やはり材木座が書くラノベは間違っている   作:ターナ

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「美醜逆転3」

「八幡君、朝だよ」

 

俺は陽乃さんに起こされたが、周りを見回した途端、冷や汗をかいていた。え!?ここって陽乃さんの部屋だよね!?

これってママのんが居るんじゃないの?結婚前の娘さんを抱いてしかも、事後に挨拶なんて俺には難易度が高すぎる。俺は断腸の思いで陽乃さんに連れられリビングに入っていった。

 

「おはよう陽乃、そちらの方は」

「おはよう、お母さん」

「おはようございます、比企谷八幡といいます。いきなりですが御嬢さん二人を俺にください」

 

俺は気の利いた台詞を何も考えられなかったので、二人が欲しいことを率直に伝えた。

 

「お、お母さん...良いでしょ」

「...八幡さん、陽乃と雪乃。本当に二人を娶って貰えるのかしら」

「ええ俺は二人とも好きです、二人に後悔させないなんて言えません。でも俺は二人といると満たされるんです、俺の幸せの為に陽乃さんと雪乃さんをください」

「八幡君、私達は後悔なんてしないよ。私は八幡君に抱かれてこれまで感じたことない幸福感で満たされてる、この喜びをずっと八幡君と一緒に分け合っていきたいの」

 

陽乃さんはそう言ってくれたが、ママのんは俺のことを怪しんでいたので俺は異世界から来たことを伝えていた。でもこんなに綺麗な人も結婚できているんだ。見た目だけでなく内面を見てくれる男性もやはりいるんだよな。

 

「..そうですか、八幡さん。陽乃と雪乃の事、よろしくお願いします」

「ありがとうございます、お義母さん」

「ありがとう、お母さん」

「...陽乃、八幡さんと二人で話をしたいので、席を外して貰えますか」

「良いかな。八幡君」

「ええ、良いですよ」

 

陽乃さんが部屋から出て行き、俺とままのんは向かい合って二人で座っていた。

 

「先ほどの話だと陽乃と雪乃は綺麗ということでしたよね。...では八幡さんには私はどう見えてるのですか」

「凄く綺麗です。とても大学生のお子さんがいるように思えません」

「では八幡さんは私でも抱けるのかしら」

「..それはどういった意味でしょうか」

「八幡さんから見て女性として魅力があるのかお尋ねしているのです」

「..色々な事を置いておいて、抱きたいか抱きたくないかと言ったら...抱きたいです。そう思わせるほど妖艶で魅力的です」

「...では今日の夜もこちらに来ていただけないでしょうか」

「え!?それって...」

「..八幡さん、私は家を守るため政略結婚させられて子供を作りました。二人の子供を作るためだけに抱かれて、子供が出来るとあの人は他の女性の元に行き、私の所には帰ってこなくなり、それからは私を抱いてくれることはありませんでした。

あの人は雪ノ下の姓を手に入れるためだけに私と結婚したのです。

あの人は私を好きで抱いたわけではないのです。...恥ずかしながら私はこの歳でも...その...お、女の悦びを知りません//

...ですが私も女です、私なんかでも抱きたいと思っていただける男性に女の悦楽を教えて頂きたいのです」

 

ママのんは政略結婚だったのか、元居た世界では分からないが、こちらでは旦那さんに愛されることなく、ただ跡取りを作るためだけに結婚させられたのだろう。そしてただ抱かれただけで満足させてもらえなかったのか。さっきは内面を見てくれる男性が居ると思ったが誤りだったのか。

 

「お義母さん、自分の事を「なんか」なんて言わないでください。...今日、俺は貴女を抱きます。俺と結婚してもらえますか」

「..はい//」

 

俺はママのんに近づきキスしていた。貪るようなキスをすると、ママのんは身体の力が抜けたようで、ソファーに身を預けるように座り込んでしまった。

 

「ご、ごめんなさい。こんなに情熱的な接吻は初めてでしたので//」

「今日の夜はこんなのじゃ済ませませんから」

「はい//..八幡さん、私のことも綾乃と呼んでください」

「綾乃さん//綺麗ですよ」

 

