そして、今回を入れラスト3話です
ホテル前にて
「くそっ、繋がらない!?」
穂乃果が違う方面の電車に乗ってしまったため逸れたメンバーたち、達也が電話をしても繋がらない。
「今は待つしかありません…」
「くそっ、無事に戻ってきてくれ穂乃果…」
探しに出て逸れるという事を防ぐため、みんなはホテルで待つことになった。
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穂乃果side
「ホテルの駅…こんな感じじゃなかったよね…」
みんなと逸れた穂乃果は1人駅を出ていた。その姿は心細そうにしている。
すると…
「この声なんだろ…」
どこからか歌声が聞こえてきた。穂乃果はその歌声が聞こえる方へと向かった。
すると1人の女性が歌っていて、それを歌い終わると拍手をしていた。
「ふ〜ん、まっ、たまにいるよ。あなたみたく迷子になる子。でもまさかホテルの名前まで忘れるとはね〜」
「うぅ…でもお姉さん凄いです!大きな駅ってだけでわかるなんて!」
それを言うと女性の人が笑い出した。動きがオーバーだかららしい。穂乃果は赤くなっているが…
「大丈夫、大きな駅で大きなロビーのホテルでしょ?」
「はい!」
「大きなシャンデリアもある」
「あります!」
「なら間違いないね、あっ!?マイク忘れた…」
「えぇー!?あれ?そこにあるのは…」
「あっ…」
「びっくりさせないでくださいよ〜」
「ごめんごめん、あったんだからいいじゃない」
似た者同士?
駅についてからホテルまでの道を2人で歩いていったのだった
穂乃果side out
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「やはり駅まででも行ってきます!」
「待った海未」
「何故です!?駅までなら!?」
「こんな時間に女子を行かせられるかって話だよ。俺が行くから海未はここで待ってろ」
さすがに海未に…というかみんなに行かせるわけにはいかないからな。
「止めても無駄そうね、達也も気を付けるのよ?」
「わかって……あれは」
外に出て駅まで行こうとしたその時、穂乃果が見えた。
「穂乃果!」
「みんな!?」
俺たちに気が付いたのか走ってきたけど何持ってるんだ?
まぁそれはあとにしよう…
「何やってたんだ!」
「っ!?た、たっちゃん…」
「無事だったからよかったけど、どれだけ心配したと思ってるんだよ!」
達也はいつもより勢いよく抱きついていた。無事でよかったと思いながら目からは涙が溢れている。
「ごめん……そうだ!ここまで送ってくれた人…が」
穂乃果が振り向くと送ってくれた人はいなくなっていた。
「穂乃果は1人だったぞ?」
「うそっ!?このマイクだって!?」
それマイクだったのか。
「今はその話は後にして今日は休むぞ」
「あっ、穂乃果ちゃん帰ってきた!」
「遅いわよ」
「よかった〜」
ロビーで待ってた希、にこ、花陽も穂乃果が来たことに気が付いたのか外に出て来た。
そしてみんな揃ったところで部屋に戻ろうとしたその時、
「ねぇみんな」
穂乃果が申し訳なさそうに声をかけてきた。
「ごめんなさい。私リーダーなのに、みんなに迷惑かけて」
「もういいわ、その代わり、明日はリーダーとして引っ張ってもらうわよ!」
もうみんな怒っていない。
「私たちの最後のライブなんだから!」
「ちょっとでも手抜いたらしょうちしないよ?」
「うん!」
部屋に戻り、明日に備えて寝ることにした。ただ…
「明日に向けて寝るにゃ〜」
1人寝るのに気合い入れようとした人がいた。
次の日
夜景を舞台としてμ'sのメンバーがライブ開始を待っている。
そしてついに始まり照明が当たり出し、みんなの姿が明らかになる。
μ's:Angelic Angel
ニューヨークの街でμ'sはライブを見事にやり遂げた
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飛行機内
日本に戻る飛行機の中ではみんな寝ていた。すると穂乃果が起き、ブラインドを上げ外を見れるようにした。
「わぁ〜」
「ん?」
なんか顔に柔らかい感触がするものが当たってる。それに右側が何か明るい……って当たってるの穂乃果の胸じゃん!?無意識か!?
「ごめん起こしちゃったかな?でも外見てみて!」
「その前に穂乃果、その……俺の顔に胸が//」
「えっ…あっ//」
穂乃果もやっと気が付いたみたいだ。やっぱり無意識だったみたいだな。
「(ほんとはわざとだけど、言われると恥ずかしいね//)」
実は穂乃果はわざとやっていたことに達也は気付いていない。
「へぇ〜こんな眺めなんだな」
「またみんなで行きたいね!」
「そうだな、でも俺は穂乃果と2人きりでも行きたいかな」
「じゃあ2回は行けるね!」
2人して他のみんなを起こさないようにクスクスと笑っていた。
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海外ライブを終了させ日本へ帰国したμ'sたち。
「ねぇねぇ、昨日の中継評判よかったみたいだよ!」
「よかったにゃ〜」
それはよかった。これは成功したのかな?
