どうも慣れない肉体労働系の仕事で体の節々が痛すぎる、体の歳を感じるノリさんです。
さて前回の閑話の続きではありますが、、読む前に注意点を
・不適切な表現が多く含まれるかもしれません
・文字数は今までの中でトップの多さです
これらが大丈夫な方のみ、お読みください
注意書きはちゃんと読んで、大丈夫って方ですね?
それでは本編をどうぞ!
~ 夜 仁の部屋 ~
結局見つからなかった。何かあったのだろうか。
マリーさんに連絡をしても返事は来ない。
一応初めて連絡を送ったので名乗っておいたが全く既読すらつかない。
まぁ、偶に俺も一日触らない時もあるし、おかしい事でもないのかもしれないけど、なんかあの・・・・・宇佐見蓮子?だったっけ?あの子と一緒に行動してると危なっかしい事に巻き込まれてそうでなぁ。
♪~~~~~~♪
これは電話か。メールじゃないしな。
「もしもし?」
『もしもし、俺だ』
「詐欺は間に合ってます」
『オレオレ詐欺じゃねーよ‼』
「で、何だよ。わざわざ夜に電話なんて、穏やかじゃねーな」
『本当に穏やかじゃなんだって‼お前、駅前の病院ってわかるか?』
「わかるけどさぁ、なんだよ、お前俺に駅前今から行けってか。面倒だなぁ」
『来てくれれば分かる。マジでやばい事になってるから‼なるべく早く来てくれ。何か手土産もってとにかく行くんだぞ!いいな‼』
「わかったよ。じゃな」
何事だよ。はぁ、この時間から外に出なきゃならないなんてめんどいなぁ。
ましてや病院か・・・・・。はぁ、もう一回風呂に入り直さなきゃいけないなぁ。
***********
~ 駅前の病院 ~
夜に病院に来たのなんて久しぶりだ。
初めて夜の病院に来たのは家族を失った事故の時以来だろうか。
一応の検査とかって言って病院に連れてこられたんだっけ?
元々病院は嫌いだけど、あれ以降特にいかなくなった。
なんか病院の薬臭さとかがダメになったのか、死を感じてしまうから、思い出すからダメなのかはわからないけど、本当にダメだ。
「って手土産持って病院来いなんて穏やかじゃないな。あいつとうとう先輩ボコられたのか・・・。ここだな」
そういや何処に行けばいいんだ?受付にでも聞くか?
「なんでアンタがここに居るのよ?」
ん?
「お見舞いに来てくれたの?わざわざありがとう」
んんんん?」
「なんでマリーさんも宇佐見さんも手とかに包帯巻いてるんだい?」
「なんでこの部屋に来たのよ・・・・」
「あれ?仁君?私達のお見舞いに来てくれたんじゃないの?」
「俺は亮から連絡を貰って・・・・ってまぁいい。二人とも怪我したみたいだけど大丈夫か?」
「うん、一応二人とも大きい怪我はして無いから大丈夫だよ。蓮子は少し打撲できちゃったけどね」
「メリーはもっと酷いでしょ。打撲以外にも刃物で切りかかられて腕刺されちゃって、少し縫ったんだから」
「そうか・・・・。あ、これバナナ。良かったら食ってくれ」
「わ~、ありがとう。お腹減ってたから丁度よかった。じゃバナナさっそく貰うわね。蓮子は?」
「じゃあ、私もバナナ」
「はい。本当にありがとう、ちょっと仁君がいた時にはびっくりしたけどね」
「何があったんだ?」
「それは私が返事するよりも蓮子に説明してもらったほうが良いかな」
「そうか・・・・。で、何があったんだ?」
「・・・・・・・・・・・・」
「蓮子、わざわざお見舞いに来てくれたのにそれは失礼でしょ?」
「そうだけど・・・・・」
「無理に話したくないなら話さなくていい。そこまでして聞くつもりはないし、まぁ、気が向いたらでいいさ」
「やっぱり優しいね」
「そんな事はない。俺は俺のやりたいようにやってるだけ。周りの事なんて考えてないただの迷惑な奴だろ。ってやっぱりってなんだ」
「素直じゃないなぁ」
「これが俺の本音だから俺は素直だよ。さて、なんか穏やかな感じじゃない事があったみたいだし、今夜は俺の家に泊まっていくといい」
「そこまでして貰ったら悪いよ」
「今更気にすんな。それに俺腕っぷしには多少の自信はあるから何かあっても安心しろ。そして俺は怪我人に襲いかかるほどド畜生じゃないから安心してくれ」
「この前も手出ししなかったもんね」
「言っとくけどヘタレではないからな」
「ヘタレね」
「蓮子もそう思う?私もそう思う」
さんざんな言われようだなぁ、おい!
