帰ってきた幼馴染と女神たち【完結】   作:カット

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1日空けるつもりが2日空きました。


21、これで8人、いや9人、いや・・・

みんなが帰ったあと俺と穂乃果は生徒会室前にいた。海未やことりもいるが

 

ノックをし入ると会長と副会長が作業をしていた。

 

「何か用かしら?」

 

生徒会長は一旦手を止め俺たちの方を向く。

 

「今日はお忙しい中ありがとうございました!」

「そんなこと?いいから帰って休みなさい。着替えたということは練習終わりなんでしょ?」

 

「はい、でもそれだけは伝えたかったので!失礼しました」

そう言って穂乃果は生徒会室を出て行った。残った俺は…

 

「何か手伝えることありませんか?貴重な時間を割いてくれたわけですし何かあれば手伝いますよ」

 

「別にないわ…」

 

早っ!?でも書類結構溜まってるし…

 

「折角やし手伝ってもらわない?ウチとえりちだけやと今日中に終わるかわからんし」

 

「はぁ…そうね、ならお願いしようかしら」

 

「了解っす!」

 

というわけで穂乃果たちには先に帰ってもらって俺は手伝うこととなった。

 

 

作業を進めること1時間……

 

「これで俺の分は終わりですね」

自分の分が終わったため2人に声をかけた。2人ももう終わりそう…というか絵里先輩も終わったみたいだ。

 

「ありがとね達也くん、穂乃果ちゃんたちと帰らなくてよかったん?」

 

「まぁ絵里先輩に練習見てもらったわけですし穂乃果たちには休んでもらって手伝えることがあれば手伝おうと思ってたんですよ」

 

「そう…でも今の段階じゃまだ一か八かになってしまうわよ?」

 

「絵里先輩から見たらそうだと言うならその日までにたくさん練習するだけです」

 

「そう…そういうなら頑張りなさい。私は少し席を外すわ、先生に確認してもらう書類があるから」

そう言って絵里先輩は生徒会室から出て行った。

つーか改めて思うとすげぇな、この量の書類をこなしているんだからな。

 

「ふふっ、達也くん今凄いなとか思ってるんとちゃう?」

 

……なんでわかるの?

 

「よくわかりましたね。それよりも希先輩から見て今日の練習はどうでしたか?」

 

「なんのこと?」

 

バレてないと思ってたのか?

 

「気付かれてないもでも思ってたんですか?って言っても気付いたのは最後の方ですけどね」

 

「とぼけても仕方ないみたいやね、μ'sをというよりえりちの様子を見に行ったんよ。見た感じえりちも何か思うこともあったんやないかな?」

 

なるほど絵里先輩を…やっぱり希先輩は理事長が活動を認めない理由わかってるんだろうな。

 

少ししたら絵里先輩も戻ってきて希先輩も作業が終わっていたのでその日は解散となった。

 

 

 

視点変更(美希視点)

 

私は今音ノ木坂の生徒会長の家にいる。

雪穂と亜里沙と一緒にオープンキャンパスで説明するための内容を亜里沙のお姉ちゃんの絵里先輩から聞いている。

雪穂は寝てしまっているが……そして「体重増えた!?」と言って話すのをやめた。

 

「ごめんね、つまらなかった?」

 

「い、いいえそんなことは!」

 

雪穂は慌てて否定したがそこは正直に言ってもいいんじゃ…

 

「綾瀬先輩には悪いのですが私はつまらなかったです」

 

「ちょっ美希!?」

 

「私もつまらなかった」

 

「亜里沙まで!?」

 

「すみませんが遠慮なしに言わせてもらいますね……たしかに音ノ木坂がいいところということはわかりました。でもこういう内容ってどこの高校でもやってることですよね?」

 

「っ!?」

 

「何か音ノ木坂ならではの魅力とかないんですか?例えば今の音ノ木坂にはスクールアイドルがいますよね?そういうところアピールするのはどうですか?」

 

「そのこと知っていたのね、亜里沙から聞いたのかしら?」

 

私はスクールアイドルのことを勧めてみた。

というより今の反応からして

 

「知りませんでした?私のお兄ちゃん音ノ木坂にいるんですよ?」

そういうと少し驚いた様子をしていた。本当に知らなかったみたい。

 

「あなた達也くんの妹だったのね、どうりではっきりと言ってくれるわけね」

 

「ねぇお姉ちゃん、なんでこんなことしてるの?」

 

「それは音ノ木坂を廃校にさせたくないから…」

 

「それはわかるよ、私だって音ノ木坂が廃校になって欲しくないよ!でもこれって本当にお姉ちゃんのやりたいこと?」

 

