ベル君が女の子なのは間違っているだろうか   作:東雲シオン

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処女作です、作者はダンマチのアニメしか知らないので
間違ってるところなどは勘弁してください


1話 英雄に憧れる少女

「おじいちゃん、いってくるね」

少女は墓石に向かい短くそれだけ言うと

墓石に背を向け歩き出した。

少女が目指すのは様々な冒険者の渦巻く地

 

「迷宮都市オラリオ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

少女は今途方に暮れていた、オラリオに朝早くにつき早速冒険者登録しようと思いギルドに行くとファミリアに入らないといけないということをギルド職員のエイナさんに聞きさらに探索系ファミリアの名前と場所を教えてもらったのだが、まさかの全滅だったのだ。

朝オラリオについたときはテンションが高かったベルだが今は物凄く低かった。

 

「はあ、もう夜かどうしよう…」

 

オラりオに来てすぐにファミリアに入るために駆け回っていたためベルは宿すらとっていなかった、いつの間にか辺りは真っ暗で酒場が冒険者などによってにぎわっていた。

 

「取りあえず、ご飯食べようかな」

 

ベルはそうつぶやくと近くにあったお店「豊穣の女主人」に入った、店員に案内され注文したものを食べていると、隣の席にいた朱髪の目の細い女性にベルは話しかけられた。

 

「兄ちゃんそんな暗い顔してどうしたん?」

 

ベルの格好は朝早くから駆け回っていたのとオラりオまでの道を野宿しながら歩いてきたため服はボロボロ、さらに髪はボサボサになっていたせいで男に間違われていた。

ただ今のベルはそれを指摘するほど元気が残っていなかった。

 

「実はボク、冒険者になりたくて田舎から出てきたんですけど、どこのファミリアに行っても入れてもらえなくて。」

 

「そうやったんか、兄ちゃんは何系のファミリアに入ろうとしとったん?」

 

「探索系ファミリアです。」

 

隣にいた女性は「う~~ん」と言いながら考えるそぶりをした後にこう言ってきた

 

「なら兄ちゃんウチのファミリアに入るか?」

 

ベルは一瞬その言葉の意味を理解できなかったが直ぐに声を出す

 

「か、神様だったんですか!?」

 

「気づいてなかったんかいな…せやで!ウチは神や!ほんで、どうする?」

 

入りたかったが全滅だったファミリアに入れるのだ、ベルは驚きながらも嬉々として返事をする。

 

「ぜ、ぜひおねがいします!」

 

「よっしゃ!ほんならとりあえずうちらのホームに行こか!」

 

「はい!」

 

そしてベルは酒場を出ると朱髪の女神に連れられ、これから自分の入るファミリアのホームへと向かった。その道中、ふと気になったことを女神に尋ねる

 

「そういえば、神様のお名前ってなんて言うんですか?」

 

その言葉に女神は先程よりも呆れたような表情をして、

 

「それもわかってなかったんかい…。結構有名やと思っとたんやけどなあ…ウチの名前はロキや!せやから自分が入ることになるのはロキ・ファミリアっちゅーわけや。そういや自分の名前聞いてなかったな、自分なんて言う名前なん?おーい?…聞いとるかー?」

 

ベルはあまりの衝撃に固まっていた、ロキ・ファミリアといえばオラりオにおいて現在2強と呼ばれているファミリアのウチの1つだからだ。

 

「まさかロキ・ファミリアって、あのロキ・ファミリアですか? 」

 

「…?何が言いたいんかわからんけどオラリオにロキはウチしかおらんで?」

 

「え…ええぇぇぇぇぇええ!?」

 

まだ少し騒がしい夜の中ベルの声が木霊した

 

「さて、ついたで、此処がうちらのホーム「黄昏の館や」!」

 

ベルが落ち着いた後軽く自己紹介をし、雑談をしながら歩いていると見えてきたのはお城のような建物だった。

 

「うわぁおっきいですね!」

 

「んふふ~せやろ~」

 

「まあそれはいいとして、今からベルには入団試験を受けてもらうで!」

 

「…えっ⁉そんなのあるんですか⁉」

 

「大丈夫やって軽い面接みたいなもんやから、ほな行くでー!」

 

歩き出したロキにベルは再びついていく

ロキは館に入ると直ぐに近くにいた人に声をかけ人を呼んでくるように頼んだ

そのあとベルはロキに連れられロキの寝室に来ていた。

ロキの部屋に入って少ししてから扉がノックされ小人族の男性とエルフの王族である

ハイエルフの女性が入ってきた

 

「ロキ、急に呼び出して何の用だい?」

 

小人族の男性はそういいながら入ってきた。

 

「おお、フィンにリヴェリア急に呼び出してすまんかったな、実はなこの子をファミリアに入れよう思ってな面接するために2人を呼んだんや」

 