**********
~ 仁の部屋 ~
帰ってきて、二人に風呂と小さくなって着れなくなくなったスウェットなど貸して温かいお茶を飲んでいるが・・・・・。
自分が原因とはいえ何でこんなことになってんだか。明らかに危険な事に首突っ込みに行ってんだよなぁ。
「んで、話してくれる気になったか?」
「さすがにここまでして貰っているのに、何も話さないほど私も礼儀知らずじゃないから話すわ」
「蓮子・・・・・」
「じゃあ、聞かせて貰おうか。何でそんな怪我するような事になったのか」
「この間のこの部屋に来た時は私達の方は大した情報なんて持ってなかったの。でもなぜか情報をくれる匿名のメールが来てたからそれをネタに情報を貴方から引き出せないか考えたの。多分、少し焦ってたのもあったと思うから乱暴な感じになったけど。案の定、上手く貴方から情報は得られなかった」
「なんで焦ってたんだ?」
「一つ目に情報をくれてたメールが一向に届かなくなった事で調査が進まなくなった事。もう一つは今回の廃校の件を調べるようになってから、私たちの家に脅迫文みたいなものが届くようになったの。それでメリーが変に怖がっちゃってね。早めに解決させようと思ったのよ」
「だって帰ってきたら新聞の切り抜きとか赤い文字で『手を引け。じゃないと殺す』って書いてあったら怖いわよ」
「そりゃなぁ。誰だってびっくりするだろ」
「話を戻すわ。であなたの部屋からボロクソ言われて帰ってる途中にメールが来たの。近日中に重要な情報をやるからとある喫茶店に来いって」
「ってあの喫茶店か?」
「そうだよ。私と仁君があの話してた喫茶店」
「何を話してたのかは気になるけど置いといて、で、今日の朝に『今日情報を渡す。時間はいつ渡せるかわからないから、今日一日は指定した喫茶店にいろ』ってね」
「そうか。で?その後は?」
「メールの送り主に場所変更を言ったら、二十一時に駅前の裏通りの中華料理屋の前に来いって言われたから、時間通りに行ったわ。そしたら『店の前の鉢植えの裏に封筒があって、それの情報があるから持って行け。帰る時には気をつけるよう』って。で、気をつけて帰ろうとしたら黒い格好でマスクとかサングラスした四人組に襲われて・・・・」
「そうか。で、その後は?」
「襲われてる途中にあの喫茶店のマスターが買い物帰りだったのか、助けてくれたから逃げたのよ」
「で、病院に駆け込んで治療を受けたと。そこんとこはしっかりしてんなぁ。まぁ、いいや。で、封筒は?」
「ここにあるわよ。でも貴方には見せな・・・」
「蓮子?」
「いなんて事はもう言わないわよ。さすがにここまで来たらそんな事も言ってらんないし」
「じゃそれ見る前に。宇佐見さんに二つほど確認良いか?」
「何かしら?」
「その封筒を取る前に駅前辺りで誰かと会ってないか?」
「ん~、まぁ、この間の飲み会の四人とは会ったけどそれ以外には特に何もないかしら」
「それは俺と君と初めて会ったあの時の飲み会か?」
「そうね。でも初めてじゃないわよ。ちゃんと対面して話した事もあるもの」
「え?まじで?」
「本当よ。まぁ、それは置いといて。後何を聞きたいの?」
「あぁ、もうこの際だから聞くけどそのメールの主から今までそんな情報を貰った?」
「女の子が死んだ時の状況の事が細かく書いてあった物とか、廃校舎の噂とその女の子の事件が関わってる事とか・・・あとは最近噂になってる学生風俗の記事とかかな」
「学生風俗?」
「うん、なんか気が付いたら逃げられなくなって、いやいやだけどそう言った事する娘がちらほらってね」
「見せて貰っていいか?」
「いいわよ。メリーよろしく」
「はい、これ。今あるのはこれだけ」
「蓮子さんじゃなくてマリーさんが貰ってたのか?」
「そうだよ。ある日から急に来てびっくりしたの。なんで私に来たのかな?」
「それは・・・・・まぁ、とりあえず先に読むよ」
これは女の子の死亡状況を記録した書類。これは当時の殺人じゃないかと言っていた記事のまとめ。これは学生風俗の記事やそれに関する物。
正直、これだけの情報を集めるのは相当難しいよな。
「で、何かわかったのかしら?」
「うん?あぁ、俺の持ってる情報と合わせるとね。その封筒の中身は予想が付くかなぁって」
「本当に?」
「それは・・・ね。じゃあ開けて見てみようか」
「わかったわ。私が明けるから」
蓮子さんが明けた封筒の中身が俺の予想した物ならこの件の事ははっきり見えてくる。
「これはいつも通り書類と・・・・赤のマスコットのキーホルダー?」
「わぁ、懐かしい。このマスコット昔流行ったんだよね。赤青緑の三色あって仲のいい友達と一つずつ持ってお揃い‼みたいな」
「へぇ、そうなのか」
「メリー‼この書類‼」
「えっ⁉これってどういう事?」
「どれどれ・・・・あぁ、やっぱりね。そうなっちゃうよなぁ」
