次の日
エヴァは朝から学園長室にさよと一緒にいた。
エヴァは悪い笑み、さよちゃんは無邪気な笑みを浮かべ、学園長は苦笑いだ。
「まさか昨日の今日で相坂さんの体まで用意すろとはのう。」と額に汗をかく学園長。「当たり前だ。私は人形使いでもあるんだぞ!さよには2-Aに登校してもらうからね。」とドヤ顔のエヴァ。「わかっとるわい。」と学園長が言うと誰かぎドアをノックしツナが入ってくる。
「沢田先生。急で悪いんじゃが、今日から2-Aに入る相坂さよちゃんじゃ。」「沢田綱吉です。2-Aの担任をしています。よろしくね。」と初対面を装い教室に向かう。
さよちゃんをクラスに迎え質問やら色々とあったが、無事に1日をやり過ごす。
金曜日の放課後
ツナは飲みに来ていた。
刀子と約束をしていたからである。「イタリアでは飲酒可能なんですね。」とツナがお酒を飲めないのを残念にしている刀子。刀子の誤算はそれだけではなく、沢田先生の歓迎会という形で話が進んでしまい二人っきりではなくなってしまったことだろう。ツナと刀子の会話にあった「歓迎会」「金曜日飲みに」という断面をきいた誰かが勘違いしてしまったのである。
ツナの隣には新田先生と刀子が。新田先生はツナのことを誠意ある若者と気に入っており、良く気にかけていた。
飲み会が終盤に差し掛かると酔っている人もちらほらと見ることができ、ツナに寄りかかる刀子の姿もあった。
ツナは刀子を送ると先に店を出てお姫様抱っこで運ぶ。
家がわからないため、そのままお店に帰宅し、客室にて寝かせることにした。
ユニが「お持ち帰りをしたんですか?マフィアですから愛人は許しますけど、一番は私にしてくださいね?」と黒い笑みを浮かべる。ツナは苦笑いをしながらユニの頭を撫でる。
翌日刀子が目覚めると見知らぬ部屋にいることに気づく、部屋を出るといい匂いがする方向に足を進める。そこにはツナがエプロンをし料理をしていた。「刀子さんおはようございます!大丈夫ですか?」ツナはコテンと首を傾げる。
刀子は状況を理解し、「ごめんなさいね。酔いつぶれるなんて恥ずかしいところを見せてしまったわね。」と冷静に返すが、内心はツナを後ろから抱きしめたいとドキドキしていた。
「ツナさん、刀子先生おはようございます!」とユニが現れたことで、刀子は行動に移さないで済む。ユニは未来予知で刀子がツナに抱きついている光景をみて急いで降りてきたのだ。
「ユニさんおはよう。迷惑をかけてごめんなさいね。」とちょっと残念に思う刀子。
「刀子さん。俺の前ではいいですけど、他の男性の前で潰れたらダメですからね。」と勘違いされそうな注意をするツナ。刀子は「ええ」と返したが、つまり他の男にはみせたくないとかの独占力とか、期待していいのかしら。
と内面では色々と考えて言葉に出来ずにいた。