ハリー・ポッターと悪魔の双子   作:ボルヴェ

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少し遅れてしまいました…。
そして評価ありがとうございます! とても励みになります。

賢者の石クライマックスは近くなってきました。


悪魔の影

 sideハリー

 

 

 

 

 小屋を出て学校に戻った後に、急ぎ足でハグリッドと酒場の怪しい奴についての話をマクゴナガル先生に伝えはしたのだが、まともに相手にしてもらえなかった。くやしいが、そりゃそうだと思う。一介の生徒、しかも一年生が賢者の石が危ないだのスネイプ先生が犯人だの、子供特有の空想だと思われても仕方がないのかもしれない。

 けれどこのまま諦めてしまうのは出来なかった。悪の手が伸ばされているというのに、それを指をくわえて見ているだけなんて出来るはずがない。

 

 とは言っても何の手立てもなく、ただ談話室で話し合いを積もらせていく内にズルズルと日を跨いで遂に進級試験の最終日を迎えてしまい、

 

 同時に、窮地に立たされた。

 

 

「ダンブルドア先生が居ない……!?」

 

 

 ハリー達を除いて人影の無い、窓から入る風音が強調させる程静寂だった談話室に悲痛な声が上がる。

 

 ダンブルドア先生の突然の不在。

 幾ら何でもタイミングが悪すぎやしないか。もしやこれもスネイプの罠? もしそうならば、いやそうでなくてもこのような絶好のタイミングを逃す筈が無い。十中八九、賢者の石を狙ってくるのは今日だろう。最悪な結末が薄らと脳裏を過ぎる。

 最早自分達に選択の余地は残されていなかった。

 

 

「スネイプがこの機会を逃すわけが無いよ。どうしよう、賢者の石が盗まれる!」

「でも先生達がまともに聞いてくれるとは思えないわ」

 

 二人が悲鳴に近い声を上げて言い合っている。傍から見ればまるで喧嘩しているみたいだから人がいなくて良かった。いやそんな心配などしてられる余裕はない。

 ハリーは知らない内に強ばっている顔に構わず、目に強い意志を携えて二人の友人を見据える。その視線にロンとハーマイオニーは思わず言葉を止め、談話室に一時の静寂が流れた。

 

 固く閉じられたハリーの口から、決意に満ちた力強い声が落ちる。

 

 

 

 

「……行こう、あの部屋に。賢者の石を守りに行かなきゃ」

 

 

 

 

 

 

 ────────────

 

 

 

 sideダンテ

 

 

 

「悪魔学教授ウロス・ブルーニ、か」

 

 緩やかな風に木の葉がカサカサと優しい音を立てる。その風を頬に受けながら、暴れ柳の太枝に体を預けたダンテは羊皮紙に並べられた文字を目で追いつつその名を持つ人物を値踏みするかのように軽く呟いた。

 もう一度言うが、彼は今暴れ柳の枝に背中どころかどっかり座り込んで文字の並びに目を流している。何故そんな事が出来ているのかというと理由は至極簡単、説得(物理)したからである。コミュニケーションの力とは素晴らしい。

 根性と諦めない気持ちがあれば誰にだって話は通じる等と心の中で抜かしながら、再び意識を羊皮紙に戻した。

 

 

 悪魔には当たり前に教師よりも心得がある双子が悪魔学を選択するはずもなく、ブルーニの授業を受けることが無い為に面識さえ殆どないのだがどんな奴かと言われればまあ分かる。

 

 常に暗い表情とオドオドした視線。

 悪魔学に精通し、授業を除けば延々と自室に篭もり悪魔についての研究と勉学を繰り返す程の執着を持っている男。

 クィレルの時もそうだったがヴォルデモートが目をつける奴は気の弱い輩が多い。いや、クィレルは演技であったがそれでも気の強いとはいえない人間性だった。もしかして弱気なら嗾けられやすい法則でもあるのだろうか。だがもしそうなら急にヴォルデモートがとんだ小さな男のように思えるが。

 

「まるで舎弟脅して居候するヤンキーだな」

「何の話だ」

 

 我ながらくだらない喩えをうっかり口に出していたようだ。いつの間にか柳の下に現れた我が兄がいつも通りの無愛想な顔をしてこちらを睥睨している。今日も余り機嫌の良い日では無いらしい。

 

 

 

 ウロス・ブルーニ。数日前にスネイプの発言から上がった新たな帝王の"苗床"候補。どういう経緯でこの結論に至ったのかは知らないが結果的にそれは当たっていた。禁じられた森に忍び込み、ユニコーンを襲うコイツの姿を確認できたからだ。

 だがブルーニ以外の魔力は感知できなかったところを見るとかなり警戒しているのだろう。まあ前回バージルに斬られる寸前だった事を考えると分からない事も無い。

 