俺はそう言ってまた唇を合わせていた。俺達はいつの間にかソファーの上に寝転び抱きしめあいながらキスを交わし、ママのんの身体に手を這わせていった。

 

「はぁ//はぁ//...か、身体が火照ってしまって//」

「すみません、綾乃さんが余りにも魅力的で欲情してしまいました。でもそろそろ仕事に行かないといけないですよね」

「八幡さん..この身体の火照りを取ってくださらないのですか」

「夜まで我慢してください。俺も今から楽しみにしてますから」

「はい//」

 

俺は都築さんに送って貰って学校に登校していた。都築さんは初老の老人だったが俺のことを一瞥して何も話しかけてくることはなかった。こちらの男性にとっては俺の行動は可笑しいのだろう。でもそんなのは関係ない、俺は5人になった嫁さん達を愛するだけだから。

 

放課後の前にLineの通知が有ったため、確認するとママのんからで放課後すぐ来てほしいと入っており、俺は雪乃と結衣に部活を休むことをLineで伝えて学校を後にしていた。俺が校門を出て行くと都築さんが既に待っており、俺は車に乗り込んでいった。

そう言えば雪乃と結衣の三人でお昼を過ごしたがずっとキスしていたので、陽乃さんと綾乃さんのことを伝え忘れたな。明日言えばいいだろう。

 

俺が雪ノ下家に着くと、ママのんが玄関で俺を迎え入れてくれていた。

 

「お帰りなさい、八幡さん」

「ただいま綾乃さん。今日は仕事は良かったのですか」

「はい、今日は長い時間、八幡さんと二人っきりで過ごしたくて、午後から休みを取らせていただきました」

「そうなんですね、陽乃さんはどうしたんですか」

「陽乃には雪乃のマンションに行くようにお願いしました。..八幡さん、今日は陽乃と雪乃の事を忘れ、私と二人で過ごしてください」

 

ママのんが料理をしてくれ、俺達はご飯を食べ二人で過ごしていた。まだ8時なのにお風呂に入り、抱き合いながらチュッチュしまくったが、それ以上お風呂では何もせずにいた。

 

お風呂上がりに用意してくれていた寝間着浴衣を着させてもらい、ママのんの寝室に入っていった。

 

ママのんが寝室に入ってきたが、白装束のような寝間着を着ている。本当に和服美人だな、とても子供を産んでいるとは思えない身体で大人の女性の色気を放っている。ママのんは絹のような滑らかな肌をしており、上品で魅力的な身体だった。

ママのんは俺に抱きついてきて、俺達はお互いの唇を貪りあっていた。ママのんは俺の股間に手を当てると艶美な表情を浮かべていた。

 

「嬉しい、私の身体でこんなに//私に八幡さんの愛をください//」

「綺麗ですよ、綾乃さん」

「八幡さん、呼び捨てで呼んでください//」

「綾乃、今から貴女の全てを貰います」

「はい//」

 

俺はママのんを抱いていた。ママのんは初めての絶頂を迎えるとき身体を震わせて戸惑っていたが、最後には涙を流し悦び果ててくれていた。

ママのんは初めての悦楽に満足してくれていたが、俺はまだ満足できておらず、ママのんの身体に手を這わせていった。

 

「は、八幡さん。私は凄く満たしていただけたので寝させて貰っても良いですか」

「..駄目ですよ、まだ寝るには早いです。夜は長いんですから」

「お、お願いします。今はまだ力が入らなくて動けないのです」

「綾乃、まだ寝る時間じゃないですよ。...ほら綾乃の身体も俺を欲しいと言ってますよ」

「あ、あぁぁ//は、八幡さん//」

 

俺がママのんの身体に手を這わせていくと身体が反応し顔を真っ赤にしていた。ママのんは動けないと言っていたが、俺は貪るように抱き続けていた。ママのんは何度も絶頂を迎えて最後の方は目の焦点が合っておらず、それでも責め続けると果てて気を失ってしまった。

