帰ってきた幼馴染と女神たち【完結】   作:カット

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ついに「帰ってきた幼馴染と女神たち」は最終回を迎えました。

今まで読んでくださった方、お気に入りや評価をしてくれた方、感想を書いてくださった方、本当にありがとうございます。

それでは最終回をどうぞ


68、【最終回】スクールアイドルの素晴らしさ!繋がる想い!

「たっちゃん行くよ!」

「わかってるって!」

 

穂乃果と一緒にとあるところに来ている。

 

そう、UTXに来てツバサさんと話すためだ。

 

「ツバサさんいたぞ穂乃果」

 

「ほんとだ!」

 

「決めたみたいね」

 

「「はい!」」

 

もう迷いはない。そのことを話すため、それとお願いをしに…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

カフェスペースに連れてこられ話を始める。

 

「一緒にライブを?」

 

「A-RISEにも協力して欲しいんだ」

 

「私たちはやっぱり、ここでお終いにします。まだメンバー以外には言えてないのですが…」

 

「でも、最後にみんなで集まって最高のライブにしたい!そう思ってる」

 

「なるほどね、スクールアイドルみんなが素晴らしいと思うライブをすれば、たとえμ'sやA-RISEがいなくなってもドーム大会に繋がる。そういうことね」

 

さすがだ。言わなくてもわかってくれている。

 

「あなたたちらしいアイディアだわ。みんながハッピーになれるというのも悪くない」

 

「考えたのは穂乃果だけどな」

「たっちゃんだってできるって信じてくれたからここに来てるんでしょ?」

 

おっ、穂乃果に言ってないのによくわかったな。

 

「目の前で夫婦漫才になりそうなことは置いておいて」

「「まだ夫婦じゃない!!」」

 

「まだ…ね」

 

あはは、絶対遊ばれるなこれ

 

「私たちも今はまだスクールアイドル、協力させてもらうわ」

 

「ほんとか!?」

「ありがとうございます!」

 

「ただし条件があるわ」

 

条件?無理難題な条件じゃないよな?

 

「みんなで1つの曲を歌いたい」

 

「みんなで?」

 

「そう、せっかくみんなでやれるならそれに相応しい曲というのがある。

 

それを前回の優勝グループのμ'sに作ってもらいたい。それが条件」

 

「みんなで1つ、いいアイデアだな」

 

「私もそれいいと思います!是非やりたいです!………ごちそうさまでした!」

 

早っ!?俺も急いで……

 

「あっつ!?あいつこれ一気に飲んだのか!?」

 

「ん!?そうみたいね」

 

いやいや、なんでツバサさんまでそこで飲むんだよ!?

 

「たっちゃん早く早く!」

 

「そう言われてもまだ暑いし」

 

「私が飲んであげようか?」

 

「飲みたいだけじゃなくて?」

 

「バレた?」

 

いや冗談で言ったのに当たりかよ!?まぁとりあえず穂乃果にあげて俺も学校に戻ろうとした。

 

「2人とも結構平気なのね」

 

「何がですか?」

 

何かやったっけ?

 

「え、えっと…2人とも普通に関節キスになってたから」

 

なるほどな〜

 

「まぁ他の人に言われるとちょっと照れるけど、俺たち結構してますからね」

 

「普通のキスもね//」

「そこは言わなくていい‼︎//」

 

「やっぱり夫婦漫才…」

 

「「まだ違う!!」」

 

結局最後に揶揄われることになったが、学校に戻ってA-RISEも承諾してくれたことを伝えた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「また承認してくれました!」

 

部室でパソコンのメールを見ている花陽。今回の件を他の学校のスクールアイドルにも伝え、返事を待っているところだ。

 

「でも中には話を聞いてからというグループもいくつかあります」

 

「やはりメールより電話で話した方が良いかもしれませんね」

 

「時間もそんなに残されてないわよ?」

 

「だよな…どうするか」

 

こんな時穂乃果なら予想もしないことを言いそうだが…

 

「会いに行こうよ!」

 

「そう!会いに行くのが1番!……えっ」

 

『会いに!?』

 

ほんとに予想しなかったことを言った!?

