オリ主は空に舞う   作:自由の魔弾

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クラス対抗戦です。新展開 来ます!


NO.15 介入者

時は流れて、今日はクラス対抗戦だ。生徒会の活動ばかりしていたせいか、日付の感覚がなくなっていて、いつの間にか当日になっていたわけだ。

 

(あぁー 流石に疲れたなぁ。どこの世界でも生徒会の活動はなんで大変なのかね・・・おかげで、アレの設計図が全然出来てないっての)

 

俺は今、インパルスの新たなシルエット作りの真っ最中なのだが、生徒会の仕事が多くてもう大変!という状況だ。

 

(しかし、もっと面倒なのはあの姉妹だよなぁ・・・)

 

そう。今、俺を一番疲れさせている原因は更織姉妹だ。生徒会の仕事なんかより疲れる。

 

(まったくあの姉妹は。いっつも俺の部屋に押しかけやがって。おかげで全然休まらないよ!いや、部屋に入るだけならまだいいよ。しかし、どうだ?飯を食べている時は「はい、あ〜ん」だの、俺がシャワーを浴びる時は「私も一緒に」だの、寝る時は「一緒に寝よ〜」だの俺の精神をすり減らすような事ばかりして来る始末!まぁ、シャワー以外は要望に答えてやるさ。もっとひどいのは寝た後だ。楯無さんは下着姿で俺のベッドに入ってくるし、簪は夜中突然起きて、俺の上に倒れこんでそのまま寝るのだ。おかげで寝れないんだよ。理性抑えるの大変なんだよ!)

 

熱く心の中で語っていると、今日の対戦トーナメント表がモニターに映し出されたのでみてみる。

 

(簪は・・・問題無いな。俺もフリーダムの調整手伝ったし。・・・さて、馬鹿を代わりにボコッてくれる奴は・・・二組の凰 鈴音(ファン・リンイン)か。たしか、中国の代表候補生だったよな。馬鹿を教育するには、ピッタリだな。さて!簪のところでもいくかな)

 

そうして、俺は簪のところに向かった。

 

 

 

ピットに向かっていると途中にある休憩所で、フリーダムの最終調整を終えた簪と会った。

 

「よう、簪。どうだ調子は・・・」

 

「うん、良い感じかな・・・」

 

この言葉から、簪が緊張しているのがよく分かった。少しフォローするか。

 

「簪は公式戦は初めてだっけ?」

 

「うん、だからちょっと不安なんだ・・・」

 

そう語る簪はとても弱々しく見えた。しょうがない・・・!

 

「大丈夫、心配するな」

 

そう言って俺は簪の頭を撫でて元気づける。簪はちょっと戸惑っていたが、すぐに俺の話を聞いていた。

 

「簪、自分を信じて。できると思えば、人間なんでもできるよ。それでも不安なら、俺が始まるまでここにいてあげるから。安心して、俺は簪ならできるって信じているよ」

 

「運命・・・ありがとう・・・」

 

 

 

簪を元気づけている間に、馬鹿と鈴の試合が始まっていたようだ。おそらく、鈴の方が優勢だろう。

 

 

 

 

その時、

 

ドガァァァァァン!!!!

 

途轍もない轟音がアリーナに響き渡った。同時に警報が鳴り響く。

 

「この警報って・・・まさか!」

 

「 運命?どうしたの・・・」

 

簪はあまり状況を把握していないようだったが俺はすぐに指示する。

 

「簪、落ち着いて聞いてくれ。この警報は非常事態宣言の合図だ。おそらく、誰かがここに侵入したんだろう・・・簪は生徒の避難を手伝ってくれ。ここは俺が抑える!」

 

「う、うん!分かった・・・」

 

そう言って俺と簪はお互いに走り出した。

 

 

ピットに着いた俺はすぐさま隔離されたアリーナの解除作業に奮闘していた。だが、既に80%ほど完了している。

 

(流石に強力なプロテクトだなぁ。ま、俺が作ったから解除するの簡単だけどね・・・)

 

そう、このプロテクトを作ったのは何を隠そう俺なのだ。生徒会の仕事という名目で学園内のあらゆる場所に設置させたのだ。

 

(このプロテクト、外部からの侵入を防ぐために許可もらってまで作った甲斐があるよな。ここまで強力だと・・・)

 

そう思いながら解除作業をしていると、いつの間にか画面に「解除完了」の文字が表示されていた。

 

「よし、解除完了!早くあいつを止めないと・・・」

 

そう言ってインパルスをフォースで展開し、アリーナへ向かった。

 

 

 

アリーナに出ると、侵入した黒いISと二人が戦っていた。しかし、状況は圧倒的に不利みたいだ。

 

(あの黒いIS、まだ生き残っていてくれたか。今、俺がぶっ壊してやる!!!)

 

俺はSEEDを発動させ、一気に黒いISの射線に割り込む。奴はビームを撃ってくるが、鮮やかにかわし、黒いISに襲いかかる。

次の瞬間、インパルスのビームライフルが火を噴き、ビームは正確にコアを貫くーーそう思われた。

 

一筋の光条が上空から降りそそぐ。一瞬ののち、ビームライフルから緑の閃光が迸った。だが、それは黒いISを灼くものではなくーーー

 

「なんだと・・・!?」

 

閃光が消えた時、俺は黒いISが無傷で残されているのに気づく。そして、ビームを撃ったはずのインパルスがビームライフルを大破させられ、使用不可能にさせられている事に。

俺はあわてて上空振り仰いだ。太陽を背に、舞い降りてくるのはーーー

 

俺は低く、そいつの名を唱えた。

 

「ーーーエクシア・・・だと!?」

 

そうして現れたのは、青と白のボディ、背部に太陽炉を装備し、七本の剣を操る格闘戦型の機体ーーーガンダムエクシアだ。

 

突然、奴から機械音が発せられた。

 

『これより、介入行動に移る・・・』

 

そう言ってエクシアは武力介入を始めるのだった・・・




更新、遅れました。ついにSEEDシリーズとOOシリーズのコラボ!やりたかった〜
今後も新展開、盛り込んで行きたいと思います。
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