後書きに皆さんにお願いしたい事がございますので、もし良ければご協力よろいくお願いします。
今日はササっと本編始めるぜ‼
「いらっしゃいませ、お好きな席にお座りください」
今日のプレオープンに呼んだのは、地霊殿の古明地姉妹にお空さんとお燐さん。リフォームをしてくれた5名の鬼の方と伊吹さんと星熊さん。それに命の恩人である水橋さんの合わせて12名の方々だ。あまり広くない店とはいえこの人数なら全員カウンターに座れる。
うーん、見事に人間がいない。ホントに面白い世界だな。
「よっ、仁。来てやったぜ~」
「無事開店おめでとう。今日は堪能させてもらうよ」
「いらっしゃいませ、伊吹さんに星熊さんに鬼の皆さんいろいろお世話になりました」
「「「「「「「良いって事よ」」」」」」」
鬼7名による一斉の返事にはびっくりするなぁ。
打ち合わせした訳じゃないよな。
「地霊殿の皆さんも来てくれてありがとう。ほんと色々すいませんでした」
「うにゅ?何のこと?」
「あたいはもう気にしてないからいいよ」
「あはは~、気にしなくてもいいのに~」
「うぅ、気にしてませんから忘れてください」
何があったか説明しよう‼︎
ある日風呂が使えなくなって困ってた時お空さんに誘われて地霊殿にお風呂を借りに行ったんだ。
誰もいなかったし入っていいとお空さんに言われて風呂を借りることにしたんだ。
で、風呂に入る時に脱いだ服の置き場所を棚の一番上の段に置いた事で、それに気づかず4人が入ってきてしまったというハプニングがあったのだ。
ラノベとかだったら「お風呂イベントだっ」って感じになれるんだけどリアルに起こると超焦る。
ってか誘っといて忘れるお空さんが悪いと思うんだが。
幸いにも俺は眼鏡なしじゃほとんど見えないような男だから見る事はなくすぐさま飛び出たけどさ。
「何をしたのよ、妬ましいわね」
「やぁ、いらっしゃい。俺は特に何もしてないよ」
「どうかしらね。貴方かなり無自覚でやらかしてそうだし」
「水橋さんは良く俺のことわかってるなぁ。明日からは俺の店も宣伝してくれればうれしい」
「気が向いたらね」
水橋さんとは・・・・、特に何も・・・。あれからちょいちょい手伝いに来てくれたのはあったけど・・・。
たまに優しい表情を見せてくれるようになったのでついうっかり
「お、とうとうデレが見えて来ましたか」
なんてことを言ったとたんに蜂の巣になりそうな勢いで弾幕を打ち続けられた。
あれは目がマジだった。能力に目覚めてなかったら危ない所だったと思う。
・・・さて、全員揃って座ってもらい飲み物を各自に用意して始めようと思ったんだけど、ちょっと困ったことがあった。
それはさとりさんがいる事で伊吹さんと星熊さん以外の鬼の皆さんが畏縮しちゃってるという事だ。
まぁ、心を読むという性質上仕方がないとはいえさとりさんも申し訳なさそうにしている。
初めて会った時に自分で嫌われ者って言ってたしな。
これではよろしくないので、俺の能力を使う時が来たかな。実験的にではあるけど俺の予想通りなら使えるはずだ。
「さとりさん。サードアイって触っても大丈夫ですか?」
「え?えぇ、構いませんけど・・・」
サードアイを手で覆って隠すようにしてっと
「それでは失礼して。 だ~れだ 」
よし、これで大丈夫なはずだ。
「さ、お燐さんの心を読んでみなよ」
「あ、あたいか?」
「ごめんなさい、お燐。失礼して・・・???って読めない!?なんで?」
「へぇ、やるじゃんか」
「お褒めに預かり恐縮です、伊吹さん。でもこれに気がつけたの伊吹さんのおかげですけどね」
そう。この店の準備だけでなく、この世界に来てからの傷の治りの速さとか逃げ足の速さとか俺の身体的能力の上昇は普通に考えてただ事ではないと思った。そこで幻想郷の中でも屈指の強さを誇るらしい伊吹さんに手伝って貰い手合わせをしてもらったんだけど、その時に覚醒したのがこの能力だ。
「どういうことですか?仁さん」
「えーと俺の能力が遊び・童謡を力に変える程度の能力って感じでね。とは言っても発動するものと、しないものがあるからまだ手探りなんだけど・・・・・・。ま、今で言うとさとりさんのサードアイは塞がれて何も見えない状況になっているんだ。だから心が読めなくなったのさ」
