そして希ちゃん誕生日おめでとうございます
「申し訳ございません」
「ません」
部室で穂乃果と凛が謝っている。
何があったか簡単に説明しよう。ラブライブの参加を承認してもらおうと理事長室に行った俺たち。そこに生徒会長もいたのだが理事長は参加しても良いと言う。ただし条件が
赤点を取らないこと!!
ここまでくれば想像つくだろう。そう、穂乃果と凛は赤点の危機のある教科があるのだ!
「全く…普段からちゃんと勉強しないからです!」
「でも数学だけだよ!」
よりによって俺の苦手教科の数学か…苦手と言っても他の教科に比べてできないだけだが…
「7×4……」
いやいや花陽、さすがにそれはできるだろ…つーかそれ数学というより算数じゃね?
「にじゅう……ろく?」
………はい?
「なぁ海未、ことり……」
「それ以上は言わないでください…どうにもならないからこれなんです」
「海未ちゃんそんな言い方しなくても…」
いやするだろ!とみんな心の中で突っ込んでおいた
「そんじゃ凛は?」
「凛は英語!」
「英語難しいもんね」
だから威張って言うなよ…それに花陽、今はそんなフォローしてる場合じゃないぞ
そして1人離れて座っているにこ先輩から
「赤点なんか絶対取っちゃダメだからね」
と言われたが…教科書が上下逆だ…
とりあえず穂乃果には2年組が、凛には1年組で教えることとなったがにこ先輩は……
「それはウチに任せておき!」
「希」
話を聞いていたのか希先輩が入ってきた……なんで部室の近くにいるんだ⁉︎
「それは赤点を取ったら認めないことを聞いてたからや」
「心の中勝手に読まないでください!」
まさか心の中を読まれるとは…あれ?こういうの何回かなかった?
「別に私は教えてもらわなくても…」
にこ先輩ごそういうと希先輩が何やら怪しい手つきをして構えそのまま
「ワシッ!」
「ぎゃぁあ⁉︎」
にこ先輩の控えめな胸を揉んでいた。うん…男がいない時にやってくれ、それかある程度ある人を…コホン、なんでもない
「お願いします」
「素直でよろしい」
結局希先輩に教えてもらうことになった
そして勉強が始まるが最初はちゃんとやっていた。
「ことり、達也、今日は用事があるのでお先に失礼します。穂乃果のこと頼みますね」
「任せて!」
「任せ……ん?」
任せろと言おうとしたその時ちょうどメールが来て買い出しと今日の夕飯作りを頼まれてしまった。
「わりぃことり…俺も急用入っちまった、頼めるか?」
「そうなの?それは仕方ないね、任せて」
「わりぃな……」
ったくなんでこんな時に…今日は俺もわかるところだったから教えられると思ったのに……
俺と海未は部室を出る前に中を見てみるが…
「ことりちゃん…」
「あと少しだよ、頑張って!」
「おやすみ」
「穂乃果ちゃーん」
穂乃果は寝てしまい
「あっ、あんなとこに白米が!」
「えっ⁉︎どこどこ⁉︎」
「こら」
「痛いにゃ〜」
凛は逃走をしようとし
「それじゃあ次は?」
「……にっこにっこに〜」
「にこっち?ふざけたらワシワシMAXやで?」
「待って!ふざけてるんじゃない!こうすることで脳が活性化するの!」
……んなわけねぇだろ
「それじゃあここ答えて?」
「ここは……「ん?」にこっ」
はぁ……
「ぎゃぁあ⁉︎」
「これで身についているのでしょうか…」
「やる時はやると信じるしかないな…」
「そうですね」
そう呟いて俺たちは部室を出た。
途中までは同じ道のため一緒に校門を出ると聞き流れた音楽が聞こえた。
というかこれSTART:DASHじゃねーか⁉︎
校門の側に寄りかかっている金髪の中学生がSTART:DASHを聞いている…というか映像を見ている。
2人でそれを覗き込んだが…
「これって…」
「サイトに流れていない部分ですね…」
2人して呟いた。勝手に覗き込んでいることに関しては悪いかもしれないがそれ以上にサイトに載っていない部分のことに驚いた。
するとその中学生は俺たちに気付いたのか
「ん?うわぁっ⁉︎」
と声をあげて驚いてしまった、当然か…
「勝手に見てて悪い」
「すみません、それよりその映像はどうやって…」
「お姉ちゃんに撮ってもらったんです、私入れないから…」
お姉ちゃん?金髪…まさか
「もしかして…μ'sの園田海未さんとマネージャーの小野達也さんですか⁉︎」
「い、いえ違います」
「えっ…」
そんな悲しい目しないでくれ…
「おい海未」
「本人です」
「ですよね」
本人とわかった瞬間嬉しそうな表情をした。
「なぁ間違ってたら悪いんだけど君のお姉さんってもしかして……」
その言葉は最後まで繋がらなかった。何故かと言うと
「亜里沙」
生徒会長がこの子のことを呼んだからだ。それにどうやら予想通りみたいだったな。
「っ、あなた達…」
俺たちは場所を変えて話し出す。
「まさかあなた達に見られてしまうだなんてね」
「ずっと気になっていたんです。誰が動画を上げていたのか」
「あの場にいた人の中にカメラ持った人はいなかった気がしてましたし俺も持ってなかったですからね」
そのことを話すと
「あなた達の手伝いのために上げたんじゃないわ、どれくらい人気がないかわからせるためよ」
と言ってきた。
「でも逆効果みたいですね、穂乃果たちは逆に人気が出てきてます」
「それは動画を上げてくれた生徒会長のおかげです」
「やめて、お礼を言われるようなことはしていないんだから」
「真姫みたいですね…達也からも何か言ってください」
そこで俺に降る?しかもさりげなく真姫の名前出してるし…
「どれくらい人気がないかわからせるためと言いましたよね?おそれってつまり俺たちの活動を認めたくないって捉えても?」
「えぇ…そうね」
「動画のこともですけどもう1つずっと気になっていたんですけどなんで俺たちの活動認めてくれようとしないんですか?最初に行った時から気になってたのですがアイドルの活動と知ったら反対しましたよね?」
「一言で言えば素人にしか見えないのよ、1番と言われているA-RISEでさえ…」
素人にしか見えない?A-RISEでさえ?