 

ママのんの股間は俺の欲望で大変なことになっている。...そういえばゴムを買ったのに誰にも使っていない。大丈夫なのだろうか、俺はそんなことを考えながら眠りについていた。

 

「八幡さん、朝ですよ」

「う、ううん。後5分」

「わかりました。ではそれまでキスさせてもらいますね//」

 

ママのんはそう言って、俺が寝ている最中キスしてきた。舌を口の中に入れてきて、俺も舌を絡め貪るようにキスしていた。

 

「はぁはぁ//おはようございます、八幡さん」

「綾乃さん、おはようございます。まだ早くないですか6時前ですよ」

「八幡さんと少しでも長く会話したかったのです」

「身体は大丈夫ですか」

「大丈夫ですよ、でも昨日は本当におかしくなると思いました。でも不思議なものですね。昨日、あれほど愛して頂いたのに一晩経つとまた愛してほしいと思ってしまうのですから」

「ええ、これからは何時でも抱きますよ、なんだったら今からでも」

「八幡さん//」

 

俺はまた綾乃さんの身体に溺れて行き、綾乃さんも俺を求めてくれていた。

 

「もっと抱かせてほしいんですが」

「これ以上は駄目です//私も仕事に行かないと行けませんし、八幡さんを遅刻させたら雪乃達に申し訳ないわ」

 

俺とママのんは一緒にシャワーを浴び着替えていた。ママのんは男性に服を着せたかったようで俺はパンツから上着まで全てママのんの手で着させてもらっていた。

 

「行ってらっしゃい」

「行ってきます。綾乃さんも仕事、頑張ってください」チュッ

 

俺は雪ノ下家から登校するため、今日はママのんに送ってもらったが、時間の関係で最寄り駅まで送ってもらったので運転席のママのんに覆いかぶさりキスしていた。ママのんは顔を真っ赤にして駅前のロータリーで見悶えている。やり過ぎたかな、暫く見ていると車は動き出したので、俺はホームに入っていった。

雪ノ下家からだと電車での登校になるんだな。途中の駅で雪乃を見かけ俺は話しかけていた。

 

「おはよう雪乃」

「おはよう八幡君。貴方自転車登校だったでしょ、どこから来たのかしら」

「雪乃の実家だ」

「..はい?」

「昨日、綾乃さんと一緒に過ごしてな」

「も、もしかして母さんも...」

「ああ、昨日は二人だけだったよ」

「やってくれたわね母さん。昨日、姉さんが私のマンションに来たのはそう言うことなのね」

「ああ、そんなこと言っていたな」

「ええ、母さんの大切な人が来るから、姉さんに私のマンションに行っていなさいって。...確かに大切な人を招いたようね」

 

ママのんは俺と二人で過ごしたいために陽乃さんを追い出していたのか。可愛いところもあるんだな。昨日二人で早くから抱き合ったが、他の人が居るとなかなかできないからな。ママのんのはだけた白装束の寝間着は本当に厭らしかった、思い出すだけで反応してしまいそうになる。

今度はママのんには要らない着物が有ったらそれを着てもらおう。乱れた着物もそそるものが有るんだよな。

 

俺が余計なことを考えている間、雪乃はスマホで何か操作していた。

俺と雪乃は並んで学校に入っていき、それぞれの教室に向かっていった。未だに雪乃に対して誹謗はあるが雪乃は以前のように俯くことなく歩いて行った。強くなったのだろう。

 

俺が席につくと、結衣が俺の方に駆け寄ってくる。

 

「ヒッキー、ゆきのんのママ、ズルいよ」

「な、なんだよ、いきなり」

「ヒッキーLine見てないの」

 

そう言われ、俺はスマホを取り出しLineを確認していた。そこにはママのんと陽乃さんが招待されていて会話が繰り広げられている。

 

