オリ主は空に舞う   作:自由の魔弾

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(オープニングBGM)

「お待ちかねの、魔弾の部屋だぜフゥウウウウ!!!今日はもう、テンションがおかしいんだぜイェアッ!!ゲストもいないことだし、このまま始めるyo!」


NO.34 知ってるか?女の子ってすっげえ柔らかいんだぜ?by運命

運命side

 

「え〜っと、ここで合ってるかな。ほら楯無会長、部屋に着きましたよ」

 

「し、死にたい・・・///」

 

入りが唐突すぎたのでついて行けない人もいると思うので、ここで今の状況を説明しておきます。

あれから僕は完全に腰を抜かした楯無会長を連れて歩けるはずも無いので、一旦、楯無会長を部屋まで送ったところです。非常に分かりやすい説明ですね。我ながらグッジョブ!

 

「アハハ♪何だったら「お姫様抱っこ」でも良かったんですよ?おんぶにしただけマシだと思って下さいよ」

 

「・・・それこそ恥ずかしくて死んじゃうわよ」

 

僕が少しからかうと、楯無会長は俯いてしまった。心なしか顔が赤くなっているようだが、何故だろう?そう言えばここまで来る時に、何人か生徒と擦れ違ったな。それの所為かな?

 

「会長さん、全然軽いからしても良かったんですけどね・・・。あ!楯無会長、部屋の鍵貸してくれますか?」

 

僕が部屋の鍵を貸すよう催促すると、楯無会長はあっけらかんとした様子で答えた。

 

「へ?部屋に鍵っているの?」

 

「聞いた僕がバカでした・・・」

 

なんて無用心なんだ、この人は。仮にも年頃の女の子が言うことじゃないだろう!自分が襲われる事も少しは考える必要が・・・・・無いな。この人、超人だし。つっこむのも面倒になってきた。

 

「んじゃ、お邪魔しま〜す」

 

楯無会長を背負ったまま、僕は部屋に入った。なんだかんだ言って、女性の部屋に入るのはどうも緊張してしまう自分が情けなく思う。

 

「へぇ〜・・・けっこう部屋は綺麗なんですね。もっと散乱してると思いましたよ」

 

「え!?ま、まぁね〜」

 

僕が部屋に入って思った第一印象がこれだ。綺麗に整えられたベッド、必要最低限の私物がまとまって置いてある。というか、ほとんど生活感が無い。

 

「あの、楯無会長?まさかとは思いますが、あまりこの部屋に帰ってきてないんですか?」

 

楯無会長をベッドに座らせた後、僕が唐突に質問すると楯無会長は急に視線を逸らし始めた。

 

「そ、そんなこと無「楯無会長」はい、そうです・・・」

 

少し圧力をかけると、あっさり白状した楯無会長。とはいえ、多少たりとも僕に責任があると思うし、いつまでもこのままで良い訳が無いので、僕は一つ提案をした。

 

「はぁ〜・・・仕方ありませんね。それではこうしましょう。僕があなたを出来るだけサポートします。普段の生活をはじめ、護衛も雑務も僕が手伝います。あなたも自分の護衛対象が近くに居ることは、かえって都合がいいでしょう?」

 

淡々と意見を申し上げる僕を、驚愕の表情で見つめる楯無会長。流石にここまで知ってると思ってなかったのだろう。

 

「なんで・・・あなたがそれを!?」

 

「僕だって馬鹿じゃありません。自分の置かれてる状況くらい、分かってるつもりです。クラス対抗戦の時の襲撃、タッグマッチの時のVTシステム、それで、臨海学校での“銀の福音”の暴走。これらは明らかに、何者かによって仕組まれた可能性がある。というか、ほぼ確実に仕組まれたと考えて間違えない。そして、それらの意味する事は「男性操縦者が狙われている」ということ。だから、楯無会長自らが護衛になる・・・といったところですか?」

 

「運命くん・・・もしかして記憶が?」

 

楯無会長が真剣に聞いてきたが、僕はさっきとは打って変わって笑顔で答えた。

 

「・・・って、全部織斑さんに聞いたことなんですけどね。僕自身、その記憶ってのも、まだ戻って無いですし」

 

そんな僕の様子を見て、楯無会長は渋々納得したようだ。

 

「・・・そうね。確かに今は、少しでもこちら側の戦力が欲しいのは事実だし、運命くんが味方についてくれるなら、これほどまでに心強いことは無いわ。運命くん、これからよろしくね♪」

 

そう言って、楯無会長は右手を差し出した。おそらく、握手なのだろう。

 

「はい!よろしくお願いします!」

 

僕も右手を差し出し、お互いにがっちりと掴んだ。

 

「それでね、早速なんだけど・・・」

 

楯無会長がモジモジしながら、僕に聞いてきた。いきなりお仕事のようだ。よし、ドンと来い!

 

「なんですか?僕に出来ることだったらなんでも言って下さい」

 

「あのね・・・マッサージをお願いできるかな?」

 

 

 

 

・・・・・・・・・はっ?

 

 

 

 

マッサージって、全身を揉みほぐして疲労回復させるアレのことか?だったら駄目だろう!こちとら思春期真っ最中なんだから!!

 

「あ、あの・・・それはその・・・」

 

「何でかしら?出来ることだったらなんでもしてくれるんでしょ?ね?運命くん、お・ね・が・い♪」

 

・・・逃げ道は完全に潰されたようだ。僕は諦めて、仕方なくマッサージをするのであった。

 

(後悔しても、知らないからな!!)

 

 

 

 

 

 

 

「じゃ、お願いね♪」

 

そう言って、楯無会長はベッドに横になった。なんだかんだ言って、美少女である楯無会長が僕の目の前で寝そべっているこの状況では、意識せざるを得ない。

 

「僕だって男なんですから、あまり無防備なこと言わないで下さい」

 

「え〜、なんで?運命くんなら何されても良いのにな〜」

 

「・・・からかわないで下さい」

 

そんな僕を見て、悪戯な笑みを浮かべる楯無会長。普通の男なら、本気じゃないと分かっていても、意識してしまうだろう。実際、可愛いし。

 

「それじゃ、いきますよ?」

 

マッサージと言っても、専門的な知識を持っているわけでもないので、無難に腰のマッサージを始める。

 

「んっ・・・結構、上手いわね。どこかでやった事あるのかしら?」

 

「いえ、そんなこと無いですよ。今も手当たり次第やってるつもりなんですけど・・・んしょ」

 

「んぁ・・・き、気持ちいい・・・ふにゃ〜」

 

なんだろう?楯無会長が小動物みたいに思えてきた。体柔らかいし、すこし強くすると声が漏れるし。16歳の男の子には、ちと厳し過ぎたのではないだろうか?

そんなことを考えていると、楯無会長が振り返って僕を呼んだ。

 

「ねぇ、運命くん?」

 

「え?なんですか、楯無会長?」

 

しばしの間、見つめ合う楯無会長と僕。静寂が僕の鼓動を加速させていく。が、それは楯無会長がふいに笑いだしたことにより、おさまった。

 

「ウフフッ・・・何でもない♪」

 

わ、わけが分からん。僕には女の子が理解出来ないようだ。

 

「んじゃ、続きよろしくね♪」

 

(まだやるのかよ・・・)

 

内心で後悔しながらも、結局解放されたのは夜の8時だった。

 




「後半戦突入だぜイェアッ!!ゲスト無しの時は、質問とかを募集するyo!感想のところに書いてくれるとありがたいゼァッ!
それでは次回の魔弾の部屋にlet’sエスケープ!」
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