「すごいね仁お兄ちゃん‼でもずっとそのまま?」
「いやこいしちゃんの言った事は心配しなくていいよ。俺が辞めたって言ったりしたら解除はできるし、あくまで遊びがベースだからね。今回で言えば名前を当てられたら能力が解除されちゃうんだ。だからさとりさんはこの場にいる間は塞いだのが心を見るサードアイだから・・・・、心の中で俺の名前を思い浮かべたらダメだよ。多分、口で呼ぶ分には問題ないはずだけどね」
これにはちょっとした裏技?と言うかちょっとした小技みたいのがあるんだけど今は関係ないからパス。
あと、伊吹さん曰くこの世界に来てからのアルコールに強くなったりとか身体的能力の上昇等には俺の能力は関係のない別の何からしい。わからないものは焦ってもしょうがないのでとりあえず隅に寄せておく。
「わかりました。ありがとうございます、仁さん。・・・・確かに名前を読んでも解かれていませんね」
「俺も解かれた感じがないから大丈夫みたいだね。今日は気にせず楽しんでいってよ」
この言葉を聞いてから、鬼たちは安心したようだ。単純でありがたい。いい意味でね。
でもそれだけさとりさんが強いって事でもあるんだよな。見たことないけど。
「大丈夫だよ‼私やお兄ちゃんみたいにお姉ちゃんが心読めない人にはお姉ちゃんはとっても弱いからね‼」
「へぇ~、そうなのか。知らなかったな。そして心を読んだかのように反応してくれてびっくりしているよ」
「ん?あんたさとりに読まれないのかい?」
「えぇ、そうなんですよ星熊さん。何でかは知らないですけどね。俺の中身が空っぽだからですかねぇ、はっはっはっは」
「そんな心配しなくても良いよ。例え空っぽでもあんたの事、私は気に入ってるからね」
「おやぁ、勇儀はやけに彼の肩を持つねぇ」
「なななななにを言うんだ萃香。と、特に他意はないからなあんた‼」
「えぇ?はい、わかってますよ」
「嘘だろあの勇儀さんが・・・・・」「まさか人間をあんなに評価するなんて・・・・」
「俺たち鬼でさえあんな事に言われたことないのに・・・」「馬鹿野郎泣く奴があるか・・。姉さんにだってそんなことくらいあるわい」「お前も声震えてるてるじゃねーの」
はいそこの鬼の皆さん何言ってるかわかんないけどざわざわしないで。始めらんないから。
「くっ、なんて妬ましい男なの・・・・」
「良い評価もらえたってだけで妬まれるんですか!?」
「そうだけどそうじゃないわよ。妬ましい」
「圧倒的にツッコミが足りない‼」
始める前からてんやわんやじゃないか。
「なー、まだ始まらなのか?お腹減ったぞ」
おぉ、お空さんあなたの空気のよめなさに感謝したのは初めてです。
「はい皆さん始めますからちょっとお静かにお願いします。えー、皆さんのおかげでこの様な事が出来るようになりました。今回は遠慮なく騒いでいってください。開店してからも贔屓にしてもらえれば幸いです。今日は一応コースのようにしていますけど、その間に何か食べたくなったものがあったら注文してもらえれば並行して作るので遠慮しないで言ってくださいね。えーと後は言う事はないかなって訳でそれじゃ、乾杯するのでそれぞれ盃を持ってください。では、これからの皆様の今後の発展とこの店の繁盛を祈って・・・・「カンパーイ‼」っちょっとこいしちゃん!?」
「「「「「「「「「「「カンパーイ」」」」」」」」」」」
「ゔぇぇぇぇぇぇい、せっかくいい感じにまとめてたのに嘘だそんな事ーーーーー‼」
最後の最後だけ持ってかれた。あっちじゃキレてたかもしれんがこんな可愛い娘には怒るに怒れない。
まぁこればっかりは仕方がないかな。そういう星のもとに生まれて来たんだろう。
で、始まってみればみんな楽しくワイワイやってくれて。美味そうに食ってくれて。
なんだか本当にこんな環境に入れていることが恵まれてることだなって改めて感じた。
「いい気味ね。変にかっこつけようとするからそんな事になるのよ」
「あの・・・、かっこよくまとまってたと思いますよ、私は」
「さとりさん、お世辞でもうれしいです。水橋さんはなぜか俺に厳しいので癒されます」
「何かしら無性に喧嘩を売られているように感じるわね。妬ましい」
