう・・・・(; ・`д・´)」
「簪。完全に拗ねちゃった(´・ω・`)」
「仕方ないだろう(´・ω・`)」
ユリシア・ファランドールが案内役を買って出てくれたので一行はアタラクシア高等部へ向かうことになったのであった。
「ユリシア。愛音は一緒じゃなかったのか? そっちの連中は誰だ?」
「人に名前を聞く時はまず、自分からですよ」
「オレは、アタラクシア高等部二年の飛騨傷無だ」
「どうやら、ここの研究員の門矢士だ」
「天河天夏です」
「よろしく。で、愛音って子知らないか?」
無事にユリシア・ファランドールの案内でアタラクシア高等部の校舎に辿り着いた天夏達御一行を黒髪の青年が出迎えてくれたのであった。
お互い自己紹介を終えて、傷無と言う人物から、愛音と言う子を知らないかと聞かれたので、なぎさが、
「それでしたら、気を失っていたんで、こっちで保護してます」
「はい?」
「そう言うことだ」
「明日には帰って来る」
「そうか」
保護したことを明かしたのであった。
分け合って天界の病院で検査入院しているとは言えないので誤魔化したのであった。
こうして、天夏達はこの世界の闇に係わることになったのであった。