雪『母さんは昨日の夜、八幡君と二人きりで過ごす為、姉さんを追い出したのよ』

陽『え!?どういうこと?』

綾『大切な人を招くから雪乃の所に行ってなさいと言っただけよ』

陽『八幡君が来るなら教えてよ。もしかしてお母さん、二人で過ごしたの』

綾『とても甘美な一夜を過ごさせてもらったわ』

結『綾乃さんて誰?もしかしてゆきのんのママ?』

雪『そうよ、姉さんも八幡君と結婚するって言っていたわ』

結『は、初めまして。由比ヶ浜結衣って言います。ゆきのんのママもヒッキーと!?』

綾『初めまして結衣さん。そうですよ、八幡さんは私を満たしてくれたわ。私が動けなくなっても寝させてくれず、何度も私を求めてくれて沢山の愛を私に注いでくれたわ。ぽっ』

綾『今日の朝も求めてくれて愛して貰い、駅では「行ってきます」と言ってチスをしてもらったわ。チスよチス』

陽『お母さんが壊れてる。なによチスって』

綾『駅前のロータリーで人目もあるのに運転席の私に覆いかぶさって口づけしてくれたのよ。望外の喜びとはあのような事を言うのね』

陽『お母さんばかり...今度は私が抱いて貰うから』

雪『姉さんは母さんの前に抱いて貰ったばかりじゃない、今度は私よ』

結『ゆきのん、あたしもだからね!!』

 

「何だよこれ」

「でもゆきのんのママ、凄く羨ましいし」

「今日、二人に伝えるつもりだったが陽乃さんと綾乃さん、雪乃の母親のことだが、二人に結婚を申し出たんだよ。済まない、本当は結衣と雪乃の二人、小町も入れて三人に相談すべきことだが勝手に約束してしまった」

「ううん、それは良いよ。...でもヒッキー、あたしのママとも会って貰えるかな。さっきLine送ったら早く会いたいって」

「ああ、挨拶する必要あるだろ」

「..うん、じゃあ今日でも良いかな」

「ああ、大丈夫だ」

 

俺達が話していると、段々登校してきた生徒達が俺達の方を見てヒソヒソ何か話していた。俺には関係ないから無視していたが、結衣は段々顔を下げて行き、また後でと言って登校してきてた三浦達の方に行ってしまった。ただ結衣は三浦達の方に行くと嬉しそうに何か話しているようだった。

暫くすると、三浦が俺の方に近寄ってきたが、なんだか怒っているような気がするが。

 

「ヒキオ、結衣に何したし」

「いきなりなんだよ、三浦」

「結衣が笑ってんだけど」

「良いことじゃないか、可愛いんだから」

「はぁ!?ど、どういうことだし!!」

「..三浦、放課後奉仕部に来てくれないか。その時に色々話すよ」

「..わーたし、姫菜も一緒にいい?」

「ああ」

 

そういうと三浦は俺から離れ結衣の方に歩いて行った。結衣は俺に笑顔を向けてくれたが、三浦は怪訝な顔をしている。

 

放課後、奉仕部に向かうと既に雪乃は紅茶を用意しており、結衣と三浦、海老名さんが椅子に座っていた。俺に遅れて一色も部室に入ってきた。

そういえば一色はこっちでも奉仕部に出入りしているのか、初めて会ったな。

 

「ヒキオ、結衣に何したし」

「それは後で説明する。一色は?」

「先輩、私と一緒にお昼食べるの嫌になったんですよね。...それならはっきり言ってください」

「何を言ってんだ?お昼は雪乃が作って来てくれて一緒にここで食べてんだよ」

「「「え!?」」」

「ヒキオ、その..雪ノ下さんの弁当食べてるの?」

 

雪乃の弁当を食べていることがおかしいことなのか。幾ら容姿がこちらでは受け入れられないと言っても弁当ぐらい食べるだろ。

雪乃を見ると俯き手が震えだしていたので、俺は雪乃の手を握りしめていた。今までの俺ならこんなことはしないだろうが雪乃のためなら少しぐらいの恥ずかしさなら我慢できる。

 

