放課後
ツナは仕事を終わらせお店に帰る。「お帰りなさい。」とツナに抱きつくユニ。
「待っていたぞ!」とエヴァとさよが奥から出てくる。エヴァは人形を抱えていた。「こいつはチャチャゼロだ。私の呪いが解けたら自由に動けるようになるから連れてきた。」
「じゃあ地下に行こうか。」と白蘭が地下への隠し階段を見せる。「地下には結界がはってありますので呪いを解いた後の魔力の暴発を探知されませんよ。」とユニも降りていく。エヴァとさよも続きツナが最後に降りて行った。
「ツナヨシくん。エヴァちゃんに調和の炎を流し込んで、ツナヨシくんなら異質な存在に気づけるから、その場所だけに調和の炎を流しつづけてほしいんだ。ツナヨシくんの炎圧なら5分くらいで呪いが調和されるはずだよ。」と白蘭がいい。ユニが「エヴァさん。ツナが燈す炎は危険なものではないので受け入れてください。」と伝える。「お前達を信用すると決めたのだ。その言葉は曲げんよ。」と構えるエヴァ。
「じゃあ始めるよ。」ボッと額と拳に炎を燈すとエヴァを抱き寄せる。徐々に炎を流し込んで行くツナ。
エヴァは暖かいなとツナから温もりを感じていた。
「見つけた!」と炎をコントロールし、呪いの核に炎を流し込む。
五分たったとき、パリンという音がなりエヴァが輝く。「ハハハ!解けた!魔力が溢れる!」と高笑いするエヴァ。「ツナヨシ!よくやった!特別に子分にしてやってもいいぞ。」と上機嫌なエヴァ。「おー!オレも自由に動けるぜー」とエヴァとはしゃぐチャチャゼロ。
そんな二人を満足気に見守る三人。
「次はさよちゃんだね。」とツナ。白蘭が箱から人形を取り出した。マネキンにも見えるが、人肌と似たような柔らかさがある人形だ。
白蘭が並行世界からさよの細胞を持ち帰り、ツナがヴェルデに頼み作ってもらったものだ。この人形の中にさよちゃんが入り、調和の炎で肉体と魂の波長を合わせる作業をするとのことだ。「いくよ!」と炎を流し波長を合わせる。すると人形が動き出し、「これが私の体ですか?すごい!動きます!」とエヴァに抱きつきはしゃぐさよ。
落ち着いた三人は、ツナ達にお礼を言う。ギブアンドテイクだから気にしないでと言い笑みを浮かべる。エヴァもニヤリと笑い握手をする。
六人はそのままお店でご飯を食べているが、エヴァは学園長と話したことを伝え。さよの面倒も見ると発言。さよは喜び、ツナ達も了承する。助け合うことを約束しエヴァ、チャチャゼロ、さよは家に戻って行った。