「それはおかしいと思うんですがそれに関しては突っ込んだほうが良いんですか?」
「細かい男は嫌われるわよ、妬ましい。」
「ほほぅ、へぇー、ふーん」
「何よ、気持ち悪いわね」
「はい、今日のお造りはイワシとイカと〆さばな。生姜醤油が良いと思うぞ」
「ありがとうございます、仁さん。お通しの蒸し鶏とほうれん草の和え物も美味しかったですよ」
「ありがとう、さとりさん。はいこれ水橋さんのお造りね。で何を話してたっけ?」
「なんか気持ち悪い返事してたから何なのかなって思ったのよ」
「あぁ、その事ね。いやぁ男性と付き合った事のない水橋さんが男を語るかぁって思ってね」
「なっ!?」
「あらそうなの?パルスィさん」
「ななななななななななななななななな」
「あちゃ~、バグったか。任せたよさとりさん」
「ちょっと仁さん‼私に押し付けていかないでくださーい」
他の人のところにも行かないといけないからしょうがないね。
うん、ホントにしょうがないね。大丈夫、さとりさんなら‼
「あ~あ、仁お兄ちゃんがお姉ちゃんいじめてる~」
「人聞きの悪い事言わないでくれよ。俺がそんな事する訳ないだろう」
「でもさとり様困ってるよ?」
「お空さん、きっとあれは心が読めなくて話すのに慣れていないだけだよ、きっとそう」
「仁お兄ちゃんは悪い男だね~」
「いいや。ただ面白そうだから、そうしたってだけさ」
「いえ~い、かっこいー」
「アタイでもうっすいなぁってわかる掛け合いをしてるよ・・・・・」
「そーなのか?とりあえず、から揚げは美味しいな」
「褒めてくれるのは嬉しいし頼まれて作ったけどさ。その・・・、大丈夫なのか?」
「うにゅ?」
「あ~、そこんところは気にしてないからいいと思うよ。あたいはね」
「お空は美味しければそれでいいもんね~」
「うん?そうだな、美味しい物は大好きだぞ」
「そう思ってくれるなら良かったよ」
とりあえず、お空さんはかなり抜けているらしい。
こいしちゃんとの事もあるのでお燐さんがとても大変そうだ。
でもいいバランスがとれているんだろう。
しばらく経つとだいぶ落ち着いてきた。俺も皆もね。
最初はちょっと1人で好きに作るのとは勝手が違って戸惑ったりもした。
やっぱりカウンターって緊張するけど、顔が見えるって言うのが良い物だなぁ。
自然な流れで男女に座席が分かれてるのも、なんだかあっちの飲み会と同じで笑みがこぼれてくる。
「おい、店主‼同じ酒のお替りだ‼」
おおっと、鬼の皆さんは飲むペースが速いなぁ。さっきからかなりの頻度で変えてるけどすぐにお替りが来てしまう。
「はい、お待たせしました。同じお酒です」
「おう‼ありがとな‼ここでこんなにしっかりと店やれそうになってるとは若いのにやるじゃねぇか」
「ありがとうございます」
鬼って基本気前のいい人たちなので、あんまり怖くなかった。
感覚的にはいい感じの親戚のおじさんと話してるみたいだ。
「姉さんたちから聞いたが、鬼を初めて見た時にビビんなかったみたいじゃねぇか」
「人間じゃなかなかいねぇからなぁ、そんな肝の据わってるやつ」
「あ~、まぁ、普通ならそうでしょうねぇ」
「お、なんだ。なんか話があるのか?」
「ありますけど聞きたいですか?」
「人間の話も聞いてみたいしな、ぜひ頼む」
「そうですか。でしたら、またここに来ていただいて顔なじみになっていただければお話しますよ」
「っははっははっはは、商売が上手いな兄ちゃん。気に入ったぜ‼」
「ぜひ、今後ともご贔屓に」
「まぁいい。そんなお前に聞きたい事があるんだが・・・」
「はい?何でしょうか?答えられる範囲であればお答えしますよ」
「そう身構えなくてもいい。ほとんどの男なら誰にだって答えられる事さ」
「そうだ。気楽に答えてくれりゃあいいからよ」
「・・・・聞きましょう」
この段階でどんな質問が来るのかは概ねわかった。
ジャンル的には大好きだけど苦手な部類の質問だ。
「今日の女性の面子でだれが好みだ?」
はい訂正。いい感じの親戚のおじさんじゃなくて、お兄さんたちだったわ。
あるよね。こういうノリ。こんだけ1ヶ所に美女たちが集まっていたらさ。
「あ~、その質問はなかなか難しい質問ですねぇ」
「気持ちはわかるが男らしく誰か選びな」
