帰ってきた幼馴染と女神たち【完結】   作:カット

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今回はオリジナル回です。いつも以上に駄文な気がしなくもないですがどうぞお読みください


10、束の間の休憩

「3人とも早く早くー!」

「少し落ち着きなさい穂乃果‼︎」

 

ファーストライブを行った翌日の土曜日、俺は幼馴染の3人と遊園地にやってきた。

何故こうなったかと言うと話は前日の帰り道まで遡る……

 

 

-----帰り道-----

「今日はお疲れ様」

ライブをした穂乃果たちを労った。何か奢ってあげられればいいのだが今通っているところに奢れる店などない。

 

「ありがとうたっちゃん!」

「達也のおかげですね」

「俺のおかげ?俺は何もしてないぞ?」

何故か俺のおかげと言われたが俺は何もしてないんだけどな

 

「そんなことないよ、たっくんがライブしてって叫んだから。たっくんだけじゃないよ」

「フミコもだね、それにヒデコやミカも手伝ってくれたし」

「それに駆けつけてきてくれた小泉さん、みんなのおかげですよ」

「でも1番はたっくんの言葉かな!だからありがと♪」

「そ、そんな風に言われるとちょっと恥ずかしいな」

 

つい顔を逸らしてしまい穂乃果たちにからかわれたのはまた別の話……

 

 

「ねぇねぇ、打ち上げ…みたいな感じでどこか行かない?」

急に穂乃果が打ち上げしたいと提案してきた。

 

「でも今日は帰って休んだ方がいいんじゃないか?」

「達也の言う通りですよ、今日は休んで明日と明後日の土日は練習休みですし今日じゃなくても…」

「そっか〜そうだね、じゃあ明日にしよう!」

「「急すぎ⁉︎」」

まさかの明日って…あ〜でも日曜休んで月曜から学校の方が疲れも取れていっか

 

「それで穂乃果ちゃん、どこに行くの?」

「それはね〜y」

 

 

という経緯で打ち上げで遊園地にやってきた。

最近ライブの練習とかで忙しかったからこういうのもありだな。

 

「さて、どこから回る?」

「もちろん最初はあそこからだよ!」

穂乃果が指をさした場所は……えっ、まじ?

 

 

「な、なぁ海未…いきなりここに来ると思ってたか?」

「ま、まぁ穂乃果のことだしありえるかと……」

 

遊園地来て初っ端からジェットコースター乗るか?

「いいじゃんいいじゃん!最初の方が空いてそうだって思ったんだもん!」

たしかにその考えは正解…か?

 

「それともたっちゃん…怖いの?」

「誰がそんなこと言った?実は穂乃果が怖いじゃないんのか?」

「そんなわけないじゃん!そこまで言うなら早く行こっ!」

「おう!海未もことりも早く行くぞ!」

少し後ろにいた海未とことりに声をかける。いること忘れてないからな?

 

「全く2人とも…」

「あはは、でもこういうの懐かしいよね?」

「そうですね、早くしないと本当に置いていかれそうですし行きますか」

「うん!」

 

と話していたみたいだが聞こえていなかった。

そしてジェットコースターにつくと案の定人が少なかった。

そのため前の方に座れ俺と穂乃果は先頭に、その後ろに海未とことりが座った。

そして出発し……

 

「あー楽しかった!」

「私もです!」

「私も〜」

穂乃果、海未、ことりの3人は楽しかったと言って先に降りていった。

しかし…

 

「あれ?たっくんは?」

「「そういえば」」

 

これ忘れられてたパターンかな?といつもなら考えるかもしれないが今はそんな思考が回らないくらいぐったりしている…

 

「達也大丈夫ですか?」

「大丈夫大丈夫……」

「いやそう見えないから!たっちゃんほんとは怖かったんだね〜見栄はっちゃって〜」

 

反論できない。それほどぐったりしてしまっている…

 

「穂乃果ちゃん海未ちゃん、ベンチあるからそこで少し休まない?」

「そうだね、じゃあたっちゃんをそこまで連れてかないと」

「肩貸しますよ達也」

「すまん…」

 

海未に肩を借りなんとか歩いてことりがいるベンチのところまで行く。

そして横になったのだが頭にベンチ以外の感覚がするような…

 

「ことりちゃんずるいよ!そこ代わって!」

ことり?この感覚は膝?もしかしてことりに膝枕してもらってるのか?

