帰ってきた幼馴染と女神たち【完結】   作:カット

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今回で1期は最終回となります。

そしてUAが10000越えました。私のような人が書いている作品を読んでくださりありがとうございます。


32、μ’s復活に向けて(後編)

 

「自分の気持ちに気付けたか?」

 

ことりの家から走ってきた俺はちょうど穂乃果がダンスゲームをやるところに直面した。

 

終わってから声をかけるとここにいると思っていなかった穂乃果が驚いた表情で俺を見ていた。

 

「たっちゃんどうしてここにいるの!?」

 

「お前の気持ちを聞きにきたんだよ穂乃果!」

 

「私の…」

 

めんどくさい話は抜きでいきなり本題に入ることにした。

 

「今でも本当に辞めたいって思ってるか?それなら止めやしない。でも!やりたいって思ってるならまた一緒にやろうぜ!」

 

シンプルに言った。今は色々なことを言う必要はないと信じ…

 

「たっちゃん…この前はごめん…辞めるって言ったけどやっぱりやりたいよ!だって好きなんだもん!みんなとやるの楽しいんだもん!」

 

よかった、穂乃果もやりたいって思ってるみたいだ。

 

「そう言うと信じてたぜ穂乃果!また一緒にやろう!10人で!」

 

「10人…でもことりちゃんは……」

 

まぁそうなるよな。服飾をしたいっていうのはことりがやりたいことに間違いはないと思う。

 

そのチャンスが目の前にあるのに止めるなんて酷いことだとは思う。

 

でも…ここに来る前にことりは「やりたいって思ってる」と言っていた。

 

穂乃果なら希望はある。いや…穂乃果じゃなきゃダメなんだ。

 

「たしかにことりは海外に行っちまうかもしれない。でも…止めることができるとしたら穂乃果だけだ!」

 

「うん…でもその前に海未ちゃんと話したい!ちゃんと謝ってそれでことりちゃんともまたスクールアイドルやりたいよ!」

 

「ことりの出発は明日だ、それまでにやるんだぞ?」

 

「明日…時間そこまでないけどやるよ!やるったらやる!」

 

ははっ、穂乃果の「やるったらやる!」…久しぶりに聞いたな。

 

「ヒデコ、フミコ、ミカ、今日はありがとな!」

 

「おっ、ちゃんと略さないで呼んだ!」

「たっちゃん珍しい…」

「気にしないで?」

「私たちだって9人で踊って歌うところ見たいもん!」

 

ほんと3人がいてくれて助かった。助かったが……なんで穂乃果がそっち側?

 

まぁいいや。今日はヒデコたちと別れ穂乃果ともそこで別れた。

 

どうやら神社に行くみたいだった。

 

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帰った後穂乃果から電話があり、にこたちに会ったことを言われた。

 

そこで明日ライブをするから穂乃果にも見に来て欲しいと言われたこと…

 

そして穂乃果が3人に頼み込み9人でやらせてもらえないかと頼んだことを聞いた。

 

そして明日海未に謝り自分の本心を伝えることも…

 

ライブをする…か。となると講堂の許可が必要になるな。

 

絵里に確認してみるか…何人で許可したか聞いとかないとだし…

 

穂乃果からの電話が終わってすぐに絵里に電話をかけ

 

「もしもし?」

ワンコールしてすぐに電話に出てくれた…いや早すぎだろ!?

 

「もしもし、達也だ。今大丈夫か?」

 

「えぇ、どうしたの?」

 

「実は…」

 

ライブをするということは講堂の許可を取るはず、だからまず許可を取りに来たかを聞いた。

案の定許可を取りに来たみたいだった。

 

「なぁ、講堂を使用する場合代表者の名前と人数も必要だった気がするけどそれ今から9人にできるか?」

 

許可取ったあとに変更は難しいかもしれないが一応聞いてみた。

 

「それは無理ね…」

 

「そっか、そうだよな」

 

やっぱり許可した後じゃ…

 

「10人で使用許可取ったんだから9人にはできないわ」

 

えっ!?