「私もそう思います、綾瀬先輩は生徒会長なんですよね?先輩は生徒会長の義務感からやっているんじゃないんですか?」

 

「っ⁉︎あなたに何がわかるのよ!」

 

「そうやってムキになるところからして図星ですかね」

 

「もういいわ、今日はありがと。原稿直すから出てって」

 

そう言って追い出されてしまった。ちょっと言いすぎたかな。

 

「ごめんね亜里沙、亜里沙のお姉ちゃんにあんな言い方しちゃって」

 

「ううん、私も思ったことだから気にしないで美希」

 

やっぱり亜里沙は優しいね。

その日は少しの間3人で勉強して解散した。

 

 

再び達也視点

 

-----小野家にて-----

 

「あれ?美希」

「お兄ちゃん!?」

 

俺が家につくと美希もちょうど家に着いた。

同じタイミングに帰るなんて珍しいなと思いながら一緒に家に入った。

 

「お兄ちゃんごめん」

 

「何がだ?」

突然謝られてなんのことかさっぱりだったため理由を聞いてみた。すると生徒会長に言いすぎたということだった。

別に気にしてないし「俺も普通に色々言ってるし気にすんな」と美希に言って安心させた。

 

 

-----そして次の日-----

 

「遅くなっちまったな」

今日俺は朝練に遅れている。寝坊とかじゃないからな?

 

ん?絵里先輩なにしてんだ?

 

「覗き見ですか?」

 

「っ、達也くんか…そんなつもりは」

 

「堂々と入ればいいんですよ」

 

そう言って屋上のドアを開けて一緒に屋上に出た。

 

「おはようございます生徒会長!昨日と同じでいいんですよね?」

 

入ってすぐ穂乃果は挨拶してきて練習内容を聞いた。絵里先輩はこれに答えず

 

「嫌じゃないの?昨日あれだけ言われて今日も同じ練習で」

 

そんなことで辞めるようならやってないぜ絵里先輩。

 

「こいつらがやる理由は1つしかないぜ、そんな理由で辞めるならとっくに辞めてるはずだしな、みんなそうだろ?」

 

「たっくんの言う通りです!」

 

「私たちはやりたいからやる、ただそれだけです!」

 

それを聞くと絵里先輩は屋上から出て行ってしまった。みんなには練習を始めておくように指示をして俺は追いかけた。携帯を屋上に持ってきていた花陽にお願いをしてから…

 

 

「ウチな…」

 

俺が追いかけていくと希先輩が絵里先輩に話しかけていた。俺は咄嗟に隠れた。前にも隠れたことあるのでは?というのは気にすんな…

 

聞いていると絵里先輩が本当は何をしたいのかということを疑問を感じていたことを言っていた。そして理事長が認めないのは生徒会長からの義務感ということを訴えかけていた。

 

「何よ!私だってやりたいことだけやれたらやりたいわよ!でも…今更アイドルやりたいなんて言える?」

 

「えりち!」

 

泣きながらそういうと絵里先輩は走り去ってしまった。希先輩はそこで泣いている……

 

「ごめん…えりちはウチが説得したかったけど無理やった。あとはお願い…達也くん」

 

やっぱり気付いていたか…

 

「任せてください!……って言いたいですけど俺だけで説得できるかわかりませんね、多分3年の教室ですよね?」

 

「そうやと思う…」

 

「穂乃果たちにメールするんで希先輩はみんなを連れて3年の教室前で待機しててくれませんか?そのうち出番くると思うんで」

 

「うん、任せておいて」

 

さてと…行くとしますか、μ'sを9人にするために!

 

 

「やーっぱりここにいたんですね絵里先輩」

 

「何か用?」

 

「用がないのに来るわけないでしょ」

 

俺の一言に「そうね」と言って返してくる。いつとの覇気ねぇな…もう一気に行くか

 

「絵里先輩もアイドルやりたいんじゃないですか」

 

「聞いてたの?」

 

「聞いてました。全く親友まで泣かせてどうするんですか」

 

「……」

 

「もう単刀直入に言います。穂乃果たちと一緒にスクールアイドルやりませんか?」

 

「……無理よ今更、私がどれだけ酷いことしていたかわからないの?」

 

「酷いこと?よくわかりませんが生徒会長として…まぁ個人的な感情もあったと思いますが学校のためだったんですよね?酷いことなんて思ってないですよ。俺もあいつらも」

 

「そうだとしても私は…」

 

やっぱ俺じゃだめか、最後はあいつかな。

入り口の方を見て希先輩と目を合わせる。意図がわかったのかみんなを教室に入れた。そして穂乃果が手を差し伸べそれに先輩も気が付いた。

 

「なに?練習?それなら昨日言ったことを」

 

いやアホか、それならこんな行動を……ってなんで制服に着替えるんだ?まぁいっか

 

「生徒会長!いや絵里先輩!μ'sに入ってください!一緒にやりましょう」

 

「えっ」

 

だから言ったろ?酷いことなんて思ってないって、じゃなきゃ誘いに来ないって

 

「でも私は…」

 

「全く〜やりたいならやればいいじゃない」

 

「にこ…」

 

「にこ先輩の言った通りですよ、こいつらはやりたくてやってる。それだけなんですから!」

 

ゆっくりだが絵里先輩は穂乃果の手を取って笑顔で立ち上がった。

 

「やったー!これで8人だー」

 

ん?穂乃果は何言ってんだ?