入ってきた2人が成程というふうに頷くと自己紹介をしてきた

 

「僕はフィン・ディムナ。このロキ・ファミリアの団長を務めている。世間では【勇者】なんて大層な名前で呼ばれているよ、気軽にフィンと呼んでくれ。そしてこっが…」

 

「私はリヴェリア・リヨス・アールヴ。このロキ・ファミリアの副団長を務めている、二つ名は【九魔姫】だ。私のことはリヴェリアでいい。」

 

「べ、ベル・クラネルです!」

 

「そんな緊張せんでええで、さっきもいったけど軽い面接みたいなもんやから、取りあえずこの3人が試験官や、ほなはじめよか!」

 

ベルが緊張しながらも「はい」というと面接が始まった

 

「さて、じゃあ質問だ」

 

まずフィンから質問してきた。

 

「ファミリアに属する以上、僕らは皆家族だ、互いに競い合ったり、助け合ったり共に成長していく仲間となる。そこまではいいかな?」

 

「はい」

 

「ならその仲間が死にそうな時、命をかけて守りに行けると誓えるかい?自分の命と仲間の命。それを同等のものとして扱い、自分の命を仲間に託し、仲間の命を自分が背負う。そんな覚悟が君にはあるかな?」

 

それは、重い質問だった。誰しも、自分の命が1番大事である。その命を背負い、託すとなれば普通は少しでもためらうものである。だが、その問いにベルは

 

「はい、あります」

 

と、何の迷いもなく即答された。

流石に即答されるとは思っていなかったのか、フィンはロキへと視線を向ける。ロキはただ頷くだけだったが それはつまり、ベルの言葉が嘘偽りのない本心であることを示していた。

 

「…なぜ、そんなに迷いがないのか聞かせてもらえるかな?」

 

「えっと…夢、だからです」

 

「夢?」

 

「はい、ボクの夢は【英雄】になることなんです」

 

そういったベルの目は真剣そのものだった、一瞬笑いそうになったロキもベルの目を見ると直ぐに真剣な表情になった。その話を真剣に聞いていたフィンは「続けて」という

 

「えっと【英雄】になりたいっていうより家族を守りたいんです、ボクの両親はもの心着いた時にはすでに他界していました、だからずっとお爺ちゃんと2人で暮らしていたんです、でも1年前お爺ちゃんと出かけている時に、モンスターに襲われたんです、お爺ちゃんはボクをかばって、モンスターと一緒に谷に落ちてしまいました、ボクが強かったら、ボクがあの時お爺ちゃんを助けられるくらい強ければお爺ちゃんは死なずに済んだかもしれないんです。もうボクはあんな気持ちになりたくない、だからボクは皆を、大切な人達を守れる英雄になりたいんです!」

 

「…なるほどね」

 

「す、すいません、何にもできないのに偉そうにいって…」

 

「そんなことはないよ、いい夢だ大切にするといい」

 

「ベルはめっちゃええこやなあ」

 

ロキとフィンに褒められベルは顔を赤くして照れた

 

「ロキ、リヴェリアどうかな?僕としては問題ないと思ってるんだけど」

 

「私も問題ないと思うぞ」リヴェリアが頷きながらそういう

 

「ほな決まりやな!これからベルはロキ・ファミリアの一員や!よろしくな!」

 

ロキが満面の笑みでそう言うと、ベルが目を輝かせながら元気に返事をする。

 

「はい!よろしくお願いします‼」

 

こうしてベルはロキ・ファミリア一員となった

 

「2人ともありがとうな~!もう部屋戻ってええで」

 

そういうとフィンとリヴェリアはそれぞれ自室へと帰って行った

 

「さて、ベル早速やけど「神の恩恵」を刻もか!」

 

「はい!お願いします神様!」

 

「ほな上着脱いでな」

 

「え」ベルはそれを聞き思わず固まってしまう

 

「どうしたんやベル?はよう脱ぎぃ」

 

「ど、どうしても脱がなきゃダメですか?」ベルが少し涙目でロキに聞く

 

ドキッ

(なんやこの子男やのにごっつ可愛ええわあぁ)ベルの涙目&上目ずかいに

ロキは思わずドキッとしてしまった、落ち着くために一度咳払いしてからロキは言う

 

「ダメやな背中が見えんと「神の恩恵」が刻めんからな」

 

「うう、わかりました」

 

ベルが観念して上着を脱いだ瞬間ロキは思わず変な声を出してしまった

 

「へ?」

 

「べ、ベルって女の子やったんかあぁぁぁぁああ⁉」

 

その夜黄昏の館にロキの叫び声が響いた

 




まさかのロキがベルが女だってことにきずかないっていうね


思った以上に難しくて上手く書けなかったです。
でもこれから上手く書けるように頑張ります!
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