 

「行ける範囲は限られるけど、それでも電話よりいいよ!直接会った方が気持ちも伝わると思うし!」

 

でも移動費がな…ってまさか!?

 

「なぁ穂乃果、もしかして交通費とかは…」

 

「さすがたっちゃん!」

 

「真姫…悪いがこうなったら俺には止められない」

 

「どういうこと?」

 

「真姫ちゃん!」

 

「ヴェェエ!?」

 

「電車賃貸して!」

 

『なるほど!』

 

いやなるほど!じゃねぇよ!?

 

「すまん真姫…」

 

「べ、別にいいわよ!電車賃くらい安いし」

 

や、安いって…色んなところに回るのにか?

 

「さぁ行こう!みんなが待ってる!」

 

今は真姫に電車賃出してもらうことになり

 

ことり、にこ、花陽組

 

海未、希、凛組

 

穂乃果、絵里、真姫、俺組

 

の3組に分かれて会いに行くことになった。

 

 

 

………ところで穂乃果、ちゃんと電車賃は返せるのか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ことり、にこ、花陽組side

 

「みんな〜こっちこっち〜!」

 

「待って〜」

 

「早いわよ!?」

 

 

1.2.3.4.5.6.7.8.1.2.3.4.5.6.7.8

 

 

近くのスクールアイドルに会いにきた3人。今は物陰から練習風景を見ている。

 

「あんた行きなさいよ!」

 

「私が!?」

 

「次の部長でしょ!」

 

どうやらにこは、今月まではスクールアイドルをやるとししても、部長の仕事は花陽にやらせようとしているみたいだ。

 

するとことりが出ていった。

 

「こんにちは、μ'sの南ことりって言います。ちょっといいですか?」

 

「可愛いー」

 

「な、なんでしょうか?」

 

ことりがμ'sで話した内容を話して、見事承諾してもらうことに成功した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

海未、希、凛組side

 

 

「お願いしまーす」

 

 

海未たちがやってきたところでは、スクールアイドルがライブのチラシを配っていた。

 

「みんな頑張ってるにゃ」

 

「どうしますか?いきなり声をかけるのも…」

 

「ここは凛ちゃんの出番やね」

 

 

ソフトクリーム…を上に上げスクールアイドルの前に立っている。

 

突然疑問に思われている。

 

 

「ワターシはスクールアイドルの使者。ソナタたちと共にライブがしたいのじゃ」

 

「「「…?」」」

 

 

突然何かよくわからないことをし始め、目の前にいるスクールアイドルと海未も疑問に思っている。

 

「アメリカで身につけた新技や!」

 

「馬鹿馬鹿しい。そんなので参加してくれるわけ……」

 

「参加してくれるみたいにゃ!」

 

「えぇー!?」

 

まともな海未が驚く謎の展開だった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

穂乃果、絵里、真姫、俺組

 

「ステージに出て欲しかったら勝負よ!」

「私たちに勝ったら出てあげるわ!」

 

俺たちが勧誘しにきたグループは勝負を仕掛けてきた。

 

ラブライブ優勝グループに勝負を仕掛ける度胸がある。これは間違いなく成長するな。

 

「いいわ!面白そうじゃない!」

 

「えぇっ!?」

 

絵里がまさか乗るとは…

 

「μ'sの本気見せてあげる!」

 

「えぇー!?」

 

真姫まで!?しかも今踊るのは3人だぞ?それがμ'sの本気って言えるのか?

 

というか絵里と真姫って今までこんなんだったか?

 

穂乃果が1番まともになってるぞ?