「何かわかったの?」
「残念ながらね。まぁ、確認をとらないといけないから今は話せないけどさ」
「何よそれ。いいから話しなさい」
「悪いけどこれは今は話せない。明日には話すそれでその・・・・・二人は今危険な状況にあるんだけど頼みたい事がある」
「私は協力するよ。色々お世話になったしね」
「私も気になるわ。それでこの件が解決するならね」
「もしやるとするなら解決する。やらないとなったらそれでお終いだ。この件は迷宮のままさ。まぁ、やる事にはなると思うけどな」
「で、何をするのよ」
「じゃあ、頼みたい事を言う。聞き漏らさないでくれ。まず・・・・・・」
明日、俺はきっと後悔するかもしれない。
隠し通して今までそれでやってきた物を俺わざわざ掘り起こしてめちゃくちゃにする。
でも知った以上俺はやるしかないだろう。きっとそれを望んでいるはずの人間がいるから。
話し終わった後、二人は俺のベットで、俺は床で寝た。体が痛い。
*************
~ 夕方 喫茶店 ~
「はぁ、しんどい」
「何か大変なのかい?」
「まぁね。そういやマスター、知り合い助けてくれたんだよな。ありがとう」
「あぁ、あの女の子たちか。いや、状況的に助ける以外にないですよ」
「マスターは良い人だな」
「よしてください。そんなんじゃないですよ。いろいろ経験したらこうなってしまったってだけですから」
「そうか・・・・。なぁ、マスター。良いのか?」
「?何かしようとしてるなら、それが間違ってないならやればいいじゃないな。ましてや、自分のしたい事やしなきゃ気が済まない事ならやって後悔したほうが良いと思いますよ。もちろん、やっていい事と悪い事の分別はあると思うけどさ」
「そっか。じゃ、これお代ね」
「はい、いつも通り。後仁君ポイントカード溜まったから、次回は飲み物とデザートはサービスだよ」
「お、ありがたいなぁ。・・・まぁ、また来るよ。すぐにでもね」
「ありがとうございました。またのご来店をお待ちしてます」
カランコロンカラン
また・・・か。そうだな。また行きたいと思うから行く。やりたいと思ったからやる。
これは俺はそういう人間だからしょうがないか。
「もしもし予定通りやるからよろしく。亮には俺から連絡しておく」
始めましょ、こんな事するつもりじゃあなかったけど、こうなったからにはしょうがないよな。
だって・・・・仕掛けたのはあっちだからなぁ。遠慮なく、容赦なくやらせてもらおう。
*********
~ 二十一時 廃校舎 二階 教室の一室 ~
「何だよ。こんなとこ呼んでさ」
「しかもこんな時間に入ってきて大丈夫なんですか?」
「そうそう、おまけによりによってここってねぇ」
「そうだよ。・・・・ここっってさ」
「俺は仁から四人を連れてくるように言われただけだから何をするのかわからないよ」
ガラガラ
「中島浩太、鷲谷鉄平、芦谷愛海、白波真奈美。逃げずによく来てくれた。今日は俺の話を聞いてもらうために君たちの母校であり、君達の関係が始まったこの校舎に来てもらった。亮は帰っても良いし、このまま残って立会人になってもどっちでもいいぞ」
「じゃ、俺は残るよ。ここまでして帰りますは気持ち悪いしね」
「鷹崎仁君だよね。何をいきなり言ってるんだい?」
「全くだぜ。こっちは飲み会なくして来てるんだぞ」
「それはまた女の子をあの人の所にでも届けるためかな?」
「なっ⁉」
「何を⁉」
四人の顔色が一気に変わったな。さて、ここから俺のステージかな。
「さて最初に結論を言うと、この廃校舎の幽霊の基になった女子生徒の死亡、最近噂される学生風俗、そして宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンを襲った3つの件これらは全部関係がある」
「そしてこの事件の犯人は君達四人全員だよ」
「「「「⁉」」」」
何でこんな事になってるんだろうなぁ。
「さて、最初から説明して行こうと思う。ます中島浩太。君の家は親父さんは四年前に亡くなったみたいだけど、相当借金抱えてたみたいだね。おまけに生前はツケで風俗に通っているみたいじゃないか」
「・・・・・・・」
「しかし、そんな状況なのに大学に通えるのが不思議なくらいだ。何かやばい事してるんじゃないの?」
「そんな事はしてませんよ」
「ほんとかなぁ?まぁ、続き。鷲谷鉄平、君は中学時代までに相当やんちゃしてたみたいだね。こわいお兄さんみたいのにお世話になった事もあれば、何回か警察のお世話になってるみたいじゃないか」
「まぁ、若気の至りってやつだよ。何か悪いか?」
「悪いは悪いけど、君のはある意味質が悪いかな。そしてそこの女二人は親がいないうえに、義理の親の商売柄か知らないけど、多分中学時代から風俗店で働かされてるよね。まぁ、襲われたりもしたんじゃないの?」
