化物陰陽師の暗殺教室   作:乃上 新耶

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転級の時間

これは、人にもなれず、化物にもなれず、守ることも、望んだものさえ手に入れることができなかった少年の物語

 

そんな少年が地球を脅かす本物の化物と出会い、人とのふれあいを感じていく話_____

 

 

 

 

 

 

 

少年は何を見て、何を感じ、何を思うのか

物語の始まり始まり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、なんでこのような場所に呼ばれているかわかるかな?草凪(くさなぎ)シルヴィオ君」

 

「はてさて、心当たりがございませんね浅野學峯学園長?」

 

 

 

 

 

さて、僕こと主人公の草凪シルヴィオです。

只今学園長室に連れてこられております。

正直めっちゃ怖い、だって、学園長からただならぬオーラみたいなものが見えるから!

 

 

そのあたりはまぁおいておいても構わないんだけどね。

正直に言うと、この人は底が知れないという意味でかなり怖い。

顔には笑顔でもかなり乾いており、とても子供に向けるような笑顔ではない

 

僕の自己紹介はまた今度にして、今は学園長との話だ。

 

 

 

「君は肝心のテストの日に遅刻して、あまつさえすべて受けていないそうだね」

 

「確かにそうですね。あの日はちょうど学校自体を休もうかとも思っていましたよ」

 

「それは残念だ。せっかく見込み点が入っていたかもしれないのにそのチャンスを棒に振るなんて」

 

「回りくどいのはなしにしませんか?さっさと本代を言ってもらって帰りたいんですよ」

 

「おっと、それは失礼。では単刀直入に言おう

君はE組行きだ」

 

「そうですか。それでは失礼します」

 

 

 

 

勢いと流れを利用して、そのまま僕は立ち去る

ようやく抜け出せたことへの安堵感と緊張感がなくなってついついため息がこぼれてしまう。

 

 

 

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ところ変わって今はA組教室。

 

ただ単に荷物を取りに来ただけなのにもかかわらず、アホ共が群がってくる

 

 

「やぁ草凪君、君E組行きなんだってね〜」

「せいぜい頑張って戻ってきな」

 

蔑んだ目で僕の事を見てくる薄汚れた存在(バカ共)

僕はこいつらの事が嫌いだ

見てるだけで吐き気がする。

 

だからこんな所にいなくてせいせいする。

 

そう思って、荷物をまとめて教室を出て、家に帰る。

 

誰も帰らない時間帯のため、独りぼっちで歩いて近い家まで帰る。

 

 

 

 

とはいかず簡単に適当に買い物と朝一から呼び出されていたのでその分の買い食い、後はゲームセンターにでも寄って適当な機種をプレイして楽しんでいた。

 

 

 

 

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をんなこんなした後にようやく家に帰りついた僕はまずはじめに重たい鞄を下し、制服から動きやすい服装に変える。

 

簡単に行ってしまえばジャージを着ただけだ。

そして着替え終わった後にすることは決まっている。

 

僕は一人暮らしだ。

 

家は親の名義で買ったものだが、僕に親はいない。

何より、僕にとって家族というものが存在しない。

 

ここら辺は置いておこう。

また語る機会はあるだろう。

 

 

どうでもいい話にいきなり反れてしまったが今からやるのはトレーニングだ。

 

一般の人がやる筋トレもするが、僕がやるのはさらに多く、柔軟体操、筋トレ、フリーランニング、そのあとに人目に付かない場所で特別な特訓をするのが僕の日課でもある。

 

まずは家の中でざっと柔軟体操をした後に筋トレを済ませる。

そのあとは家を出て近くにある山を目指す。

一応は私有地であるが、僕のものだから気にする必要もない。

 

 

山の中に入った後は決まっている。

息が上がって体がいうことをきかなくなるまでひたすら走る、跳ぶの繰り返しだ。

 

 

木を伝い、岩を飛び越え、枯れ葉だらけの地面をひた走る、走る、走る。

 

そうしてぶっ倒れるまで走り続けた後はゆっくり息を整えながら体の中に意識を集中する。

 

そこからは特別な特訓を日が暮れるまで続けた。

 

 

 

 

ゆっくり走りながら家に帰りつけば、家の前に見知らぬ車が止まっている。

 

そして玄関前にも見知らぬスーツ姿の男女の二人組。

流石にこんな時間に訪問とは珍しいので裏口から入るわけでもなく二人に話しかける。

 

「あの、家に何か用でしょうか?」

 

すると、髪を逆立てた男が口を開く。

 

「あぁ、君が明日からE組に入ることになった草凪シルヴィオ君か?」

 

「はい、そうですが、あなたがたは?」

 

「俺は防衛省の烏間という」

 

「同じく防衛省の園川です」

 

 

烏間さんの後ろの園川さんは丁寧なお辞儀をしてくるが、そんな堅苦しいことされても僕はかなりテンパるだけなのでやめろください!

 

まぁ、そいったどうでもいいことは置いておくとして、この二人が来たのは要約すると「月を爆破した超生物がいてそいつが担任してるし、お前たちいちばん近くだから殺してくんない?」といったものだった。

 

何それ面白そうだと思ったのはここだけの話だ。

 

その案件を僕は二つ返事で了承したのだった。

 

「最後に質問や注文については受け付けるが?」

 

「質問のほうは自分の目で見て確認することにしますから大丈夫です

ですが、そうですね。

注文については一つ作ってほしい武器があります」

 

そういって、僕は少しだけ席をはずす。

 

2分ほどして戻った時には僕の手には三振りの刀が。

 

「この三本と同じ重さで同じ形の刀を作ってください」

 

なんでもその超生物とやらは普通の鉛や鉄製の武器では傷つかず、特殊な武器でないと傷つけることができないそうだ。

 

 

「わかった、少しあずからせてもらうぞ」

 

「どうぞどうぞ。ただし、持って行くからには重心も全く同じでないと納得しませんよ?」

 

「分かった、開発部にはそう言っておこう」

 

 

ちょっとだけプレッシャーをかけてその日は終わった。

 

そのまま飯を食って、風呂に入り、眠りに就こうというところで明日から会う超生物にとてつもなく興味をひかれている自分に気がついた。

 

(やっぱり、自分より強いかもしれない(・・・・・・・・・・・・)相手に興奮してしまうのは仕方がないよな)

 

そんなことを思いながら、期待に胸を膨らませながら眠りに就いたのだった。

 

 

それが僕の人生とこれから起こる試練(僕が化物になる)の分岐点だとは知らずに。

 

 

 

 




どうもはじめまして!

乃上新耶です!

処女作ですが見切り発車ではありません!
不定期でも一応はちゃんと完結させるつもりです。

よかったら温かい目で見守ってくださると嬉しいです。






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