 

「穂乃果、いつも抜けてるとこある奴とツンデレだけど真面目なこと言う2人がおかしくなってる。

 

止めるのは難しいと思うぞ。穂乃果もやるしかないぞ」

 

「みたいだね、それじゃあやろうか!」

 

結局みんな乗って勝負が始まった。勝ったのはμ's側で、ライブに出てもらうことが決定した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「またメール来ました!東京だけじゃなく全国から!」

 

「これで20組目にゃ!」

 

20組目か、いい調子だな。

 

「ハロー」

 

突然部室のドアが開いてそっちを見てみると

 

「あんじゅさん!?」

 

「手伝いに来たわ」

 

「これ、差し入れだ」

 

A-RISEが手伝いに来てくれた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「わぁ〜可愛い」

 

「穂乃果ちゃんに言われて急いで作ったんだ〜たっくんも協力してくれたの」

 

「デザインは無理だけど衣装を作ることに関しては協力できるようになったからな!」

 

「お互い強引なリーダーを持つと大変ね」

 

まぁそういうところも含めて好きなんだけどな。

 

「じゃ〜ん!みてみてー、新しい衣装考えて見たよ!どう?」

 

「ほんと…大変ね」

「あはは…あれ?」

「あら?2人は?」

 

 

ライブの衣装とは言えない状態で出てきた穂乃果。その穂乃果と一緒に達也はカーテンの向こうに入っていった。

ことりとあんじゅが気が付かないうちに……

 

 

2人に気付かれないようにカーテンの中に入ることに成功した。

 

そして痛くしないように穂乃果を壁に押し付けている。

 

「穂乃果、それはライブの衣装とは言えないぞ」

 

「そんな!?」

 

「そんなじゃない!たしかに穂乃果がそういうのを着てくれるのは嬉しい。でもライブには合わない」

 

「そうだね、これだとふざけてるみたいだもんね。じゃあ着替えるの手伝って」

 

「えっ!?」

 

「って言うのは冗談だよ。もぅ〜赤くなっちゃって〜」

 

あれ?これ遊ばれてる?

 

「それに…たっちゃんがいるの知ってたから見て欲しかっただけだもん//衣装にするつもりないよ?」

 

「っ//穂乃果」

 

「たっちゃん//」

 

穂乃果を壁に押し付けたまま顔を近づけていく。するとカーテンが開けられことりが笑顔で入ってきた。

 

 

「2人とも?ふざけるのは終わりだよ?

 

「「はい!!」」

 

少し2人だけの世界に入ってたな。そしてことりの笑顔が怖い…

 

その後穂乃果には着替えてもらった。当然か。

 

とりあえず俺は〜海未の手伝いに行くか。作詞も大変だろうしな

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

音楽室にて

 

「いい曲ね」

 

音楽室では真姫がイベントでやる曲をツバサに聴いてもらっていた。

 

「何かアイディアあったら言って?取り入れてみるわ」

 

「そう、ならこういうのはどうかしら?」

 

耳に髪をかけながら真姫に顔を近づけている。それを見た真姫は顔を赤くし、にこはドアに顔を張り付けて見ている。

 

「何してるん?」

 

「ひぃぃぃ!?なんでもないわよ!?」

 

「真姫ちゃんか」

 

その後ろから希がやってきて、音楽室の様子を見ていた。

 

「なんでもないってば!ていうか、この前聴いた真姫の曲をやるんじゃないの?仲良さそうに新しい曲作ってるけど」

 

「ウチもそう言ったんやけど、あれはμ'sで歌いたいからって」

 

「何よそれ」

 

にこは少し赤くなっている。真姫がそんな風に言ってくれて、嬉しいと思ってるからだろう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

生徒会室にて

 

 

いつもは生徒会の作業をしている机にパソコンが置かれている。

 

そこには全国からたくさんの言葉が送られていた。

 

「全国から送られてきた言葉だ」

 

「こんなにあるんですか!?」

 

「それだけ想いとかこもってるんだろ」

 

「達也の言う通り。というか聞こえてたみたいだな。やるぞ!」

 

作詞の方も作業が始まった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

UTX前

 

「え〜みなさんこんにちは!」

 

UTX前にはたくさんのスクールアイドルが集まっている。

 

「今日は集まっていただき、ありがとうございます!今回のライブは大会とは違い、自分たちで作っていくライブです!