 

「早い者勝ちだよ穂乃果ちゃん!」

「むぅ〜じゃあ私は水でも買ってくるからたっちゃんのことお願いね?」

「それはもちろん!でも買う必要なさそうだよ?」

「私がもう買ってきました」

「いつの間に…」

穂乃果いいとこなし…

 

15分後

 

「ことりサンキュー、もう大丈夫だ」

「ほんと?まだこうしてていいんだよ?」

「いや、恥ずかしいからいいって」

ことりの膝枕?そんなのずっとしてもらいたいに決まってるだろ!ここじゃなく部屋だったら間違いなく続けてもらったぞ!

 

「怖いなら怖いってちゃんと言ってくださいね?あとこれどうぞ」

「あはは、すまんすまん。サンキュー」

水買っておいてくれるなんて優しいな〜まぁ怒らせなきゃ基本的に優しいやつなんだけどな

 

「そんじゃ次どこ行く?」

「じゃあ次は海未ちゃんの行きたいところ!」

「私のですか?では…」

 

 

「うわ〜お魚いっぱーい!」

海未が選んだのは水族館だった。

「へぇ〜遊園地の中に水族館があるとはな〜」

「先ほど案内図で見つけていたんですよ、食堂スペースもあるので色々な魚を見ながら昼食をと思いまして。それにさっきまで達也ダウンしていたのでゆったりできる方が良いかと」

 

海未らしいチョイスだな、それに俺のことまで考えてくれるなんて…

 

「俺のこと気遣ってくれるなんて嬉しいな〜サンキューな海未!」

 

「なっ//私はただ水族館を回りたかっただけで達也の気遣いはついでですついで//」

 

「そういうことにしておくか!」

「海未ちゃん説得力ないよ?」

「う、うるさいですよ‼︎置いていきますよ‼︎//」

「置いてかれないように行くか穂乃果、ことり!」

「「そうだね!」」

 

それから4人で水族館を回る。色々な魚見ることそんなにないしいい所だな。

 

「あっ、餌やり体験やれるみたい!やっていってもいい?」

「ちょっ⁉︎」

回っている途中にとある魚の餌やりを体験できるというのを見つけ穂乃果が聞いてきたが…おい穂乃果、まだ俺たちなんも答えてないぞ…

 

「まぁ穂乃果ですし仕方ありませんね…」

「あはは…」

ってそれで片付くんかい⁉︎

 

昼食もそこで済ませ次にことりが選んだ場所に移動中…

ことりが選んだ場所とは……

 

「お化け屋敷?」

 

そう、ことりはお化け屋敷を選んだのだ。穂乃果が入り口でボケーっと見上げていて平然としている。

 

「それじゃあ早速入ろっか!」

「うん!」「そうですね」

ことりがそう言うと穂乃果と海未が反応した。入る前から誰も怖がってないのはちょっとつまんないな。

 

中に入ると結構いい雰囲気のお化け屋敷で内心ワクワクしていた。すると…

 

「ひゃっ⁉︎」

なにやら可愛い悲鳴が聞こえた。声で誰だかわかったが…

 

「どうした海未?可愛い悲鳴上げて」

「なっ⁉︎からかわないでください‼︎//」

「海未ちゃんこれただのこんにゃくだよ?」

「っ///」

なるほど、こんにゃくが急に当たって怖がったのか〜

 

そしてさらに進み…

ガサゴソ…

 

近くの物陰から音が聞こえ

「たっくん…怖いよ」

と言って腕にしがみついてきた。

喋り方からして怖いように思えなかったのだがこれは別の意味でやばいかも…

 

そして音がしていた場所から何かが勢いよく出てきた。

 

「きゃぁぁぁー⁉︎」

「うぉっ⁉︎」

ことりのしがみつく力がさらに強くなったがこれは…

 

「(や、柔らか)」

腕にことりの胸が当たってる……やばい柔らかくて出てきたのが何か確認する余裕が…

 

「あー‼︎ことりちゃんだけズルイ‼︎」

「へっ?穂乃果何言って……」

「穂乃果ちゃんどうしたの?」

「穂乃果は反対側もーらい!」

「おい⁉︎」

 