「三浦、酷くないかその言い方は」

「ご、ごめん。そう言うつもりで言ったんじゃないし。雪ノ下さんも気分悪くしたならごめん!!」

「私は大丈夫よ、八幡君が支えてくれてるから」

「ヒキガヤ君、最近は雪ノ下さんと食べているの」

「ああ俺の為に作ってきてくれてんだよ、弁当をここで食べているが凄くおいしいぞ。それで一色、なんで俺と一緒に食べていたか教えてくれないか」

「どうしてそんなこと言うんですか!!」

「一色さん落ち着いて。とりあえず八幡君に説明してあげて」

「..私が一人で先輩のベストプレイスでご飯を食べてたら、先輩が来て私の近くで食べ始めたんです。会話はほとんどなかったんですけど、私の近くに座ってくれるだけで嬉しくて、雨の日以外は一緒に食べてました。

最近来ないのでお休みかなって思ったら先輩が部室に向かうのを見かけたんです...だから私と食べるのが嫌になったのかなって。

でもそれならはっきり言ってもらったほうが良いのでこちらにお邪魔しました」

「そうか、そんな約束してたなんて知らなかったんだ。すまなかった」

「いいえ、約束はしてませんよ。ただ会ったら一緒にご飯を食べてちょっと会話をしていただけです。...でも私にとっては大切な時間だったんです」

「そうか。..三浦、海老名さん、一色。今から俺はおかしな事を言うがとりあえず最後まで聞いてほしい」

「なんだし、おかしなことって」

「優美子、ヒッキーが話す事ちゃんと聞いてあげて」

「..わーたし」

「まず結衣から聞いたかも知れないが、俺は結衣と雪乃の二人と結婚した」

「「「え!?」」」

「ほ、ほんとなの?結衣、雪ノ下さん」

「うん、ヒッキーの知らない所で勝手に言うのが嫌だったから黙ってた」

「私達二人、八幡君に告白して受け入れてくれたわ」

「だから今は学校に来るのが楽しいの、大好きなヒッキーに抱きしめて貰ってキスして貰えるから//」

「私も同じで大好きな八幡君とここで過ごす時間は掛け替えのないものになっているわ」

「..羨ましいし」

「うん、嫉妬しちゃうね」

「先輩と結婚...」

 

二人とも大好きとか言わないで、照れちゃうから//

そして俺は後三人と結婚することと、異世界から来たことを説明しだした。こちらとは女性の容姿の基準が逆転していることを話すとみんな怪訝な顔をしだした。

 

「三浦については最初分からなかった。俺が知っている三浦は金髪縦ロールで化粧もバッチリしていたんだよ。でもこっちの三浦はほとんど化粧をしてないから素顔が綺麗で美人と言うのが良く解るな。思わず見惚れてしまいそうになる」

 

俺がそう言うと、雪乃と結衣が俺の方をジーっと見て来た。俺を責めた目で見ているわけじゃないが、べ、別に口説いてるわけじゃないからな。今はとりあえず彼女達に俺が感じていた気持ちを伝えたかった。

三浦の方を見ると顔が茹で蛸のように真っ赤になっていた。

 

「び、美人てな、なんだし//」

「三浦は皆のオカンだからな、今日も結衣のことを想って俺のとこに来たんだろ」

「オカンってなんだし!!」

 

元居た世界でも三浦は綺麗だったからな、化粧や髪を染めなくてもこんなに綺麗なんだ。俺の居た世界ではケバいと思われてたこともあったようだが、もったいないことをしてたんじゃないのか。

 

「海老名さんは見た目変わっていないが元々綺麗だからな」

「わ、私も綺麗って初めて言われた//」

「眼鏡を掛けているが綺麗な瞳がのぞいた時、ドキッとしてたよ」

「あ、ありがとう//ヒキガヤ君」

「さすがにハヤハチとか言い出すのは止めて欲しいが」

「ハヤハチは言わないよ、葉山君に見つかったら虐められるよ」

 

葉山は皆の葉山隼人をやっていないのか?デブスを侍らせていたが、俺の知っている葉山なら自分の女に他の女の悪口を言わせないだろうが、こっちでは結婚してるので皆の葉山隼人をやらないのか?