「ダンブルドアが魔法省に呼ばれたらしい」

「ふーん、随分都合の良いタイミングなこって。罠か?」

「それは分からん、だが可能性はある。まあ確実な真偽が見えない以上応じる以外の選択肢は無いだろうな」

「そりゃ石のお守りは俺らに丸投げだな。…で、今回もワンちゃん部屋で待つのか?」

「奴も同じ手に掛かる程愚かではないだろう。次はみぞの鏡まで誘き出す」

 

 え、とダンテの視線がバージルに向けられた。バージルの判断は十中八九正しいのだが、今回はやけに賭けに出てきている。クィレルの件で痺れを切らしているのか。

 まあ短気ではあるがこういう事に私情を持ち込む奴では無いので心配はしていないが。

 

「アイツが馬鹿正直に扉正面から入ってくるとすれば、次は何かしらの手を打ってくる。最悪人質を取るかもしれん。───それに今憑依されている男は悪魔に精通している輩だ」

「? 別に悪魔に精通していようが俺らの弱みになるわけじゃないだろ」

「そういう事ではない。()()使()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()のはお前でも分かるだろう。つまり、」

 

 そこでやっと分かった。成程、つまり()()()()()()に備えて戦闘が出来るような部屋まで誘導させる為に奴らにケルベロス部屋を突破してもらわなければならないという訳か。流石兄貴よく考えてるとは思ったが、「お前でも」という点は余計だ。

 バージルが言葉を締める前に口を挟む。

 

「……ブルーニが"悪魔召喚術"を使ってくる可能性があるって訳か」

「そうだ。その悪魔ごと相手取るとすればケルベロスを仕掛けている部屋は脆すぎる」

「オーケー、分かった。なら鏡んとこで待機しておけばいいか?」

「ああ、俺は奴の後を付ける。恐らく今日忍び込むのは間違いない。準備はしておけ」

「おう」

 

 

 言いたい事はそれだけと言わんばかりに踵を返し、校内へと歩む兄の背中を眺めながら、ふと先日にバージルから伝えられたハグリッドの小屋での話を思い出す。

 

『ハリー・ポッター、ロナルド・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーは既に賢者の石の存在について把握している。……奴らの性格を考えると確実に巻き込まれに来るだろう。目をつけておけ』

 

 バージルの言う通りだった。クィディッチの試合を見ても明らかにハリー達は関わってくると断言できる。そして今日ダンブルドアが不在になる事も聞いているだろう。ブルーニだけでは無い、彼等も部屋へと忍び込む筈だ。まあ彼等が下手に命を落とすような危険な場面へ遭遇しなければまだ良い。だが、

 

「……………。」

 

 単なる勘になるがダンブルドアは、どこかそれを望んでいる様に思える。俺達にその事について何も言ってはいないが、ハリーはわざと賢者の石について仄めかされて動いているのではないだろうか。彼は自分の意思で勇気ある行動をとっていると思わされているだけで、

 

「……考えるだけ無駄か」

 

 思考を中断する。所詮は憶測の域を超えないのだ。考えても仕方が無いし、自分にはそれよりもやらなければならない事もある。

 しかし納得はできないと、自分の表情が先程のバージルの様に機嫌の悪そうなものになっているのは鏡を見ずとも分かっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 ────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 sideハリー

 

 

 阻むネビルをハーマイオニーの魔法によって石にして、僕達はいざ賢者の石を守る部屋へと忍び込んだ。

 

 

 ケルベロス、悪魔の罠、羽根突き鍵。

 

 賢者の石を守る為に仕掛けられていたであろう試練をギリギリで乗り越えて、その次なる試練として設置された巨大なチェス盤。

 

 そしてナイトに乗ったロンは僕らを勝たせる為に、自らを犠牲にしてチェス駒ごと吹き飛ばされ気絶してしまった。

 砕け散った、彼が乗っていた巨大なチェス駒の破片を飛び越えながらロンに近づき安否を確認する。酷い外傷は見られないが、それでも強く頭を打った可能性もある。

 意識を失った友人の姿に自分の無力さを痛感して歯噛みしながらも、僕はハーマイオニーにロンを頼んで先へ進む事を選択した。

 

 彼等と別れた後、ハリーは一人で懐から取り出した杖を構えながら賢者の石への道を進む。冷たい石畳が靴音を更に際立たせ、緊張の余り背中に伝う汗の量が増える。怖い、でもそれ以上に許せない。ダンブルドアの不在に合わせてコソコソと影で動く犯人の狡猾さが。

 

 暗い階段をゆっくりと降りて、広い部屋に出た。そこにあるのは一つの大鏡とその前に佇む人影。だがその人物は、自分が想像していた人物では無かった。その男がゆっくりと、こちらを振り向く。