「なんでそんなこと聞いてくるのよ‼」
「事実だろう?」
「・・・・・・・・・・・・・・そうだけど・・・・・・・・聞き方ってものがあるでしょう!」
「ねぇ、仁君こんなことやめようよ」
「そうだなぁ、正直俺には何の被害もないからやめても良い。廃校舎の噂の真実を知れたらそれで十分だからな」
「それなら・・・・」
「だが辞めないし、辞めるつもりもない」
「なんでだよ‼」
「それは君達が今を生きている女に手を挙げた加害者になったからだ‼それに俺にだって近々手を下すつもりだったんじゃないのか?」
「それは・・・」
「おい浩太‼」
「さて、話を続けよう。そんな四人が偶々同じ学校に集まった。その経緯なんてどうでもいい。社会的に後ろ暗い事がある四人はそれぞれの事を知った時近い物を感じたからか、お互いを支えあう大学前続く関係になりました。まぁ、それだけ聞くとちょっとしたいい話かもしれないが、いろいろ間違え過ぎたね」
「なぁ、仁。さっぱり話が見えてこないんだけど」
「亮、これからわかるからさ、とは言っても長々と話してもしんどいからざっと行くぞ」
「お願いやめて」
「白波真奈美、そう願ってももう遅い。んで、まず一つ目。これはこの廃校舎の幽霊の噂のもとになった君達の同級生の女の子。彼女が亡くなるなる原因は君達にある。そして、その事が今になっても後を引いている事。二つ目に最近噂になってる学生風俗の噂も君達が原因であると言う事。三つ目に廃校舎の幽霊を調べていた二人の女に手を出した実行犯が君たちって事だ」
「何言ってやがる!いい加減にしろ!」
「落ち着け鉄平‼君もいい加減にしろ!これ以上出鱈目な事を言うなら帰らせてもらう」
「なら何でそんなに青い顔して帰ろうとしてるんだい?・・・まぁ、それなら俺は持ってる情報を持って警察に行くだけだからそれでもどうぞ。わざわざこんな事をしているのは意味があっての事だ」
「その意味って何なんだ‼」
「知りたきゃ黙って聞いてろ、アホンダラ‼」
「「「「「⁉」」」」」」」
あぁ、イライラすんなぁ。・・・・・・・・・って、落ち着かないとな。
「ふぅ、さ。話を続けよう。まず最初に三つ目の事からサクッと話そう。まぁ、これは簡単。警察に被害届を出せばあっという間に証拠を見つけてくれるでしょう。周辺の監視カメラか目撃者の情報を集めたらわかるでしょ」
「そんなの証拠にならないな」
「どうだろうね。さてここから本題。まず第一に女子生徒の死んだ理由が君たちにあったという訳だけど。恐らく四人とも彼女の事は知っていて、それなりに途中までは仲良く遊んでいたんじゃないのか?」
「そうよ、私、真奈美があるきっかけで仲良くなって、そのつながりで鉄平や浩太とも仲良くなって偶に遊んでいたわ。良い娘だったわ。人見知りだしオドオドしてるけど芯はあって、優しかった」
「だろうね。その彼女に日記がここにある。この中には中学生活が始まってから、君達と仲良くなって嬉しかった事、君達の事情を知ってしまってから何かできないかと苦悩している事、その他諸々が書かれていた。自分のお小遣いを使って流行りのマスコットのキーホルダ―なんかを買って渡したのも彼女なりの応援だったみたいだな」
「そうだったのね・・・・・知らなかったわ。なくしちゃったけどね」
「私は今でも赤の持ってるよ。なんか手放せなくて」
「さて、では何で彼女が死ぬ事になったのか。それは彼女の悪意なき告白から始まったんじゃないかと推測する。死ぬ前の日の日記には
『今まで何も知らないふりで仲良くしてきたけど、みんな私が知らないと思って仲良くしてくれるけど、私はまだ四人の中には入れていない。だから、怖いけど、本当に仲良くなりたいから、勇気をもって彼女たちの秘密にしたかったものに踏み込もうと思う。多分間違いなのかもしれない。でも、私はみんなと本当の友達になりたいから。やっぱり怖いけど、今度こそ本当のお友達になりに行く‼明日は上手くいきますようにってお祈りしながら眠る事にする、おやすみなさい』
と書いてある。この文面から次の日にきっと君たちの秘密に触れて来たんだろう。まぁ、どういった会話になったかは君達しか知らないから何とも言えないけどね。まぁ、きっと口論になったんだろう。それで揉み合いになった結果彼女は窓から落ちて死亡。その日の夜に心配して迎えに来た父親が花壇で遺体を発見して、通報。で、後は事故扱いで処理されて終わりと」
「でもそうだったとして証拠はないよな。だってほとんど想像じゃないか」
