太陽戦姫プリキュア外伝キュアスター・オルタナティブ香川英里の初任務   作:のうち

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救世主編 天空島の襲撃、プリキュウス対キュアゴッド

ここは天空島、プリキュアの光をそれぞれの妖精の国にもたらした全てのプリキュアの祖と言われる存在、キュアゴッドを祀る空に浮かぶ島、ここには千年間、島を守り続けてきたキュアゴッドの分霊に分類されるこの島の守護者 ホーリーナイトプリキュアがそこにいる。彼女達はよっぽどのことがない限り地上の危機には干渉しないようにしているため、あまり地上の戦いには顔を出すことはない。それでも地上が危機に瀕した際には島を離れ、人々を守る為に必ず現れる。

 

パラディン「んー、今日はいい天気だな。」

 

デューク「そういえば、ここ最近、何かと忙しかったからね。百邪

、バラルの封印が解かれたし、鋼龍隊が何体か撃破したみたいだし、私達も何人かは倒したけど全員を倒したわけじゃない。あの時みたいに900年前みたいにゴッドの力を使いこなせてなかった時とは違うはずなのに仕留めきれないなんて」

グラディウス「たしかにな。私達は何も出来ていない。」

 

パラディン「・・・・・・・」

 

デューク「パラディン、まだ小町ちゃんのこと」

先の戦いにおいて封印されていた悪魔の中には当然、キュアパラディン、人としての名を比企谷八重というそしてまだ八重が人間としてプリキュアに変身して戦っていた時に妹の小町は敵として闘っていたのた。そして先の戦においてパラディン達が封印した悪魔達が解き放たれたその封印されている悪魔の中には当然小町も存在している。だかパラディン達は先の戦において小町と遭遇することはなかった。

 

パラディン「大丈夫よ。私もあの時とは違うし、戦いに私情は挟まないわ。それに私たちは人間界や妖精界の抑止力となる為に本体から分離して確固とした自我を持たされているわけだしね。」

 

デューク「まあ、それもそうッ!・・・・・、これって」

デュークがパラディンの言葉に賛同しようとした時、空が紫色に包まれる。そして覚えのある気配を感じる。

 

グラディウス「まさか、ここ最近この世界を包んでいた邪気は悪魔達のものではなく」

 

パラディン「だけど、あれはここまで強大な力を持っていなかったはずだ。」

 

⁇「おや、どうやら。目的地はここであっているらしい。」

 

 

パラディン「なッ!?」

 

デューク「嘘でしょ!」

 

グラディウス「そんな馬鹿な」

 

パラディン「邪神プリキュウス」

 

プリキュウス「キュアゴッドの分霊か、創造主である私に反旗を翻したお前を分霊とはいえこの手で始末できるのだから」

 

デューク「ふん!、飼い犬に手を噛まれる間抜けに私たちは負けない」とデュークの言葉を皮切りに3人は構えを取る。

 

プリキュウス「私はあの頃よりさらに強くなっている。1500年前は不覚をとったが今度は負けはしないぞ。」

 

グラディウス「はぁぁー!」とグラディウスがプリキュウスに殴りかかるがプリキュウスはそれを片手で受け止める。

 

プリキュウス「なんだ。これがキュアゴッドの分霊の力か?、この程度で私を倒そうとは片腹いたいわ!」とプリキュウスは衝撃波を発生させてグラディウスを吹っ飛ばす。

 

パラディン、デューク「「ぜぇぇやぁぁ!」」

パラディンとデュークがダブルキックを放つがそれもガードされ、素早くつぎの攻撃へとシフトする。パラディンとデューク2人の最高速度の拳の全力ラッシュすらも余裕で受け、プリキュウスはカウンターを2人に入れる。

 

パラディン、デューク「「きゃぁぁ!」」

 

プリキュウス「つまらんな、そして私を馬鹿にしているのか?、お前達3人とも、傷も癒えておらぬ体でむかってくるなど」

 

パラディン「うるさい、ブレイジングファイヤー!!」と炎を守ったライオンファングをお見舞いする。

 

デューク「破邪聖獣球!、邪気玉砕!」

 

グラディウス「ファルコンブレイク!」

ほかの2人も

 

プリキュウス「う〜ん、今のはちょびっとばかし聞いたな。それでも私が思っていたよりはほんのちょびっとばかり届かんかったようだがな。」と

 

パラディン「そんな、全く効いてない」

 

プリキュウス「お前達の攻撃は私の薄皮をちょびっと焦がしたに過ぎん。さてどうするどのみち今のお前達では勝てない、さっさと合神した方が身のためだと思うがな。」

 

パラディン「そこまで言うなら・・、グラディウス「まて、流石に迂闊すぎるぞ。」、グラディウス」

 

パラディン「でも、現状、悔しいけどあいつに対抗できるのはキュアゴッドやキュアハンターBM、キュアイカロスになるしか方法はないのも事実でしょ」

 

グラディウス「仕方がないか」とパラディン、デューク、グラディウスは手を合わせる。そして3人を中心に光が現れる。

 

そして光がはれるとそこには先ほどまでとは比べものならないほどのオーラ。神々しい力に溢れた3人が立っていた。

 

ゴッド「天空島の守護神、キュアゴッド」

 

ハンターBM「天空島に満ちる蒼き月、キュアハンター・ブルームーン」

 

イカロス「燃える烈火の鳥神、キュアイカロス!」

 

 

プリキュウス「ほう、お前達もそこそこ成長しているようだな。よもや私のいぬ間にお前達までもがそこにいるとはな、キュアイカロス、キュアハンターBM」

 

ハンターBM「私はゴッドに気付かされたのだ、我々がどれほど愚かな行いをしてきたのか」

 

イカロス「だからこそ、自らの罪を消せずとも、その因果を終わらせることは出来る。」

 

ゴッド「2人とも、破邪聖断剣を使うぞ。我々の全ての力を込めてここであいつを倒すのだ。」

 

プリキュウス「ほう、なら私もそれ相応の力で返すとしよう。」

 

ゴッド「いくぞ!」

 

ゴッド、ハンターBM、イカロス「「「愛の心にて、悪しき神を断罪す、その名も破邪聖断剣・神打、邪気残滅!、はぁぁぁぁ!」」」

プリキュウスも特大のエネルギー弾を飛ばす。

プリキュウス「はぁぁぁぁ!」

お互いの威力が拮抗し合う。だがお互いの威力が完全にお互いに同じであり、威力を打ち消しあってしまった。

 

 

ゴッド「そんな、馬鹿な」

 

ハンターBM「そんな、あれを相殺されるなんて」

 

イカロス「化け物め」

 

プリキュウス「ははは、嬉しいぞ、まさか、私の全身全霊を相殺できるとはいい、それでこそだ。お前達の力は全て、私のものだ。」と

プリキュアのエネルギー弾が3人にぶつかり、エネルギーフィールドを形成する。そしてそれを3人は破ろうとするが壊すことはできなかった。

 

プリキュウス「無駄だ。それは内側からはけして破れない、そのダメージがお前達に帰るだけだ。さて、そろそろ完了か」とプリキュウスがエネルギーフィールドを解除するとそこには石像とかした3人がそこにいた。


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