 

自分たちの手でステージを作り、自分たちの足でたくさんの人に呼びかけ、自分たちの力でライブを大成功させましょう!」

 

『はい!』

 

穂乃果の言葉に元気よく返事をする。

 

すると上の方から

 

「お姉ちゃ〜ん!」

 

と声が聞こえた。そこには雪穂、亜里沙、美希の3人がいた。音ノ木坂の制服を着て…

 

「手伝ってくれるの?」

 

「うん!」

「「もちろんです!!」」

 

「でも私たち!まだスクールアイドルじゃないけど参加しちゃっていいのー?」

 

『大丈夫!』

 

みんな優しいな。入学後スクールアイドルになる雪穂たちの参加も認めてくれた。

 

でも音ノ木坂の制服で参加する必要ある?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

スクールアイドルみんなでの準備が始まった。

 

チラシを配る人、風船を膨らませる人、スクールアイドルが考えたメニューを販売する人、

 

スクールアイドルみんなが協力して準備をしている。

 

「ヤッホー!はっちゃけてるか〜い?なんと明日!ここで全国のスクールアイドルがスペシャルライブをやっちゃうよー!楽しみだねー!」

 

ハロウィンイベントの時のテレビ局の人が来てるみたいだ。

 

「そこの君ー!一言くれるかなー?」

 

俺!?

 

「マジかよ!?」

 

「たっちゃんファイトだよ!」

 

応援したと思ったらすぐ離れただと!?

 

「では名前と一言テレビの人にお願いするよー!」

 

「急だな!?

 

え〜μ'sのマネージャーをやっている小野達也です。

 

今回のライブはスクールアイドルが自分たちでステージから曲まで作るライブとなっています!是非楽しんでください!」

 

「は〜いありがとう!」

 

いきなりテレビ局のカメラとか緊張するな。準備に戻っていると穂乃果が戻ってきて「お疲れ様」と言ってくれた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「できたな!」

 

完成したステージが夕陽に照らされている。

 

「所々曲がってるところもあるけど」

 

「それも味でしょ!」

 

「そうね!」

 

「自分たちで作ったステージでみんなでライブができる…」

 

「わくわくするにゃ〜!」

 

「なんか踊りたくなっちゃうね」

 

「何言ってるの?本番は明日よ?」

 

「でも練習しちゃおっか」

 

μ'sのメンバーはやる気満々な人が多いみたいだな。

 

「何いってるの、A-RISEだって急に…」

 

「別に構わないが…」

 

A-RISEもいいんだ。

 

「いいねー!じゃあみんなで最後に練習いっくよー!」

 

『おー!』

 

やる気満々なのはみんな一緒か。

 

「よーし、A-RISEとμ'sについていくぞ〜」

 

その言葉を聞いて穂乃果の表情が曇った。

 

「ねぇみんな…」

 

穂乃果、このタイミングで言うのか…

 

お前がそう決めたなら止めないよ。

 

「私たち、みんなに伝えないといけないことあるの…

 

私たちμ'sは……このライブをもって活動を終了することにしました」

 

集まっていたスクールアイドルたちはみんな驚いていた。

 

μ'sのメンバーと既に聞いていたA-RISE以外が……

 

「私たちはスクールアイドルが好き。学校のために歌い、みんなのために歌い、お互いが競いあい、手を取り合っていく。

 

そんな限られた時間の中で精一杯輝こうとするスクールアイドルが好き。

 

私たちμ'sは話し合って、その気持ち大切にしたいと決めました」

 

「お姉ちゃん…」

 

 

「でも!ラブライブは大きく広がっていきます!みんなのスクールアイドルの素晴らしさを、これからも続いていく輝きを!多くの人に届けたい!私たちの力を合わせれば、きっとこれからもラブライブは大きく広がっていく!」