「ここになぜか当時の警察の実況見分とか資料がある。当時はまだ甘いとこはあったかもしれないが、俺の見る限り、これは事件と断定して捜査が始まってもおかしく無いほどにはちゃんと調べれられているよ。父親の靴以外の足の痕跡があった事。それに遺体と地面の間に不自然な跡ががあった事が書いてある。具体的には、遺体が最初に落ちたとされる場所から少しずれていた事、そして二度頭を打っている事。第一発見者である親は遺体に触れてないらしいから、第一発見者よりも早く現場に居合わせてかつ、遺体に触れている人間がいると言う事だ。疑わしきは十分にあったのになぜ捜査がされなかったか‼それは二つ目に最近噂になってる学生風俗の噂も君達が原因であると言う事につながる」
「はぁ、なぁ、仁?何でそこと繋がるんだ?だって全く関係ないだろう?」
「まぁ、表面を聞いただけならそうだね。まぁ、彼らは二つ目の噂である学生風俗のもとになっている事をしている張本人たちだからさ。さて順を追って話そうかな。まずはなぜ捜査が中断されたかなんだけど、おそらくこれは揉み消しがあったからだよ。その揉み消しをしたのは今も昔もこの地域で権力をふるっている地主の人だろうね。
誰とは言わないが」
「それは分かるけど、何でそんな人が出てくるんだ?」
「調べたところ四人とも働かされている風俗はその人の管理しているお店だ。実質その人の下で働いていたよなものだからね。まぁ、面倒事は避けたかったんだろう。でも揉み消した事によりこいつらには大きな貸しが出来て、余計に命令に逆らえなくなったんだろうね。んで、嫌々かもしれないが飲み会に誘って飲ませて気分を緩くさせて店に連れ込んであとはその店の大人たちに任せる。と言った感じかな。でもどこかで漏れたのかそれが噂になったって感じだな」
「でもさ、俺らがやったって証拠は?」
「それはこの写真。この写真はお前達が店側に女を渡しているシーンの写真などなど。おまけにきみたちが店の人間からお金をもらってるシーンまで。出てくるなぁ、これもう立派な人身売買だよねぇ」
「マジかよ・・・・・・。じゃあ俺が仁を誘ったこないだの飲み会も?」
「まぁ、そうだろうね。幸い最高ともいえる女を引っかけられたはいいが酒は飲まないし、俺の事を気にしてばっかで誘いには乗らないしで失敗したんだろうな」
「あぁ、そう言えばそうだったな・・・」
偶然とはいえ、あの二人は助かっていた。
本当に偶然だけどね。
「ははは」
「浩太?おいどうしたんだよ」
「どうした?僕たちが今まで必死に隠して来た事や、今までやってきたことが推測交じりだけどで、全部バレちゃったんだぞ。こんな素人みたいな奴に、わかるなら警察に持ってかれたら、どうしようにもないじゃないか」
「そうだよ・・・・・、もう隠せないよ」
「一つ聞きたい事がある。何で当時女の子を落としたんだ?」
「それは・・・・・」
「いいよ真奈美。私が言うから。それはね、彼女が無神経にこっちに寄って来ようとしたからよ。隠したいと思ってた事に踏み込むわ、それでも仲良くしたいって言ってきて。大丈夫だよ、私はみんなの事そんな事があっても嫌いになってないからって。必死に生きてきた私たちの思いを無視して‼偉そうに見えたわ!ムカついたはわ!そして何より綺麗な顔して言ってくるのが許せなかった。だから殺したのよ」
「・・・・そうか」
たぶん相手に落ち度がなかったののかと問われたらないとは言い切れない。
でも、悪意はない。純粋に思った気持ちを伝えた結果のすれ違い。
「もう終わりだな」
「私たちどうなっちゃうの⁉」
「何泣き言言ってるの今更どうしようもないでしょ!」
「浩太、真奈美、愛海‼落ち着けよ‼・・・・・・なぁ、鷹崎、この事は黙っててくれよ。俺らだって好きでこんな事した訳じゃないんだ。皆、弱みとか握られて、そうせざるを得なくて、こうなっただけなんだよ。な、だから」
「そうだなぁ、親は選べないし、無力だから生きている環境や状況からは逃れられない」
俺もそうであったように。
「そうだよな。だから」
「勘違いするなよ。俺はお前たち過去がどうだろうと、お前たちが何しようと、俺の周りに害がないならどうだっていいんだよ。ただ偶々興味を持った廃校舎の幽霊の秘密が知れればさ。でもなぁ、お前たちは俺の周りに危害を加えた。そして俺にも及びそうになった。それで理由は十分だ。俺がお前たちの為に何かをすることはない」
だからと言って許される事ではないから、知ってしまったから、容赦はしない。
「ふざけんな!なんだその言い方はよ‼」
「だが俺も鬼じゃない。二つの選択肢はくれてやる。どちらかを選べ。一つ!俺がこれらの事を警察に話してお前たちが捕まえられる。二つ‼お前たちが今から警察に自首して洗いざらい話してくる。さぁ、選べ」
「ふざけんなよ‼なら、死ね‼」
「おいおい刃物かよ。面倒だな。でも、そんな物出して襲ってきていいのか?」
「命乞いならもっとうまくやるんだな‼」
あぁ、大きく振り下ろそうとしちゃって胴体ががら空きですねぇ。
俺は前進して腹に膝蹴りをたたき込み、体を曲げかけたところを力ずくで床に投げ落とす!