「ドーム大会もこの調子で成功してくれるといいんだけどね」
「少しは近づけたんじゃないか?」
「たっくん!」
話しながら歩いていると誰かに呼ばれたけど…ことりじゃないとなると…
声がした方を向いたら
「香澄!?」
まさかの香澄がいた。なんで?
「今日帰ってくるって聞いて待ってたの!μ'sの皆さんお帰りなさい!」
まさかここで帰るのを待ってくれてるとは思わなかったな。
「ありがとな」
「それと……μ'sの皆さん、サインください!今日は私しか来れてないんですけど、できたら私以外のポピパのメンバーとゆり先輩の分も…」
絶対それが本命だろ!?
「もちろんいいよ!みんなもいいよね?」
『もちろん!』
香澄が持って来た6枚の色紙にみんながサインをした。
そして最後に…
「たっくんのサインもお願いしてもいいかな?」
「俺のも!?」
まさか俺のも欲しいとは思わなかった。というかなんかみんな俺の書く場所空けてあるし!?
断る理由もないからサインしたが…
「ありがとうございます!みんなも喜んでくれるはずです!」
「それならよかった。香澄もバンド頑張れよ!」
「うん!」
練習があるからと香澄が走り去っていったと同時に
『お願いします!』
他の学生にもサインを求められ、あっという間に列ができていた。
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「無理です…」
人気のない場所で海未が膝を抱え込んでいる。
原因だが空港でサインをした後外に出たのだが、あちこちで応援ポスターが貼ってあるのを見たり、誰かに見つかるとすぐ騒ぎになったりしたからだ。
というか香澄以外に俺までサイン求める人がいるとはな。
「こうなるのも久しぶりだな」
「たっちゃん…そうだけど今そんなこと言ってる場合じゃ…」
穂乃果もちゃっかりそうだけどとか言ってるぞ?
「とりあえずここからどうにかして離れないとな」
「そうね」
にこに何か案があるのかと思ったら……
サングラス?変装のつもり?
「さっ、みんなもサングラスをして移動するわよ」
………それ変装してるって言ってるようなものだぞ?
「大人数だと目立つし学年毎に分かれて別々の道で行かない?お母さんに電話して事情は話せるし」
「それで行こう……あれ?3年もういないぞ?」
「「「「「早っ!?」」」」」
話してる間にいなくなってるって……つーか海未はいつまで……
穂乃果に電話で事情を話してもらって俺たちも行くことにした。
そして、なんとか無事に全員穂むらに到着することができたのだった。
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「そうなの!海外でのライブが凄くって、あちこちで取り上げられてるんだよ!ほら!」
穂乃果の家に到着し、雪穂にライブ後の日本の様子を説明してもらった。
「これは凄いな」
「大変だったんだよ?お姉ちゃんを訪ねに来る人が多くて、まぁお父さんもお母さんも売り上げ上がったって喜んでたけど」
「うそっ!?お小遣いの交渉してくる!」
まぁラブライブを優勝したスクールアイドルグループμ'sのリーダーが和菓子屋の娘だからな。来たついでに買っていってもらったんだろ。
というか今交渉してる場合か!?
「私たちμ'sのおかげで売り上げ上がったんでしょ!?
だったら少しくるいお小遣いアップしてもらってもいいと思わない!?」
「そうかもしれないけどそれは後な」
「そうよ!人気アイドルなんだから行動に注意しないと」
「そんな〜……」
「A-RISEを見ればわかるでしょ?人気アイドルは常にプライドを持ち、優雅に、慌てることなく……」
最もらしいことを言いつつ自分の世界に入ってないか?
いつも以上に気持ち悪い「にっこにっこぬぃ」になってるぞ。
「とにかく!どこに目があるかわからないんだなら格好も歩き方も注意すること!」
そこまでする!?
どこに目があるかわからない→分かる
格好→変な格好じゃなければ大丈夫だと思う
最初の2つはまだわかるけど歩き方まで気にするのはな…
「そこまで気を使うのは…」
「ちょっと…」
「めんどくさいよ〜…」
まぁこうなる。というか
「「それよりも前に」」
「「「考えないといけないことがあるでしょ(だろ)!?」」」
絵里と真姫と俺の3人が同時に言った。どうやら絵里や真姫はわかっているみたいだ。
「考えないといけないこと?」
「わからない?」
穂乃果はわかってないみたいだ。
「これだけ人気が出た。そしてμ's以外のメンバーは俺たちが大会までってことを知らない」
「も、もしかして…」
「次のライブを期待されてるってことだ」
穂乃果も気が付いたところで、次のライブを期待されていることを言った。
完結まであと2話!