 

穂乃果の言葉に涙を流す人が出てきた。雪穂たちも泣いている。

 

「だから!……」

 

「穂乃果」

 

言葉が詰まってしまったのか少し黙ってしまった。そこで俺と海未とことりが穂乃果の肩に手を置いた。

 

「だから明日は終わりの歌は歌いません!私たちと一緒にスクールアイドルと、スクールアイドルを応援してくれるみんなのために歌いましょう!想いをともにしたみんなと一緒に!」

 

前日にこんなこと言ったら戸惑うかもしれない。どれだけの人数が明日参加してくれるか……

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ライブ当日

 

「う、う〜ん!いい天気。たっちゃん起きて」

 

「ん、穂乃果?おはよう」

 

やっぱりこういう日は穂乃果の方が先に起きるんだな

 

「寝顔可愛かったよ!」

 

「ばっ!?男に可愛いなんて言うなよな、嬉しくないぞ」

 

「えへへ」

 

全く、それにしてもいい天気だな。まさにライブ日和だ。

 

 

穂乃果の家に泊まった達也。いつも通り泊まる時は同じベッドで寝ていた。

 

朝食も穂乃果の家で済ませ、ライブ会場に行く準備をした。

 

 

「さて、そろそろ行くか」

「うん!」

 

どのくらいのグループが来てくれるか。それは行ってみないとわからないな。

 

「おはようございます穂乃果、達也」

 

「泊まりだったんだね」

 

穂乃果の家を出ると海未とことりご待っていた。合流して一緒に会場まで歩き出した。

 

 

「あっ、みんなおはよー」

 

「みんな早いね」

 

「昨日はかよちんの家に泊まったにゃ」

 

次に合流したのは1年生3人。どうやら1年組で泊まったみたいだ。

 

「私も昨日たっちゃんに泊まってもらったんだ〜」

 

「相変わらずラブラブなのね」

 

「まぁな」

「えへへ」

 

言う必要あったか?

 

「でも真姫まで花陽の家に泊まるとはな〜」

 

「緊張して眠れそうもないからって言ってたにゃ〜」

 

「ち、違うわよ!?ママが行っていいって言うから」

 

なるほど、母親がいいって言ったからか〜言わなくても行きそうだけどな。真姫は素直じゃないし。

 

「真姫ちゃ〜ん!」

 

あれが真姫の母親か?というか若いな!?

 

「もう、来ないでって言ったのに!」

「嬉しいんだろ?」

「っ、うるさい!?」

 

ははっ、やっぱ嬉しいんだろうな

 

「みんなのお母さんたちと一緒に、参加するからね〜」

 

「お母さんたちも!?」

「それってママライブ!?」

 

まじかよ…

 

 

「あっ、絵里ちゃん、希ちゃんおっはよ〜」

 

「おはよう」

「誰も遅刻しなかったみたいやね」

 

絵里と希とも合流できた。

 

「まだ1人わからないわよ?」

 

「大丈夫だろ」

 

「そうね、きっと誰よりも早く待ってるはずよ?」

 

その1人とはにこ、でも絵里の言う通り1人で待ってそうだな。

 

 

「おっ、いたいた」

「にこちゃんおはよ!」

 

「遅い!!」

 

ほんとに1人で待ってたよ。

 

「はりきりすぎにゃ〜」

 

「いいでしょ!?」

 

「まっ、それだけ楽しみってことなんだろ?それに遅刻しなければ問題ないさ」

 

これでμ'sは全員揃った。あとはUTXに向かって行くだけだ。

 

「昨日…言えてよかったわね」

 

「もう、穂乃果ちゃんが突然言うから〜」

 

「ごめんごめん」

 

「でもこれでもうあとは精一杯やるだけだ!」

 

「そうね、私たちは最後までスクールアイドル!未来のラブライブのために全力を尽くしましょう!」

 

『うん!」

 

みんなやる気はばっちりみたいだな。

 