「呼吸しにくいだろ。刃物は危ないから預かっとくよ。死にぞこないの俺を殺そうなんてお前にゃ無理なんだよ」
「はっっっゴホッ」
「さぁ、俺は寛大だからもう一回だけ聞いてやる。どっちを選ぶ。ちなみにそれ以外を選ぼうものなら、各所に流すからな。逃げられると思うなよ」
さぁ、選べ。自分から死に行くか、俺がしに行かせるかのどっちかだけどな。
我ながらロクでもない選択肢だな。まぁ、だからと言って辞める気はねーけどさ。
「・・・・・わかったよ。俺が自首する。皆の事はわからないように話しておくから」
「何言ってんの⁉何言ってるかわかってるの?」
「愛海の言う通りだよ‼なんで浩太だけ」
「皆がこうなったのは、俺が隠せるって言って皆に手伝わせたからだ。だからそれの責任はちゃんととる」
「・・・・・・浩太。それでいいのか」
「良いんだよ、鉄平。今まですまなかったな」
「お前たち何を言っている?そんな選択肢を与えた覚えはないぞ」
「⁉」
「当たり前だろ。そんな事したところで俺が許すと思ったのか?」
「頼む!俺だけで勘弁してくれ‼」
「駄目だ‼お前たちは言うなれば悪だよ。それを裁くのに情けはかけやっても容赦はしねぇよ」
「君ってやつは・・・」
「そんなに憎らし気に俺を見るなよ。それならまず碌な事をしてこなかった自分を憎むんだな。それに、今この会話はこっちのスマホでお前たちが襲った女二人、こっちのスマホで殺された女の子の親に繋がってて全部聞かれてるからな。親がだれかなんて言わなくてもわかっているよなぁ」
「あぁ・・・・」
四人みな絶望と言う言葉の相応しい顔をしていた。亮は何とも言えない表情をしていた。
俺は、これ以上長々と語らずに済んだかと思った。
*********
~ 次の日 昼 廃校舎 ~
「はいメリーさん。携帯返すよ」
「中、見てないよね?」
「見てないよ。使ったのは電話だけだから安心してくれ」
昨日は俺の携帯で親と、メリーさんの携帯を使って俺の部屋に一緒にいる二人に聞かせていた。
今日はノートが埋まっていた場所に花を供えに来た。そしたら二人もついてきたけど。
一通り済んでから、ちょっと木の下で会話って感じだ。
昨日の顛末は、全員自首した。今日から警察とかが捜査して解決していくだろう。
今回の件ではいろいろあったし、思うところがあった。
「まぁ、死んだ人がいる出来事に感謝ってのもおかなしな話だよなぁ」
「そうなの?」
「まぁ、こうやって綺麗な二人と少しの間だけだけど話せた訳だしな」
まぁ、それにやった事はどうあれ彼らの彼らを思う気持ちは本物だったし、そんな彼らを思っていた女の子の気持も本物だったんだ。なんでそれは俺にはとても羨ましく思えるものだった。あの日以来作る事を避けてきた。少しは彼らのような互いを思いあえる関係をまた作っても良いかなと思えるほどに。
「そうやって煙に巻くのね」
「そんな事ないよ。現にこの件が無かったら、会ってもないしこんな風に話せてなかったろ?」
「前から言おうと思ってたけど、私たち前に会ってるから」
「え?」
「蓮子と私に絡んできたしつこい先輩たちを追い払ってくれたのは仁君だよ?お覚えてない?」
「あ~~~~あぁ!そう言えばあの時の‼」
「今になって気が付くとか遅過ぎよ」
「あははは、仁君らしいけどね」
俺らしさって言ったい・・・・・・?
「ところで気になったんだけど、貴方は話すの下手なの?」
「え?」
何いきなりダメだし?
「だってあの四人都話してる時、なんだかいつもと違ってとてもわかり難いし面倒くさい話し方してたから。ああああいうのを話すのが苦手なのかしらって思って」
「あぁ、あれね。確かに蓮子さんの言う通りわかり難いし面倒な話をしてたよな。文章にしたら余計にわかり難いくらいだと思う。まぁ俺の勝手な考えだけど、人間って精神的に追い詰められた緊張状態であんなに長々としかも面倒な話し方されたら、イライラするだろ?」
「それはそうね」
「で、口じゃどうしようにもなくなったら、そのイライラに任せて襲いかかってくる奴が一人はいるだろ。それをねじ伏せたらぐうの音も出ないだろうし、それにせまるための真面目な言葉がインパクトを与え易いかなって思ってさ」
「襲い掛かってくるのも計算済みって事ね」
「なんでそんな危ない事するの!」
「だって、絶対負けない自信があったから。それに一番丸め込みやすそうだったからってのもあるけどさ」
「貴方頭いいわね。馬鹿だけど」
「お褒め頂き光栄だね」
「皮肉よ」
「知ってる」
「盛り上がってるところ悪いけど、この木に何かあるように見えるんだけど?」
「ここは日記が埋まってた場所だからねぇ。なんかあったのかもしれないね」
「そうなのかな・・・・・・。話は変わるけど、結局私にメール送って来てたのって誰だったんだろう」
「それに私達は誰が親なのか知らないわよね」
「気になる?」
「「もちろん」」
「じゃ、行こうか。その疑問が解決する場所に」
「貴方と一緒にいる男のお友達に気を付けなさい」
「メリーさん?」
「私また変な事言ってた?」
「あぁ、気にしないでいいわよ。割とよくある独り言みたいな物だから」
「そうか・・・・・。まぁ行くか」
俺そ近くにいる男の友人なんて呼べそうなのはリアルハイスペック野郎、大町亮ぐらいだけど、何を気をつけるんだ?