 

「全く達也は…自分の分数え忘れるなんて、あなた時々抜けてるわね〜」

 

「うん、お前には言われたくないけどいいや。なら大丈夫か」

 

「ちょっとそれどういう意味よ!?まぁいいわ、それよりことりはちゃんと連れ戻せるの?」

 

やっぱりそこが心配だよな。

 

「心配するな、穂乃果を信じろ!穂乃果ならもう大丈夫さ」

 

「ふふふっ♪穂乃果のこと信頼しているのね」

 

「もちろんだ!」

 

当たり前だろ、そうじゃないと穂乃果を信じろなんて言えないって。

 

「それじゃあまた明日な絵里!」

 

「えぇ、また明日」

 

絵里との電話が終わったら時間も遅かったし今日は寝ることにした。

 

μ'sがまた10人揃うかどうかは明日の穂乃果次第だな

 

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次の日、穂乃果は海未を講堂に呼び出していた。

 

「海未ちゃんごめんなさい‼︎」

 

俺は講堂の入り口のところで聞いている。特に口出しするというより話を聞いているだけだが…

 

「私また迷惑をかけちゃうかもしれない!また何かに夢中になって周りが見えなくなるかもしれない!でも私は……」

 

「くすっ、ふふふっ」

 

「なんで笑うの!?私真剣なのに!」

 

まぁ海未が笑っちまう理由もわかるな。

 

「ごめんなさい、では私もはっきり言いますが…」

 

それを聞いた穂乃果が真剣な顔つきになった。

そして海未は笑顔になって

 

「穂乃果には昔から迷惑をかけられてますよ」

 

「ええっ!?」

 

何を驚いてるんだ穂乃果は…

 

「ことりとよく話していたんです。穂乃果と一緒にいるとよく大変なことに巻き込まれると。

止めても夢中になったら止まらないんですからね。大体スクールアイドルだって私は本気で嫌だったんですよ?」

 

海未は楽しそうに言いながら階段を降りていく。

 

「本当はどうにかして辞めようと思ってたんですよ。穂乃果を恨んだこともありました。全然気付いてなかったと思いますが」

 

ほんと最初は嫌がってたもんな海未のやつ。恥ずかしがってたしな。それでも続けてくれている。

 

「ですが穂乃果は私とことり、達也では見られないような景色に穂乃果は連れて行ってくれるんです」

 

「海未ちゃん…」

 

海未の言う通りだ。昔もいつも一緒に入れて楽しかった。

でも何か始める時は決まって穂乃果が言い出す。それか…

 

「まっ、穂乃果のわがままも多いんですけどね」

 

「わがまま!?」

 

ははっ、はっきり言いやがった。

 

「私が怒ったのは穂乃果が自分の気持ちに嘘をついたのがわかったからです」

 

それは俺も一緒だ。つーか俺の場合下手したら怪我させそうだったけどな。

 

「穂乃果に振り回されるのは慣れているんです。私もことりも、そしてそこでドアのところで盗み聞きしている達也も」

 

「盗み聞きって…そんな言い方ないだろ!」

 

「あっ、たっちゃん!」

 

思わずドアを開けて中に入ってしまった。

 

「ですから連れて行ってください。私やことり、達也では見たことがない世界へ!私だけでなくことりやμ'sのメンバーみんなもそう思ってます」

 

「無視かよ!?」

 

あっれ〜完全に無視されてない?

 

まぁいいか、そして海未が口ずさみ始めた

 

「だって可能性か〜んじたんだ、そうだ進め〜♪」

 

そして次に穂乃果が

 

「後悔した〜くない目〜の前に♪」

 

続けその後に

 

「「僕らの道がある〜♪」」

 

俺が続けた。(ことりも空港で口ずさんでいた)

 

「さぁ行ってください穂乃果!ことりを迎えに!ことりは待ってます!」

 

「でもことりちゃんは…」

 

「言っただろ?ことりを止められるのはお前だけだって、行ってこい穂乃果!」

 

片手を上げながら穂乃果に行くように促す。

 

「海未ちゃん…たっちゃん…うん!」

 

パチンと音を鳴らしてことりを迎えに行くため講堂から出て行った。

 

「それじゃあ海未、俺たちは…」

 

「ライブの準備ですね!」

 

ふふっとお互い顔を見合わせて笑い合った。

 

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穂乃果side

 

空港に着いた。早くことりちゃんを見つけないと…

 

いたっ!待って行かないで…

 

「ことりちゃんっ!」

 

「っ!」

 

立ち上がって行こうとしたことりちゃんになんとか追いついて腕を掴めた。

 

「行かないでっ!」

 

「穂乃果…ちゃん」

 

行かせたくない思いでことりちゃんに抱きついた。

 

「ことりちゃんごめん、私ことりちゃんと一緒にスクールアイドルやりたいよ!いつか別の夢に向かう時が来るとしても…今はことりちゃんと一緒にスクールアイドル続けたい!だから行かないでことりちゃん!」