「でも俺ここに来てまだ日も浅いですしねぇ。皆さんはどうなんです?」
「俺は断然姉さんだな‼強くて綺麗で気前がいい‼もう最高じゃねぇか」
「いやいや、萃香さんも良いと思うぞ。おれはあの明るさのある萃香さんが良いかなぁ」
「いや、あの古明地姉妹もいいぞ。妹は無邪気な可愛さがあるし、姉の方は落ち着てるけど心を許したら恥ずかしそうながらも甘えてくる感じがありそうなのがなぁ」
「いいや、何と言ってもお空ちゃんだろう。ちょっと抜けてる感じも愛嬌があってかわいいじゃあねーか」
「いや、おれぁお燐ちゃんがいいかなぁ。惚れた相手が出来たらめんどくさいなって態度取るけど、なんやかんやで嬉しそうに世話を見てくれそうな感じが良いなぁ」
「「「「「「全員わかるわー」」」」」」
はっ、男性一同で思わずハモってしまった。少し女性陣がびっくりしちゃってるじゃないか。
「あぁ、女性陣はお気になさらず・・・・・」
「いやー面白そうな話してるじゃん。私達も混ぜてよ‼」
「そうだそうだーー」
「伊吹さんにさとりちゃん!?」
ダメだ‼それ以上はいけない‼
当人たちに聞かれてたとわかればいくら酔っていたからとはいえ恥ずかしさのあまり全員が赤鬼になってしまう‼
男だって繊細な心を持っているんだ。
「あたいも気になるし続けてくれても構わないんだよ?」
「そうだそうだー。鶏の唐揚げお替り‼」
「はいよ~・・・」
「お前達は酒の席だと毎回やってるのによく飽きないねぇ」
おぉっと、ここでお燐さん、お空さん、星熊さんの順に追撃が入ったー‼︎
ダメだ、ダメだ‼︎鬼の皆さんが縮んでいるように見える‼
これ以上は彼らのライフが・・・・
「さっきから聞いてみれば皆は呼ばれても私は呼ばれないのね・・・。妬ましい」
「あ、あの盗み聞きみたいになってしまってすいませんっ‼あぁ、パルスィさん落ち込まないでー‼︎」
さとりさん君は悪くないよ。ここじゃ聞えて当然だからね。
水橋さんはマジ凹みっぽいぞ。日頃から入口の方にいる事が多いから、地底にいる鬼の皆さんとはあまり接点がないからなんだろうなぁ。
あ、当人たちに聞かれてたとわかって鬼の皆さんの顔がよろしくない顔になってる‼ご愁傷さまです。
「・・・‼あ、あとは店主が語る番ですからね。いやぁ、楽しみだなぁ」
あ‼この鬼よりにもよって俺を売りやがった‼
「っそうだな‼つー訳で頼んだぞ店主‼」
「そうだな、あとは店主だけだもんな‼」
「いやぁ、俺らが話したってのに話さないって事はないよな‼」
「最後で締めはあんただ‼しっかり頼むぞ‼」
あーー‼全員裏切りやがった‼
なんか女性陣も緊張の面持ちでいらっしゃいますけど‼やっぱりそこは女のプライド的なものでもあるんですかね‼
水橋さん怖いです。そんな禍々しい顔せんといてください。
ま、女性陣の評価を言うのは構わないけどな。俺がそんな事言っていいもんかな。
「いやぁ、俺は そこにいる鬼の皆さん のように 女性として好みなのは誰か って事を言えるくらいのお付き合いはまだ出来てないですからねぇ。その質問に対しての俺の答えはいないってのが正確ですかね」
せめてもの反撃で鬼の人達と話の内容を強調してやったぜ‼
それに俺の答えとしてはこれが適切だしな。
「なにそれ~。はっきりしない男は嫌われちゃうよ~。お姉ちゃんの読んでた絵がいっぱいの本に書いてあったし‼」
「こいし‼どうしてその事を知ってるの!?」
「本棚の上に置いてカバー変える事なんて古典的な手で隠してあったからね~。無意識にとって読んだら面白かった‼後はね・・・・」
「いやぁぁぁぁぁぁぁ。こんなところで暴露しないでー‼」
「やべ、ちょっとさとり様いいかも・・・」
「あぁ、今のはやばいな・・・・」
鬼さんたち気持ちはわかるが、若干目が虚ろだぞ。さっきのがちょと効いたか?もうライフはゼロだったか・・・。
とどめを刺したのは俺か?俺ですね、ハイ。
あぁ、さとりさん。やっぱり心が読めるが故に嫌われ、距離を置き続けて来たからこそ、恋愛とかに夢見たりするんだろうなぁ。
でもそんなに恥ずかしがるようなものなのかな?俺も少女漫画は面白いと思うけどなぁ。まだこの世界じゃメジャーなジャンルじゃないんだろうか?
