オリ主は空に舞う   作:自由の魔弾

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NO.3 「衝撃」の名の元に

私は驚きを隠せなかった。恐らく、管制室もそうだろう。なぜなら、彼の姿がさっきまでとは違ったからだ。そして、マスクの先の彼の瞳からハイライトが消えていた。

 

「なるほど、本気って事ね・・・受けて立つわ!!」

 

私はそう言って攻撃を再開した。

 

 

俺は光に包まれた後、自分の姿をみて不思議な気持ちになった。なんというか、驚きと嬉しさが混じった感じだった。

そこに居たのは鮮やかな青、赤、白のMS・・・ではなく、ISだった。背面に大型ウイングスラスターと新たにビームサーベルを追加した高機動戦用バックパック「フォースシルエット」を装備したインパルスだった。さらに俺は今「SEED」を発動している。そのおかげで相手の撃つ弾丸の軌道が全て見える!

 

(ビームライフルが使えない以上、接近戦で決めるしかない!!)

 

俺はいっきにスラスターを全開にして接近した。さらに瞬時加速(イグニッションブースト)を使い相手の射線から消え、背後にまわる事に成功した。同時にビームサーベルを抜き、光刃をきらめかせて切りつけた。

 

「くぅっ・・・!」

 

楯無さんの声に苦渋の色が滲む。

 

「これで・・・ラストぉぉぉお!!!」

 

インパルスはそこで動きを止める事なく、複雑な舞いのようになおも二本のビームサーベルを振るう。縦横に弧を描いた光の刃がブレードを、サブマシンガンを、胴体をほとんど同時に切りつけ、吹き飛ばした。

そして楯無さんのSEが0になり、試合終了のブザーが鳴った。

 

その頃、管制室では試合結果について、個々で話していた。

 

「まさか、金森君が楯無さんに勝ってしまうなんて・・・」

 

「あぁ、あいつの能力がそれほど高いという事だな。しかし、問題はこれからだな。世界中であいつをスカウトするはずだ。なかにはどんな手段をつかってでも引き入れようとする国も出てくるかもしれん。学園でも対策を考える必要があるな」

 

 

 

 

 

「楯無さん、大丈夫ですか!?」

 

俺はすぐに楯無さんの近くに行った。

 

「えぇ、まぁね。あなたって強いのね、惚れちゃったかも♪」

 

「何言ってるんですか。・・・それに俺は強くなければならないから・・・」

 

「ん?何か言ったかしら?」

 

「いえ、それよりはやく行きましょう。千冬さんに呼ばれてますから」

 

「・・・そうね。行きましょうか」

 

そう言って、俺たちは管制室に向かった。

 

 

 

 

 

管制室に行くと、とても慌ただしかった。

 

「どうしたんですか?織斑先生?」

 

楯無さんが聞いた。俺はこの空気で大体わかった。

 

「あぁ、二人ともご苦労だったな。いや、今の試合をみて、

各国が金森のことを欲しがっていてな。金森にもスカウトの話がくると思うが、まあ無視して問題無いだろう」

 

「はぁ、そうですか・・・」

 

「とりあえずデータは取り終えたので、今日は自室で休め。金森の部屋番号は1026室だ。更識、連れて行ってやれ」

 

「分かりました。行こう、運命君!」

 

「そうですね。では、失礼します」

 

そう言って俺は管制室を出た。

 

 

 

 

「ここが君の部屋ね」

 

案内されたのは寮だ。そして俺は今とある一室の前にいた。

 

「一人部屋だから好きに使っていいわよ」

 

中に入るととても広くて、設備も揃っていて高級ホテルの一室のようだった。

 

「うわっ!?この部屋本当に一人で使っていいんですか?」

 

「えぇ、持ってた荷物と指定の制服は机の上にまとめておいたわ」

 

「あっ、本当だ。ありがとうございます」

 

「どういたしまして。それじゃ、もう行くわね」

 

「え?どこにですか?」

 

「生徒会室よ。これから書類まとめないといけないの」

 

(そういえばこの人、原作だと仕事サボりまくってるんだったっけ。しょうがない・・・)

 

「仕事、大変なんですか?」

 

「そりゃあもう。だからあなたが入って「いいですよ。」え?」

 

「生徒会、入っても・・・」

 

「いいの?本当に入ってくれるの!?」

 

「だから!さっきからそう言っ「ありがとう〜〜!!!!」うわっ!?」

 

そう言っていきなり抱きついてきた。ぐっ!き、キツイ・・・

 

「わ、分かりましたから離れてくださいっ!!!」

 

「んもう!しょうがないわね・・・」

 

やっと離してくれた。あぁ、死ぬかと思った。

 

「そうと決まれば、今すぐ行こう!ほら、はやく!」

 

「うわっ!?分かりましたから引っ張らないで〜〜!!!」

 

こうして俺は生徒会に入ったが、楯無さんが仕事しなかったため、全部終わるのに10日もかかった。

 

 

そして、時は過ぎ4月になった。俺はめでたくIS学園入学しました。




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