左側からはことり、右側から穂乃果がしがみついてきた。

そしてその近くには顔を赤くして震えている海未の姿が……

「あ、あなたたち何をしているんですか‼︎///破廉恥です‼︎//」

「「だって怖いんだも〜ん」」

……おい、全然怖そうじゃないぞ。というか穂乃果も何とは言わないがそこそこあるから

 

「(両側柔らか)」

と海未には悪いが思ってしまった。

 

その後出口を目指して進むが何か出てくる度に強くしがみついてきたため恐怖より理性との戦いの方が……なんて口が裂けても言えないことをしていた。

 

 

「「あ〜怖かった〜」」

「そんな風に思えないのですが…」

同感だ海未…そして俺は別の意味で怖かったぞ…

 

「ほんとだよ〜たっちゃんの腕にしがみついてたからなんとか大丈夫だったけど…ね?ことりちゃん!」

「うん!海未ちゃん疑いすぎだよ〜」

「ただ達也にしがみつきたかっただけなのでは?」

「「ギクッ⁉︎」

うん…やっぱりそうかと思ってたよ2人とも…というかギクッって普通声に出すか?

 

「やはり…それに達也も達也です‼︎振り払わないだなんて」

やっぱり俺にもきます?

 

「い、いや〜意外と2人とも強くしがみついてきててさ〜それに柔らかくて離すのもったいな………あっ」

海未が怒る寸前だ。つい言ってしまった…ここは一か八か海未の手を握り

 

「ちょっ///」

「次は俺のいきたい場所だろ?行こうぜ!」

そのまま行こうとしてる場所に走り出した

「ことりちゃん行こっ!」

「そうだね!でも海未ちゃんいいな〜」

 

そのまま4人は達也の行きたい場所へと走っていった。海未は恥ずかしかったのか怒ることを忘れていた。

「(狙い通り)」

 

 

「定番だけど最後はやっぱここだろ!」

「だよね」

「うん!」

「そう言うと思いました」

 

最後に来たのは観覧車。4人で乗り込んだ。

 

「綺麗〜」

乗った観覧車が頂点に達して外の景色がよく見える位置になり穂乃果が呟いた。

海未もことりも外を見て同じように呟きそして俺も…

「ほんと綺麗だな」

と呟いた。

 

「たっちゃんそれどっちに対して?」

「どっちって?」

「夕陽か穂乃果たちかって意味だよ」

ここはあのセリフを言うべき?って思ったけどやっぱり

「そんなもんどっちもだ!」

と答える。あのセリフは誰かと付き合うことになるまで言うのは控えよう

 

「もう〜そこは夕陽より穂乃果たちの方がって言うところじゃないのー?」

「たっくん女心わかってないね〜」

「達也ですから」

あれ〜本心で言ったんだけどな〜というか海未のはどういう意味だよ……

 

「まぁそれは置いておいて小さい頃にもこんな夕陽みたよな、公園でだったけど」

 

「ありましたね、穂乃果が言い出して木に登ってみたんですよね」

 

「あったあった、それで降りられなくなって」

 

「最終的にはたっちゃんが降りるの手伝ってくれたんだよね〜」

「あったなそんなこと」

 

「あの時は怖かったけど穂乃果は見たことのない景色を見せてくれます」

「困った時はたっくんが助けてくれる」

 

「大袈裟だなお前ら…」

「ほんとだよ〜でも穂乃果1人じゃ無理だよ、海未ちゃんとことりちゃん、それにたっちゃんもいるから自由に動けるんだよ!」

 

それぞれが自分の思ってることを言う。ストレートすぎて少し恥ずかしいって気もするが…

でも

 

「これからもずっと一緒だよ海未ちゃん!ことりちゃん!たっちゃん!」

「うん!」「もちろんです!」

「おう!俺たちはスタートしたばかりだ、これからいろんな困難があるかもしれない!でも俺たちは1人じゃないんだ。今まで見たことない景色みんなで見に行こうぜ!」

「「うん」」「はい!」

 

4人は夕陽を見ながら誓う。これから色々な困難があっても乗り越えていけるだろうと4人全員思っていた。

 

 




今回はオリジナル回でした。次回からはまたアニメの内容ベースの話に戻ります。

今回の最初の方は某アニメのとある内容と似ている気がするのは気にしないでください。決して狙って書いたわけではありません
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