 

「ブルーニ、先生?」

 

 不安が声に乗る。何故ブルーニ先生が。彼とは授業を受けていない為特に面識を持つような相手ではないのだが、完全に犯人をスネイプだと思い込んでいたハリーの心中は一瞬で疑問と動揺に埋め尽くされた。目の前の光景に、思考がついていかない。ここに居るという時点で彼の目的など簡単に推測できた筈なのに。

 

「なんで! なんで貴方がここに!? 賢者の石を盗もうとしているのはスネイプなはず……」

「……やっと来たか。あぁ、スネイプなぁ。確かにあの男は良い隠れ蓑になってくれたな。如何にも怪しい男だった」

 

 ブルーニはせせら笑いながらこちらの方へゆっくりと振り向いた。自分を捉える澱んだ瞳に思わず身震いする。だがやはり、まだ納得いかなかった。ここまで自分が確信していた過程を全て吹き飛ばされるという事実を理解したくはなかったのだ。

 いつの間にか構える事を忘れてしまった杖を握りしめて叫ぶように声を上げる。

 

「だ、だってスネイプは、クィディッチの試合で僕を落とそうと、」

「違うぞポッター。お前を落とそうとしたのはこの俺だ。奴はそれに対する妨害呪文を掛けてきやがったんだ。全く、厄介な奴だったな。アレと煩いグリフィンドールのチェイサーさえ邪魔してこなけりゃお前を落とせたというのに」

 

 その言葉を聞いて、ハリーはもう理解せざるを得なくなった。勘違いをしていた、全てはブルーニの仕業だったのか。同時に埋め尽くしていた動揺が一気に怒りへと昇華されていく。人の命を軽んずる奴の行いと、それに対する道徳観の欠落に。

 そんなハリーなどお構い無しにブルーニは不遜な態度を引っさげて、まるで演説をするかのように肩を竦めて語り始めた。

 

「謎解きをしてやろうポッター。先に賢者の石を狙っていたのはクィレルだ。グリンゴッツに忍び込んだのもトロールを嗾けたのも全て彼奴の仕業だ。だが奴は失踪した。まあ恐らくダンブルドアの手によって処分されたのだろうなぁ。英雄なぞと囃し立てられた狸爺が、勝手に悪と定義付けて手を下したのよ。最悪な話だ」

「ダンブルドア先生を悪く言うな!」

「黙れッ! お前には分かるまいポッター。運良くあの方を退けたからと英雄扱いされやがって。お前が英雄であるものか! あの方こそが本物の英雄なのだ。なに、スネイプには散々邪魔をされはしたが、問題などない。───()()()()()()()()()()()

 

 

 言葉を終えたブルーニは、不敵な笑みを浮かべたままローブとシャツを脱ぎ捨てる。突然の行動に気が狂ったのかとハリーは怪訝な顔を向けるが、それを目にした瞬間全ての考えが吹き飛んだ。

 ブルーニの左胸、歪に隆起したその形は誰がどう見ても人の顔だった。目が合ったような気がして息が詰まる。そして口らしき部分がモゾモゾと動かしながら言葉を綴り始めたのだ。その醜悪さに思わず顔が引き攣った。

 

『久しぶりだなハリー・ポッター…。見えるか? 私のこの醜い姿が』

「……ヴォルデ、モート」

『そうだ、私は今や人に憑かねば魂さえ保持できる事の出来ない程脆弱な身となった。ユニコーンの血を啜りなおこの乾きを治める事が出来ないくらいにな。───しかしそれも今この瞬間に、終わりを迎える。私は再び再現するのだ、賢者の石によって。さあ、ここへ来い、ハリー・ポッター』

 

 這いずる様な帝王の声に身震いを隠しきれない。全ての邪悪を煮詰めたような雰囲気を当てられて、玉のような汗が留まることなく落ちていく。

 それでも行くものかと、ヴォルデモートが言い終わる前に僕は背を向けて走り出す。早く来た道を引き返してダンブルドア先生の所へ、

 

『逃がすな!』

「獄炎の牢を!"XXXX"!」

 

 はっきりと聞こえなかったが、ブルーニから名称か何かが喚ばれたと共に、先程まで夜の暗がりを降ろしていた部屋の周囲が豪炎の色に包み込まれる。余りの灼熱に脚が止まり、意思と反射による伝達で混乱した身体が尻餅をついた。逃げられ無い事は、嫌でも分かる。

 

「来い、ポッター」

 

 行きたくない、けれどこのまま黙り込んでいても、何の解決にもならないだろう。もしかしたらすぐさま強力な呪文を叩きつけられてあっさり死んでしまうかもしれない。自分の死が怖い訳では無かった。だがここで死ねば、賢者の石が奴の手に渡って闇は復活する。それだけは許されない。

