前のように仕事しながら書くだなんてことは一切してませんからね!!
全然ホワイトなゾーンですよね!?
とかどうでもいい茶番とリアルの話は置いておいて、今回はシルヴィオの過去の話を三部構成で書いていこうと思います。
それでは、第一部、化物陰陽師の暗殺教室、第6話
襲名編の始まりじゃああああああああ!!
これはまだ、幼き日の少年の物語。
少年の罪。
少年の苦難。
少年の忘れされない過去である。
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「ね〜ね〜、お母さん。
神様っているの?」
「もちろんいるよ〜」
「なら、なんで神様は皆に優しくないの?」
「それはね、皆に優しくしてたら神様も疲れちゃうの。
だから神様は見守ってくれるのよ」
「そっか〜、疲れちゃうなら仕方ないね!
なら、僕は一つだけのお願い以外しない!!」
「あら、どんなお願いするの?」
「僕が皆を守るの!
この前隕石が落ちてきてみんな困ったでしょ?」
「そうね」
「だから、そういう人たちを僕が守れる力を貰えるようにお願いするの!」
この親子の会話。
何気ない会話が少年の運命を狂わせた。
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僕が小学校の六年生に上がった時だった。
その時から予兆はあった。
人がいないにもかかわらず、どこからか視線を感じるようになり、今までわからなかったところでさえ、まるでふと思い出したかのように頭に浮かぶ。
そんな今まで起きなかったことがいきなり始まった。
それらに慣れると、今度は視界の端に影が見えたりしていた。
中学に上がった頃には、普通の人と幽霊との見分けがつかないくらいにはっきりとしたものになってきていた。
夏になると、突然母親からどこかへと誘われた。
行き先も告げられず、車に乗り、1時間かからないくらいでようやく降ろされた。
「ここに連れてきたかったのよ。
どう? 綺麗でしょ」
周りの景色は木ばかり、遠くを見ると海が見えた。
僕はとある神社に来ていたらしい。
そして、母親は語り出した。
自分の事と、僕に冠することを。
「まずシルヴィオ、貴方最近なにかに怖がってない?」
「怖がってはないよ、ただ最近よく分からないものを見たりするくらいかな。
多分疲れてるんだと思う。」
「疲れてるのは間違ってないけど、貴方の見えているものは全部現実よ」
「え?どういうこと?」
「私にも見えるの。
それ、幽霊とか、妖怪とかそういったのもだから」
それを聞いた瞬間、背中にぞわぞわと悪寒が走った。
今まで見ていたものは非科学的なもので、僕が苦手としていたものだから。
「それに、今のシルヴィオなら神様と話すこともできるかもしれない。
だから、私はここに連れてきたのよ」
「何のために?」
そう言っていると、いつの間にか社に着いてしまっていたらしい。
母親は社に手を出し、半身になり、僕に見るように促す。
そちらを見ながら、僕に伝える。
「あの方からお話があるそうよ」
と、そう告げて、すぐに姿勢を正し、母親は一礼した。
僕は目を疑った。
目の前にいたのは絶世の美女、しかし、その身体は光を放ち、僕を見て微笑んでいた。
「シルヴィオ、挨拶なさい」
僕は慌てて腰を折って挨拶する。
「く、草凪シルヴィオと申します!!」
その瞬間、突然体が重たくなった。
思わず片膝をつき、両手をついて、目の前の神々しいまでの女性に目を向ける。
『コレを片膝で済ませますか』
透き通った声が僕の頭に響いた。
てか、両手ついてる時点で片膝ではない。
横を見ると、母親は今にも身体をはいつくばらせんとする勢いで、まるで土下座の形になっている。
『貴方と同じ重さを彼女は受けているのですよ』
再び頭に響いた声に軽い怒りを感じた。
「なら、母にかけている分も僕が受けます。
僕はまだ立っていられる重さですから」
そう言って、ゆっくりとだが僕は立ち上がった。
目の前の女性は微笑を浮かべていた顔を驚きに変え、少し狼狽えていた。
何故だか分からないが、僕にかかっていた重さがその瞬間に嘘のように消え失せた。
『貴方は聞いていた以上に馬鹿なのですね』
「いきなり失礼だな!?」
当然のように馬鹿にされて驚くよね普通。
そして、そのまま女性の話は続く。
『ここに呼んだのは他でもありません、貴方に事実を伝えるためです。
貴方は
それも、あまりにも大きすぎる力を持って』
「まさか、この子に既に
『そのまさかです。
貴方の素質を十二分に受け継いでなおあまりある力の持ち主になるでしょう』
「そんな⋯。
まだ名を与えるには早すぎます!!
どうかお考え直し下さい!!
その名は聞いたことがあった。
昔から神話、伝記、伝承など、古い文献には興味があり、その中の日本の神話に出てくる
そして、なおも講義する母親をかるく受け流し、再び僕を見据えて問いかけてくる月読命。
『貴方に問います。
貴方は力を欲しますか?』
「皆を守れる力なら」
『宜しい。
ならば受け取りなさい。
貴方の名を、新たなる道を。
常夜ではつねに今与えた名を名乗りなさい』
僕の目の前に差し出された光の玉。
僕の中に入るなり、僕の頭には数多の術の使い方。そして、常夜で過ごす上での僕の名前が浮かび上がっては頭の片隅に追いやられる。
正直、頭が一気に情報を得すぎて中学1年生のキャパシティはオーバー寸前だった。
母親は何やら悲しそうに、憂うように、その瞳に涙を溜めながら、僕を見ていた。
『今日はこのあたりにしておきましょうか。
流石にシルヴィオも疲れたでしょうし、整理が着くまでは療養することを勧めますよ』
そう言って、月読命はどこかへと消えてしまった。
母親は泣き崩れてしまい、僕にはどうすることも出来ず、ただただ親を慰めることしか出来なかった。
それから一月経った時、両親は、僕の目の前で僕の手の中で冷たい肉塊と成り果てていた。
というわけで、どうでしたか?
かなりブルーな話のままで終わってしまいました。
ちなみに、襲名編と言っても、独自設定が多数出てきただけで読者の方もさぞ分かりづらいであろうことは充分承知しております。
ですが!!
この話はあくまでも第2部、第3部につなげるための伏線の意味も込めて書いてとります。
襲名編にはじまり、成長編、昇格編と三つ用意しておりますが、何せ私はプロットを作らず、そのまましてきているので、なかなか筆が進みません。
なので、また長く間を開けることになりますが、どうか見捨てないでね!!
というわけで、皆様ここ待て読んでくださりありがとうございますm(_ _)m
また次回お会いいたしましょう!!