 

「海老名さんは修学旅行前に何か奉仕部や俺に依頼したか」

「ううん、何もしてないよ。ここには結衣が居るから何回か来てたけど、私が何かしたの?」

「いや、こっちでは何もなかったなら良いんだ」

 

こっちでは修学旅行の件は無かったことになってんだな。戸部は違う女性に告白したかもしれないが、奉仕部に依頼することはなかったのだろう。

 

「一色はアザといけど可愛らしくて生徒会長をしてたんだが、俺もなんだかんだ言いながらも手伝うのが楽しかったな」

「先輩が可愛いって//でもあざといって何ですか」

「異性を手玉にとるようにアザとい仕草をしてたんだよ、それで女子の反発を受け生徒会長に勝手に立候補させられて、何とかしてくれって奉仕部に来たんだ。それで見返したいなら生徒会長になれって言ってな」

「そっちの私はそんなことしてたんですね」

「だが生徒会長になってからやらなくなったようだな、俺には相変わらずだったけど。奉仕部員でもないのに何時もこの部室に遊びに来ていたな」

「それは多分先輩のことが//」

 

こっちでは生徒会長もしていないし、アザとい仕草もしてないのか。苛められることは無いのだろうが一色も容姿で苦労しているのだろう。

 

「ヒキオ。じゃあさ、その...あ、あーしでも良いの?」

「何がだ、主語を入れてくれよ」

「あ、あーしでも抱きしめれる?」

「いや、それはあれがあれだから」

「やっぱり駄目なんだ...」

「..勘違いするなよ三浦。そのな...最近、雪乃と結衣を毎日抱きしめて居るが理性が持たないんだよ。誤ってここで何かしたらそれこそ取り返しがつかないだろ」

「八幡君、貴方には分からないかもしれないけれど、私達を抱きしめたいと思ってくれる人はいないのよ。私は八幡君に抱いて貰ったおかげで、前向きに生きようと思い直せたわ」

「うん、あたしも今のヒッキーと出会うまではさ、もう諦めてたよ。でもこんなあたしでもヒッキーは抱いてくれて何度もエッチして求めてくれたことが嬉しくて、負けずに頑張ろうって思えたんだ」

 

結衣は何言ってんの!?エッチしたなんて言わないで!!

 

「ヒキオ。二人が羨ましいし、あーしも抱いてほしいし//」

「..分かったよ、抱きしめれば良いんだな。ただ生理現象が起こっても文句言うなよ」

「あ、あーしで興奮してくれるの!?」

「当たり前だろ、三浦やここに居る皆は俺には勿体ないぐらい美人で可愛いんだぞ」

 

俺がそう言うと三浦は恥ずかしそうにしながらも、俺の前まで移動してきたので、俺も立ち上がり三浦と向かい合っていた。三浦は股間が気になるようでチラチラ見てきている、そんな風に見られると本当に恥ずかしいのだが。

 

「じ、じゃあ、だ、抱きしめるからな」

「う、うん//あーしも名前で呼んでほしいし」

「..優美子//」

「ひきおぉ//」

 

俺が優美子を抱きしめると、優美子も俺の背に手を回してきていた。優美子の胸が押し付けられて股間は瞬く間に反応してしまい、押し付けるようになってしまったが優美子は顔を真っ赤にしながらも離れることはなかった。暫くすると優美子はすすり泣きをしだしたが、俺はお構いなしに抱きしめ続け頬にキスすると優美子は力が抜けてしまったようで俺にもたれかかってきたので、椅子に座らせたが俺に向かって両手を上げてきている。

 

「ひきおぉ//もっと//」

「優美子はもう良いでしょ。ヒキガヤ君、私もお願いしていいかな」

「海老名さんも俺で良いのか」

「うん、ヒキガヤ君は私にも普通に接してくれるでしょ。それだけで嬉しいんだよ」

「分かったよ、じゃあ立ってくれ」

「うん//優美子と一緒で名前で呼んでほしいな」

「姫菜//いいか」

 