まぁ、面倒事は持ってくるけどそんな悪い奴じゃないし・・・・。まぁ、わかんないから今はいいや。
********
~ ??? ~
「ここだよ」
「ここって・・・・」
「本当に言ってるの?」
「さ、行こうか」
カランコロンカラン
「やぁ、俺らしかいないみたいだね、マスター」
「いらっしゃい、仁君。おや?珍しい組み合わせ・・・でもないかな?
「今はね。じゃ、俺はいつもの」
「私はオレンジジュース」
「えっと私はミルクティーで」
「かしこまりました」
カツカツ
「ねぇ、貴方は親も、メリーにメール送って来てたのもマスターだって言うの?」
「そうだよ」
「なんで?私メールアドレスなんて教えてないよ?」
「それはマスターに聞いた方が早いよ。ね、マスター?」
「お待たせしました。・・・・・そうですね。ちゃんとお話ししましょうか。ちょっと休憩中に変えてくるので待っててくださいね」
「なるほどね。マスターなら幾つか辻褄が合うわね」
「おぉ流石。頭がいいだけはあるな」
「ねぇ、蓮子、どういう事?仁君も納得してないで教えてよ~」
カランコロンカラン
「お待たせしました。まずは君達に謝ります。君達を危険な目に合わせて申し訳なかった」
「どういう事?」
「メリー、いい?マスターは私達がこのカフェで廃校舎の幽霊を調べている事を知ってから、どんどん情報をメールで送ってきたわけでしょ。要は私達はマスターの思惑に乗せられたって訳」
「思惑だなんてそんな物ではないですよ。ただ私は彼らを止めて欲しかった。それだけですよ」
「マスターは娘が死んでいた現場を見た第一発見者だ。それに実際の親だからね。当時も警察から情報は得られただろうね。それにここは結構長い事やってる喫茶店みたいだし、マスターのコネクションを使って情報を集めまくったんだろうな」
「その経過で犯人を知ったという訳ね」
「いや、最初からマスターは犯人を知ってた、は言い過ぎだろうけど候補はあったと思うよ」
「なんでそう思ったのですか?」
「俺がこの店に初めて来た時に、マスターが可愛らしい緑のマスコットのストラップ見てたの覚えててな。でも、娘さんの日記には私は似合うって言われた青色を持つって書いてあったんだよね。で、昨日真奈美さんが持ってたのは赤って言った。じゃあ、緑は?それは愛海さんが当時現場で落としちゃったんだろうね」
「なるほど。それを第一発見者であるマスターは気が付いて持っていた。だから目途がついていたのね」
「その通りです。よく覚えてましたね」
「変に記憶は良いんで」
「人の名前とかは覚えられないのにね」
「メリーさんは笑顔で人の痛いとこをさしてくるね」
「でもそうして今回の情報を私たちに送るなんて回りくどいことしたの?」
「それはですね。私は犯人が彼らであることを知ってはいました。しかし、何度か娘とここに来た彼らの姿を見る限り、そんなに悪い子たちに見えなかった」
「それに娘さんからその事で相談されてたから、知ってはいたんでしょう」
「詳しくは知らなかったですけどね。大変な事させられてる子がいるって言っていたくらいで、あそこまでとは最初は思いもしなかったですが」
「でも何かの機会で知ってしまった。だからこそ余計に迂闊に手も出せなかったし、揉み消しも受け入れてしまった」
「えぇ、仁君の言うとおりです。僕は娘の為に怒り狂いその気持ちを貫き通す力も、ましてや彼らを救う力もなかった。最近でも、彼らが何をしているのか見てしまっても、間違っているとわかっていながらその状況を見過ぎす事しか出来なかった。父親としても人としても最低ですよ」
「で、今回二人が調べてるのを聞いた訳だ。自身では何もできない。でも彼女らになら情報を生かして、彼らを止めてくれるんじゃないかと思った訳だ」
「それは何となくわかったけど、でもなんで私のメールだったの?」
「それはメリーさんがここに通っている常連さんだったからさ」
「そこまで分かっていたんですね」
「どういう事?」
「メリーさんはこの店のポイントカード持ってるだろ?」
「え、うん。持ってるよ?ほら、あと少しでケーキとコーヒーサービスなんだ~」
「で、それを作る時に一応名前と連絡先書いただろ。その情報を使ったんだよ。正直個人営業の店だから出来た事だよね」
「そうだったんだ」
「今回限りと思ってやったことだけど怖がらせてしまったね。すまない・・・・・で許されないよね」
「いや、良いですよ。事情が事情だったし・・・・」
「メリーも甘いわねぇ」
「そうだぞ。こういう時は美味しケーキとコーヒーをご馳走になるのが良いぞ」
「それでいいなら、今日は色々迷惑かけたから好きなものを好きなだけ食べていってくれ。腕によりをかけて作らせて貰います」
