機械兵器の部隊を一掃した天夏達はゆっくりと戻ってきたのであった。
「オレが出るまでもなかったか?」
と一人白衣を着て自分が出る幕ではなかったことを察した門矢士だったのである。
もちろん戻ってきた天夏達に、
「なんだよ‼ おまえらのハート・ハイブリッド・ギアは‼」
「そんな、ハート・ハイブリッド・ギアは聞いたことなですよ‼」
と言った感じに物珍しさと嫉妬が入り混じりながら出迎えられていたのであった。
それを管制室で見ていた飛騨怜悧は、
「(あのメンバーなら、わたしのことを話せるかもしれない)」
とモニター画面を見ながら仮面ライダーに変身して見せた天夏達なら自分が抱えていることを話せるかもしれないという思いを内に秘めて顔には出さないでいたのであった。
「至急‼ あいつらを此処に呼べ‼」
「え~と?」
「あのへんなハート・ハイブリッド・ギアを纏っている奴ら全員だ‼」
天夏達仮面ライダー達を呼ぶようにオペレーター全員に指示を出したのであった。
もちろん門矢士にも出したのは言うまでもない。
『至急‼ 未確認のハート・ハイブリッド・ギアを装着している者は速やかに飛騨校長の元へ来なさい‼ 繰り返す‼』
「お説教だね(゜.゜)」
『仕方ないだろうね』
「仮面ライダーに変身しちゃったしね」
校内放送で天夏達は呼び出しを喰らってしまったので素直に飛騨怜悧の元へ向かったのであった。
数分後
「呼び出してすまない」
「士さんも一緒なんですね」
「そうらしい」
「なんだ知り合いか、取り敢えず、おまえ達のハート・ハイブリッド・ギアについて教えてもらう」
「勿論、此方の条件も承諾してもらうということでいいですか?」
「勿論だ」
飛騨怜悧のいる部屋に先輩ライダーである門矢士も同席の元、天夏達は自分達の事は門外不出ということを条件に話すことにしたのであった。
「なるほど、ライダーシステムというのはいろんな種類があるんだな」
「わかってもらえましたか?」
「ああ。それとこちらも話すとしよう、わたしと傷無の母にしてハート・ハイブリッド・ギアの産みの親について」
「(夏みかんより情報収集が終わりそうだ)」
天夏達は仮面ライダーであることと異世界人にしてバリアジャケット装着者でもあり、逮捕権を有している次元武偵ということを明かしたのであった。
それを聞いて飛騨怜悧は実の母にして軽蔑している飛騨那由多のことを話すことにしたのであった。
同席していた門矢士は二手に別れて情報を集めてもらっている夏海達より早く情報が集まることに一安心していたのであった。