「よーし、UTXまで競争!負けた人ジュースおっごりー」

 

絵里よ、走りながら言うのはずるいと思うぞ?どこが賢いか教えてくれ。

 

みんな絵里を追いかけ出すが穂乃果だけまだ動いてない。

 

「穂乃果?」

 

「行こっか」

「おう!」

 

俺と穂乃果も一緒に走り出す。穂乃果はステップしたり、くるりと回ったりしながら走る。

 

まるで踊ってるみたいだ。

 

「穂乃果!達也!」

 

あとからUTXに到着した俺たちは驚いた。たくさんのスクールアイドルと美希たちが、衣装を着て待っていたのだ。

 

「す、すげぇ」

 

「これは…」

 

「見ての通りよ!」

 

「昨日のあなたの言葉を聞いて」

 

「これだけの人数が集まった」

 

こんなに…A-RISEだけじゃない、たくさんのスクールアイドルやまだスクールアイドルになっていない美希、雪穂、亜里沙、それにいつも手伝ってくれていたヒデコ、フミコ、ミカまで衣装を着てくれている。

 

スクールアイドルはこんなに広がってたのか。穂乃果の言う通り。凄いのはμ'sやA-RISEだけじゃないな。

 

「こんなに…」

「やっぱり凄いな、スクールアイドルは」

「うん!」

 

「達也くん!」

 

「ん?えっ」

 

ツバサさんに呼ばれ何かを投げられた。それは袋に入った衣装。というかいつの間に男用の作ったんだ!?

 

「マネージャーでもあなたはスクールアイドルの一員よ!一緒に楽しみましょう!」

 

「えぇぇっ!?」

 

ちょっ!?えぇっ!?俺も!?

 

「一緒にやろうたっちゃん!」

 

「穂乃果…ん?みんなも?」

 

穂乃果だけじゃなくその場に集まったスクールアイドル全員が、誰1人として嫌な顔してなかった。

 

「まさか一緒にやる時が来るとは思わなかったよ。それじゃあやらせてもらうよ」

 

待っていたスクールアイドルが真ん中に満ちを開けた。

 

「時は来たわ!」

 

「大会と違って今はライバル同士でもない!」

 

「我々はひとつ!」

 

『私たちは!スクールアイドル!』

 

みんなの気持ちがひとつになっている。これはいいライブができるな。

 

「穂乃果、始める前の最後の一言よろしく!」

 

「任せて!

 

みんな!今日は集まってくれて本当にありがとう!いよいよ本番です!

 

今の私たちなら、きっとどこまでだっていける!どんな夢も叶えられる!

 

伝えよう!スクールアイドルの素晴らしさを!」

 

穂乃果が一言を言った後、μ'sは準備を済ませライブが始まった。

 

 

スクールアイドル全員の想いが詰まった曲

 

【SUNNY DAY SONG】

 

この曲が流れライブが開始される。

 

μ'sも、A-RISEも、集まったスクールアイドル全員が楽しそうに踊っている。もちろん急遽やることになった達也も楽しんでいる。

 

 

「たっちゃん!たっちゃんもここに来て一緒にやろ!」

 

「おう!」

 

最後のサビに入る前に穂乃果に呼ばれた。

 

そのままハイタッチをしてメインのみんなと加わって踊り出した。

 

みんなと一緒にここで踊れるとは思わなかった。だからすっごく嬉しい!