そう言うと姫菜は俺に抱きついてきた。姫菜は既に涙を溜めていたが泣き出してしまったので、俺は抱きしめ頭を撫でながら頬にキスしたが姫菜もふらふらしだしたので、椅子に座らせた。

 

「うぅ不味いよ//ヒキガヤ君が居ないともう、生きてけないよ//」

「大袈裟だな姫菜。いろはもするか」

「はい//せ、先輩、ゆ、ゆっくりしてください//」

「いろは、おいで」

 

俺がいろはを抱きしめたが、いろはは身体の前に両手を置いていて、俺との距離を詰めないようにしていた。暫くするとその手をゆっくり下におろしていき、いつの間にか俺の背中に手を回してきていた。

 

「しぇ、しぇんぴゃい//ヤバいでしゅ//ヤバいでしゅ//」

「そんなに緊張して可愛いな、いろは」

「しぇんぴゃぃ//」

 

俺が額にキスすると、いろはは立ち眩みしたようで崩れ落ちそうになったので、倒れないように抱きよせ、いろはを椅子に座らせた。

 

「ヒキオ、その...あーしもけ、結婚して欲しいし//」

「わ、私も良いかな、ヒキガヤ君//」

「先輩//わ、私もお願いしたいでしゅ//」

「嬉しいんだが雪乃や結衣、後俺との結婚を約束してくれた女性が他に三人いるんだが、みんなに許可貰わないといけないだろ」

「「「え!?」」」

「え!?先に結婚した人たちの許可が要るだろ」

「先輩、結婚でお嫁さん達の許可貰う人っていませんよ」

「いや、駄目だろ。勝手に家に上がり込んだりすることになるだろうから」

「ヒキガヤ君ってやっぱり違う世界から来たんだね、こっちの常識が通じないんだよ」

「でも嬉しいわ、私達のことも考えてくれているのだから」

「うん、反対はしないよ。皆でヒッキーに愛して貰いたいもん」

「..分かった。優美子、姫菜、いろは。俺と結婚してくれ」

「「「はい//」」」

 

俺は三人と結婚することを決めていた、これで八人になるのか。

雪乃と結衣が俺に抱きつき口にキスし出すと、三人にもしてほしいと言われキスをしていた。

今部室に居る五人に迫られ、全く抵抗できない。俺は五人が求めるまま口付けを交わし抱き合っていた。

最終下校時刻を過ぎ、俺が校門前を過ぎると結衣が待っていてくれている。

 

「...ヒッキー、今から大丈夫かな」

「ああ、ただ一回、家に帰っていいか。暫く帰ってないんだよ」

「うん、大丈夫だよ」

「ご両親は何時ぐらいに来るんだ」

「あたしん家、母子家庭なんだ。ママはもう家に居るよ。でも挨拶もあるけど、ママの話を聞いてあげてほしいの」

 

 

俺は一旦家に帰り、結衣のマンションに向かっていくと下まで迎えに来てくれて、結衣に連れられ由比ヶ浜家にお邪魔していた。俺が着くとガハママは迎え入れてくれてご飯をよばれていた。ガハママの料理はおいしかったが、どうして結衣の料理があんなに酷くなるのか見当がつかないな。全く料理しないにしても桃缶はないだろ。

 

俺達は会話しながら食事していたが、ガハママは俺達のことを認めてくれて結衣を頼むと逆にお願いされていた。食事の片づけが終わると、二人で話したいと言われ結衣が席を外す為、自室に移動していった。

 

「ヒッキー君、今日は突然呼び出したのに来てくれてありがとう」

「いいえ、近いうちに御挨拶に来る予定でしたから」

「...あのねヒッキー君、結衣のパパは元々病弱で結衣が小さいとき亡くなったの。でも私は彼が病気でなかったら結婚して貰えなかったわ。彼がこの世に子供を残したいからって私は抱かれたの。私はそれでも良いと思った。

