「おっきろー!」
ラブライブ本戦当日の朝、いきなり大声が聞こえみんなが起き始めた。どうやら大声の正体は穂乃果だったみたいだ。
「って穂乃果が1番早く起きた!?」
「たっちゃんそれ酷くない!?」
言ってることは酷いかもしれないが驚くだろ、海未とかことりも起きて「確かに」って言ってるぞ。
そして朝食を済ませ軽く体を動かした後に会場へと向かった。
「これが会場…」
「大きいね」
「さすが本戦はスケールが違うわね」
会場に着いた俺たちは、予選の時よりも大きいステージを見ている。
「こんなところで歌えるなんて…」
「トップアイドル並みに注目を浴びているのよ!ラブライブは!」
「注目されてるんだ、私たち」
「注目されてるから予選突破できたんだろ?」
「そうだね!」
あれ花陽は?って思ったら少し離れたところに見つけた。
「花陽〜こっちだ!」
無事に花陽も合流してみんなで話している。
みんなで話していると照明のテストが始まっていた。
「凄い照明ですね」
「眩しいくらいだね」
「ライブの時間は遅いし今よりも明るく感じるんじゃないか?」
「ここで歌うんだ!ここで歌えるんだね私たち!」
こんなところでみんな歌えるんだな。サポートのやりがいがあるな。
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「雪穂、美希、こっちこっち!」
「凄いこんな看板まで!」
「こんな所でできるんだね!」
会場に亜里沙、雪穂、美希の3人が着いた。そして看板と3人がカメラに入るように、目指す場所として写真を撮った。
「穂乃果たちこんなところでやるんだ〜」
達也以外では1番μ'sをサポートしているヒフミトリオが到着した。
「大丈夫かな〜」
「誰もいない講堂に比べたら平気だよ」
「それもそうだね」
「それより時間大丈夫?」
「やばっ!?急ごう!?」
時間までに指定された応援席にいないといけないため3人は走っていった。
香澄「たっくんたちのグループここで歌うんだね」
沙綾「こんな大きい場所で歌えるなんて凄いね」
りみ「羨ましいな〜」
たえ「緊張しちゃいそう」
有咲「私たちがやるんじゃないんだから」
ゆり「戸山さんの友達がいるグループは最後なんだよね?」
香澄「はい!楽しみです!」
ポピパの5人とポピパ所属の牛込りみの姉でグリグリのゆりが会場に来ていた。
そして本戦が始まり、μ'sの出番まであと少しというところまで来た
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「入って大丈夫か〜」
ドアをノックしながら聞いてみる。返事なかったら悲しいな
「いいよ〜」
返事来たから入ってみるとみんなが今までで1番の衣装姿になっていた。
「みんな似合ってるぞ!」
「さすがことりよね!」
「今までで1番良い衣装にしようって張り切ったんだ〜」
「素晴らしいと思います」
「いけそうやね」
「さぁみんな!準備はいい?」
『うん!』
みんなの準備は大丈夫みたいだから、ステージ袖に移動した。
「きっとすごいお客さんの数なんだろうな〜」
「楽しみですね」
「海未?」
「もうすっかり癖になりました。たくさんの人の前で歌う楽しさが」
へぇ〜最初はチラシ配りすら全然できてなかったのに成長したな〜
「大丈夫かな…可愛いかな…」
「大丈夫にゃ!凛はどう?」
「凛ちゃんも可愛いよ!」
花陽は自信なさげだけど凛の言う通り可愛いぞ。
それはここにいる全員だけどな
「今日のウチは遠慮しないで前に出るから覚悟しておいてね!」
「希ちゃんが?」
「なら私も!センターのつもりで目立ちまくるわよ!最後のステージなんだから!」
「面白いやん!」
おぉ〜凄いやる気だ
「凄いやる気にゃ!これは負けてられないね真姫ちゃん!」
「わかってるわよ、3年生だからってボヤボヤしてると置いてくわよ?宇宙ナンバーワンアイドルさん」
「面白いこと言ってくれるじゃない!私を本気にさせたらどうなるか、覚悟してなさい!」
真姫とにこも凄いやる気だ。
みんな大きな舞台でも大丈夫そうだな。
「さっ、そろそろ時間だ!」
「うん!みんな、全部ぶつけよ!今までの気持ちと、想いと、ありがとうを、全部のせて歌おう!」
穂乃果が言うと10人全員が円になる。そしていつも通り番号を…と思ったが穂乃果が黙ったままだ。
「穂乃果?」
「なんて言ったらいいかわからないんだ」
「何よそれ」
「だって本当なんだもん。もう全部伝わってる。もう気持ちは一つだよ!もうみんな感じることも考えることも同じ。そうでしょ?」
「そうやね!」
「μ'sラストライブ!全力で飛ばして行こう!
