オリ主は空に舞う   作:自由の魔弾

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学年別トーナメントです。


NO.20 最強 再び!

???side

ここはとある研究所。その指令室に一人の男の姿があった。

 

「彼の具合はどうですか?」

 

彼の名は枯野狂也。日本政府に属する数少ない男性議員の一人だが、彼にはもう一つの顔がある。各地で反女尊男卑思想を掲げ、活動を行なう“エルドラド”ーーその団体の、実質上の最高司令官がこの男なのだ。

 

「じきに、目を覚ますと思われます」

 

「そうですか・・・それはなによりです。目を覚まし次第、記憶の作業の方へ移りたいと思います」

 

彼はモニターを眺めながらふふっと楽しげに笑う。もう彼には、完璧な勝利しか見えていないのだ。

 

 

 

しかし、彼は一つだけ過ちを犯した事に気づかなかった。蘇らせる相手が“最強の存在”である事だと・・・

 

 

 

 

 

簪side

私の一回戦の対戦相手は

“織斑一夏&シャルル・デュノア”ペアだ。専用機同士のチームだけど、相手にとって不足は無い。聞いた話だと、ラウラさんは織斑君となにか因縁があるらしい。多分、私がデュノア君と戦う事になると思う。

 

(運命・・・私、頑張るからね・・・)

 

私は決心して、フィールドに駆った。

 

 

 

 

 

ラウラside

いきなりだが、私は織斑教官を尊敬している。あの人は私に「強さ」を教えてくれた。あの人が私を救ってくれたのだ。しかし、あの人の弟の織斑一夏・・・奴があの人の名前に泥を塗ったのだ。私は奴を許さない!絶対に!

 

「一回戦の相手が貴様とはな・・・待つ手間がなくなったわけだ」

 

「へっ!そっちこそ、負けても言い訳すんなよ!!」

 

お互いに挑発した後、フィールドは静寂につつまれた。そして試合開始のブザーが鳴ると同時に、私と奴は機体を駆った。

 

「「ぶっ倒す!!!」」

 

 

 

 

 

 

簪side

ブザーが鳴ると、織斑君とラウラさんが既に戦闘を始めていた。そして私もデュノア君と戦闘を始める。

 

「簪さん、悪いけど勝たせてもらうよ!」

 

「私だって・・・負けない!!」

 

私はバーニアを全開にして舞い上がる。デュノア君もライフルとマシンガンを連射してくるが、“フリーダム”の機動力の方がはるかに上回っていて、難なく避けられる。

 

「・・・そこ!」

 

私は高速移動しながらビームライフルの標準を定め、狙い撃つ。ビームはデュノア君の武装を正確に撃ち抜いた。

 

「うわぁ!!武装だけを正確に撃ち抜くなんて・・・でも、隙ありだ!!」

 

デュノア君はすぐに武装を展開して撃ってくる。でも・・・

 

「な、なんで!?ちゃんと命中してるはずなのに!」

 

“フリーダム”にダメージを与えるどころか、傷一つつけることすら出来ない。私は接近しながら答える。

 

「理由は簡単。この装甲は実弾を無効化するの・・・」

 

そう言いながら、私は五つの砲口を向ける。

 

 

 

その時、ラウラさんに異変が起きた。

 

「うぅぅあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

急に悲鳴をあげ始めたラウラさんを見て、驚愕した。なぜなら、ラウラさんのISがどんどん変形していたのだから・・・

 

 

 

 

一夏side

俺は戦慄した。今相手をしていたラウラのISが急激に変化していくのをただ、見ている事しか出来なかった。変化し終えたISを見た瞬間、気づいた。

 

「なんだよ・・・それは、千冬姉のもんだろうがぁぁぁぁあ!!!」

 

俺は無我夢中でそのISに襲いかかった。でも、そいつの太刀は限りなく千冬姉に似ていて、俺は一瞬にして返り討ちにあい、SEが0にさせられてしまった。

 

「一夏!!このっ!・・・うわぁぁぁあ!!!」

 

俺に続いて、シャルルもあいつにやられて、気絶しちまった。

 

「シャルル!!クソッ!俺は誰も守れないのかよ・・・」

 

そのまま俺は意識を失った。

 

 

 

簪side

あのISは止まる事なく、今度は私に襲いかかった。ビームライフルで応戦したけど、一撃も当たらない。

 

「そんな!?・・・当たらない!!」

 

正確に言うと、大剣でビームを切り裂いて消滅させていた。

 

(あんなの人間業じゃない・・・勝てない)

 

私が気づいた時には、刃が眼前に迫っていた。

 

(っ!不味い!!)

 

私はとっさにシールドでガードしたけど、衝撃に耐えきれずに吹き飛ばされた。

 

「きゃあぁぁぁぁぁあ!!!」

 

私は壁に激突した。けど、なんとか意識を保てているけど、もう動けない・・・

 

「うぅ・・・はぁ、はぁ・・・」

 

ぼんやりとあのISがまた襲いかかってくるのが見えたが、もう戦う気力も残っていない。

 

(ゴメン・・・運命、お姉ちゃん・・・私、もう・・・)

 

そう諦め掛けたとき、突然あのISが吹き飛ばされた。私は必死にその相手を確認した。確認したその瞬間、涙がこぼれた。

 

「・・・さ、運命?運命なの・・・?」

 

「あぁ、そうだよ・・・ってなんで泣いてるの!?俺、なんかしちゃった!?」

 

そこにいたのは、私を庇って死んだはずの金森運命だった。

 

「運命・・・わ、私・・・」

 

「待ってて、すぐに片付けるから・・・」

 

 

 

運命side

なんかとてつもなく、ヤヴァイ状況らしい・・・

 

(あれって千冬さんのコピーだよな。何だっけ?V、V・・・Tシステムだっけか?まぁいいや。さっきから頭がクラクラするから、一撃で終わらせるか!!)

 

俺は“フォース”のまま“エクスカリバー”を一本呼び出すと、ビーム刃の出力をかつてないほどまでに上げ始めた。

 

「これやるの、初めてなんだよな・・・さぁ集中、集中っと」

 

そう言っている間にも出力はどんどん上がっていく。そしてようやく限界まで上がった。

 

「待たせたな、偽物。早速で悪いがこれで退場願おうか・・・」

 

俺は刃先を偽物に向け、突きの体勢に構える。そして瞬時加速を使って一瞬で移動する。そして貫いた。なるべく怪我しないようなところを・・・ちなみに今、使った瞬時加速はいつもの3倍くらい速いやつだ。名前はえ〜っと・・・何だっけ?忘れちまった。ともかく速すぎて反応できないってこと。

 

「はぁ・・はぁ・・・ふぃ〜、終わった・・・」バタッ!!

 

俺はそのまま意識を失った。

 

 




やっと!!復活だぁぁぁああ!!!帰ってきた主人公ほど心強いものはありませんね♪
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