...でも彼は女の子が出来たと知ったとき絶望したわ。そして赤ん坊の結衣を見て...彼は私達を捨てて、そして亡くなったの」

「それって...」

「このことは結衣には言わないで。あの子には優しいパパだったと伝えているから。

彼が居なくなってから結衣を一人で育てたんだけど、私はこんな顔だから誰も振り向いてくれないし、結衣を育てるので精一杯でね。でも結衣にゆきのんちゃんのママのことを聞いて、もしかしたら私でも愛して貰えるんじゃないかって思ってしまってそれだけで疼いてしまっているの」

 

俺はいつの間にか涙が溢れていて、舞衣さんに近づくと抱きしめていた。舞衣さんの悲痛な表情をみてしまうと何も言えなくなってしまう。

こちらの世界でモテないというだけで、苦労して愛して貰えずに今までずっと耐えていたのだろう。俺が舞衣さんの欲求を満たしてあげたい。幸せにしてあげたい。そう考えていた。

 

俺は舞衣さんをお姫様抱っこで抱き上げていた。

 

「舞衣さん、...俺は今から貴女を抱きます。俺と結婚してもらえますか」

「はい//」

 

俺は舞衣さんを抱き上げたまま寝室に入っていった。俺が服を脱ぎ出すとガハママも衣服を脱いで二人とも下着だけになっていた。

ガハママは俺とこうなることを望んでいたのか大胆な下着を着けており、結衣よりも大きい胸で俺は悩殺され引き込まれていく。

 

「もう身体が火照ってしまって我慢できないわ//」

「俺もです、舞衣さんの身体、凄く魅力的です」

 

俺は舞衣さんを抱きしめてキスを交わしていた。舞衣さんの身体は魅力的で舞衣さんは抱いている最中、涙を流しだしたが、俺は彼女の寂しさを打ち消すように狂ったように貪っていた。

 

今は俺との交わりを堪能してくれて隣で眠っている。俺は舞衣さんの唇に口づけをした後、ベッドを抜け出し服を着てリビングに移動していった。

 

「..すまん、また勝手に一人増やしてしまって」

「ううん、ヒッキーありがとう。ママも入れてくれて...あたしね、父親の事知ってんだ。小学校の時にママのとこに父方のお爺さんが来て離婚届を出せって言ってきたの。ママは泣きながら書いてた。でも小さいあたしは離婚って何か分からなかったの。

だからいつも通り過ごしてたんだけど、偶々お爺さんに会って、あたしが挨拶したら吐き捨てるように言われたの..『お前みたいな子は孫じゃない』『産まれて来ない方が良かった』って、その時に全て聞かされたの」うぅ

「結衣...」

 

俺は結衣を抱きしめていた。結衣は身体を震わせ泣いていたが、舞衣さんに泣き声を聞かれたくないのだろう、声を押し殺して泣きじゃくっていたので俺は結衣を抱きしめ続けて頭を撫でていた。

容姿なんて関係あるのか、どんな子でも自分の子供や孫は可愛いものだろ。こちらの世界ではそう言った感情はないのかよ。

 

「...あたし、産まれて来ない方が良かったのかなって、居ちゃいけないのかなって自殺を考えたこともあるの。でもママはあたしより辛いんだって、そんなママ一人に出来ないって。

...でもね、ヒッキーが来てくれて、今ではあたしを愛してくれる、抱いてくれる人が居るんだって思うだけで凄く幸せなの」

「結衣、俺はお前達家族を悲しませない。だから結衣も俺と一緒にいつまでも居てくれ」

「うん」

 

結衣はその後も泣いていたが、暫くすると顔を上げてきたので、俺達はリビングでキスを交わし続けていた。

俺はソファーに座り、結衣を向かい合うように足の上に座らせてキスしていると、舞衣さんが起きてきて俺達のことを横からキスしだしていた。そして俺達三人は夜遅くまで抱き合っていた。

 

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