1!」
「2!」
「3!」
「4!」
「5!」
「6!」
「7!」
「8!」
「9!」
「10!」
『μ's!ミュージック スタート!!』
ステージ中央から登場し観客の歓声とともに照明もつき曲が始まる。
曲は【KiRa-KiRa Sensation!】
曲が流れ始め、証明によりμ'sの姿がはっきり見えるようになると、観客は大盛り上がりとなった。
その中でみんなは歌って踊っている。
そして曲が終わるとみんな1列に並び
「ありがとうございました!」
「東條希!」
「西木野真姫!」
「園田海未!」
「星空凛!」
「矢澤にこ!」
「小泉花陽!」
「綾瀬絵里!」
「南ことり!」
「高坂穂乃果!そしていつも私たちを側で支えてくれた小野達也!」
穂乃果が俺の名前を言ってくれた。
「音ノ木坂学院スクールアイドルμ's!」
『ありがとうございました!!』
ライブは大成功となった。
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ライブが終わるとμ'sのメンバーはステージから降り、舞台袖で手を取り合ったり抱きしめあったりしていた。
すると
アンコール!アンコール!アンコール!
観客の方からアンコールを求める声が聞こえてきた。
本来一曲のみ歌う場、それでもアンコールを求めてくれている。これに応えないわけにはいかないな。
すると達也の側で穂乃果が涙を流していた。
「穂乃果?」
「ちょっとね、ファーストライブの時に私が言ったことを思い出しちゃって」
ファーストライブで言ったこと、絵里に言ったあれか
【このまま誰も見向きもしてくれないかもしれない!
応援してくれないかもしれない!
でも!一生懸命頑張って、私たちがとにかく頑張って届けたい!
今私たちがいる、こと想いを!】
「ちゃんとみんなに届いてるぞ。みんなの想いはな!」
「うん!」
達也は泣いている穂乃果を優しく抱きしめた。
少しすると涙が止まったみたいだ。
「みんないけるよな?」
『もちろん!』
「よし!それじゃあ…」
「ちょっと待って!」
ん?あっ
「ヒフミ!?」
「「「略すな!!!」」」
「ぐはっ!?」
3人同時の腹パンは効いたぞ。
「アンコールに応える前にはいこれ!アンコール用の衣装持ってきておいたよ!」
「ほんとに!?ありがとう!」
「こんなこともあるかもって思ってね!」
「さっ、運営の人もいつまでも待ってくれないよ?」
「うん!それじゃあみんな!着替えていっくぞ〜!」
『うん!』
みんな控え室に入っていったか。
「本当にありがとな3人とも」
「「「えっ!?」」」
「急にどうしたの?」
「いきなりすぎて…」
「ちょっと……ね」
いやいや、いくらいきなりとは言えその反応は酷くないか?
「いやさ、3人にもファーストライブの時からずっと支えてもらってたなって思ってさ」
「穂乃果たちを支えたのは達也でしょ?」
「お前たちがいてくれたからだよ。
いてくれなかったら今こうやってラブライブに出場できなかったかもしれない。
ファーストライブの時から手伝ってもらって、
7人で撮ったPVの時も、
予備予選の時も、
それに夏休み前にμ'sが無くなってたかもしれない、最終予選も参加できなかったかもしれない」
本当に色々あった。俺1人じゃできないことがたくさん…
「もちろんお前たちだけじゃなくて他の音ノ木坂の生徒にも、今じゃあのA-RISEにも、それに俺たちが会ったこともないたくさんの人にも支えられてもらってる。
それでも1番は、
お前たちがいてくれて本当に助かってたんだよ。穂乃果たちも、俺もな。
だからありがとな!ヒデコ!フミコ!ミカ!」
昨日の穂乃果じゃないけどこんな機会だから言えたのかな。
「ちょっと照れちゃうね、こんなはっきり言われると」
「そ、そうだね。でも私たちは…違うね、私たちも好きでやってたんだよ!」
「そこは達也くんと一緒だよ!」
「みたいだな!」
「それじゃあ、μ'sのアンコールライブしっかりと見させてもらうからね!」
「おう!」
3人は客席の方に戻っていった。するとちょうどみんなが出てきた。
「おっ、みんな似合ってるじゃん!」
「えへへ、ありがとう!
それじゃあ行くよみんな!
「1!」
「2!」
「3!」
「4!」
「5!」
「6!」
「7!」
「8!」
「9!」
「10!」
『μ's!ミュージック スタート!』
みんなの気持ちも、声もしっかり揃っている。
「行ってこい!」
『うん!』
片手を上げ全員とタッチして、アンコールへと送り出した。
さぁ、これが本当にラストライブだみんな!
全員の準備が整い曲が流れ出した。するとアンコールから歓声へと変わった。
【僕らは今のなかで】
それがμ'sのアンコールの曲だ。
しっかりと歌いきり、アンコールのライブも大成功に終わらせたのだった。
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「さぁ投票の終結が終わりました!
第2回ラブライブ!優勝グループを発表します!
スクリーンに注目!第2回ラブライブ!勇者グループは!」
そこでドラムロールが入る。
「音ノ木坂学院スクールアイドルμ'sです!」
2回目のラブライブ!優勝グループはμ'sに決定した。
ついにラブライブ本戦まで終わりました。
次回!「帰ってきた幼馴染と女神たち」
2期編終了!その次の回から劇場版編突入!
達也「タイトル予告じゃないんかい!?」