 

ありったけの思いを…本心をことりちゃんに伝えた。お願い…届いて

 

「穂乃果ちゃんごめん…私気付いてたのに…本当の思いに気付いてたのに…私もやりたい!穂乃果ちゃんと一緒にスクールアイドル続けたい!」

 

ことりちゃんもやりたいって言ってくれてる。それなら…

 

「戻ろう!ライブの準備してるの!やろう!」

 

「うん!」

 

たっちゃんの言う通り止めることができた。

 

ライブをするためにことりちゃんと一緒に学校に戻り出した。

 

 

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ライブ開始数分前、俺たちは穂乃果とことり以外のメンバーが揃っている。

 

「本当に間に合うの?」

 

にこが心配そうな呟いた。まぁあと10分で開始だからな。でも…

 

「大丈夫です。絶対来ます」

 

「あぁ、あいつは絶対ことりを連れてくる!」

 

海未も俺も穂乃果は絶対ことりを連れてくるって信じている。

 

「2人とも本当に信頼しているのね」

 

「当然!」

 

「それより凛たち制服のままにゃ」

 

「スクールアイドルらしくていいんじゃない?」

 

凛が制服のままなことについて言うと真姫がスクールアイドルらしくと言った。たしかに…

 

「って言ってる間に時間や」

 

「お客さんを待たせるわけにいかないわ」

 

たしかにもう時間だ…でも絶対来る

 

すると…

 

「わあぁぁぁあ!」

 

勢いよくドアを開け入って来た穂乃果だが勢い余って転んでしまった。

 

「いった〜い」

 

………何してんだ?

 

でもちゃんと連れ帰ったみたいだな

 

「遅くなってごめんね〜」

 

ことりも入ってきて全員揃った。

 

「さて!もう時間よ!部長のにこから一言」

 

「またぁ!?」

 

これはまさかまた…

 

「なんてね、考えてあるわよ!」

 

ちゃんと考えてあるんだな。

 

「みんなを笑顔にするわよ!」

 

ほんとに一言、でもその一言で充分みたいだなみんなも

 

「1!」

 

「2!」

 

「3!」

 

「4!」

 

「5!」

 

「6!」

 

「7!」

 

「8!」

 

「9!」

 

「10!」

 

『μ’s!music start!』

 

俺も輪に入り10人でコールをして俺は急いで客席の方にカメラを代わりに行き…だが代わってくれなかった。

 

そして9人はステージに出て曲が流れ始める。

 

μ's:START:DASH

 

この曲は3人の時のファーストライブの曲。

 

今回は9人だが俺たちはまたここから走り始める。だからぴったりな曲だ。

 

満員の講堂で見に来ている人みんなが笑顔になっている。

にこが言ったことはできてるな。

 

「皆さん!今日はありがとうございました!」

 

曲が終わり穂乃果が喋り出す。

 

「私たちのファーストライブもこの講堂でした!その時は見に来てくれる人は全然いませんでした…でも!その時いつかここを満員にしようって思ったんです!そしてその夢が叶いました!」

 

ファーストライブは今のメンバーとヒデコ達しかいなかったもんな〜それが今じゃ満員の講堂だ。この短期間にすげぇ成長だな

 

「私たちはまた走り始めます!新たな夢に向かってこの9人と!そしていつも私たちを支えてくれている私たちの10人目の小野達也くんと一緒に!」

 

そう言うと少しの間カメラが俺の方に向いていた……って俺まで写す必要ねぇだろ!つーか代わってくれなかったのはこれが理由かよ!

 

「どうしてもみんなに知って欲しかったんです!私たちの活動をいつも支えてくれているたっちゃんのことを!あっ、1つ忘れてました!」

 

ったく、俺のことは言わなくてよかったのにさ。ん?忘れてること?9人で顔を見合わせて…あっ、そういうことな

 

「それじゃあ皆さんご一緒に!せーの!」

 

穂乃果の合図に合わせてみんなが一斉に声を出す

 

『μ’s!music start!』

 

 

新たに走り始めるためのμ’sのライブは大成功に終わった

 

 

 

 

 

・・・もう一度μ’sが集まることを全員が信じていたため、再び走り始めることができた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁもう一度出発だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新たな夢に向かって・・・

 




1期の分は終わりました。

UA10000越えは嬉しいです。

オリジナル回を少し書いた後2期の話に入ります。

そしてオリジナル回の最後は今の所バンドリの予定ですが他の作品とコラボします。
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