「なんでそう見えるのかはあえて聞きません。でもそれって会長としてじゃなくて私情で言ってるだけですよね?」
「……だったらなに?」
「最初に申請しに行った時に俺言いましたよね?私情で言ってたら許さないって」
「……」
「達也?」
「会長が素人にしか見えないって言う理由は何かあるんだと思いますよ。でもだからって私情で俺たちの反対をすることはおかしいですよ!普通に反対するならともかくそれを会長として認めない口実に使うのはどう考えてもおかしいです!」
あれ?なんで俺こんなに熱くなってるんだ?でも止まれねぇ
「最初言ってた通り思いつきだけで動いても上手くいかないかもしれない、でも動かなきゃ始まらないんですよ!なんも動いてない人が私情で俺たちの活動を制限しないでください‼︎」
「達也言い過ぎですよ!」
わかってるけど…
「お兄ちゃん何してるの〜買い出し頼まれたんでしょう?」
そこへちょうど妹の美希の声が聞こえそれに反応しようとしたら…
バチン‼︎と大きな音がそこに響いた、どうやら会長にビンタされたみたいだった。
「会長⁉︎何をしているんですか⁉︎」
「いいって海未」
「ですが……」
俺をビンタした会長に怒ろうとしたがなんとか止めることに成功した。
会長は無言で立ち去ってしまったが……
「お兄ちゃん大丈夫⁉︎」
「達也さん大丈夫ですか⁉︎」
会長が立ち去った後美希と亜里沙ちゃんが寄ってきてくれた。亜里沙ちゃんは…おしるこ?を持ちながら…
「平気平気、ありがとな2人とも」
そう言って2人の頭を撫で安心させた。
「それより亜里沙はなんでここに?」
「ん?美希知ってんのか?」
「そりゃあ同じ学校だし…」
意外なところに繋がりが…
「えっと…さっき達也さんを叩いたの私のお姉ちゃんなの」
「なるほどね〜お兄ちゃん何か怒らせるようなことしたの?」
「言いすぎただけだ、ちゃんと明日謝るさ」
正直さっき叩いてくれて助かった。そうじゃなかったらもっと酷いこと言いそうだったし…
「私追いかけないと、海未さん、達也さん、応援してます!」
「ありがとな!」
「ありがとうございます」
お礼を言うと持っていたおしるこ缶を俺と海未に渡し追いかけていった。
「それじゃあ俺たちも買い物行くか」
「そうだね」
「それじゃあ私はちょっと寄り道があるのでこちらに」
「おう、後で電話するな」
「えっ?」
何故?という顔をしてるな、そりゃあいきたり言われたらそうなるか
「希先輩に会長のこと聞きに行くんだろ?俺も気になるからさ」
「バレバレでしたか、わかりました。お待ちしています」
会長のことを聞くのは海未に任せるとして俺と美希は買い物だ。そういや音ノ木坂に転校してから2人で買い物っていうのもなかったな……
それでは今回はこの2人に来てもらいました〜
にこ「にっこにっこに〜みんなのアイドル矢澤にこで〜す」
真姫「イミワカンナイ」
にこ「ぬぁんでよ‼︎」
はいでは早速今回の内容に入っていきましょう
にこ「にこの扱い酷くない?」
そんなことありません
真姫「凛も穂乃果先輩もにこ先輩も普段からちゃんと勉強しないから赤点の危機になるんですよ」
にこ「数学なんて将来使わないからいいのよ」
「「………」
真姫「そんなことより今回のタイトルは最初の予定と変わったのよね?」
そうなんですよ、いつもより長くなりそうだったので変更しました。
にこ「そんなことして〜4回に分けるとか言わないでしょうね?」
………
真姫「何か言いなさい!」
それは置いておいて3人はちゃんと赤点回避できますかね?
真姫「叩き込むから大丈夫よ」
にこ「ふざけたら希にワシワシされるし大丈夫よ」
「「ふざけてる自覚あるんだ」」
にこ「……」
今回久々登場の美希ちゃん、そして初登場の亜里沙ちゃん、今後どのくらい出てくるかわかりませんね。
真姫「少しくらい考えてるんでしょうね?」
もちろん少しは考えてますよ
真姫「ならいいわ」
にこ「さてと、後書きなんだし長くなりすぎてもよくないしここら辺で締めましょうか」
そうですね、では次回予告お願いします
にこ「次回の帰ってきた幼馴染と女神たち、赤点を回避せよ!」
真姫「ほんと回避してよね?感想や誤字報告などはいつでも受け付けてるわ」
質問とかあればそれも答えられる範囲で答えますよ