 

「違うぞ穂乃果、希先輩も入れて9人…ですよね?」

 

「そうやで!って言いたいんやけどそれと違うで?」

 

『えっ?』

 

他に誰がいるんだ?

穂乃果、海未、ことり、真姫、花陽、凛、にこ先輩、絵里先輩、希先輩…9人じゃん

 

「たしかにμ'sは9人の女神、9人揃って初めて輝く。そう考えてμ'sって名前をつけたのには間違いないんやけどね」

 

「えっ、じゃあμ'sの名前をつけたの希先輩だったんですか!?」

 

まぁことりのいう通りみんな驚くよな。

 

「だけど9人じゃみんなを支えてくれる人を数え忘れてるんやない?」

 

『あー!?』

 

………あれ?真面目に数え忘れられてた?

さっきの?俺が自分から言ってもね〜

 

「そういえばたっちゃん数を言うなら10って言ってたけどこういうことだったんだね!」

 

「そういうこった、自分で言うのはちょい恥ずいけど俺もいれて10人だ!」

 

「全く希も達也くんも…呆れるわ」

 

そう言って立ち上がる絵里先輩に「どこへ?」と問いかける。そんなの聞かなくても-

 

「決まってるでしょ?練習よ!」

 

みんなさっきまでより笑顔になってついていく。

 

 

-----オープンキャンパス当日-----

 

「いたいた、おーい美希〜雪穂〜亜里沙ちゃん」

μ'sの出番まで時間があるため俺は愛しの妹たちを探していた。

 

「あっお兄ちゃん!」

「達兄!」

「達也さん!」

 

3人が同時に呼んでくれた。

 

「お兄ちゃん?それに雪穂も達兄って呼んでるけど日本にはそんな文化があるの?」

 

「「「ない!」」」

同時に言って4人で顔を見合わせて笑ってしまった。

 

「えっとな亜里沙、まず美希だけど血の繋がった妹だ」

「それで私は昔よく遊んでてその時にお兄ちゃんみたく慕ってたから達兄って呼んでるんだよ」

「なるほど〜」

 

「ところでお兄ちゃん、μ'sの方は大丈夫なの?」

「時間になったら戻るさ、ってもうそろそろか。楽しみにしててくれよ!」

「「うん!」」「はい!」

 

そう言って俺はμ'sのみんなのところに戻る。いつも手伝ってくれるヒフミトリオと一緒にμ'sの出番の時間になった。

 

「みなさんこんにちは!私たちはスクールアイドルμ'sです!今日は来てくれてありがとうございます!これから歌う曲は私たちが10人になって初めて作った曲です。聞いてください!」

 

『僕らのLIVE 君とのLIFE』

 

みんな楽しそうに踊ってるな、見てくれる人も楽しそうに見てる。これは大成功ってとこだな。

 

LIVEが終わり穂乃果と絵里が手を取り合っていた。すっかり仲良くなってるな。

 

「みなさん今日はありがとうございました!これからも私たちμ'sのことをよろしくお願いします!」

 

最後に穂乃果の挨拶でμ'sの出番は終わった。見に来てくれた人もみんな喜んでくれたからよかったな。

 




今回でアニメ8話終了です。途中で切るとかなり中途半端になりそうだったので一気に書いてしまいました。
達也「そのせいで文字数がいつもより多くなってるけどな、つーか2日空いたな」

あ〜いつも3000字前後なのを今回それまでより多くしたからですね。
達也「他の作者は1万字書ける人いるけどな」
まぁ気にしないでください。

ついにμ'sは9…いや10人に、これからどのようなことが起こるかお楽しみに!

達也「さて次回はどうなるんだ?」
次回はオリジナル要素を入れ達也がピンチになるとかならないとか…

達也「なんだと!?」
次回までのお楽しみに!それでは達也に次回予告を…と言いたいですが次回タイトル決まってないので言えません。というわけでいつものお願いします

達也「はいはい。感想や誤字報告、評価などいつでも受け付けてるからなー」
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