 

 

参加しているスクールアイドル、今まで手伝うだけだった人、応援しているだけだった人、みんなの保護者、全員が一つになり楽しんでいるライブ。

 

そのライブは見事成功に終わった。

 

 

「それじゃあみんな集まれ〜写真撮るぞ!」

 

『は〜い!』

 

ライブが終了後スクールアイドルたちが写真を撮るために集まっている。

 

「達也くん、ウチがやるから先に並んでて」

 

「いやさすがに…」

 

「達也くんは穂乃果ちゃんとダブルセンターで写ってもらうんだから!」

 

「そうだよたっちゃん!早く早く〜!」

 

いつから俺が!?まぁでも悪い気はしないな。

 

「それじゃあ任せた」

「任された!」

 

希に頼んで穂乃果の隣へと移動した。

 

「ほな行くでー」

 

タイマーもセットでき希も列に加わる。そして両端にいた希とにこが軽く押して来ていた。

 

「それじゃあ練習したあれ、行くわよ!達也くんお願い!」

 

「俺か、オッケー!それじゃあ行くぞみんな!せーの!」

 

『ラブライブ!』

 

参加したスクールアイドル全員が写真に収まった。

 

今回のライブを開催することになったのはつい最近。にも関わらずたくさんのスクールアイドルが、未来のスクールアイドルが、手伝いだけでライブで歌ったことない人が、みんなが一つになって成功させられた。

 

スクールアイドルの素晴らしさは絶対伝えられただろう。

 

 

そして日が流れ

 

 

「いよいよだな」

 

「うん」

 

俺たちは今、μ'sのファイナルライブの会場のステージ袖にいる。

 

「ここまで色々あったよな」

 

「そうだね。最初は4人だけだったのが今じゃ10人に。それにスクールアイドルが一つになったライブもできた。スクールアイドルをやってよかったよ!それと…」

 

ん?どうしたんだ?

 

 

チュッ

 

 

「っ!?//」

 

「えへへ//今までμ'sを支えてくれてありがとね!」

 

び、びっくりした〜まさかいきなりキスしてくるとは思わなかった。

 

 

「俺だってやりたくてやってただけなんだよ!穂乃果、最後もしっかりな!」

 

「うん!」

 

「穂乃果!達也!」

 

みんなも準備できたみたいだな。

 

「たっちゃん、あれお願い」

 

「あれ?あぁ〜あれか」

 

何のことかわかり、みんなに向かって手を上に上げる。

 

1人ずつハイタッチをして円になるように並ぶ。最後に穂乃果がハイタッチをすると俺も円に加わった。

 

「よーし!私たちの最後のライブ!いっくよー!」

 

今、ファイナルライブが始まる。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

月日が流れ

 

 

「おはよう〜」

 

「「遅いよ」」

 

「ごめんごめん」

 

 

μ'sのファイナルライブから月日が流れ、美希、雪穂、亜里沙の3人は3年生になった。

 

部室での部活紹介。来てくれた1年生への説明が始まる。

 

 

「スクールアイドルμ's、それはこの音ノ木坂から生まれました」

 

「学校を廃校から救い、大会で優勝するまでに」

 

「私たちは、その想いを受け継いで今までやって来ました」

 

 

3年生になった美希、雪穂、亜里沙が順番に説明している。

 

そして声を揃えて

 

 

「「「そして、μ'sの最後のライブは」」」

 

 

μ'sのファイナルライブを流し出す。

 

 

 

「1!」

 

「2!」

 

「3!」

 

「4!」

 

「5!」

 

「6!」

 

「7!」

 

「8!」

 

「9!」

 

「10!」

 

みんなが番号を言うと肩を組む。

 

「μ's!」

 

『ミュージックスタート!』

 

 

μ'sのラストライブ!

 

【僕たちはひとつの光】

 

μ'sの終わりを告げるライブ映像が部室に流れ始めた。

 

 

μ'sの活動終了後美希と雪穂と亜里沙は、μ'sの想いを引き継いで活動していた。

 

きっとこれからもその想いは受け継いでいってくれるだろう。

 




無事最終回書き終わりました。

前書きにも書きました通り今まで読んでくださった方、お気に入りや評価をしてくれた方、感想を書いてくれた方、本当にありがとうございました。

今回の作品はハーメルンで書いた最初の作品となります。

次は日を空けてAqoursの話を書いていくつもりです。

Aqours編の話でまたお会いできたら嬉しいです。

それでは最後に、今まで本当にありがとうございました!
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