「「「ご馳走になります」」」
マスターは痛い目を見ましたとさ。
~夜 帰り道~
「はぁ、食った食った」
「あんなに食べるなんて容赦なさすぎよ」
「でも私は普段あんなに食べられないから沢山スイーツ食べられてよかったな」
「メリーも食べ過ぎ。まったくそれだけ食べたら太りもするわよ」
「そういう蓮子だってあんなに食べてたじゃん」
「私はちゃんと計算してるからいいんです~」
「君らは本当に仲いいな」
「もちろん」
「だって私達は秘封俱楽部ですからね」
「・・・そうか。まぁ今回の件ではいろいろ世話になった。ありがとうな」
「何よ急に。・・・まぁこっちもありがとう。いろいろ助かったわ」
「ありがとうね。本当に感謝してるよ」
「じゃあな。気をつけて帰れよ」
「さようなら」
「またね、ばいばい」
もうそう話す事もないだろうけどな。
明日から頑張ってみますか。
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~ 三日後 大学内食堂 ~
今日の講義も終わり、昼食を亮と食っているところである。
「んで、あの後あの二人と仲良くなれたのかよ」
「あ?んな訳ないだろ。俺から絡みに行く事はないし、それにあっちから話しかけて来る事もないだろ。そもそもだな」
「夢がないなぁ。その娘のどちらかと付き合いたいとか思ったりしないのかよ」
「思わんことはないが・・・・・・別にさほど思うところがある訳じゃないしな」
「枯れてんねぇ」
「失礼な奴だ『♪~~』あ、すまん連絡だ。って噂をすれば何とやら」
「もしかして彼女達から連絡かい?」
「そうだな。つー訳で行ってくる」
「なぁ、俺も・・」
「相手は俺一人をご要望だとよ。ほれここに書いてあんだろ?」
「っくっ‼羨ましい‼」
「じゃあな。良い事あったら明日の昼飯ご馳走してやるよ」
「失敗しろバーカ」
バーカ失敗も成功もねーよ。俺らの関係はそんなんじゃねぇの。
・・・・・・・また面倒事に首でもツッコむのかなぁ。まぁ、それすらも楽しめそうだからいいけどさ。
彼女たちのグループになっている連絡アプリからの一文はこうだ。
『次の謎を見つけたわ!秘封俱楽部、大学正門に集合‼』
秘封俱楽部なんて怪しい物に入った覚えはないけどね‼
毎度のことながら、最後までお読み頂きありがとうございます。
UA2000記念の後編でございました。夜勤で働きながら書き進めるのは大変だった・・・・
さて、そんな私事は置いときまして、まずはタイトルをなぜ前編後編のような分かりやすい表現にしてなかったかと言いますと、ちゃんと理由っぽい物があるんですよ。
テーマとして「調べ解く」といった物にしたかったんですね。
二つで終わらせようとした分、「調べ」のパートは書いてる側は楽しくても読んでる側は面白くないだろうと、当初の予定より大幅カットしました。
その代わり「解く」は様々な意味を持たせられるように頑張りました。ので、くそ長いお噺ではありますがどの「解く」に誰が何からとか考えたりするも楽しいかもしれません。
二つ目は、これは元々東方与太噺のスピンオフ的な感じで書こうかなと思って結局ボツにしたものを、今回用に一から書き起こしたものになります。
UA2000記念のお噺どっちがいい?と言うアンケートをTwitterで採ったところ何でもありの特別編よりこっちがいいとの事なのでこの様になりました。
話が逸れましたが、何故ボツになったのかをお話しますと、二つを読んでわかったかもしれませんが、「こういうお噺書くの俺めちゃくちゃ苦手だし、いつも以上に下手だわ」って事でボツになりました。
今回もない頭をひねってそれっぽい物を何とか頑張って書き上げた次第なので、もしスピオフ的に書いてたら頭がパンクしてしまいますな。
と言う訳で、長々と書きましたが如何だったでしょうか?こんな稚拙な文章を楽しんで頂けたのであったら幸いです。
今回のお噺が今年の最後の投稿となります。書き始め大体半年と少しぐらいでしょうか。こんなに書くとは思ってもいませんでしたし、こんなに続けるとも思ってませんでしたし、こんなに早くいい感じの感想やUAやお気に入りが増え、読んでくれた人がいた事に感謝いたします。
本当にありがとうございました。
まだまだ至らぬ所は多い身ではありますが、まだまだ続ける予定ではあります。そんな自分ですが、来年も応援して頂けると幸いです。来年はまず二月のイベントに持って行く予定の同人誌の原稿をササっと終わらせたいですね。鋭意作成中‼
それでは綺麗にまとまったと思うところで、今回はここで筆を置きたいと思います。
それでは皆さんまた来年、さようならさようなら。