きっとさとりさんみたいな人ならすぐいい人が出来そうな気がする。最初のハードルが相当高いってだけでさ。
「あううぅぅっぅぅぅぅぅぅぅ」
「災難でしたね、さとりさん。はい、お水です」
「誰のせいだと思ってるの・・・・。ってこれお水じゃない‼勇儀、それ頂戴‼」
「え?ってさとり!?おいそんなに一気に飲むもんじゃ・・・ってもう手遅れだたっかぁ」
さとりさん酔ってるなー。水って言ったのに・・・・。
勇儀さんが持ってたお酒取っちゃったよ。え?あの量イッキでに飲もうとしてる?って飲んだ!?
「あのー、さとりさんその辺にしておいた方が・・・・」
「ふぅ、仁さんっ‼」
「はい、何でしょうかさとりさん‼」
「私が恥ずかしい思いをしたのは貴方のせいです‼︎」
「えぇ?い、いえ、はい、すいませんでした!」
「本当にそう思っていますか!?」
えぇ、ちょっとさとりさん悪酔いしてません?なんか急に人が変わりませんでした?
ちょっと、そこの皆さん。目をそらしたり、笑ったりしてないで助けてくれませんかね。
え?何ですか、勇儀さん。諦めろ?え、ちょっと俺を見捨てないでくださいよぉぉぉぉぉぉ‼
「ちょっと!聞いていますか‼」
「はい、聞いてませんでした‼」
あ、俺のバカ野郎‼何で正直に答えちゃうんだよ‼
「正直でよろしい‼とりあえずお酒もう一杯‼そして続けますよ‼」
「えぇぇ、困った・・・。あ、水橋さん助けてください、お願いします‼」
「いやよ」
「一刀両断ですか!?」
「都合よく助けてもらえると思ったら大間違いよ。それに・・・。っ妬ましいわね‼」
「なんでそんな禍々しいオーラ的なものが!?実は水橋さんも相当酔ってますね!?」
「そんな訳ないじゃない。妬まし妬ましい」
「仁さん早く来てください‼まだ終わってませんよ‼」
あぁ、もう、何だか本当にてんやわんやだなぁ。
困った困った。と言いつつも笑みが零れてしまっているのは仕方がないんだろうなぁ。
多分、今、この瞬間が今まで生きてきた中で、一番楽しいのかもしれない。
最後までお読みいただきありがとうございます。
いやー、なんとか今週中に投稿できて良かった。
原稿書くことに夢中で課題がやばい事になってるけど明日頑張ろう‼
と言う訳で、アンケートのような物をしたいと思いまして、活動報告に書きました。
このお噺書いてる最中に書いたので、今読むといろいろおかしい所があるんですけど一応そのままにしておきます。
内容をさっぱり言うと 次出す人物を誰にするか悩んでるから、皆さんの希望聞いてみよう‼
といった感じの物です。細かい事はまとめて書いたつもりなので活動報告に行って読んで、アンケートに答えてもらえれば嬉しいです。
活動報告のアンケートについてまとめた所でも同じような事を簡単に書いたのですが、ここではしっかりと書いておこうと思います。
たまたま読んでくださった方々、また読み続けてくださっている方々、面白いと読んでくださっている方々、何だよこれつまんねーなと思われた方様々だと思います。
どの感じ方をした人も読者で、読者の方がいなければお話は成立しないと個人的には思っています。
まだまだ拙い点はあるかもしれませんが、もし少しでも楽しんで頂けたのなら、良ければご協力お願いします。
あ、もちろん強制じゃないですからね。気が向いたらでいいのでよろしくお願いします。
いつものことながら読んでくださった方、お気に入りまでしてくださった方、本当にありがとうございます。その存在だけでも個人的にはとても嬉しかったりします。
次回はいつ投稿できるかはわかりませんが、アンケートの集まり具合によっては割と早く投稿が出来るかもしれません。もし集まらなくてもなるべく早く投稿したいとは思ってはいます。・・・・自分で決めるとなるとかなり迷う事になりそうで怖いんですけどね。
それではまた次回でお会い出来たらお会いしましょう‼