オリ主は空に舞う   作:自由の魔弾

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NO.5 馬鹿と金髪、ときどき神

一時間目の授業は山田先生がISについて説明していた。俺は配られたテキストを見ながら授業を受けている。あんまり詳しく読んで無いのに理解できるぞ・・・何でだ?

その時頭の中に声が響いた。

 

『それは私のおかげなんだよねぇ』

 

(っ!?誰だ!ってどこかで聞いたことあるような・・・)

 

『お!覚えててくれたんだね。そうだよ、神だよ。実体が無いから頭に直接話しかけるけどあんまり気にしないで』

 

(ふ〜ん。でなんか用か?)

 

『君の疑問に答えてあげようと思ってね。さっきも言ったとおり、この全能神(自称)の力のおかげなんだよ。この世界では女尊男卑が激しいみたいだったから、君のスペックをいじったわけ。まぁ実際、頭脳と髪型しか弄って無いけどね』

 

(そうだったのか。それは助かった、ありがとう)

 

『気にしないで。今はそれだけを伝えに来ただけだから。あ!言い忘れてた。近々君のところに支援者が来ると思うから仲良くしてあげてね。じゃバイバイ!』

 

そう言って神は頭の中から消えた。支援者ねぇ・・・一体誰が来るんだか?

気がつくといつの間にか授業が終わっていた。俺は一人になりたかったので、屋上にいく事にした。

 

 

 

 

 

屋上に来た俺は一人で椅子に座った。

 

(やっと落ち着いたわ〜やっぱり一人は最高〜♪しかし俺があの馬鹿にあれ程の敵対心を抱いていたとは・・・自分でも驚いたぞ)

 

すると、何かが俺の視界を遮った。

 

「だ〜れだ?」

 

あっ、楯無さんか・・・そう言おうとしたがそれじゃ面白くないなぁ。あ!そうだ。

 

「その声は・・・俺の未来の妻ですね!」

 

「なななな何言ってるのよ!?もう!」

 

そう言って手を離してしまった。あれ?予想外の反応だな。てっきりもっと普通に返して来ると思ったのに・・・楯無さんも意外と初心だな。

 

「すみません。サボリのお仕置きも含めて、からかいたくなってしまって。でも楯無さんにしてみれば、意外と可愛い反応でしたね」

 

「お姉さんをからかわないで頂戴っ!」

 

そう言いながらも楯無さんは頬を赤く染めていた。

 

「ところでどうしたんですか?」

 

「ちょっと考え事をね・・・運命君は?」

 

「奇遇ですね、俺もですよ。何を考えていたんですか?」

 

「うん、実はーーーー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話を聞き終えたその時、チャイムが鳴ってしまった。

 

「っと、じゃこの話はまた今度しましょうね」

 

「そうですね、失礼します」

 

こうして俺は教室に戻るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二時間目は千冬さんが教卓に立っていた。何か大事な話でもするのだろうか?

 

「あぁ、その前に再来週行われるクラス対抗戦の代表をきめなくてはな。」

 

クラス代表者・・・要はクラス長ってことだな。俺はパスだな。なんでかって?そんなの生徒会の仕事が多いからに決まってるだろ。ここは黙って聞いていよう。

 

「はい、織斑君が良いと思います」

 

「わたしも織斑君を推薦します」

 

「えっ!お、俺!?」

 

お馬鹿が騒いでやがる。もういいや、どうせセシリアが出てくるんだし。俺はもう寝ちゃお。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が起きた時には、クラス代表候補に何故か俺の名前が・・・何故だ!とりあえず千冬さんに聞いてみよう。

 

「あの〜千冬さん?何故俺の名前があるんでしょうか?」

 

「私の授業を放棄して寝るとは、いい度胸をしていると思ってな。何、心配しなくともお前をクラス代表にはしない」

 

「何故ですか?」

 

「お前は生徒会所属だから掛け持ちはきついだろう。それに、お前が出ると他のクラスが勝てなくなる」

 

「なるほど。納得が行きました。あと話は変わるんですけど、今日使えるアリーナってどこかありますか?」

 

「それなら第4アリーナが使えるからそこに行くといい」

 

「分かりました。じゃあ、放課後に行ってみます。ありがとうございます」

 

そう言って俺は放課後、第4アリーナ向かうことにした。




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