 意を決して疲労に満ちた身体を持ち上げ、ブルーニの隣へと歩む。

 

 彼等の鬱陶しい視線を受けながら鏡の前に立ち、一旦目を瞑って申し訳程度に気分を落ち着かせるよう努めて、鏡の中の僕を見据えた。

 目の前の僕は徐に右ポケットの中へと手を入れる。訝しげにその様子を眺め続けていると、なんとその中から賢者の石と思われる焦赤の石が取り出された。思わず息を呑む。隣の二人にこの様子が見られてはいないかと全身の血の気が引くような気で思考を回すが、これはみぞの鏡な筈だ。

 ダンブルドア先生は、これは人によって見る物が違うのだと言っていた。ならばまだ隠せる。ハリーは無理やり口角を上げて鏡を凝視した。

 

『何が見える、答えろポッター』

「ぼ、僕がダンブルドアと握手している! グリフィンドールが優勝して、」

『嘘をつくなポッター、賢明な判断をしろ。両親の二の舞を演じて死にたくはなかろう。私の下に降れ。両親を取り戻したいだろう。私にかかれば奴等の蘇生など容易いものよ。しかしそれには肉体が必要だ。…分かるなハリー・ポッター。賢者の石を寄越せ』

「嫌だ!」

 

 嘘は看破され、なお周りは高く上がる炎によって逃げ道を塞がれている。だが何とかしてブルーニから離れようと後退りをし始める。

 僕がヴォルデモートの言葉を否定するとブルーニの顔が憤怒に歪み始めていた。怖い。ブルーニの顔がではない。あの顔になるのと同時に、奴から何か禍々しい雰囲気が漏れ始めたからだ。

 その正体を理解できる訳では無いが、()()()()()()()()ことは分かってしまった。

 

『殺せ! ウロス!』

「分ァかりましたァ」

 

 ヴォルデモートの言葉とそれに応える先程とは違った、ブルーニの雑音の混じった不快音のような声と共に、ブルーニの体がボコボコと膨れ上がり始める。顔が、腕が、足が、胴体が肥大を続け、急激にその身体を再構築し始めた。最早人間と共通点を繋げられるならば、二本足で立っているというところだけだろう。

 その見てられないほどの醜悪さに、胃からせり上がって来るような感覚に襲われる。

 

「ポッタァァア……。素晴らしイだロう。コれが悪魔だ。本物の強者の姿だ!」

 

 ブルーニだったものが誇らしげに叫ぶ。赤い皮膚に覆われた怪物、それが今の奴だった。掌は1m程まで異常肥大を起こし、頭は口元の肉が一部剥げたように獣のような尖った歯が揃って晒されている。何処ぞのホラー映画に出てくる化物の様だ。これが悪魔なのか。

 僕は見てられずに奴に背を向けて全力で走り出した。全身から危険信号が出されている。アレに捕まったら殺される。

 

「ッが、あ!」

 

 しかし一歩目を踏み出したところで、ブルーニの肥大した手の甲に吹き飛ばされて地面を転がってしまった。人間離れした速さだった。叩きつけられたせいで肺から一気に空気が吐き出され、咳が止まらない。しかしその咳もどこか弱々しく思う。僕は殺されてしまうのか、

 

「アァ!? グゥアア、熱イィイ!? な、何だこノ魔法は! 俺の、悪魔ノ身体に罅がァ!? ゆる、許サんぞ、ポッター! 挽肉(ミンチ)にしてクれる!」

 

 安定しない視界で、僕を吹き飛ばしたブルーニの手の甲の一部分が罅割れて崩壊している様子が見えた。痛みで回らない頭は混乱でいっぱいだ。僕は何もしていないのに、何でアイツは怪我しているんだ。理由は知らないけど、ざまあみろと口角を緩く上げた。

 それに重ねて触発されたのかブルーニは再び喧しい猛り声を上げると、僕に向かって大きい足音を立てながら歩き出した。次で本当に死んでしまうのかな。もう抗える気も出せない。ゆっくりと瞼が閉じられていき、

 真っ黒な世界になった直後、一陣の風が僕の頬を撫でた。

 

 ブルーニではない? と思わず目をこじ開けた。朧気な視界には、静かに翻った深緑のローブの先が映り、

 

 

「勇気と無謀を履き違えるなと忠告したばかりだが、どうやら貴様は愚弟にも劣らん程の愚者だった様だな」

 

 

 僕の意識はここで落ちた。

 

 

 

 

 

 




ハリー達の部分が急ぎ足になりましたが原作と変わらないため飛ばしまくりました…。ちょっと省きすぎただろうか。
そしてなんとブルーニは悪魔に。絶体絶命のハリーの前に颯爽(罵倒付き)と現れた人物とは一体誰なのでしょうか。

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